2025/05/19 - 2025/05/19
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kojikojiさん
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「エディンバラ/Edinburgh」を出た翌日は再び終日航海日です。今回のクルーズも残すところあと3日で、寄港地は「ル・アーブル/Le Havre」だけになります。いつものようにゆっくりと朝ご飯を食べて部屋に戻ります。ブリテン島からかなり離れた北海を航行しているので島影は全く見えません。そのうちに北海油田の「石油リグ/Oil Rig」が見えてきます。数日前にも見た光景ですが、やっぱり子供の頃に観た「サンダーバード」が思い出されてしまいます。そして英仏海峡も近いということと「石油リグ」の形から昔観た映画を思い出しました。それは「ロスト・チルドレン/La Cité des Enfants Perdus」という映画で、監督は「デリカテッセン」を撮ったジャン=ピエール・ジュネの監督作品です。ダークファンタジーなSF寓話で、物語は一つ目族と呼ばれる半盲人の集団に弟を誘拐された知恵足らずの怪力男が弟を救出のために子供窃盗団のリーダー的存在の少女との恋愛を絡め描いていきます。その誘拐犯のアジトが海上に浮かぶこのような建物でした。音楽はデビッド・リンチ作品で知られるアンジェロ・バダラメンティ、衣装はジャン=ポール・ゴルティエが担当しているというおしゃれな映画です。家に帰ったらDVD観なければと思いました。夕食は最後の終日航海日ということもあってガラ・ディナーでした。ベイクド・アラスカもあってナプキンを振り回してクルーズのディナーを楽しみます。ショーも観ずに部屋に戻るとまだ夕日が沈むところでした。船は「ドーバー/Dover」の辺りを航行しているようで、白亜系チョークとも呼ばれる石灰岩の岩肌が見えました。そしてそれは「テムズ川/River Thames 」の河口を過ぎてしまったことを意味し、「テムズ海上要塞/Maunsell Forts」を見ることができなかったということです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 観光バス 船 タクシー ヒッチハイク 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今回のクルーズで最後の終日航海日です。そんな日に塚が早く起きるわけもなく、朝ごはんだか早いお昼なのかどっちつかずの食事を「ホライゾン・コート」でいただきます。
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⑧の「エディンバラ」から⑨の「ル・アーブル」に向かっています。早々、昨晩の午前2時に時計を1時間進めています。イギリスとフランスでは時差が1時間ありますから。クルーズ船ではちゃんとキャビン・スチュワードが教えてくれますが、過去にこれで失敗したことが何度かあります。
フォース鉄橋 建造物
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一番ひどかったのはイタリアの「ブリンディジ」からギリシャの「コルフ島」に渡った時で、4日間1時間ズレた世界を旅していました。1日に数本しかないバスに乗るべく時間前にバス停に行ってもバスは来ず、レイトチェックアウトにしたホテルではチェックアウトを催促され…。2時間前に着いた空港でターミナルに入った瞬間に謎が解けました。まるで。ナイト・シャマラン監督の映画のように…。
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スペインの「タリファ」からモロッコの「タンジール」へ渡った際も戻ってからの時差を忘れていて、乗るはずのバスとすれ違って「アルへシラス」に余分に1泊する羽目になりました。
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お昼は少し遅い時間にルームサービスでいただきました。モヒートにピニャコラーダ、エッグマフィンにフリッツ。
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バルコニーで海を見ながらのランチは最高に気持ち良いです。
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この日はほとんど公海上なので陸地はほとんど見ることがありませんでした。
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唯一見えたのが石油リグでした。
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初めて見たのは3カ月前のペルシャ湾でのことでしたが、このクルーズでは2回目のことでした。
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前の旅行記でも書きましたが、この石油リグのルーツになるのが第2次世界大戦においてイギリスを防衛するために建設されたテムズ海上要塞のマンセル要塞(Maunsell Forts)でした。
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航行している場所からさほど遠くない位置にあるはずのマンセル要塞(Maunsell Forts)は残念ながら肉眼で確認することは出来ませんでした。
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ここでも子供の頃に観たイギリスのTV番組の「サンダーバード」を思い出してしまいます。幼稚園の頃にちょうど放映されていて、おもちゃが欲しかった記憶が蘇ってきます。
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それと共に思い出されたのが「ロスト・チルドレン(La Cité des Enfants Perdus)」という1995年にフランスで製作されたファンタジー映画です。それは翌日にフランスの「ル・アーブル/Le Havre」に入港するタイミングだったからかもしれません。
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監督が「デリカテッセン」のジャン=ピエール・ジュネで、衣装はジャン=ポール・ゴルチエというものでした。ダーク・ファンタジー映画としては秀逸の作品だと思いますがあまり知られていないようです。
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錆びれた港町の雨の降る夜に怪力男のワンは弟のダンレーを一つ目族に誘拐されてしまいます。子供のスリグループのリーダーのミエットと共に弟を取り返すべく奮闘する物語です。ワン役のロン・パールマンとミエット役の少女のジュディット・ヴィッテ が良かったです。
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午後は下船に備えて荷造りも始めました。あっという間の2週間でしたが、下船後も1週間ほどイギリス南部の旅が続くのでいろいろ考えながらパッキングしなければなりません。
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終日航海日なのでこの日はガラ・ディナーでした。
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席に着いたタイミングでベイクド・アラスカが始まりました。皆さんに合わせてナプキンを回します。
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キッチンからケーキの行列がレストランには行ってきました。
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ベイクドアラスカのいわれは、元々プリンセスクルーズがアラスカクルーズ先駆者だったそうで、クルーズの最終日に残っている食材を使ってデザートを作った由来があるそうです。
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何度もこのベイクド・アラスカを見ていますが食べたことはありません。
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今日もワインからスタートします。
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まずはプリンセス・シュリンプ・カクテルからスタートします。これはダイヤモンドでもよく食べたスタンダードメニューです。
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明日はフランスに入港するのでブルゴーニュ風エスカルゴも注文してみました。
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そしてさっぱりとしたトマト。
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メインは大エビの乗ったトリュフリゾット。これはとても美味しかったです。この日も2に戸も同じような料理を選んでいました。
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デザートもしっかりといただきます。
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ほぼ毎日のようにオウン・サンデーかクリーム・ブリュレを食べていた気がします。コーヒーはメキシカーノをいただきました。カルーアの香りが気に入っています。
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この日はシアターには寄らずに部屋に戻りました。バルコニーからは海上の風力発電の風車が見えました。
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巨大なコンテナ船はどこへ向かっているのでしょう。
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「アイリッシュ・フェリー/Irish Ferries」の船が北西に向かって進んでいます。この航路だとフランス側の「カレー/Calais」からイギリスの「ドーバー/Dover」を結んでいるようです。
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「DFDS」のフェリーも見えました。こちらもフランス側の「カレー/Calais」か「ダンケルク/Dunkerque」からイギリスの「ドーバー/Dover」を結んでいる航路です。
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「カレー/Calais」には行ったことはありませんが、頭に浮かぶのはロダンの製作した「カレーの市民」が思い出され、その時代背景も頭に浮かんできます。
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イングランド王のエドワード3世は「クレシーの戦い」で勝利を収めた後カレーを包囲します。フランスのフィリップ6世は持ちこたえるようにカレー市に指令しました。しかしフィリップ王は包囲を解くことができず、飢餓のためカレー市は降伏交渉を余儀なくされました。エドワード王は市の主要メンバー6人が自分の元へ出頭すれば市の人々は救うと持ちかけたが、それは6人の処刑を意味していました。エドワード王は6人が裸に近い格好で首に縄を巻き、城門の鍵を持って歩いてくるよう要求しました。その姿をロダンが彫刻としています。
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「ダンケルク/Dunkerque」についても行ったことはありませんが2017年公開の「ダンケルク」という映画を観ていたので、その近くを航行しているのだという思いがありました。
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ダンケルクの戦い(Battle of Dunkirk)は第2次世界大戦の西部戦線における戦闘の1つで、ドイツ軍のフランス侵攻の1940年5月24日から6月4日の間に起こった戦闘ですぅ。追い詰められた英仏軍はこの戦闘でドイツ軍の攻勢を防ぎながら輸送船の他に小型艇、駆逐艦、民間船などを動員して、イギリス本国に向けて40万人の将兵を脱出させるダイナモ作戦を実行します。
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ドーバー海峡の白亜系チョークの海食崖が薄っすらと浮かんでいます。この旅の最後には「ブライトン」から「セブンシスターズ」を尋ねる予定です。映画の1シーンで英国軍のスピットファイヤーこの海峡を飛んでいるシーンに感動したことが頭に浮かんできます。
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今回の旅でも「サウザンプトン」の博物館や「ポートランド」の博物館でスピットファイヤーを見ていますし、昨年のニュージーランドの「オークランド」でも見る機会がありました。
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そんな思いをずっと持ち続けたご褒美なのか、「セブンシスターズ」を訪れた際に頭上を飛ぶスピットファイヤーを見ることが出来ました。
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太陽が沈むと空はオレンジ色から紫色へと変わって行きます。
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最後の寄港地フランスの「ル・アーブル/Le Havre」に向かいます。夜明けのタイミングで入港するはずなので、モネの描いた光景が見られることを願います。
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