2022/03/25 - 2022/03/25
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kojikojiさん
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「千里浜なぎさドライブウェイ」のドライブは天気も良くて気持ちよかったです。10分でも15分でもバスを停めて海岸を歩かせてくれたらもっと良かったのですが。かなり能登半島を下ってきましたが、海岸線を離れた後はまた輪島方面に戻るようにバスは進みます。この日最後の観光は「コスモアイル羽咋」の見学です。旅行前に下調べをしてみると本物の宇宙船などが展示してあると知って俄然興味が湧きました。何しろ小学生の頃にアポロ計画は進み、小学2年生の付録でアポロ11号を組み立て、3年生の春休みと夏休みに大阪万博を経験した20世紀少年が興味を持たないはずがありません。その後50年経った21世紀老人になってもその興奮は残っていると感じました。本物の展示物はもちろんものすごいパワーを持っていて見るのも楽しいのですが、案内の方の説明で開館に当たってどの様な経緯で宇宙船が購入出来たり100年という期間貸与できたのかという話もとても面白かったです。久し振りに無邪気な小学生の頃に戻れた1時間の見学でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 観光バス ANAグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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「のと里山里海ミュージアム」の見学の後は羽咋にある「コスモアイル羽咋」に向かいますが、その途中に「千里浜なぎさドライブウェイ」のドライブがあります。
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舗装された車道をそれたバスはそのまま海岸に入り、砂浜を疾走するので驚きました。この時はもちろん右側の座席に移動して写真を撮りました。
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国内唯一で世界でも珍しい波打ち際を自動車で走ることができる「千里浜なぎさドライブウェイ」の秘密は砂の粒子が細かく、適度に湿っていて締め固まっているからだそうです。
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重たいバスでありながら、砂の上を走っているような感覚はありません。
https://www.youtube.com/watch?v=cRJt6JqSPhc&t=5s -
若いカップルがシルエットになっていました。ちょっと羨ましい光景ではあります。
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もっと走行する車両が多いのかと思いましたが、シーズンオフでもあるので空いていました。
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海面と砂浜は段差が無いので浸透圧で砂浜の奥まで海水が入ることによって砂が硬く締まるのだと感じます。
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時折すれ違う車があります。
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意外に楽しいので妻にはスマホで動画を撮影してもらい、地元の友人にLINEで実況中継してもらいました。
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15分くらいバスを停めて景色を眺めることが出来たら焼きハマグリとかアサリとか食べたかったです。この辺りでは大きなアサリを青砂(あおさ)と呼ぶそうで、6月頃までが美味しいそうです。
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全長8キロの全部は走らないようで途中から普通の車道に戻ります。
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このまま金沢に向かっても良い気分ではあります。天気も良く気持ちの良いドライブでした。
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走ってきた海岸線を戻るように「コスモアイル羽咋」に向かうようです。
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「コスモアイル羽咋」には午後3時50分に到着です。ここでの見学は約40分です。
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ここはUFO伝説のある羽咋市にあるNASA特別協力の宇宙科学博物館です。ツアーに申し込んだときは子供だましの施設くらいに思っていましたが、事前に調べてみるとかなり本格的な施設で驚きました。
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羽咋では江戸時代の頃に「そうはちぼん」と呼ばれる飛行物体が頻繁に目撃されていたと伝えられています。「そうはちぼん」とはシンバルのような形をした仏具のことで、形がUFOに酷似している事から羽咋市は「UFOのまち」と言われるようになりました。
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屋外に展示されている「レッドストーン・ロケット」はアメリカ航空宇宙局(NASA)から入手した本物の機体です。胴体部分にはマグネシウム合金が使われており、屋外に長期間に設置してあるにも関わらずほとんど錆びが見られません。博物館のガイドさんによると、もともとは弾道ミサイル(ICBM)として作られたため、現在使われている宇宙ロケットに比べると全長26.6メートルと小型で、宇宙船を地球1周させるほどの性能は無く、「マーキュリー宇宙船」の打ち上げでは15分程度の弾道飛行のみを行ったそうです。
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円盤のような形をした円形の建物はちょっと大英博物館の中を思い出させる形です。そんなことを考えながら2階の展示室に向かいます。
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アメリカが開発した最初の有人宇宙船が「マーキュリー」です。ステップを上がって中をのぞいてみると宇宙飛行士1名がやっと乗り込める広さしかないことが分かります。
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弾道ミサイルの弾頭部分に取り付けられるように設計されたため、必要最低限のスペースのみ設けられました。打ち上げには表にあった「レッドストーンロケット」が使用されました。
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あまり興味の無さそうだった妻も楽しんでいるようです。
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この狭い空間に押し込められて広大な宇宙空間に放り出されるのは心細くなかったのだろうかと思ってしまいます。
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これは宇宙船ではなくて弾道ミサイルの弾頭だと思えます。底部には冷却用の樹脂が塗られていて、帰還の際は樹脂が溶け出すことで宇宙船を熱から守ることができたそうです。
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宇宙船の周りにはたくさんのキャプションもあり、ガイドさんの説明もあるので勉強になります。
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円錐の形はNASAのこだわりが見える部分で、打ち上げの空気抵抗が最も小さく、帰還する際は面積が広い底部から降りることで減速しやすいため、有人宇宙船として最も効率が良い形であるとされました。
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「ヴォストーク宇宙カプセル(旧ソビエト)」
ここに展示されているヴォストークは実際に飛行し、宇宙から帰還した本物の機体です。宇宙船の表面には、大気圏への再突入の際の圧縮熱によって焼け焦げた跡が残っています。 -
帰還の際は宇宙船を海に着水させるのが安全とされていましたが、ソビエトの周辺は氷の海であるために陸に落とす方法がとられました。アメリカのマーキュリーと比べても、かなり頑丈な材質で作られていることが分かります。着陸時の衝撃に宇宙飛行士が耐えられないため、高度6,000メートルでカプセルから飛行士が飛び出してパラシュートで地上に帰還する方法をとっていました。宇宙船の表面には地表に激突した際の傷跡やひび割れが残っています。
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ユーリ・ガガーリンとワレンチナ・テレシコワなんて懐かしい名前です。ガガーリンの言葉として知られる「地球は青かった」は日本では有名ですが、他の国では「ここに神は見当たらない」という言葉の方が有名です。ガガーリン自身のジョークで、ロシア正教のモスクワ総主教アレクシー1世がガガーリンに神の姿を見たか尋ねます。ガガーリンが「見えませんでした。」というと「わが息子よ、神の姿が見えなかったことは自分の胸だけに収めておくように」と言われます。しばらくしてフルシチョフがガガーリンに同じことを尋ねます。ガガーリンは総主教の言葉を思い出し「神を見ました。」というと「同志よ、神の姿が見えたことは誰にもいわないように」といいます。レーニン主義では宗教は否定されていることの風刺です。
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アメリカのマーキュリー宇宙船は弾頭に見えましたが、ソビエトの宇宙カプセルは昔の大砲の砲弾に見えます。本当はロケットではなくて、モスクワのクレムリンの中にある大砲の皇帝「ツァーリ・プシカ」の数倍大きな砲身を造って打ち上げたのではないかと思ってしまいます。
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「ルナ・マーズローバー(アメリカ)」
アメリカは人工衛星打ち上げや有人宇宙飛行でも旧ソビエトに対して遅れをとっていました。それを挽回するためにNASAでは月や火星に宇宙飛行士を送り込む計画が立てられていました。このローバーはNASAがグラマン社に火星や月面の走行を想定して製作委託させた実験用プロトタイプ車で、実用段階に至るまで何度も実験がなされた本物の機体です。ジョンソン宇宙センターより羽咋市に恒久貸与されています。実際は高すぎて買えなかったということもあるようです。 -
運転座席の右側のレバー1本で運転操作を行うことができ、分厚い宇宙服を着た状態でも運転しやすく工夫されています。「モーター」が車体ではなくタイヤに取り付けられているのは大きな特徴です。4輪のタイヤがそれぞれ独立して動くことで、どんな地形でも小回りの利いた操作が可能です。
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「モルニア通信衛星(旧ソビエト)」
モルニア通信衛星は、1965年から1972年にかけて打ち上げられた、当時最大級の人工衛星です。「モルニア軌道」と呼ばれる楕円形の軌道をとることで知られ、この特殊な軌道によって、世界中の空を飛び回ることができます。 -
主な動力源となる太陽光パネルは6枚のプロペラのような形状をしています。その中心部には偵察用のカメラが取り付けてあり、冷戦中であった当時の時代背景がうかがえます。ここに展示してある通信衛星モルニアは、旧ソ連がバックアップ機として製作した本物の機体です。
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CCCPの赤い文字が時代を感じさせます。CCCPはロシア語のソビエト社会主義共和国連邦の頭文字を取ったものですが、英語だと Union of Soviet Socialist Republicsで、その略字のUSSRはビートルズの曲と共に覚えました。
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「RL-10ロケットエンジン(アメリカ)」
アメリカが開発した初の液体水素型ロケットエンジンが「RL-10」です。アトラスロケットやタイタンロケットの2段目に使用され、様々な宇宙機を宇宙空間に送り込みました。液体水素と液体酸素によるロケットは現時点で最高の推進力を持つと言われており、アポロを打ち上げた「サターンV」や、日本の「H-ⅡA」や「H-ⅡB」などの有名なロケットの推進剤としても採用されています。ここに展示されている「RL-10」は、NASAが実験用に使用していた本物の機材です。 -
「アポロ司令船(アメリカ)」
1969年7月アポロ11号が月面に着陸し、人類は初めて月面の土を踏みしめました。月までの距離38万キロを航行するために作られたのがアポロ司令船と機械戦と月面着陸船の3機からなる宇宙船です。これらの内で最終的に地球に帰還するのは司令船のみです。 -
宇宙飛行士たちは打ち上げから帰還までの移動時間の6日間のほとんどをこの司令船の中で過ごしました。船内にはシャワーもトイレも無く、宇宙飛行士たちは濡れタオルで体をふいたり、携帯用トイレを使用する必要がありました。
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展示されている司令船は外壁やスイッチ類など、実際に使用されたものと同一の部品と素材を用いて組み上げたモックアップです。内装は3人乗りにしては狭く感じられますが、無重力空間では見た目よりも広く感じるようです。日本ではアポロ計画の成功を祝して、司令船をモデルにした「アポロチョコレート」が発売されたことも有名です。
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アポロ17号はアメリカ合衆国のアポロ計画における最後の飛行です。史上6度目にして最後の有人月面着陸を行い、また地球周回低軌道を越えて人類が宇宙を飛行した最後の例となっています。また、アポロ宇宙船を月面着陸という本来の目的で使用する最後の飛行ともなりました。船長ユージン・サーナン (Eugene Cernan)、司令船操縦士ロナルド・エヴァンス (Ronald Evans)、月着陸船操縦士ハリソン・シュミット (Harrison Schmitt) の3名を乗せて1972年12月7日にフロリダ州ケープ・カナベラルのケネディ宇宙センターから打ち上げられました。
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「ロナルド・E・エバンス飛行士」アポロ17号司令船パイロット
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「ハリソン・シュミット飛行士」アポロ17号月着陸船操縦士
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「ユージン・サ―ナン飛行士」アポロ17号船長
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「アポロ月面着陸船(アメリカ)」
このアポロ月面着陸船はアポロ17号をモデルに組み上げられた実物大模型です。表面の赤と金と銀のシート(サーマルブランケット)は本物と同じ素材を使用しています。これによって宇宙船本体は直射日光などの影響を受けず、内部の温度を一定に保つことができます。 -
上段部分には宇宙飛行士が2名乗り込み、下段部分には月面車が収納されています。地球に帰還する際は宇宙船の重量をできるだけ軽くするため、この月面着陸船は月に捨てていくことになります。現在6台もの月面着陸船が月に置かれた状態になっています。
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小学校の3年生の時の春休みと夏休みの2回した万博会場までよく弟を連れて行ったと思いますが、プレスの腕章をしていた父のおかげでアメリカ館もソビエト館も並ばずに裏から入ったことを覚えています。そのときに見たアポロ宇宙船と月の石のことはよく覚えています。20世紀少年は21世紀老人になってもアポロ計画には興奮します。
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大阪万博のアメリカ館の呼びものは「アポロ計画」の展示が中心で、アポロ8号の司令船の実物展示をはじめ、1969年人類がはじめて月面着陸を決行した「静かの海」の着陸地点模型、月着陸船の実物、第1回着陸の際に宇宙飛行士が月面に残してきたものと同じ機械装置や「月の石」などが展示されていました。 防護装具や道具類、1人乗りの「フリーダム7」「マーキュリーカプセル」に2人乗りの「ジェミニ12号」なども注目を集めました。
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ソビエト館にももちろん入りましたが、同じような宇宙関係の展示を見た記憶はありますがアポロ計画のように克明なものを覚えてはいません。
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「アポロ着陸船(LM)解説マニュアル」
よくもまあこんなものまで収集して展示してあると感心します。この博物館の成功には高野誠鮮さんという公務員の方の尽力が大きいようで、今回案内してくれた方はその方の息子さんでした。いただいたパンフレットを読むとアメリカとソビエトから購入や貸与に当たっての面白いエピソードがあると知りました。 -
アメリカのスミソニアン博物館を参考に見に行った際に現地の学芸員と話をしていてレプリカではなく本物を展示するというくだりも面白かったです。本物を置こうと考えなければ日本中のどこにでもあるレプリカ満載の詰まらない博物館になって潰れていたのではないかと思います。
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単身アメリカに渡りNASA月面・火星探査機「ルナ・マーズローバー」を借りる際には借用書に「10 decade」(100年)と書いたり、表にあるロケットも当初はレプリカで年に3回メンテナンスが必要と言われていましたが、本物をNASAから格安で購入したら、マグネシウム合金なので全く錆びずにメンテナンスフリーだったなんて話も笑えます。
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次にロシア宇宙局と連絡をとり、宇宙船を買い付ける話をまとめました。しかし当時も信頼できる国とは言えなかったので、まずはアメリカに運んでもらい、NASAの人間に本物かどうか確かめてもらってから買うことにしたそうです。ロシアから運ばれた3機「ヴォストーク宇宙カプセル」と「モルニア通信衛星」と「無人月面探査機ルナ24号」は間違いなく本物でした。ルナ24号に至っては、世界に1機しか残っていないという大変貴重なものでした。
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ロシアの連中が差し出した請求書の金額は、事前に電話で話していた金額よりも1桁多かったそうですが、交渉を重ねて当初の金額で蹴りが付いたそうです。ルナ24号は1,000万円だったそうですが、後にアメリカのオークション会社から問い合わせがあり提示されたオークション開始金額は1億3,000万円だったそうです。羽咋市は人口が減って税収も減っているので、今のうちに見ておかないと次に来たときは売られているかもしれませんと説明がありました。
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宇宙服の説明も面白かったです。当時1セット10億円の費用が掛かったそうで、その9割は背中の生命維持装置の金額だったそうです。そういえば当時の宇宙服は手縫いだったと聞いたことがありますし、「ドリーム(Hidden Figures)」という黒人女性の計算手の映画も面白かったことを思い出しました。
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月面は日向が150℃で日陰がマイナス100℃になる凄まじい環境です。この極端な温度変化に耐えるために宇宙服の内側には細かいパイプが張り巡らされており、そこに温水を流すことで宇宙服内の温度を一定に保っています。宇宙空間では太陽の紫外線を直接目に浴びてしまうと、わずか10分程度で失明してしまうためにヘルメットのシールドも24金が使われていたそうです。
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オメガのスピードマスターも展示してありました。変なベルトが付いていると思いましたが、ガラスケースに入った宇宙服をもう一度見直すと左腕にマジックテープで取り付けられていました。
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母が亡くなった時に駆けつけてくれた甥っ子にスピードマスターをプレゼントしました。当時5万円で買いましたが高くなっているかもしれません。同じくらいの金額で買ったTUDORのクロノは20倍くらいになっているしROLEXのノンデイトのサブマリー10倍くらいの値段になっています。若い頃にいい時計を買った自分をほめてあげたいです。
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巨大なスピードマスターのオブジェもありました。オメガの正確さは映画にもなった「アポロ13号」のアクシデントにおけるロケット・エンジンを再度噴射で軌道修正させる14秒のタイミングで有名です。
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「月面探査機ルナ24号(旧ソビエト)」
人類初の月面着陸を成功させたのはアメリカのアポロ計画でしたが、最初に無人探査機を月に送り込んだのはソビエトでした。それが「ルナ計画」です。ルナ計画では24機の探査機が月に向けて打ち上げられ、月の石を地球に持ち帰ることにも成功しています。 -
ここに展示されているルナ24号は本物のバックアップ機です。完全な形で地球に残っている「ルナ」はこれが最後の1機と言われています。その理由は当時のソビエトでは部品の使いまわしなどで分解されてしまったからだそうです。
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この機体がこの博物館から売り払われて無くなったとしたら、その時は羽咋市の財政がよほどひっ迫していることになります。
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「バイキング火星探査機(アメリカ)」
バイキングが火星に送り込まれる以前に火星の表面に川が流れた跡が発見されたことから、火星に水が存在し生命体も存在する可能性があると考えられていました。
バイキング火星探査機は火星に着陸して調査を進める「バイキング・ランダー」と、ランダーを輸送するための宇宙船である「バイキング・オービター」から成っています。オービターが火星の周回軌道まで辿り着いた後、ランダーが火星に投下されます。 -
ランダーには火星の土の中に微生物が存在するのかどうかを調査する能力があり、人類史上初の地球外生命体の発見につながるのではないかと注目されていました。
残念ながらバイキングの調査では「火星に生命体は確認できなかった」との結果となりましたが、現在でもさまざまな方法で火星の生命体について調査が進められています。 -
小学生の頃の「少年マガジン」や「少年サンデー」の巻頭の宇宙特集のイラストがこんな感じだったなと懐かしく思い出します。
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「ボイジャー惑星探査機(アメリカ)」
1977年にボイジャー惑星探査機が打ち上げられ、木星、土星、天王星、海王星の4惑星に接近し、観測を行うことができました。このようなことが可能となった理由は、この時期に4つの惑星が同一の方向に集まるベストな周期であったことです。
この結果、各惑星で新しい衛星を発見したり、木星、天王星及び海王星に環があることが明らかになったほか、トリトンにおける大気の発見やイオの火山の存在についても確認され、宇宙観測史上でも極めて重大な発見がいくつもありました。
ボイジャーには、地球外知的生命体へのメッセージが収録されたレコード盤が取り付けられています。 -
「アポロ・フライトガーメント」
このフライトガーメントはアポロ17号のユージン・サ―ナン船長用の船内服で、この服の展示に当たっては本人から特別な許可をもらったそうです。とても貴重なものだそうです。 -
ここまでは王道を行く展示なのですが、「ロズウェル事件の宇宙人」の模型なんてものも展示されています。これはビートたけしの番組で使われたものだそうです。
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この辺りから矢追純一とか月刊ムーの影がちらほらしてきます。
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「LE-5Aエンジン燃焼器(日本)」
日本初の純国産ロケット「H-Ⅱロケット」の2段目に使用されていたのが、この「LE-5Aエンジン」です。ここに展示されているのはJAXA(宇宙航空研究開発機構)から貸与されている本物です。日本は戦後7年間は航空技術の開発を禁じられていたため、世界のロケット技術に大きく後れをとっていました。ロケットの重要な部品は海外から輸入しなければならず、それによってコストの問題や技術的な制限が拭えませんでした。「LE-5Aエンジン」そして「H-Ⅱロケット」の開発によって、日本のロケット技術はようやく一人立ちすることとなり、現在では世界に認められる技術となっています。 -
子供の頃に戻ったような気持ちで見学することが出来ました。やはり本物の持つパワーは凄いと思いました。これが模型だったらつまらなかったと思います。
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ガラス張りの事務所は実際に使われているのか怪しい雰囲気です。
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矢追純一はやっぱり宇宙人だったのですね。最近お見掛けしませんがお元気なのでしょうか。
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宇宙グッズの店もなかなか見ごたえがあって歩も白かったですが、買いたいとまでは思いませんでした。唯一フィッシャーペンの「NASAが実際に使用している」というコピーには惹かれました。水中で文字がかけるそうです。
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「月面者(アメリカ)」
アポロ計画で月面を広範囲で調査するため、アポロ15号以降は月面車が採用されることになりました。運転には手元のT字型のコントローラーを使用します。前に倒すと前進し、左右に倒すと曲がり、手前に引くとブレーキがかかる仕組みになっています。 -
思っていたよりも何倍も楽しい「コスモアイル羽咋」でした。これでこの日の観光はすべて終わりで、輪島の温泉まで戻ります。頭の中ではポリスのWalking On The Moon が流れています。
https://www.youtube.com/watch?v=zPwMdZOlPo8
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