2024.03　お寿司を食べに小樽へプチトリップ

2024/03/23 - 2024/03/23

ちょっと前までは、この3月の連休は繁忙期のほんの隙間に、大好きな定山渓温泉「森の謌」に泊ってリフレッシュ！というのがお決まりだったんだけど、コロナ禍はずっと行けずじまい。

今年はそろそろと思っていたところに、国内回帰か、我が家のお城巡りブームが再来し、今年はなんと3回もお出かけする予定となり、宿泊は予算的に厳しいな～。
ホテル一泊で一回の旅行の往復2人分の飛行機代になるもんね。

でも何処かで憂さ晴らししないとやってられない！との夫の要望で、美味しいお寿司を食べにちょっと小樽に行ってみようということになりました。
せっかく行くんだから、ビール飲みたいよね、ということで久々にJRでのお出かけです。

今年は札幌も小樽も雪が多い！
3月、お彼岸なのに、まだまだ残雪多しの小樽、滞在時間約2時間のプチトリップでした。

エリア 小樽(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 徒歩

特に急ぐ旅でもなし、お昼前に小樽に着けばいいやということで、札幌駅発10時のエアポート快速でGO！

地下鉄にはよく乗るけど、JRに乗るのは、昨年北広島のエスコンに行った時以来。

札幌駅 駅

50分ほどで小樽に到着。

まずトイレに行かなくっちゃ。
改札出て、左手コンビニの前を通っていくと奥に、トイレとコインロッカーがたくさんありますよ。

JR小樽駅 駅

小樽駅の、天井と、改札表示板の上のランプが並ぶさまは圧巻ですね。

ランプは、小樽といえばの手作りガラスで有名な「北一硝子」が寄贈したそうです。

もうちょっと写真がうまく撮れれば。
素敵さが伝わらない。^^;

改札を出て一番目に付く「サンジェルマン」というベーカリー。

ちょっとパンでもという駅中ベーカリー、というより本格的なパン屋さん。

小樽駅を出て振り返ってみました、

青空が眩しい。
実は前日は豪雨でした。

晴れ女復活か！

とりあえず小樽運河を目指して歩きます。

途中「旧手宮線跡」を通りかかります。
夏に来たことはあるけど、雪のあるこの時期は初めてかも。

旧手宮線跡 名所・史跡

線路が走っていた名残が車道にも。

人力車で市内観光？

まだ相当寒いけど。

小樽駅からのんびり歩いて10分ほどで、小樽運河到着。

時々来るから、観光客ほどの思い入れはないけど。

小樽運河 名所・史跡

緑の庇のあるグレーの煉瓦の建物が、小樽地ビールの醸造所とパブが入っている「小樽倉庫No.1」

6年半前、ここでビール飲みましたね～。
　https://4travel.jp/travelogue/11294196

小樽倉庫No.1 グルメ・レストラン

定番の運河にかかる橋の上から見る一枚。

そういえばこの橋って「浅草橋」っていうちゃんとした名前があるのね、知らなかったわ。

「浅草橋観光案内所」

気温「6度」
快晴のせいか体感温度はちょっと低め。
ダウン着てきて正解でした。

浅草橋観光案内所 名所・史跡

で、この観光案内所裏に、我が家のお目当てのお寿司屋さん「函太郎」があります。

……ん？
何、この雪の山、人が通ったあとがない！
おまけに「貸店舗」の看板まである。

お～、ググったら「2022年9月」で閉店とな。
あ～、もしかしてコロナ閉店なのか！

ショック、今日の目的は「函太郎」のお寿司だったのに～。

3枚↑の写真でご紹介した旅行記のときにも行ってます。

函太郎 小樽店 グルメ・レストラン

う～ん、じゃどうしよう。

とりあえず、この観光案内所の斜向かいにある「出抜小路」に行ってみる？
気にはなっていたけど、いつも素通りでちゃんと見たことがなかったんだよね。

ひときわ目を引くこの櫓、「火の見櫓」だそうです。
古き良き明治、大正期の町並みをイメージされている屋台村らしいですね。

うんやっぱりちょっとレトロな雰囲気。

小樽出抜小路 名所・史跡

20店舗くらいの飲食店などが入っているようですが、そもそもまだ10時を過ぎたばかりで出歩いている人も殆どいません。

あれ「サンタのヒゲ」って富良野じゃなかったっけ？。
小樽にもあったのね。
って、地元民より観光客御用達だよね。

で、そのまま運河沿いの道を歩いていくと「とっぴ～」発見！

「とっぴ～」も地元民の中では支持されているお店です。
ここでもいいか、と言ったら失礼になるけど、もう今日はお寿司を食べに来たので「とっぴ～」に決定！

開店11時のはずだけど、11時を過ぎたばかりで数人が並んでいる。
え、もう満席？、と思ったら今日の開店は11時15分とのことでした。
開店と同時にすんなり席につくことができましたが、出る頃にはほぼ満席になっていましたよ。

回転寿司とっぴ～ 小樽運河通り店 グルメ・レストラン

まずはビール！たよね～。

そのために電車で来たんだから。(笑)

ここはやっぱり「小樽ビール」でしょ。
私はすっきり系のピルスナー
夫は、ガツンとくるドンケルで

今どきの回転寿司は回らない回転寿司なんですね。
お店では殆ど食べなくていつも持ち帰りが多い我が家。
おまけにタッチパネル、便利なんたか？年寄にはちょっとハードルが高い。(笑)

サーモン、いくら、ハマチにつぶ。
道産子は「つぶ」が大好きです。

貝類が大好きな私。
鵡川産の活ホタテ、そして活ホッキ。

最初、活ホッキはありませんと言われて仕方なく普通のボイルホッキをオーダーして運ばれてきたんだけど、途中で活ホッキ入りましたからお取り替えしますね、とオーダーを変更してくれました。
ありがたやありがたや。

活ホッキとボイルホッキじゃ歯ごたえが雲泥の差だもんね。

夫は、イカづくしとハマチ、そして私の穴子ちゃん。
もう少し食べようと思えば食べられるけど、今日の夕食は小樽といえばのもう一品のとあるものを予定しているから控えめに。

「とっぴ～」の向かい側に「かま栄」の工場直売店。

ここもいつも車で通るけど素通りです。
始めていくかも～。

(株)かま栄 名所・史跡

工場見学ができるのがいいよね。

最後の写真、すごい職人技を見せてもらいました。

めったにしない街ブラをしながら駅に向かいます。

古民家風の建物、レトロ好きな方たちにとってはたまらないでしょうね～。

小樽は、明治後期から昭和初期にかけて「北のウォール街」とも呼ばれるほど、経済的にも活発だった街。
もしかしたら札幌以上だったのかもしれないくらい。

なので、古い商店や、全国区の大きな銀行の名残の建築物がたくさんあることでも有名ですね。

こちらは「岩永時計店」
当時としては珍しい時計塔もあり、ハイカラな建物だったようですよ。

岩永時計店 本店 名所・史跡

「旧金子元三郎商店」

海陸物産や海運業を営んでいました。
明治32年には初代小樽区長(今で言う市長？)に選出されるなど小樽を代表する政財界人。

「うだつ」があるのも北海道の建築では珍しいですよね。

旧金子元三郎商店 名所・史跡

「旧百十三銀行小樽支店」

明治26年に設置されたそうですが、明治の半ばにこんな洒落た建物があったのには驚きです。

小樽浪漫館 (旧百十三銀行小樽支店) 名所・史跡

現在は「小樽浪漫館」というガラス細工のお店になっているようです。

建築物にもガラス細工にも興味はないけど、元銀行だった建物をどのように活かしているのかが気になりちょっとだけ中を除いてみることに。

やっぱり天井が高いですね～。

このシャンデリア見てください！

年代を感じさせるデザインですよね。
シャンデリア自体あまり好きじゃないけど、このくらい抑えられたデザインなら好きかも。

ちょっと銀行っぽい作りの階段。

大事な商用のお客様はこの階段を上がって別室に案内されたんでしょうね。
(現在は上がれません)

床もいい具合にぎしぎし言います。(笑)

本当にね、買い物とかには興味ない私なので商品は殆ど見ません。
その代わり夫が、これあなたの旅友三人組のお土産にいいんじゃない？とガラス細工の爪やすりを見つけてきてくれて(笑)、珍しく購入。笑笑←こういうことは夫のほうがよく気がつくんだよね～。

「小樽浪漫館」の前の川を挟んでで向かい側にもなかなかいい感じの建物がありますね。

そうそう、川と言いましたが、川ではなく「小樽運河」の一部です。
途中で直角に曲がってるのは初めて知りました。

いい感じの建物は「旧名取高三郎商店」

鋼鉄金物商だったようです。
明治37年の稲穂町大火のあとに建てられ、角地に建っていることから西側と南側に防火のための袖壁(うだつ)を設けたとのこと。

なるほどね、じゃさっきもうだつがある建物は稲穂町大火の教訓なのかもね。
外壁は「札幌軟石」を使用。
ここ数年、また着目されている「札幌軟石」ですね。

旧 名取高三郎商店 名所・史跡

そのまま真っすぐ進むと、通称「日銀通り」と呼ばれる道路にでます。

左手に見えている建物が「小樽郵便局」
以前の北海道民の郵便貯金通帳は「小樽」という文字が必ず入りましたからね～。

そして日銀通りと呼ばれる由来の「日本銀行旧小樽支店」

日銀ですよ、日銀。
我々庶民には縁遠いですけどね。

この写真を撮るちょっと前まで、観光バスが建物目の前に停車していましたが、気づいてくれたのか移動してくれました。
現在は資料館となっているため、見学者が訪れていたんでしょうね。

日本銀行旧小樽支店金融資料館 名所・史跡

再び旧手宮線跡を通ります。

旧手宮線跡 名所・史跡

雪が積もっていたら、線路跡かどうかなんてわかりませんよね。

ここはやっぱり雪がないときにこなくちゃてすね。

夫、街歩きでは浮いていたスノーブーツ、ここでは正解。(笑)

で、今宵の夕食にと考えていた「なると本店」へ。

ま、わかっちゃいるけど、ちょうどお昼どきてもあるし激混みですよね～。^^;
持ち帰りだけど、ここで買うのは諦めて小樽駅で買いますわ。

若鶏時代 なると 本店 グルメ・レストラン

小樽駅に戻ってきて、なるとの駅売店で半身揚げとザンギ購入。
あ、もしかして電車の中でニオイテロになっちゃうかもだけど。

立ち食い寿司「伊勢鮨」さん、さすがの行列です。
ミシュランガイドにも掲載されたことのある名店。
小樽駅構内に、なんと立ち食いスタイルのお店があるんです。
お寿司、ここでも良かったかな？^^;

JR小樽駅 駅

小樽駅のホーム、番線の数字、遊び心が。

「4番線」の4がヨットの形。
粋だね。

そして、柱に取り付けているのは駅構内天井に飾られていたのと同じランプ。

両側ずっとランプが取り付けられているので、夜はきっと雰囲気いいでしょうね。

快速エアポート、小樽で折り返しになるので始発、座れます。
もちろん座ります。(笑)

札幌駅について、諸々所要を済ませ大丸へ。

実は「かま栄」大丸にも入っているので、同じ買うならポイントが付くここで買います。
陸マイラーとしては大事なことですので～。^^;

かま栄の場所が移動していてびっくりしました。
南エレベーターの方へ移動、茅乃舎を進んで奥突き当りになりました。

我が家は「味噌南蛮」と「ひら天」と「パンロール」がお気に入り。

かま栄 札幌エスタ店 グルメ・レストラン

そして忘れちゃいけない、私の大好物「一久大福堂」の大福～。
今日はお彼岸ということでおはぎも買っちゃいます。

小樽滞在時間2時間のプチトリップだけど、観光気分と美味しいもの食べて、ちょっとはリフレッシュできたかも～、です。

あとは、早く飛行機乗ってお出かけできるのを待つのみです。
あ～、6月が待ち遠しい！
その合間に、毎年定番のお花の旅行記くらいはアップできるかな。

一久 大福堂 大丸札幌店 グルメ・レストラン

この旅行記へのコメント （4）

• hikkoさん 2024/03/31 07:46:06

  小樽の函太郎か…

  ゆんこさん
  
  おはようございます。
  
  短時間の小樽散策だったのね。
  でも、函太郎が閉店していたのにはガッカリ。
  昔、行ったことあります。
  
  最近、小樽も行かなくなりました。
  千歳が多いかなぁ…σ(^_^;)
  札幌も何気に迷子になるし笑
  
  東京はサクラ開花しました。
  北海道はGW辺りかな？
  今年は何気に開花が遅かったです。
  
  次の旅行は6月ですか？
  私は来週。
  何気に国内線2ヶ月ぶり笑
  
  hikko
  

  ゆんこさん からの返信 2024/04/01 16:11:53

  RE: 小樽の函太郎か…

  hikkoさん、こんにちは
  
  > 短時間の小樽散策だったのね。
  > でも、函太郎が閉店していたのにはガッカリ。
  > 昔、行ったことあります。
  
  はい、サクッと終わりました。
  だって目的はお寿司を食べることだったんですもの。
  函太郎が閉店していたのは、ショックでした〜。
  函太郎の美味しいお寿司、美味しいお寿司と念仏のように唱えながら行ったからなおさらです。^^;
  とっぴ〜も、それなりに美味しかったけど、駅ナカの立ち食い寿司にしても良かったかも。
  
  > 最近、小樽も行かなくなりました。
  > 千歳が多いかなぁ…σ(^_^;)
  > 札幌も何気に迷子になるし笑
  
  札幌からのプチトリップにはちょうどいい距離ですよね。
  hikkoさんは、滞在時間が短いから〜。(笑)
  千歳空港でも十分遊べますからね。
  札幌での迷子は、私もあるあるです。^^;
  
  > 東京はサクラ開花しました。
  > 北海道はGW辺りかな？
  > 今年は何気に開花が遅かったです。
  
  昨日の？２８度超えは凄まじいですね〜。
  体調大丈夫ですか？
  こちらはやっと雪もなくなりましたが(札幌はまだありますね)4，気温はさほど上がらずまだまだ寒いです。
  桜は、ＧＷに咲くかどうか〜。
  
  > 次の旅行は6月ですか？
  > 私は来週。
  > 何気に国内線2ヶ月ぶり笑
  
  それは珍しい！(笑)
  エンジン始動ですね。
  ６月、あの安かった新潟のチケットで飛びますよ。
  
  　　　　　★ゆんこ★

• マプトさん 2024/03/30 16:52:27

  かま栄

  小樽旅、読みました。
  小樽はなかなか行けません。レトロの町並み、風格がありますね。そしてかま栄！札幌の大丸で必ず買って帰ります。シンプルなひらてんが一番好きです。旭川で買えなくなりました。

  ゆんこさん からの返信 2024/04/01 16:02:49

  RE: かま栄

  マプトさん、こんにちは。
  
  > 小樽旅、読みました。
  > 小樽はなかなか行けません。レトロの町並み、風格がありますね。そしてかま栄！札幌の大丸で必ず買って帰ります。シンプルなひらてんが一番好きです。旭川で買えなくなりました。
  
  そうですよね、一度札幌にでないとなかなか小樽には回れませんよね。
  小樽、街歩きするのには新旧の見るものが色々とあり、楽しいかもしれませんね。
  いつも積丹に行くのに通り過ぎるだけなので、めったに立ち寄ることはないんですが、ぷらっと観光気分に浸るのには札幌からたとちょうどいい距離感なんですよね。
  
  「かま栄」やはりベーシックな「ひら天」が一番ですが、お酒のつまみには味噌南蛮の方が好きです。(笑)
  
  　　　　　★ゆんこ★