小樽旅行記(ブログ) 一覧に戻る
午後6時過ぎに余市から戻り、コインロッカーから荷物を取り出します。そのまま小樽駅前からタクシーに乗ってホテルに向かいます。この日から3泊するのは「旧越中屋ホテル」という外国人用のホテルだった建物です。現在は「アンワインド ホテル&バー 小樽」という名前になっています。タクシーの運転手さんには中央郵便局の隣のホテルというのが一番通りが良いみたいです。北海道で初の外国人専用ホテルとして 昭和6年の1931年に建築された「旧越中屋ホテル」は戦時中は将校クラブとして陸軍に、 戦後は米軍により接収された歴史を経て、小樽市指定歴史的建造物として経産省「近代化産業遺産群33」にも指定された歴史的建造物です。平成5年の1993年に再び「小樽グランドホテルクラシック」として営業していました。<br />古い建物なので車寄せからは重たい扉と階段が続きます。階段の上にはホテルの若いスタッフがいたのですが、見ているだけで手を貸してはもらえませんでした。9日間の旅なので大きなキャリーが2つと他にもバックがあったのですが。階段を上がるとフロントはこちらですと案内だけはしてくれました。フロントのスタッフもドライで、タブレットを渡されてチェックインを促されます。事前に来ていたメールでチェックインしておけば良かったと思いました。目の前にタッチペンがあったのですが、気が付かなく署名を指で書いたら画面がフリーズしてもう1度やり直しになりました。その時点になって「お名前は名字だけで結構です・」と言われる始末。名前を書いていてフリーズしたんですが。「グランドホテル札幌」とは比較にならない印象を受けます。エレベーターが建物の一番奥で、レストランのパントリーの動線とクロスしているという不思議なホテルです。4階に上がって扉を開けるとその部屋の狭いこと。これは自分の選んだ部屋なので仕方ないのですが、札幌のホテルの部屋が広すぎたので、4分の1くらいしかありません。狭い以外は特に問題も無いので、荷物をほどくと余計に狭くなりました。気を取り直して夕暮れの美しい時間を町に出て、晩御飯に向かいました。目指したのは小樽のB級グルメのあんかけ焼きそばの「桂苑」という中華料理店に行きました。妻の希望でしたが、とても美味しかったです。すでに午後9時近いですが、その後はアーケードを歩いてみたり、寿司屋通りを歩いてみます。金曜日の夜ながら観光客どころか地元の人の姿も少なく、寂れてしまった小樽を感じました。ここから3泊3日間の小樽の旅が始まります。

グランドホテル札幌とアンワインド ホテル&バー 小樽に8泊9日北海道の旅(14)旧越中屋ホテルに泊まり、昭和の小樽にタイムスリップする。

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2022/06/24 - 2022/06/24

1427位(同エリア2536件中)

旅行記グループ 2022札幌・小樽の旅

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kojikoji

kojikojiさん

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午後6時過ぎに余市から戻り、コインロッカーから荷物を取り出します。そのまま小樽駅前からタクシーに乗ってホテルに向かいます。この日から3泊するのは「旧越中屋ホテル」という外国人用のホテルだった建物です。現在は「アンワインド ホテル&バー 小樽」という名前になっています。タクシーの運転手さんには中央郵便局の隣のホテルというのが一番通りが良いみたいです。北海道で初の外国人専用ホテルとして 昭和6年の1931年に建築された「旧越中屋ホテル」は戦時中は将校クラブとして陸軍に、 戦後は米軍により接収された歴史を経て、小樽市指定歴史的建造物として経産省「近代化産業遺産群33」にも指定された歴史的建造物です。平成5年の1993年に再び「小樽グランドホテルクラシック」として営業していました。
古い建物なので車寄せからは重たい扉と階段が続きます。階段の上にはホテルの若いスタッフがいたのですが、見ているだけで手を貸してはもらえませんでした。9日間の旅なので大きなキャリーが2つと他にもバックがあったのですが。階段を上がるとフロントはこちらですと案内だけはしてくれました。フロントのスタッフもドライで、タブレットを渡されてチェックインを促されます。事前に来ていたメールでチェックインしておけば良かったと思いました。目の前にタッチペンがあったのですが、気が付かなく署名を指で書いたら画面がフリーズしてもう1度やり直しになりました。その時点になって「お名前は名字だけで結構です・」と言われる始末。名前を書いていてフリーズしたんですが。「グランドホテル札幌」とは比較にならない印象を受けます。エレベーターが建物の一番奥で、レストランのパントリーの動線とクロスしているという不思議なホテルです。4階に上がって扉を開けるとその部屋の狭いこと。これは自分の選んだ部屋なので仕方ないのですが、札幌のホテルの部屋が広すぎたので、4分の1くらいしかありません。狭い以外は特に問題も無いので、荷物をほどくと余計に狭くなりました。気を取り直して夕暮れの美しい時間を町に出て、晩御飯に向かいました。目指したのは小樽のB級グルメのあんかけ焼きそばの「桂苑」という中華料理店に行きました。妻の希望でしたが、とても美味しかったです。すでに午後9時近いですが、その後はアーケードを歩いてみたり、寿司屋通りを歩いてみます。金曜日の夜ながら観光客どころか地元の人の姿も少なく、寂れてしまった小樽を感じました。ここから3泊3日間の小樽の旅が始まります。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
4.0
グルメ
4.5
ショッピング
4.5
交通
4.5
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
高速・路線バス 観光バス タクシー ANAグループ JRローカル 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 午後6時過ぎに小樽駅に戻ってもれました。あのまま「Occi Gabi」にいたら1時間遅くなるところでした。コインロッカーから荷物を取り出してタクシー乗り場に急ぎます。

    午後6時過ぎに小樽駅に戻ってもれました。あのまま「Occi Gabi」にいたら1時間遅くなるところでした。コインロッカーから荷物を取り出してタクシー乗り場に急ぎます。

    JR小樽駅

  • 下り坂なので歩けないことも無いのですが、タクシーで1メーターの670円で車寄せに乗りつけられました。旅も折り返しを過ぎて疲れてきたので、体力は温存しなければなりません。

    下り坂なので歩けないことも無いのですが、タクシーで1メーターの670円で車寄せに乗りつけられました。旅も折り返しを過ぎて疲れてきたので、体力は温存しなければなりません。

  • この日から3泊するのは「旧越中屋ホテル」という外国人用のホテルだった建物です。現在は「アンワインド ホテル&バー 小樽」という名前になっています。長年閉鎖されたままだった「旧越中屋ホテル」に泊まるというのが今回の願いでもありました。

    この日から3泊するのは「旧越中屋ホテル」という外国人用のホテルだった建物です。現在は「アンワインド ホテル&バー 小樽」という名前になっています。長年閉鎖されたままだった「旧越中屋ホテル」に泊まるというのが今回の願いでもありました。

    旧越中屋ホテル 名所・史跡

  • 階段室のデザインを見てびっくりです。まるでブダペストの「郵便貯金局」か「地質学研究所」か「シぺキ邸」のような雰囲気です。

    階段室のデザインを見てびっくりです。まるでブダペストの「郵便貯金局」か「地質学研究所」か「シぺキ邸」のような雰囲気です。

  • 大きくて重い扉を開けて、スロープが無いのでこの階段を上がるのですが、ホテルのレストランのスタッフはこちらを眺めているだけで、誰かを呼ぶでもなく見ているだけです。

    大きくて重い扉を開けて、スロープが無いのでこの階段を上がるのですが、ホテルのレストランのスタッフはこちらを眺めているだけで、誰かを呼ぶでもなく見ているだけです。

  • 階段を上がると「ご宿泊ですか?フロントはあちらです。」と教えてくれました。大きくて重いキャリーバックを持った2人が他に何しに来ると思うのでしょうか?

    階段を上がると「ご宿泊ですか?フロントはあちらです。」と教えてくれました。大きくて重いキャリーバックを持った2人が他に何しに来ると思うのでしょうか?

  • 気分は高揚していてインテリアが気になっているので、嫌な感じを受けている暇はありません。ハンガリーのアール・ヌーヴォー期の建築家のレヒネル・エデンの設計を感じさせるモチーフを感じました。苦労して登った階段の手摺はブダペストに来たのかと思うほどです。

    気分は高揚していてインテリアが気になっているので、嫌な感じを受けている暇はありません。ハンガリーのアール・ヌーヴォー期の建築家のレヒネル・エデンの設計を感じさせるモチーフを感じました。苦労して登った階段の手摺はブダペストに来たのかと思うほどです。

  • その階段の奥は「The Ball」というレストランになっていて、お客さんも少し入っているようです。朝ご飯はこのレストランでいただくことになります。このホテルを選んだのはここでの朝食が目的の1つでもあります。

    その階段の奥は「The Ball」というレストランになっていて、お客さんも少し入っているようです。朝ご飯はこのレストランでいただくことになります。このホテルを選んだのはここでの朝食が目的の1つでもあります。

  • 右手の階段の奥にフロントがありました。若い男女のスタッフが手続きしてくれますが、チェックインはタブレットを渡されて自分で入力していきます。最後にサインするのですが、タッチペンに気が付かずに指でサインしていたらフリーズしてしまいました。「もう1度最初からお願いします。お名前は名字だけで結構です。」名前を書いていてフリーズしたのにと思いながらも再度入力します。ここでタッチペンがあることに気が付いて「これでサインすればいいのですか?」と聞くと「そうですね。」って、初めから教えてくれ。

    右手の階段の奥にフロントがありました。若い男女のスタッフが手続きしてくれますが、チェックインはタブレットを渡されて自分で入力していきます。最後にサインするのですが、タッチペンに気が付かずに指でサインしていたらフリーズしてしまいました。「もう1度最初からお願いします。お名前は名字だけで結構です。」名前を書いていてフリーズしたのにと思いながらも再度入力します。ここでタッチペンがあることに気が付いて「これでサインすればいいのですか?」と聞くと「そうですね。」って、初めから教えてくれ。

  • 入り口の左手には「BAR IGNIS」があり、午後5時から6時30分までは無料で6種類のワインが飲み放題になります。これもこのホテルを選んだポイントでもあります。すでにその時間を過ぎているので翌日を楽しみにします。

    入り口の左手には「BAR IGNIS」があり、午後5時から6時30分までは無料で6種類のワインが飲み放題になります。これもこのホテルを選んだポイントでもあります。すでにその時間を過ぎているので翌日を楽しみにします。

  • 客用のエレベーターはレストランの脇の通路の奥にあるのですが、この通路はレストランのパントリーになっていて動線がクロスしています。ヨーロッパの家族経営の安宿に泊まるとそんなことがありましたが日本では初めてです。

    客用のエレベーターはレストランの脇の通路の奥にあるのですが、この通路はレストランのパントリーになっていて動線がクロスしています。ヨーロッパの家族経営の安宿に泊まるとそんなことがありましたが日本では初めてです。

  • ようやくたどり着いた部屋は今朝まで5泊していた「グランドホテル札幌」の部屋の4分の1くらいの広さです。8泊9日ということもあり、安いカテゴリーの部屋にして失敗したと思います。

    ようやくたどり着いた部屋は今朝まで5泊していた「グランドホテル札幌」の部屋の4分の1くらいの広さです。8泊9日ということもあり、安いカテゴリーの部屋にして失敗したと思います。

  • せめてツインの部屋にすればよかったです。でもそうすると札幌の宿泊費より高くなってしまいます。これは若いカップル向きのホテルだったなとちょっと後悔します。

    せめてツインの部屋にすればよかったです。でもそうすると札幌の宿泊費より高くなってしまいます。これは若いカップル向きのホテルだったなとちょっと後悔します。

  • 小さなテレビはスマホと同期させればいろいろ便利なようですが、元々スマホでYouTubeも見ることは無いので必要ありませんでした。

    小さなテレビはスマホと同期させればいろいろ便利なようですが、元々スマホでYouTubeも見ることは無いので必要ありませんでした。

  • 洗面台も小さいのでいろいろ苦労しました。アメニティはフロントでいただけましたが、必要ないので貰いませんでした。

    洗面台も小さいのでいろいろ苦労しました。アメニティはフロントでいただけましたが、必要ないので貰いませんでした。

  • バスタブはきれいで使いやすいですが、グランドは洗い場付きだったのでどうしても狭く感じてしまいます。

    バスタブはきれいで使いやすいですが、グランドは洗い場付きだったのでどうしても狭く感じてしまいます。

  • 唯一トイレが独立しているのは助かりました。

    唯一トイレが独立しているのは助かりました。

  • 狭い部屋ですが、大きなガラスのグラスがあって、割ってしまいそうでした。コーヒーと紅茶は良いものを使っていました。

    狭い部屋ですが、大きなガラスのグラスがあって、割ってしまいそうでした。コーヒーと紅茶は良いものを使っていました。

  • クローゼットも無いので洋服もあまり掛けられません。小樽での3泊では洗濯が必要ないようにしてきたので問題ありませんでしたが、洗濯物があったら悲惨だったと思います。

    クローゼットも無いので洋服もあまり掛けられません。小樽での3泊では洗濯が必要ないようにしてきたので問題ありませんでしたが、洗濯物があったら悲惨だったと思います。

  • 4階の部屋の奥には屋上テラスがあり、目の前は「旧三井銀行小樽支店」の建物が見えました。

    4階の部屋の奥には屋上テラスがあり、目の前は「旧三井銀行小樽支店」の建物が見えました。

  • その先には石狩湾が広がっています。

    その先には石狩湾が広がっています。

  • 夕暮れ時の美しい景色が楽しめました。雨雲はも東の空に抜けて行ったようです。

    夕暮れ時の美しい景色が楽しめました。雨雲はも東の空に抜けて行ったようです。

  • 小樽運河まで近いことも分かりました。立地的にはとても便利な場所だったと思います。

    小樽運河まで近いことも分かりました。立地的にはとても便利な場所だったと思います。

  • 改めて外観を眺めると正面ファサードは全面を褐色のタイル貼り、中央に2列の縦長のベイウィンドウと両脇上部の丸窓が特徴のモダンで優れた意匠です。

    改めて外観を眺めると正面ファサードは全面を褐色のタイル貼り、中央に2列の縦長のベイウィンドウと両脇上部の丸窓が特徴のモダンで優れた意匠です。

  • まだ良いホテルなのか判断の付かない「アンワインド ホテル&バー 小樽」です。建築やデザインの面では既に大満足ではあります。

    まだ良いホテルなのか判断の付かない「アンワインド ホテル&バー 小樽」です。建築やデザインの面では既に大満足ではあります。

  • ホテルの目の前には現在は公益財団法人似鳥文化財団の経営する小樽芸術村の1つ、「旧三井銀行小樽支店」の建物ですが、午後8時前では扉は固く閉ざされています。

    ホテルの目の前には現在は公益財団法人似鳥文化財団の経営する小樽芸術村の1つ、「旧三井銀行小樽支店」の建物ですが、午後8時前では扉は固く閉ざされています。

    旧三井銀行 小樽支店 名所・史跡

  • 旧三井銀行小樽支店はかつて小樽の銀行街だった色内に建つ建物で、1927年に完成し、小樽市最後の都市銀行として2002年まで営業していました。当時欧米で流行した様式を洗練された意匠で取り入れている点や、小樽が金融集積地となる契機をつくり歴史的に重要な役割を果たしました。

    旧三井銀行小樽支店はかつて小樽の銀行街だった色内に建つ建物で、1927年に完成し、小樽市最後の都市銀行として2002年まで営業していました。当時欧米で流行した様式を洗練された意匠で取り入れている点や、小樽が金融集積地となる契機をつくり歴史的に重要な役割を果たしました。

  • 手宮線は北海道では最初の鉄道である官営幌内鉄道(手宮駅 - 札幌駅 - 幌内駅)の一部として明治13年の1880年に開通しました。官営幌内鉄道は北海道炭礦鉄道に譲渡された後、鉄道国有法によって明治39年の1906年に買収され国有化されましたた。

    手宮線は北海道では最初の鉄道である官営幌内鉄道(手宮駅 - 札幌駅 - 幌内駅)の一部として明治13年の1880年に開通しました。官営幌内鉄道は北海道炭礦鉄道に譲渡された後、鉄道国有法によって明治39年の1906年に買収され国有化されましたた。

    旧手宮線跡 名所・史跡

  • 路線は石炭や海産物の積み出しで賑わいましたが、昭和60年の1985年に廃止となります。旧手宮鉄道施設(現・小樽市総合博物館本館)は国指定重要文化財となり、線路は保存されて日本遺産「炭鉄港」の一部となっています。ここは後日ゆっくり歩くことにします。

    路線は石炭や海産物の積み出しで賑わいましたが、昭和60年の1985年に廃止となります。旧手宮鉄道施設(現・小樽市総合博物館本館)は国指定重要文化財となり、線路は保存されて日本遺産「炭鉄港」の一部となっています。ここは後日ゆっくり歩くことにします。

  • 普通の街並みの中を歩きましたが、日暮れ時は空が赤く染まって不思議な雰囲気でした。これも雨が降った後の御褒美だったと思います。

    普通の街並みの中を歩きましたが、日暮れ時は空が赤く染まって不思議な雰囲気でした。これも雨が降った後の御褒美だったと思います。

  • 日が暮れて薄暗くなり相手の顔の見分けがつきにくく「あなたは誰ですか?」と問いかける時間帯ということで、「誰ぞ彼(たれぞかれ)」が「たそがれ」になり、「黄昏」になったと高校の古文の先生に教わった記憶があります。第一大通りの提灯がお祀りのような雰囲気ですが、ホテルを出てから人の姿はほとんど見かけません。

    日が暮れて薄暗くなり相手の顔の見分けがつきにくく「あなたは誰ですか?」と問いかける時間帯ということで、「誰ぞ彼(たれぞかれ)」が「たそがれ」になり、「黄昏」になったと高校の古文の先生に教わった記憶があります。第一大通りの提灯がお祀りのような雰囲気ですが、ホテルを出てから人の姿はほとんど見かけません。

  • この日の晩ご飯は妻の希望で「中華食堂 桂苑」にしました。昭和39年創業のどこの町にもよくある中華料理店です。

    この日の晩ご飯は妻の希望で「中華食堂 桂苑」にしました。昭和39年創業のどこの町にもよくある中華料理店です。

    中華食堂 桂苑 グルメ・レストラン

    昭和の雰囲気を残す都通りのアーケードにある昭和のままの町中華。 by kojikojiさん
  • 縄暖簾を潜る姿が良く似合います。閉店まで30分くらいでしたが、快く入れてくださいました。

    縄暖簾を潜る姿が良く似合います。閉店まで30分くらいでしたが、快く入れてくださいました。

  • ここの瓶ビールはサッポロ・ラガービールでした。ここまでサッポロ・クラシックばかりだったので新鮮な美味しさでした。

    ここの瓶ビールはサッポロ・ラガービールでした。ここまでサッポロ・クラシックばかりだったので新鮮な美味しさでした。

  • ここでは2人ともあんかけ焼きそばを注文しました。小樽のソウルフードと言われている名物料理です。

    ここでは2人ともあんかけ焼きそばを注文しました。小樽のソウルフードと言われている名物料理です。

  • 妻は名古屋からフェリーで着いた苫小牧から行った支笏湖の丸駒温泉で食べたあんかけ焼きそばがあまりに美味しかったので楽しみにしていたようです。小樽のあんかけ焼きそばも美味しかったです。

    妻は名古屋からフェリーで着いた苫小牧から行った支笏湖の丸駒温泉で食べたあんかけ焼きそばがあまりに美味しかったので楽しみにしていたようです。小樽のあんかけ焼きそばも美味しかったです。

  • そして焼き餃子も町中華の懐かしい味で美味しかったです。

    そして焼き餃子も町中華の懐かしい味で美味しかったです。

  • 大満足の晩御飯になりました。旅行期間が長いと食事にもメリハリと変化をつけないと苦しくなってしまうのは過去の旅行で経験しています。

    大満足の晩御飯になりました。旅行期間が長いと食事にもメリハリと変化をつけないと苦しくなってしまうのは過去の旅行で経験しています。

  • 面白かったのがこの店の調味料入れや箸立てが同じデザインの昭和を感じるプラスチックの容器でした。油でギトギトになった店はいくらでもありますが、ここの物は真新しいので最近交換したのだと思います。だんだん小樽の昭和的な雰囲気に飲み込まれてしまいそうな気分です。

    面白かったのがこの店の調味料入れや箸立てが同じデザインの昭和を感じるプラスチックの容器でした。油でギトギトになった店はいくらでもありますが、ここの物は真新しいので最近交換したのだと思います。だんだん小樽の昭和的な雰囲気に飲み込まれてしまいそうな気分です。

  • 何しろ「中華食堂 桂苑」の前のアーケードが完全に昭和の雰囲気です。そしてほぼすべての店が閉店していて、歩いている人の姿はありません。大阪にもたくさんあった松本大洋の「鉄コン筋クリート」の宝町を思い出させます。

    何しろ「中華食堂 桂苑」の前のアーケードが完全に昭和の雰囲気です。そしてほぼすべての店が閉店していて、歩いている人の姿はありません。大阪にもたくさんあった松本大洋の「鉄コン筋クリート」の宝町を思い出させます。

  • アーケードを抜けると「旧向井呉服店支店倉庫」が暗闇に浮かんでいました。向井呉服店支店の倉庫として、市内の中心部に建てられました。小樽では数少ない煉瓦造の倉庫で、明治37年の1904年に稲穂町で大火があったことから、防火のために窓の内側には厚い土塗りの防火戸を備えています。

    アーケードを抜けると「旧向井呉服店支店倉庫」が暗闇に浮かんでいました。向井呉服店支店の倉庫として、市内の中心部に建てられました。小樽では数少ない煉瓦造の倉庫で、明治37年の1904年に稲穂町で大火があったことから、防火のために窓の内側には厚い土塗りの防火戸を備えています。

  • 「サンモール一番街」も同じようにほとんどの店が閉まっています。「おたる屋台村レンガ横丁」のアーケード側の出口にはピアノが置かれ、カラオケを楽しんでいます。普通のアーケードの3倍くらいの道幅なのでテーブルを置いても交通の妨げにはなりません。大阪では見る事の出来ないシュールな風景です。

    「サンモール一番街」も同じようにほとんどの店が閉まっています。「おたる屋台村レンガ横丁」のアーケード側の出口にはピアノが置かれ、カラオケを楽しんでいます。普通のアーケードの3倍くらいの道幅なのでテーブルを置いても交通の妨げにはなりません。大阪では見る事の出来ないシュールな風景です。

  • アーケードをそのまま歩いて行くと石原裕次郎の映画のポスターが並んでいました。「石原 裕次郎を偲び出演映画作品展」とうたわれています。石原慎太郎原作の「太陽の季節」この映画は長門裕之と南田洋子が結婚するきっかけともなっています。

    アーケードをそのまま歩いて行くと石原裕次郎の映画のポスターが並んでいました。「石原 裕次郎を偲び出演映画作品展」とうたわれています。石原慎太郎原作の「太陽の季節」この映画は長門裕之と南田洋子が結婚するきっかけともなっています。

  • 「狂った果実」は大人の世界に反抗する若い世代のモラルを描いた「太陽の季節」の姉妹篇です。「太陽の季節」に出演した新人石原裕次郎、「流離の岸」の北原三枝、「続ただひとりの人」の東谷暎子のほか岡田眞澄、藤代鮎子、長門裕之の弟の津川雅彦などそうそうたる顔ぶれです。北原三枝は石原裕次郎と結婚した石原まき子です。

    「狂った果実」は大人の世界に反抗する若い世代のモラルを描いた「太陽の季節」の姉妹篇です。「太陽の季節」に出演した新人石原裕次郎、「流離の岸」の北原三枝、「続ただひとりの人」の東谷暎子のほか岡田眞澄、藤代鮎子、長門裕之の弟の津川雅彦などそうそうたる顔ぶれです。北原三枝は石原裕次郎と結婚した石原まき子です。

  • 「俺は待ってるぜ」は裕次郎のヒット曲である「俺は待ってるぜ」を映画化したもので、脚本は兄の石原慎太郎が担当しています。

    「俺は待ってるぜ」は裕次郎のヒット曲である「俺は待ってるぜ」を映画化したもので、脚本は兄の石原慎太郎が担当しています。

  • 「嵐を呼ぶ男」は1957年に公開された石原裕次郎の代表作の1つとして数えられる映画です。北原三枝演じるヒロインのモデルは当時女性マネージャーの嚆矢として注目を集めていた渡辺美佐です。裕次郎自身が歌った主題歌は62万枚のヒットを記録しています。

    「嵐を呼ぶ男」は1957年に公開された石原裕次郎の代表作の1つとして数えられる映画です。北原三枝演じるヒロインのモデルは当時女性マネージャーの嚆矢として注目を集めていた渡辺美佐です。裕次郎自身が歌った主題歌は62万枚のヒットを記録しています。

  • 「錆びたナイフ」は石原裕次郎が歌った主題歌「錆びたナイフ」も、184万枚を売り上げる大ヒットとなっています。歌詞は石川啄木の短歌を再構成したそうです。「砂山の砂を指で掘ってたら まっかに錆びたジャックナイフが 出て来たよ どこのどいつが埋めたか 胸にじんとくる小島の秋だ」という歌詞だけで「一握の砂」だと分かります。

    「錆びたナイフ」は石原裕次郎が歌った主題歌「錆びたナイフ」も、184万枚を売り上げる大ヒットとなっています。歌詞は石川啄木の短歌を再構成したそうです。「砂山の砂を指で掘ってたら まっかに錆びたジャックナイフが 出て来たよ どこのどいつが埋めたか 胸にじんとくる小島の秋だ」という歌詞だけで「一握の砂」だと分かります。

  • 「陽のあたる坂道」は読売新聞に連載された石坂洋次郎の小説で、1958年に石原裕次郎主演で映画化されました。石坂は執筆中も主人公の信次像が揺らいだとき、実在の人物に当てはめたほうがよいと思い、裕次郎の存在を頭に置いたそうです。

    「陽のあたる坂道」は読売新聞に連載された石坂洋次郎の小説で、1958年に石原裕次郎主演で映画化されました。石坂は執筆中も主人公の信次像が揺らいだとき、実在の人物に当てはめたほうがよいと思い、裕次郎の存在を頭に置いたそうです。

  • 「明日は明日の風が吹く」は石原裕次郎主演の恋あり歌ありアクションありの総天然色娯楽大作です。改めてポスターを眺めると北原三枝との共演の多さを感じます。

    「明日は明日の風が吹く」は石原裕次郎主演の恋あり歌ありアクションありの総天然色娯楽大作です。改めてポスターを眺めると北原三枝との共演の多さを感じます。

  • 「素晴らしき男性」は石原裕次郎主演のミュージカル・ドラマで、脚本・監督は「明日は明日の風が吹く」の井上梅次で、撮影も同じく岩佐一泉です。石原裕次郎と北原三枝のほか、月丘夢路や金子信雄らが出演しています。

    「素晴らしき男性」は石原裕次郎主演のミュージカル・ドラマで、脚本・監督は「明日は明日の風が吹く」の井上梅次で、撮影も同じく岩佐一泉です。石原裕次郎と北原三枝のほか、月丘夢路や金子信雄らが出演しています。

  • 知っている映画はそれくらいでしたが、ポスターは18枚ほど飾ってありました。小樽の「石原裕次郎記念館」は5年前の2017年に閉館になっています。現在の小樽は違った意味で斜陽の美学を感じる街だと思います。それにはこの町に数日宿泊しなければならないと思います。

    知っている映画はそれくらいでしたが、ポスターは18枚ほど飾ってありました。小樽の「石原裕次郎記念館」は5年前の2017年に閉館になっています。現在の小樽は違った意味で斜陽の美学を感じる街だと思います。それにはこの町に数日宿泊しなければならないと思います。

  • 寿司屋通りに出て歩いていると「寿司政」が見えました。予約しようと思いましたが、土日の夜は系列店共に予約できませんでした。

    寿司屋通りに出て歩いていると「寿司政」が見えました。予約しようと思いましたが、土日の夜は系列店共に予約できませんでした。

    小樽寿司屋通り 名所・史跡

  • ホテルに戻ろうと曲がった路地にあった「すし よし」です。何で枯れ枝が吊られているのだろうと思ったら、シマアジの形になっているのだと気が付きました。店構えを見るだけで美味しそうな店でした。

    ホテルに戻ろうと曲がった路地にあった「すし よし」です。何で枯れ枝が吊られているのだろうと思ったら、シマアジの形になっているのだと気が付きました。店構えを見るだけで美味しそうな店でした。

  • 路地はすぐに日銀通りに当たり、左側には「日本銀行旧小樽支店」の建物がライトアップされていました。

    路地はすぐに日銀通りに当たり、左側には「日本銀行旧小樽支店」の建物がライトアップされていました。

  • ホテルの屋上からも見えた「オーセントホテル小樽」もライトアップされています。

    ホテルの屋上からも見えた「オーセントホテル小樽」もライトアップされています。

  • 「日本銀行旧小樽支店」には後日見学に来る予定です。総工費は当時の金額で40万円に上り、これは日本銀行本店と日本銀行大阪支店に次いで3番目に高額な建設費だったそうです。

    「日本銀行旧小樽支店」には後日見学に来る予定です。総工費は当時の金額で40万円に上り、これは日本銀行本店と日本銀行大阪支店に次いで3番目に高額な建設費だったそうです。

    日本銀行旧小樽支店金融資料館 名所・史跡

  • 官民含めた歴史的建造物の多さには驚かされる小樽の町です。今回小樽市内の観光は3日だけですが、時間が足りない気になってきました。もちろん内部の見学は絞らなければなりません。

    官民含めた歴史的建造物の多さには驚かされる小樽の町です。今回小樽市内の観光は3日だけですが、時間が足りない気になってきました。もちろん内部の見学は絞らなければなりません。

  • 日銀の筋向いにある「旧北海道銀行本店」は「小樽バイン」というレストランになっています。レストランも営業時間が早い小樽の町はすでに閉店していました。

    日銀の筋向いにある「旧北海道銀行本店」は「小樽バイン」というレストランになっています。レストランも営業時間が早い小樽の町はすでに閉店していました。

    旧北海道銀行 本店 名所・史跡

  • ようやくホテルに戻ってきました。日中の小樽の観光も面白いのですが、日帰りの観光客の帰った小樽はさらに魅力がありました。

    ようやくホテルに戻ってきました。日中の小樽の観光も面白いのですが、日帰りの観光客の帰った小樽はさらに魅力がありました。

    旧越中屋ホテル 名所・史跡

  • 夜になると階段室はさらに美しく見えました。「旧越中屋ホテル」は昭和6年の1931年に竣工しています。似ていると思ったレヒネル・エデンの建築は1900年前後に建築されているので、その情報は日本にも入ってきていたのかが気になります。<br />レヒネル・エデンの建築https://4travel.jp/travelogue/10564571

    夜になると階段室はさらに美しく見えました。「旧越中屋ホテル」は昭和6年の1931年に竣工しています。似ていると思ったレヒネル・エデンの建築は1900年前後に建築されているので、その情報は日本にも入ってきていたのかが気になります。
    レヒネル・エデンの建築https://4travel.jp/travelogue/10564571

  • 夜の「BAR IGNIS」の雰囲気も感じが良いです。

    夜の「BAR IGNIS」の雰囲気も感じが良いです。

  • 「THE BALL」は毎朝の朝食をいただいたので、夜に利用することはありませんでした。翌日から3日間の怒涛の小樽観光が始まります。

    「THE BALL」は毎朝の朝食をいただいたので、夜に利用することはありませんでした。翌日から3日間の怒涛の小樽観光が始まります。

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2022札幌・小樽の旅

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