2025/05/14 - 2025/05/14
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ウェールズの「ホーリーヘッド/Holyhead」を出港したリーガルプリンセスは夜明け前に「マージ―川/River Mersey」の手前をゆっくり航行していました。モニターを見ると船の航行した跡が確認できますが、「ホーリーヘッド」からは近いので行ったり来たりしていたようです。薄暗い「マージ―川」をゆっくり航行すると川は茶色く濁っているのが分かります。薄暮の中に大きな建物が浮かび上がってくると「リヴァプール/Liverpool」に到着しました。かなり川の上流に町があるのだと感じます。ここではほぼ町中の「クルーズターミナル/Cruise Liverpool」に停泊するので船会社のエクスカーションは申し込んでいませんでした。それとは別にトリップアドバイザー経由で「マジカルミステリーツアー/Beatles Magical Mystery Tour」というローカルツアーを申し込んでいます。午前6時には停泊していましたが、バスツアーの手続きは午前10時なので、そこから逆算して朝食を摂りました。午前9時に船を降りて海岸沿いのプロムナードをぶらぶら歩きます。失敗したのはここにはビートルズの4人の群像があるのですが、人で賑わっていたので後回しにしたら忘れてしまって写真が撮れなかったことです。「リヴァプール博物館」を抜けて3つのドックを通り抜けて「アルバート・ドック/Royal Albert Dock Liverpool」の脇のカウンターでバウチャーを見せてバスツアーの手続きを済ませます。ここでビートルズの絵葉書も買っておきます。乗客の中にはクルーズツアーの方もいましたが、その数は少ないようでした。年齢層はやはり70代の方が多いようですね。バスは市内を抜けてリンゴの家からペニー・レインへと進みます。ツアーでは4カ所の下車観光があり、ペニー・レインは看板のある場所で写真も撮れます。そしてペニーレインを走りながらペニー・レインを走り抜けます。最後には歌詞にもある「床屋」も見えましたが、この場所でこの曲を聞くと泣けてきそうになります。続いてジョージの家とストロベリーフィールズでも下車します。ジョンの家を通過してブライアン・エプスタインの家でもバスが停車しますが、機内で「ブライアン・エプスタイン」を観てきたばかりなので感慨深いものがありました。ポールの家で最後のバスストップがあり、バスは市内に戻り大聖堂や学校やエンパイアシアターを通過して終わります。4,500円ほどのツアーでしたので大満足です。船会社のツアーはどれも高く3万円近くするものばかりです。バスを降りた後は「キャヴァーン・クラブ/Cavern Club」に向かいます。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 観光バス 船 タクシー ヒッチハイク 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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昨日の寄港地の「ホーリー辺土」とこの日の寄港地の「リヴァプール/Liverpool」は距離が近いので、海上を行ったり来たりしていました。そのルートが部屋のモニターに残っていました。
ホーリーヘッドポート (フェリーターミナル) 船系
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まだ月が残っているアイリッシュ海は目を凝らすと海上の風力発電の風車が見えました。満月ということもあってなかなかシュールな光景です。
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リーガルプリンセスはリヴァプール湾から「マージ―川/River Mersey」へと入って行きます。
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「ニューブライトン灯台/New Brighton Lighthouse」ジョン・フォスター・ジュニアによって設計された現在の塔の建設は1827年に建設が始まり、1830年に初めて点灯されました。灯台はキングガム家という家族の個人所有で維持されていつそうです。
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その隣には「フォートパーチ砦/Fort Perch Rock」が見えています。砦は1825年から1829年にかけて建設された沿岸防衛砲台で、リヴァプール港を保護するために建設されました。砦はブラックロックとして知られる地域に建てられ、満潮時には陸地から遮断されましたが、現在は護岸が整備されています。
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クルーズ船はほとんど音も無く「マージ―川」を遡って行きます。まだ町は眠りの中にあるようです。
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住宅街の坂道を走る車も見えません。それでも太陽が顔を出してきたのか、煉瓦造りの建物がさらに赤く染まりはじめました。
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ウォラシー地区にはイングランドの国家遺産リストに登録されている35の建物があり、この「ウォラシー市庁舎/Wallasey Town Hall」もそのうちの1つです。
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新しい建物の礎石は1914年にメアリー女王を伴ったジョージ5世によって築かれました。ウォルステンホルム&ソーンリーによって新古典主義様式で設計された美しい建物です。
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「マージ―川」の川底を横断する「マージーロードトンネル(クイーンズウェイ)/Mersey Road tunnel (Queensway) 」のこの換気ステーションの建設は1925年から34年にさかのぼります。ウッドサイド地区にあるこの塔はバーケンヘッド側にある一連の3つの塔の中で最大のものです。
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トンネルは道路として車両の排気ガスを除去するための換気が必要です。すべての換気建物は、クイーンズウェイ トンネルの外装の主任建築家であるハーバート・ロウズによって設計されました。デザインはその当時最先端だったアール・デコ様式になっています。
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東の空が茜色に染まってきました。それにしても毎日いい天気が続いています。
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船のスピードがゆっくり減速を始めたので、「クルーズターミナル/Cruises Pier Liverpool」に着いたのだと分かります。
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美しい入港風景でしたがスカイ・デッキに出て風景を眺めている人は数人しかいませんでした。
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一番大きく目立つのが「ロイヤル・リヴァー・ビルディング/Royal Liver Building」です。
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1911年に完成したこの建物は鉄筋コンクリートを使用して建てられた世界初の建物の1つで、尖塔の頂上まで98.2メートルの高さがあります。
ロイヤル リバー ビルディング 建造物
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海上から40メートルの高さにスカイ・デッキがあり、そこから2フロア分の階段を上がっているので、視線の高さは50メートルほどになります。
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まだビルの半分ほどの高さですが、この高さからビルを眺められるのはクルーズ船が停泊した時だけです。
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「ロイヤル・リヴァー・ビルディング」は街と海を見守る2羽の伝説的なリヴァーバード(Liver birds)がとまっているリヴァプール市で最も有名なランドマークの1つです。地元の伝説では鳥が交尾して飛び去ったら街は存在しなくなるため、鳥は互いに背を向けているとも言われています。
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リヴァプールのシンボルである神話上の生き物ですが、通常は「鵜」として表現されるようです。口に咥えているのは「ポルフィラ/Porphyra」という海藻だといわれ、「Liver」と「Porphyra」をあわせて「リヴァプール」というダジャレもあるようです。
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「リヴァプール港ビル/Port of Liverpool Building」のこの建物はアーノルド・ソーンリー卿とFBホッブスによって設計されました。1904年から1907年にかけて建設され、ポートランド石で覆われた鉄筋コンクリートの建築です。
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「リヴァープール博物館/Museum of Liverpool」の現代的な建物が見えてきました。「アルバート・ドック」北側の「ピア・ヘッド」にある2011年に開館したウォーターフロントに佇むモダンな博物館です。今回の寄港では時間が無くて見学できなさそうなのが残念です。
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マージ―川の西側の建物に朝日が当たり始めました。背の高い建物から朝はやって来るようです。
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「ピア―ヘッド/Pier Head」から対岸の「Seacombe Ferry」の埠頭へ向かうクラシックなマージ―フェリー(Mersey Ferry)の 1960年代に就航した「ロイヤルアイリスオブザマージー」と「スノードロップ」の2隻が運行しています。
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この航路は非常に古く、1150年頃に対岸のバーケンヘッドにベネディクト会修道院が設立され、僧侶たちは川を渡る乗客を運ぶために少額の運賃を請求していました。
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そろそろ朝ご飯を食べに行かなければならない時間になりました。
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この日は船のエクスカーションのツアーには申し込まず、「Beatles Magical Mystery Tour」という地元のツアーを申し込んでいます。これはかなり早いタイミングでトリップアドバイザー経由で予約しました。
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今日もお昼を食べるのは遅い時間になりそうなのでしっかりと朝ご飯は食べておきます。
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午前9時ごろに下船しましたが、ほとんどの乗客はすでに下船しているようでギャングウェイはガラガラでした。
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時間に余裕があるので何枚か記念写真を撮って、Lineで友人にも送っておきます。幼稚園からの地元の友人も年齢的にビートルズで育っているのでリヴァプールには興味津々です。
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河岸から離れた埠頭からは傾斜のある橋を渡って上陸します。
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いきなりの坂道で妻の言葉が少なくなります。
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セキュリティを通ったところで表に出ると早速ビートルズが出迎えてくれます。残念ながらアビーロード (Abbey Road) はロンドンにあるので今回は見ることが出来ません。
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「Memorial to the Marine Engine Room Heroes」
この記念碑は1912年4月15日のタイタニック号の沈没で亡くなった32人のエンジニア全員を追悼することを目的としていました。リヴァプールはタイタニック号の登録港であり、船主であるホワイトスターラインの本拠地でもありました。 -
第1次世界大戦を通じても多くの人命が失われたため、その奉献は任務遂行中に発生したすべての海上機関室の死亡者を含むように拡大されました。台座の上に立つ花崗岩のオベリスクの形で構築されています。オベリスクの上部には金色の炎が飾られ、その下隅のそれぞれは、4つの古典的な要素の彫刻で飾られています。
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近くには2015年に彫刻家のアンディ・エドワーズによって制作されたビートルズの4人の銅像が近くにあるのですが、記念写真で混んでいたので帰りにしようと後回しにしたのが失敗で、忘れたまま船に戻ってしまいました。
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「リバプール博物館」は街のユニークな地理や歴史、文化を反映した博物館であり、街の歴史をたどることができるようで、もちろんビートルズ関連の展示もあるようです。
リバプール博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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「リヴァプール」の歴史は1207年にジョン王が都市建設を勅許し、自由都市の特権を与えますがしばらくは小さな港で、16世紀中ごろの人口は600人程度だったようです。17世紀末に近郊のチェスター港に代わってイングランド北西部商業都市の代表格となり、アメリカおよび西インド諸島との貿易が増大しました。1715年にイギリス初の係船ドックが建設されます。
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植民地との貿易が盛んになった18世紀当時のイギリスはヨーロッパからアフリカへ日用品や火器を、新大陸からヨーロッパへ砂糖などを持ち込む「大西洋三角貿易」においてほぼ独占的な地位を築きました。リヴァプールはこの北アメリカと西アフリカをむすぶ三角貿易の拠点として役割を果たし、奴隷貿易で急速に発展したという歴史もあります。
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リヴァーバードの高さは5.5メートルにもなり、カール・バーナード・バーテルズがデザインしています。鳥は「ベラ」と「バーティ」と名付けられ、それぞれ海と内陸を見ています。「ベラ」はリヴァプールが王室勅許状を与えられたとき、ジョン王の王妃であるアングレームのイザベラにちなんで名付けられたと言われ、「バーティ」は建設時に王であったエドワード7世にちなんだとも言われます。
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「アルフレッド・ルイス・ジョーンズ卿の記念碑/Sir Alfred Lewis Monument」
リヴァプールを擬人化した像で、王冠とタバードなど市の紋章のシンボルで装飾されています。彼女は小さな船を載せた地球儀を持っています。足元にはアルフレッド・ルイス・ジョーンズ卿がバナナを英国に紹介したことを考慮して、研究と産業の果実を持った2つの女性像があります。 -
その先には「エドワード7世騎馬像/Edward VII Monument」があります。ヴィクトリア女王とその王配アルバート公子の長男として生まれますが、母であるヴィクトリア女王の在位が長期にわたったため、現国王のチャールズ3世に次いで長くプリンス・オブ・ウェールズ(皇太子)の立場にありました。
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母親の長い治世の間に儀式的な公務を遂行するために英国全土を旅し、海外訪問では英国を代表しました。1860年の北米と1875年のインド亜大陸の訪問では大成功を収めましたが、プレイボーイ王子としての評判は母親との関係を悪化させたようです。彼はイギリスと他のヨーロッパ諸国との間で良好な関係を育み、「平和主義者」と一般に呼ばれていましたが、甥であるドイツ皇帝ヴィルヘルム2世との関係は悪かったようです。
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「天国と地球/Heaven And Earth」
この彫刻はリヴァプールの天文学者ジェレマイア・ホロックス(Jeremiah Horrocks)の生涯と作品を記念するものです。彼は金星の通過を正確に計算した最初の人物でした。 -
この彫刻には手で動かせる機械式のオーレリー(地動説の模型)があり、金星の位置は銅の天使像に置き換えられ、翼を羽ばたかせると他の惑星の周りを周回します。
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いろいろなモニュメントに引っかかっていたら時間がどんどん過ぎていました。ここからは早足にしないと間に合わなさそうです。
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「水先案内ビル/The Pilotage Building」はリバプール水先案内サービスの本部として1883年にオープン建てられました。おそらくジョン・アーサー・ベリントン(John Arthur Berrington)によって設計された3階建ての建物で、1980年に北側の建物とともに「リヴァプール博物館」の一部になっています。
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潮流と移動する砂州が「マージー川」に入ると危険なため港湾施設にナビゲートする地元の漁師が雇用されたが、1799年から1978年までリヴァプール水先案内システムが稼働し、1883年から1978年までこの建物が利用されました。
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シンプルな煉瓦造りと建物ですが、素材の組み合わせで非常に美しく感じます。この日も建物が青空に映えるイギリスらしくない天気です。
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「ウォーターフロント・ピア・ヘッド/Waterfront Pier Head」の「回転橋/The Swing Bridge」を渡って「ロイヤル・アルバート・ドック/Royal Albert Dock」のエリアに入ります。
アルバート ドッグ テーマパーク・動物園・水族館・植物園
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「ポンプ・ハウス/Pump House」はドックの水を抜くための施設でしたが、現在はレストランになっています。35年以上前に釧路の「フィッシャーマンズマンズ・ワーフMOO」を建設する前にヨーロッパのウォーターフロントを視察するデザイナーのツアーがありました。
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その時のツアーでは再開発途中のロンドンの「ドックランド」と今回の旅の最後に行く「ブライトン」だけでしたが、「リヴァプール」に来ればよかったのにと思いました。もっともその当時にこれほど再開発はされていなかったかもしれませんが。
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「エドモンド・ガードナー号/MV Edmund Gardner」は第2次世界大戦後にリバプール・パイロット・サービスのために建造された水先案内船です。30年近く稼動した後に「マージーサイド海洋博物館」の一部として博物館船に改造されました。
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水を張ったドックがあるので真っすぐ先へ進めないのと素通りしてしまうにはもったいない風景が続きます。
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「Street Food Diner Bus」はその名の通り古いダブルデッカー(Double decker)を使ったレストランです。2階建バスとしては1956年から運行されているロンドンのこのタイプのルートマスターが有名ですね。前回のロンドンの旅では市内を歩くのが嫌な妻は毎晩路線図を読み込んで、歩こうと思ったところを全部バスの番号と停車場を覚えてきてビックリしたことがありました。
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「Albert's Ice Cream Emporium」のアイスクリーム屋のバスは「ソーニークロフト蒸気バス/Thornycroft Steam Bus」です。ソニークロフトは1896年から1977年までコーチやバス、トラックを製造した英国の自動車メーカーです。
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1896年に船舶用発射型ボイラーが装備されていた蒸気馬車用で、ルートマスターの前身みたいです。まだまだ発想が馬車に近い形状をしているように思えます。スコットランドのエンジニアであるジェームズ・ワット(James Watt)が1769年に新方式の蒸気機関を開発し、ワットの蒸気機関の特許が1800年に失効するとさらなる改良が進み、産業革命や工業化社会の原動力になるとともに燃料である石炭が時代の主役に押し上げられていきます。
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大友克洋が監督したSFアニメ映画「スチームボーイ(STEAMBOY)」が思い出されます。19世紀半ばの産業革命期に科学技術が目覚しい発展を遂げていたイギリスが舞台でした。
https://www.youtube.com/watch?v=lARf3uvQWgc -
カルーセルを見るとフランスの「ナント」にある「 レ・マシーン・ド・リル/Les Machines de l’ile 」へ行ったことを思い出します。現在ある巨大な3階建てのカルーセルはまだパーツを制作している段階でしたが、少し小ぶりなものがありました。数年後にブリュッセルのクリスマスマーケットでそれと再会した時は感激しました。
ナント:https://4travel.jp/travelogue/10628742
ブリュッセル:https://4travel.jp/travelogue/11313892 -
「ロイヤル・アルバート・ドック/Royal Albert Dock」には数十艘の「ナロウボート(Narrowboat)」が係留されていました。英国の内陸水運では狭い閘門と橋梁の最小幅が7フィートの運河で貨物輸送を行うために18世紀から20世紀初頭に作られた荷役船のことです。催行で時速4キロのこの船を借りてイギリスを旅したいと思ったのはもう30年前のことでしたがまだ叶っていません。
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一度バスの集合場所に行きましたが、女性スタッフがオフィスへ行くように案内してくれました。「Magical Mystery Tour Liverpool」のオフィスで手続きをして、絵葉書などを買っておきます。帰りはここへは戻ってきませんから。係りのお兄さんは日本から来たというと「おはようございます。ありがとうございます。」と返してくるので「完璧な日本語だね。」なんて話が弾みます。
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この日参加する「Magical Mystery Tour 」は出発する数カ月前にネットで予約してありました。1日にバス1台だけの運行なので、数千人のクルーズ船が着いた日はすぐに予約できなくなると思ったからです。実際これは正解でした。
ビートルズ ストーリー 博物館・美術館・ギャラリー
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「リヴァプール」の郵便ポストは王冠を被っていました。日本の郵便ポストも地方によっていろいろな物を載せていますがこちらは品がありますね。
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最初に出会った係員の女性の所に立ち寄って、「このツアーではバスの右側に座るか左側かどっちがおすすめなの?」と尋ねると「左側よ。」と即答されました。
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名古屋の「ノリタケの森」へ行った際には上部を切り取られてしまったレンガ積みの煙突が6本ありました。往時はこんな姿だったのだろうかと見上げます。ノリタケの工場も煉瓦の美しい施設でした。
ノリタケの森:https://4travel.jp/travelogue/11704934 -
何となく人が集まり出したので早めに列に並んでおきます。「Magical Mystery Tour 」はその名の通りバスに乗って「リヴァプール」市内のビートルズゆかりの地を走り抜けるというツアーです。
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後ろに並ぼうとした数人のカナダからのご夫婦に「これマジカル・ミステリーツアーの列で良いのかしら?」と尋ねられたので、「そうですよ。」と答え、「秘密ですが、このツアーは左側の席に座るのがいいんですよ。」と仕入れたばかりの情報も伝えます。
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「Old Wall Arch Albert Dock」のファサードの壁だけが残っています。昔はここにも長い倉庫か工場が並んでいたのでしょう。現在は美しい遊歩道になっています。
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バスは定刻の午前10時30分に出発しました。座席はほぼ満席でドライバーのおじさんとガイドの若い男性がこの日のメンバーです。まずはビートルズの「Magical Mystery Tour 」がかかり、気分が高揚していきます。「Roll up, Roll up for the magical mystery tour.(急いで 急いでマジカル・ミステリーツアーに出掛けましょう)」という気分です。
マジカル・ミステリー・ツアー:https://www.youtube.com/watch?v=ealYXor4J84&list=RDealYXor4J84&start_radio=1 -
バスはまず「Ringo Starr's Childhood Home」に向かいます。残念ながらこの家はバスの右側のさらに奥にあるので写真を撮れませんでした。説明によるとこの家の外観はリンゴがここに住んでいた頃とあまり変わっていないようです。両親が離婚した後に当時は本名のリチャード・スターキーと呼ばれていたリンゴは、3歳の時に母親のエルシーとここに引っ越してきました。近くのマドリン通りにあった以前の家よりも小さかったのですが母親にとっては住みやすい家だったようです。彼は20代前半にビートルズが有名になるまでここに住んでいました。
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バスの走っているハイドパーク・ストリートに面してリンゴが1970年のファースト・ソロ・アルバムのジャケットでオマージュを捧げたアドミラル・グローブの旧エンプレス・パブ(Empress pub on Admiral Grove)の壁一面を覆っている「Ringo Starr Mural」という壁画の前でバスは停車しました。ここはリンゴの母親のエルシーが働いていたそうです。
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フォトショップで写真を切り取って拡大してみました。この建物の正面がリンゴのソロアルバムの「Sentimental Journey」のジャケットに使われているわけです。
Sentimental Journey:https://www.youtube.com/watch?v=qwGYRTSnrz4&list=RDqwGYRTSnrz4&start_radio=1 -
ポール・マッカートニーが1953年に教会の聖歌隊のオーディションを受けて不合格になった話は有名ですが、これがその「リヴァプール大聖堂/Liverpool Cathedral」です。
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ウェルシュ・ストリート(Welsh Streets)は19世紀後半のヴィクトリア朝様式のテラスハウス群です。これらの住宅はウェールズの建築家リチャード・オーエンズによって設計され、主に波止場の産業に携わる労働者を収容するために建てられました。
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モスリー・ヒル・ドライブ(Mossley Hill Dr)を走っているとサッカーを楽しんでいる若者が見えました。並木の向こう側にはクリケット・グラウンドがあるようです。
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グリーン・バンク・レーンの木立の中を走ると5月にイギリスを旅して良かったなと思えてきます。
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バスは通りの少し手前に停車して、歩き始めるとすぐにこの立て看板が見えてきます。ここではほぼ全員がかわるがわる写真を撮ります。参加者のほとんどが70代なのでオンタイムで熱狂していた元ビートルズファンなのでしょう。
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妻の方がオンタイムなのですが、富士山のふもとの箱入り娘はほとんどビートルズのことを知らないのが不思議です。日本の昭和歌謡についてはかなり詳しく、歌もめちゃくちゃうまいです。
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「ペニー・レインの景色が、僕の目や耳に残っている 郊外の青い空の下で こうして座っていると、思い出が蘇る」という曲の一節が頭に浮かんできます。
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バスに戻ると何と「Panny Lane」を走り抜けます。絶妙なタイミングでビートルズのペニー・レインがかかりますのでほぼ全員で合唱です。
https://www.youtube.com/watch?v=S-rB0pHI9fUペニー レーン ホテル ホテル
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街路樹の並ぶ通りを抜けると住宅街に差し掛かりますが、まだまだペニー・レインは続きます。
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ヴィクトリア朝様式のテラスハウスはポール・マッカートニーが生んでいた頃と変わりがないのではないかと思うとその風景が愛おしく感じてきます。
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通りにはビートルズをテーマにしたホテル「The Penny Lane Hotel 」もありました。
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「ペニーレインにある床屋は 手掛けた髪型を、写真に撮って飾るのが喜び 行き交う人々はみんな 立ち止まって挨拶する」という歌詞に出てくる床屋もありました。
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「ブルーコートスクール/Liverpool Blue Coat School」は1708年に2人の牧師によってリバプール・ブルーコート病院として設立され、長年男子寄宿学校でした。ジョン・レノンの父のアルフレッド・レノンはこの学校を卒業しています。よく知られたイギリスの船員兼歌手でした。
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バスは次のポイントの「ジョージ・ハリスンの生まれた家」に向かいます。ハイ・ストリートに建つ「Picton Clock Tower」が見えてくるとすぐ近くです。
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ここでは少し手前のハイ・ストリートでバスを降りてしばらく歩きました。「ジョージ・ハリスンの生まれた家」といっても、現在は一般の住宅なので注意事項がいくつかありました。
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本当に普通の住宅ですね。ANAでのロンドンまでのフライトで「MIDAS MAN」というマネージャーだったブライアン・エプスタインの映画を観てきたばかりなので何w見てもリアルに感じます。ビートルズの4人もよく似ているのにもびっくりです。
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ブルー・プラーク (blue plaque) はイギリス国内に設置されている史跡案内板です。著名な人物がかつて住んだ家や歴史的な出来事があった場所に建物の歴史的なつながりを伝えるために設置されています。大きさは直径48センチメートルで、建物の外壁に掛けられていることが一般的です。
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1950年代の中頃にポール・マッカートニーに出会い、ポール・マッカートニーに紹介されジョン・レノンらが所属していたビートルズの前身バンド「クオリーメン」に加入しますがその辺りのくだりも映画では面白く描かれていました。
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「The Cook &Bottle」という店の前を通りました。
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開いていた扉の奥の壁にはビートルズの写真パネルやギターが飾ってあります。今でも彼らはリヴァプールの人たちから愛されているのでしょう。
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「Wavertree Town Hall」はホテルになっているようです。ここから再びバスに乗り込みます。
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続いてバスが停車したのは「ストロベリー・フィールズ」でした。1930年代に救世軍に買い取られ、1936年から2005年まで孤児院として使用されていたこの家と敷地はビクトリア時代に個人が自邸として建てたものでした。
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ビートルズが1967年に発表したシングル「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」で世界的な名声を博しました。楽曲したジョン・レノンはこの近くで育ち、子ども時代にはこの施設の敷地内で遊んでいました。
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やがてビーコンズフィールド・ロードの赤いペンキを塗られた古い門扉は、ビートルズファンの巡礼地となりました。「一緒に来なよ ストロベリー・フィールズに行くところなんだ 現実離れしていて 気になるものも無い ストロベリー・フィールズはずっとそんな場所」なんて意味の歌詞が頭に浮かんできます。
ストロベリー・フィールド 散歩・街歩き
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中学生のころからビートルズを聴き始めましたが、その当時は自宅のステレオには手を触れさせてもらえず、もちろんレコードも持っていないので友人の家でカセットテープに録音させてもらいました。そんな思い出が頭の中に溢れてきます。
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1973年に構造上の問題により家は取り壊され、用途に合ったものに建て直されてしまっています。もっともファンにとっては入り口の門扉があれば十分なのでしょう。
https://www.youtube.com/watch?v=HtUH9z_Oey8&t=3s -
「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」をバスの中で聴き終えるとジョン・レノンの家の前で停車します。ここはナショナルトラストへ事前に予約しないと見学は出来ないようです。ツアーにも車窓観光と書かれています。
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ジョン・レノンと言えば貧しいリバプールからロンドンに、そして世界に飛び出して立身出世を遂げたようなイメージが強いですが、実際に育った家を見て驚いてしまいました。メンディップス(Mendips)と名付けられた住宅は高級住宅地の中にあります。
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続いてはバスを降りて「ポール・マッカートニーの家」を表から見学します。マッカートニーの 一家(Jim,Mary,Paul,Mike)が1956年の4月に引っ越してきたForthlin Roadの家です。同年10月にポールの母親メアリーは乳がんで亡くなってしまいます。
ポールは14才で翌年の1957年7月に似た境遇のジョン・レノンと出会います。 -
ツアーの皆さんが写真を撮った最後にガイドさんにシャッターを押してもらいます。これで下車観光も終わりになります。もう1日あったらジョンの家やこの家もナショナル・トラストに予約して見学できるのですが…。
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バスツアーもラストスパートです。
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バスはリヴァプールに内に戻ってきました。どこを走ってもヴィクトリア朝様式の美しい煉瓦造りの建物が続いています。
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「リヴァプール大聖堂」の近くまでやってきました。ここも時間があったら内部を見学して見たかったところの1つです。リヴァプールの葉もう一度来ないとならなさそうです。
リバプール大聖堂 寺院・教会
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ジョン・キングの作品「A Case History」には、リバプール出身である著名人のネームプレートがスーツケースやギターケースに貼られています。
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この広場から少し坂道を下がったところに、かつてポールとジョージが通った名門「グラマー・スクール Liverpool Institute High School for Boys 」の旧校舎が左側中ほどにあります。現在はポール・マッカートニーの支援で1996年に作られた「LIPA芸術大学」になっています。
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元「 Liverpool Institute High School for Boys 」の左側は現在LIPAの一部になっていますが、ここはジョンが「クオリー・バンク学校」を卒業した後に入学した「 Liverpool College of Art 」だった建物だそうです。学生当時のジョンとポール、ジョージは隣同士の学校へ通ってバンド活動をしていたのだと分かります。
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「リヴァプール」の中心部まで戻ってきました。あっという間の2時間でしたが、ツアーに参加することが出来て良かったです。
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「ラジオ:シティ・タワー/Radio City Tower」が見えてきました。忌野清志郎の「トランジスタ・ラジオ」という曲を思い出しました。「ベイ・エリアから リバプールから このアンテナが キャッチしたナンバー」なんてフレーズが頭に浮かびます。https://www.youtube.com/watch?v=zbs2GmULcmA&list=RDzbs2GmULcmA&start_radio=1
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