2025/05/09 - 2025/05/09
14位(同エリア42件中)
kojikojiさん
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この旅行記のスケジュール
2025/05/09
この旅行記スケジュールを元に
サウザンプトンに着いてから3日目の朝になりました。1階のダイニングルームに降りると昨日の朝と同じように2人の女性がてきぱきと店内を仕切っています。挨拶をしてからコーヒーとトーストの種類を継げて席に座ります。きっと同じような毎日が延々とエンドレスで続いているのだろうなと思いました。2週間後に戻ってきてもう1泊したのですが、その思いは確信に変わりました。今回のクルーズは下船後に1週間ほど英国南部を旅する都合もあり、荷物は極力抑えてきていました。いつもであれば1人トランク2個の所を1個に抑えていました。サウザンプトンについてから、思ったよりも涼しいと感じたこともあり、城壁の表にある「WESTQUAY」という巨大なショッピングセンターに行ってみました。横には巨大なシネマコンプレックスもあり、住みやすい町だなと感じさせます。午前9時から営業しているのでチェックアウト前に買い物が出来ます。「ZARA」でシャツジャケットを買おうと思っていたくらいなのですが、横にあったセレクトショップで「バブアー(BouBour)」のダイヤモンドキルトのジャンパーを見つけてしまいました。2点買って満足と思っていたら妻が「ラルフローレン」のロングのコートを持って立っています。今回のクルーズには必要ないでしょうと断ったのですが、前から欲しかったからと言われて、建て替えたつもりで渋々支払いをしましたが…。ホテルに戻って荷物のパッキングをやり直してチェックアウトします。荷物は隣のバーに置かせてもらってグーグルマップを頼りに「ソレント・スカイ航空博物館/The Solent Aviation Musuem」に向かいます。このグーグルマップの道案内が最短距離かもしれませんが、坂を上って橋を渡るという結果的には遠回りの道でした。巨大な倉庫のような博物館に入るとマニアっぽい男性の係員のお兄さんがにっこり微笑んでくれます。入り口の周りにはプラモデルや模型がたくさん展示してあり、子供の頃の文房具屋を思い出しました。中に入るとよくここまで詰め込んだと思うほどの航空機の実機が並んでいます。かなりマニアックなので訪れる人の数も少なく、ほぼ貸し切り状態で見学できました。「ホーカーシドレー・ハリアー」など子供の頃に名前を覚えた飛行機が目の前に並んでいます。そして一番奥には「スーパーマリン・スピットファイヤー」がありました。今回のクルーズは昨年秋のニュージーランドクルーズの船内で予約したものでしたが、オークランドの博物館でもこの「スーパーマリン・スピットファイヤー」を見ていたので何か奇遇のようなものを感じました。この感じは旅の最後まで続き、「セブンシスターズ」の海岸では実機が空を飛ぶ機体まで見ることが出来ました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス 船 タクシー ヒッチハイク 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
サウザンプトンでの2泊も終わりました。この日の予定は午後に「メイフェア―・クルーズターミナルMayflower Cruise Terminal」に向かい、リーガル・プリンセスに乗船するだけです。ゆっくり目に起きて身支度をして1階のレストランへ向かいます。
The Star Hotel ホテル
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昨日と同じおばさん2人が仕切っているので部屋番号とコーヒーとトーストのパンの種類を伝えます。フルイングリッシュブレックファストのおいしさをかみしめます。2週間後に戻ってきて、このホテルにもう1泊しましたが、全く同じ流れがそこにあり、タイムリープを感じました。タイムリープという言葉は筒井康隆が「時をかける少女」で使った和製英語なのでイギリスでは通じないでしょうね。
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イギリスに来て3日目ですが、朝夕が思ったよりも涼しいのとクルーズ船内で着るものが少なかったので、近くのショッピングセンターに行ってみることにします。ノルマン朝時代の城壁の北側には巨大なシネマコンプレックスまであります。
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「WESTQUAY」という巨大なショッピングセンターは午前9時から開いていました。まずは「ZARA」に入ってシャツジャケットを買い、隣にあるセレクトショップも覗いてみます。すると前から欲しかったダイヤモンドキルトのジャンパーを見つけてしまいました。ブランドは「バブアー(BouBour)」というイギリスのブランドです。それがセールのプライスなので迷わず購入します。
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ここで妻の欲しい欲しいモードが全開になり、振り向くと「ラルフローレン」のロングのダウンを持って立っています。前から欲しかったというので建て替えておくよと言いましたが、いつまでの建て替えなのか…。「M&S」などの百貨店からはいえんどのブランドまで買い物が楽しめます。2週間後には「ROLEX」でデイトナを本気で買ってしまおうかと思いました。
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「Waterstones」という本屋の店先で日本語が目に留まりました。「バター」について検索してみると柚木麻子という作家の「BUTTER」という本でした。買ってみようかと思いましたが、ストーリーを検索してやめました。その後ミステリー文学賞の翻訳部門に王谷晶の小説「ババヤガの夜」が選ばれたのでここに並んでいるのだろうなと思いました。
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一度ホテルに戻ってトランクのパッキンをやり直してチェックアウトします。荷物は午後までフロント横のバーに置かせてもらい、「ソレント・スカイ航空博物館/The Solent Aviation Musuem」に行くことにしました。本当は2週間後に行く予定でしたが、午後までやることもありませんので前倒ししておくことにします。
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サウザンプトンの古いホテルは馬車が通れるようなゲートになっていますが、グーグルマップで検索すると裏通りに出るルートが表示されたのでそれに倣います。
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1912年4月3日にタイタニック号がサウサンプトンに到着してから、港湾労働者はタイタニック号にニューヨーク行きの貨物と、4月10日からの航海に必要な乗客と乗組員に必要なすべての食料を積み込んでいました。これは2009年に設置された彫刻家ピーチとビル・ショーによって制作され、街の歴史における重要な役割や登場人物を描いています。タイタニック号の港湾労働者、アジャンクール射手、船乗りの天使、商船の船員、商人のデイム・クララムンダの5体が設置されていて、その中の港湾労働者の像のようです。
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グーグルマップのルートを歩いていると坂道に差し掛かり、港への引き込み線路の上を通過しました。この先には踏切があるので、こんな坂を登らなくて済んだと気が付きます。
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「セントラル橋」はロンドン&サウス・ウエスタン鉄道会社によって1882年に架けられたと分かりました。
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橋を渡ってゆるらかにカーブした坂を下ると「ソレント・スカイ航空博物館/The Solent Aviation Musuem」の倉庫のような建物が見えてきました。
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この博物館は過去100年間のソレント地域の航空および航空機製造会社の歴史を製造された実機で表しているようです。スーパーマリン・エイヴィエーション・ワークス(Supermarine Aviation Works)はかつて存在したイギリスの航空機メーカーですが、1914年に工場がウールストンとスウェイスリングに建設されました。
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サウザンプトンは近代に入ってからは重要な軍港にもなりクリミア戦争や第1次世界大戦、第2次世界大戦では多くの兵士がサウサンプトン港から世界各地の戦地に向かって軍艦が出港しています。 ここでは航空機とハンプシャー警察と消防の遺産もコレクションされています。
ソレント スカイ航空博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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入り口を入ると「レン軍需品ストア」と書かれたコーナーがあります。
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第2次世界大戦以降の時代に使われた軍関係の装備品やパーツが並べられています。チケット売り場で1人12ポンド支払って、簡単なブックレットも2ポンドで購入します。マニアっぽいお兄さんがよく来てくれましたと歓待してくれます。どうも我々以外に観覧者はいなさそうです。
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その横にはソリッドモデルを持ったマネキン人形が展示してあります。木製の模型は古くから作られており、プラモデルが一般化する前にはスケールモデルはソリッドモデルが主流でした。子供の頃の1970年代までは設計図などの資料が納められた本などが売っていてました。
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その後はプラモデル全盛の時代になりますが、1930年代から1940年代にかけてイギリスやアメリカで作られていた航空機のソリッドモデルは、1/72スケールや1/48スケールのものが多く、これらの縮尺は後にプラモデルの標準スケールとして受け継がれています。
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手前に並んでいるのはエンジン付き飛行機でグローエンジンなども並べられています。家の近所にもラジコン飛行機の専門店があり、小学生には買えるわけも無いのに日曜日になると通ったことを思い出します。
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こういった木製の組み立てキットも良くいられていました。最後に紙を張って塗装を施すのですが、「P-51 マスタング」を作ったことを思い出しました。入り口から引っかかってしまいましたが、いよいよ実機の見学に移ります。
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「サンダース・ロー・シニアA/1-TG263(SAUNDERS-ROE SR.A/1-TG263)」
世界で唯一のジェット戦闘飛行艇であり、これまでに製造された中で最も珍しい実験機の1つです。実際は第2次世界大戦の終結によって開発は中止されてしまいます。 -
サンダース・ロー社が設計・製作した試作水上戦闘機は、大日本帝国海軍の「二式水上戦闘機」や「強風」といった水上戦闘機の成功に着想を得て開発されました。水上機の大きな欠点は、浮子式の降着装置によって飛行性能が陸上戦闘機に比べ劣化することですが、ターボジェットエンジンがこの欠点を克服する手段になりうると考えました。プロペラがなければ水面までのクリアランスが不要なので胴体をより水面に接近させることができます。
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「ワイト四葉機レプリカ 「N546(WIGHT QUADRUPLANE REPLICA - ‘N546’)」
ワイト四葉管は第1次世界大戦中にワイト島でJサミュエル・ホワイト・アンド・カンパニー・リミテッド(ワイト・エアクラフト)によって製造された英国の単座四葉戦闘機です。 -
石川県の「コスモアイル羽咋」で見たのと同じような宇宙飛行士の宇宙服も展示してありました。ノーマークで行った施設でしたが、アポロ宇宙船を見たら小学生のころの気持ちに戻れました。
コスモアイル羽咋:https://4travel.jp/travelogue/11745538 -
月面の気温は日なたが150℃で日陰がマイナス100℃になる凄まじい環境です。この極端な温度変化に耐えるために宇宙服の内側には細かいパイプが張り巡らされており、そこに温水を流すことで宇宙服内の温度を一定に保っています。宇宙空間では太陽の紫外線を直接目に浴びてしまうと、わずか10分程度で失明してしまうためにヘルメットのシールドも24金が使われていたそうです。
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「ショート サンドリンガム S.25/V - VH-BRC、ビーチコマー(SHORT SANDRINGHAM S.25/V - VH-BRC, BEACHCOMBER)」第二次世界大戦においてイギリス空軍で使用されたショート社製の飛行艇です。
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イギリス空軍(RAF)のために建造された多くのサンダーランドは、追加の長距離旅客機に対する英国海外航空公社(BOAC)の要件を満たすために、早くも1942年に民間機に改造されていました。
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「デ・ハビランド・ヴァンパイア T.11 「U-1215」(XE998)(DE HAVILLAND VAMPIRE T.11 - 'U-1215' (XE998))」
デ・ハビランド・ヴァンパイアはイギリス空軍が運用した2番目のジェット戦闘機で、このT.11は2人乗りの訓練用バージョンです。 -
低価格で構造も単純であったバンパイアはジェット黎明期の機体としてはかなりの成功作であり、各形式合わせて約3,500機以上が生産され各国の空軍に導入されました。
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オーストラリア、イタリア、スイス、フランス、インドなどでライセンス生産され、それぞれの国で独自の改良を施しました。日本の航空自衛隊も国産ジェット練習機T-1 の技術研究用として1956年の昭和31年にT.55を1機購入しています。
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「フォーランド GNAT F.1 XK740(FOLLAND GNAT F.1 XK740)」
フォランド グナットはイギリス、フィンランド、インド、ユーゴスラビアの空軍に勤務した単座ジェット戦闘機および練習機です。この航空機はインドでもHALアジートとして製造されました。 -
1952年から開発が開始され、戦闘機の高性能化に伴う機体の大型化、複雑化、高額化していく流れに反して、敢えて小型軽量の機体とし、安価で製作と取扱の容易な点に重点を置いて開発されました。既存戦闘機と比べて生産にかかる労力は1/5、価格は1/3を目指しました。
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この機体は運動性と取り扱いやすさは優れていたものの、前時代のレシプロプロペラ機なみに軽量と小型だったことが仇となり、武装の搭載量や航続距離が物足りないものだったようです。このことからイギリス空軍では8機の試作発注を行ったものの、実戦部隊用の戦闘機としては採用されませんでした。
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「デハビランドシービクセン - XJ571(DE HAVILLAND SEA VIXEN - XJ571)」
デ・ハビランド DH.110 シー ビクセンは1950年代から1970年代初頭にかけてイギリス海軍の艦隊航空隊によって飛行された2人乗りの艦載ジェット戦闘機です。 -
シー ビクセンは水平飛行ではなかったものの超音速を達成した最初の英国の複座戦闘機でした。シービクセンはアデン非常事態の間にタンガニーカ上空とイエメン上空での戦闘に使用されました。
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機体の特徴として胴体が二分されている双胴型であり、操縦席は機体の中心軸からやや左にずれた位置に据えられていました。これは全天候能力の要であるレーダーを操作するレーダー手の座席空間を確保するための配置でした。
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「ホーカー シドレー ハリアー GR.3 - コックピットセクション」
イギリスのホーカー・シドレー社が開発した垂直/短距離離着陸機です。1970年代に小学生だった頃に垂直離着陸機が完成したとニュースで知ったことを思い出します。 -
その実機に触ることが出来て感無量です。実際に座席に座ることも可能なようですがその狭さに驚きます。
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「スーパーマリン S.6A - N248(SUPERMARINE S.6A - N248)」
スーパーマリン社は水上機のスピード・レースであるシュナイダー・トロフィー・レースに意欲的に参戦しました。1922年に前作シーライオンIの改良型であるシーライオンIIを開発して初優勝を飾りました。 -
シーライオンIIはペインとミッチェルが共同開発しましたが、ミッチェルの設計として有名なのはSシリーズです。1927年、1929年、1931年と3年連続で優勝し、イギリスにトロフィーの永久保持権利をもたらしました。
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ジブリの映画「紅の豚」に出てくるドナルド・カーチスの駆る「カーチスR3C-0」のモデルはこの機体なのではないかと思いました。
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ロールス・ロイスのエンジンの脇に立つパイロットがカッコいいです。
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「スーパーマリン スピットファイア F24 PK683(SUPERMARINE SPITFIRE F24 PK683)」
サウサンプトンはスーパーマリン・スピットファイア発祥の地だと今回の旅で知りました。 -
スーパーマリン スピットファイア(Supermarine Spitfire)はイギリスのスーパーマリン社で開発された単発のレシプロ単座戦闘機で、第2次世界大戦においてイギリス空軍を始めとする連合軍で使用されました。1940年のバトル・オブ・ブリテンの際に活躍したため、イギリスをドイツ空軍から救った「救国戦闘機」とも呼ばれます。
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イチオシ
格闘戦を重視して旋回性能を向上させるため楕円形で薄い主翼を採用しているのが特徴です。主任設計技師であるR.J.ミッチェルとジョセフ・スミスを始めとするミッチェルの後継者たちによって設計されたスピットファイアはパイロットたちからの支持は厚く、第2次世界大戦のさまざまな状況で活躍しました。
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篤実から乗船する英国周遊のクルーズは昨年秋のニュージーランドクルーズの船内で予約したものでしたが、その旅で行った「オークランドの博物館」でもこの「スーパーマリン・スピットファイヤ」を見ていたので何か奇遇のようなものを感じました。
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クリスとふぁ・ノーランの映画「ダンケルク」の中でも搭乗していました。最後に海岸線に不時着する時の構図っぽく写真を撮ってみました。グレートブリテン島に向けて40万人の将兵を脱出させる「ダイナモ作戦」を実行中の連合国部隊とイギリス海軍艦艇を護衛しており、襲撃してくるドイツ空軍のHe 111と交戦していました。
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イチオシ
2階の壁面には英国軍の制服を着たマネキンが並んでいました。昨年買ったAVIREXのB-3のレザージャケットを思い出します。B-3は1934年に米陸軍航空隊の爆撃機搭乗員用に開発されたフライトジャケットで、高い高度を飛ぶ爆撃機内の極寒条件に耐えるために極めて防寒性の高いシープスキンを採用しています。このジャケットもほぼ同じようなデザインでした。
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RAF空軍将校の制服もカッコいいです。肩に掛けているのはパラシュートでしょうか。
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既製品のマネキンではなく、このために造られたようなクオリティの高さと表情が印象的です。
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ハンプシャー・ワイト島警察・消防遺産トラストは、180年以上にわたってハンプシャーとワイト島に奉仕してきた警察と消防の豊かな歴史を保存するために設立されました。国内に2つしかない警察と消防の合同博物館のうちの1つがここにあります。
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灯火制限が合ったようで午前4時までは明かりを消さなければならなかったようです。母は全然に京都に住んでいましたが、ほとんど空襲は無かったようです。それでも明かりが漏れている家に爆弾が落とされたと言っていたことがありました。
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バイクのBSAはバーミンガム・スモール・アームズの略で、軍用及びスポーツ用小銃、自転車、オートバイ、自動車、バス車体のメーカーでした。
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その前には消防車が置かれてあります。ザ・ブリッツ(the Blitz)とは第2次世界大戦中にナチス・ドイツがイギリスに対して1940年9月7日から1941年5月10日まで行った大規模な空襲のことです。
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英本土侵攻作戦「アシカ作戦」の足掛かりとして、独空軍による攻勢と英空軍による迎撃による航空戦「バトル・オブ・ブリテン」が行われました。この航空戦のさなかに「ザ・ブリッツ」は開始されました。
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戦時中のスローガンが書かれたプロパガンダポスターも数多く展示してあります。消費を抑えて「戦時貯蓄」を奨励しています。
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ウインストン・チャーチルは第1次世界大戦時には海軍大臣、軍需大臣として戦争を指導しました。しかし「アントワープ防衛」や「ガリポリ上陸作戦」で惨敗を喫し、辞任しました。第2次世界大戦を機にチャーチルは海軍大臣として閣僚に復帰しましたが「北欧戦」で惨敗します。この惨敗の責任はチェンバレン首相に帰せられ、1940年に後任として首相職に就き、1945年の勝利達成まで戦争を主導しました。
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野菜の自家栽培を奨励しています。勝利のために今すぐ掘りましょう。
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防空監視員の募集ポスターです。責任ある男のための責任ある仕事とあります。
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ハンフリー・ボガードとメアリー・バスターの映画「マルタの鷹」の映画ポスターです。実際はマルタ島は関係ないのですが、マルタを旅するといろいろな所で鷹の置物が売っています。長く旅していると買いたくなってしまいます。
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「Mrs.Miniver」は「カサブランカ」と並び第2次世界大戦中に連合国側、枢軸国を問わずたくさん作られた「戦意高揚映画」や「プロパガンダ映画」と呼ばれる類の作品です。
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家のベットは鋼鉄製に変わり、空襲の時はその下が防空壕の役目を担ったのだと分かります。崩れてきたレンガから身を守ることが出来たのでしょう。
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戦時中でも小さなパブのようなものは必要でビールも飲まれていたようです。音楽も欠かせなかったのでしょう。同庁敦旅行の強い日本だと非国民扱いになってしまいそうです。
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消防士を讃えるポスターの文字は燃えています。
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2階から階下に並ぶ航空機を眺めるとまた違った形に見えてきます。横から見ると大きさが強調された飛行艇も上から見るとスマートです。
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「デハビランドタイガーモス - BB807(DE HAVILLAND TIGER MOTH - BB807)」
デ・ハビランドDH.82タイガー・モス1930年代の複葉機で、イギリス空軍や他の多くの運航会社が主要な練習機として運用しています。第2次世界大戦ではイギリス空軍のタイガーモスは海上監視や防御的な侵略対策など、他の能力で運用されました。一部の航空機は武装軽爆撃機として機能するように装備されていました。その名前はジブリの映画「天空の城ラピュタ」に出てくる海賊ドーラ一家の母船を思い出させます。 -
「デハビランドシービクセン - XJ571(DE HAVILLAND SEA VIXEN - XJ571)」
デ・ハビランド DH.110 シー ビクセンは1950年代から1970年代初頭にかけてイギリス海軍の艦隊航空隊によって飛行された2人乗りの艦載ジェット戦闘機です。 -
「AVRO 504J (レプリカ)」
アブロ 504 は第1次世界大戦の複葉機です。生産はほぼ20年間続き、第1次世界大戦であらゆる軍事能力で従軍した航空機の中で最も生産された航空機となりました。1913年から1940年に生産が終了するまで10,000機以上が製造されました。 -
ローレンス・ビニョンは1914年のイギリス海外派遣軍の死傷者に心動かされ、ビニョンは最も有名な作品『フォー・ザ・フォーレン』を執筆しました。この作品はイギリス、オーストラリア、ニュージーランド、カナダにおいてリメンバランス・サンデーの式典でしばしば朗読されます。そんな詩を添えた志願兵募集はストレートな表現です。
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こちらも「国は今あなたを必要としています。遅れるのは危険です。」と志願兵を募っています。内容に反比例してそのデザインはシンプルです。
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第1次世界大戦の前の1914年当時のサウザンプトンとハンプシャー周辺の飛行機工場がプロットされています。この当時から航空産業がしのぎを削っていたのだと分かります。サウザンプトンのイメージというと造船が浮かんできますが、航空産業が盛んだったということは今回初めて知りました。
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こちらの志願兵募集は一番ストレートです。「なぜ君はカーキ色の服を着ていないんだ?君は指名手配されるぞ。今すぐ入隊しろ。」
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「インペリアル・エアウェイズ」という、飛行艇を使った民間航空会社のオフィスが再現されています。
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「インペリアル・エアウェイズ( Imperial Airways)」はかつて存在したイギリスの航空会社で、現在のブリティッシュ・エアウェイズの前身です。1924年に設立してから1939年に英国海外航空になるまでの15年間に渡り営業しました。長距離便を主体として営業し初期は欧州内に航空網を構築しましたが、後期にはアジアやオセアニアなどの植民地への路線も展開しています。
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思ったよりもハマってしまい予定よりも大幅に時間オーバーしてしまいました。妻にとっては面白くない博物館でしたが文句も言わずに待っていてくれました。帰りは坂を登らない踏切を渡るルートを選びました。
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引き込み線は昔の港まで続いています。この上を「タイタニック号」へ食材などが運ばれたのでしょうか。
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「ユニオン・キャッスル・ハウス/Union-Castle House」の建物は1847年にアルフレッド・ジャイルズによって新しい税関として建てられ、タウンキーの古い税関に取って代わりました。
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「クイーンズ・パーク/Queen's Park」をショートカットしてホテルに戻り、荷物をピックアップしていよいよクルーズが始まります。
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