2022/06/21 - 2022/06/21
965位(同エリア2556件中)
kojikojiさん
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札幌3日目は昨日と同じ中央バスのツアーに参加します。「旭山動物園日帰りコース」という旭山動物園だけに行くツアーです。富良野と組み合わせたものもあるようですが、旭山動物園には行ったことが無くて以前から気にはなっていました。この日のツアーも人気が無いのか参加者は9名で、女性だけのグループとお孫さんを連れたおばあちゃんで男性は1人だけでした。バスは札幌市内を東に走り、道央道のサッポロ料金所から高速に乗ります。車窓からは右手に「札幌ドーム」や建設中の「エスコンフィールド HOKKAIDO」が見えました。個人的には「百年記念塔」が見えたのが嬉しかったです。この塔が出来たのは昭和45年の1970年で、母が昭和50年に京都の祖父母と一緒に10日かけて北海道を周遊したアルバムの中に「百年記念塔」を訪れた写真があったからです。これが見納めかと手を合わせましたが、翌々日に「北海道開拓の村」に行った際にはもう少し近くから眺めることが出来ました。現在は耐震上の問題で閉鎖されただけでなく、近くにも近寄れないそうです。バスガイドさんから「近いうちに取り壊される予定です。」とも聞かされました。ツアーバスの最初の休憩地は「砂川サービスエリア」でした。ここは前回のツアーで新千歳空港から旭川に向かう途中にも休憩したことがありました。停車中にバスのタイヤがパンクして1時間立ち往生した場所です。3週間前は表の売店も閉まったままでしたが、この日は岩瀬牧場のソフトクリームも買うことが出来ました。前回は美しくチューリップが満開だったハイウェイガーデンはちょっと残念な状態でした。お昼前に旭川北で高速を降り、「旭山動物園」には正午過ぎに到着しました。ここで3時間25分という中途半端なフリータイムになります。ツアー代金は動物園の入場券を含んで5,700円なので個人で来るよりは安いと思います。妻も初めての「旭山動物園」なので、食事もしないで片っ端に動物たちを見学しました。遠くでテナガザルが吠えているのも聞こえ、気分も高揚してきます。東京で調べた天気予報では曇後雨でしたが、実際は清々しい6月の北海道の気持ちよい天気でした。あまりに面白かったので旅行記も2つに分かれてしまいました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 観光バス 船 タクシー ANAグループ JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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わらしべ長者ではありませんがホテルの部屋がどんどん広く快適になっていくので旅がどんどん楽しくなっていきます。旅行前は曇りや曇後雨の天気予報も良い方に外れていくのも良かったです。
札幌グランドホテル 宿・ホテル
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2日目の朝食は「ノーザンテラスダイナー」にしました。ここの朝食は人気のようで、確かに料理はどれも美味しかったです。一見普通のホテルの朝食のようですが、地産のジャガイモやザンギ、コーンとアスパラも北海道のものが使われています。オホーツク北見塩焼きそばも美味しかったです。
グランドホテル札幌の1階にある朝食レストランはさすがと思える美味しさだった。 by kojikojiさんノーザンテラスダイナー グルメ・レストラン
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さらにサーモンやタコや甘えびに帆立などのお刺身も並んでいます。
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オムレツも目の前で作ってくださいますが、ふわふわで美味しかったです。
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オムレツには3種類のお好みソースをかけていただきます。初日は「雲丹クリームソース」にしてみましたが、翌日からは「和風ソース」にしました。
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ホテル特製のスープも2種類あり、ポタージュと卵入りコンソメでしたが、どちらも美味しいです。
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函館酪農公社のヨーグルトとコーヒーゼリーとこの日はジャスミンライチ。これ以外にもマチェドニアやフルーツがたくさん並んでいます。
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シリアル用の牛乳も町村農場の牛乳とこだわりがあります。写真にはありませんがソフトクリームまでセルフでいただけます。
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コーヒーと1回目のデザートです。この日は「旭山動物園」での自由昼食なので、あまり期待できそうもありません。なので朝ご飯に力を入れました。
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開業時からの伝統のアップルパイもサクサクで美味しいです。これは4階の「環楽」でもいただけます。
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フルーツケーキも美味しかったです。父が大好きだったので、健在ならば買って帰りたいと思いました。よくブランデーをかけて食べていました。
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ホテル内のベーカリーでブーランジェが焼き上げたホテルブレッドは種類も豊富でどれも美味しかったです。特に1口サイズのメロンパン。はちみつにもこだわりが感じられ、新海養蜂場の野の花のはちみつや道産のクローバー、シナノキ、百花はちみつなど8種類も並んでいます。
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天気も良く爽やかな風が吹いているので地上を歩いて札幌駅に向かいます。昨日エスタで1度手続きをしているので勝手は分かっているのでゆっくり出来ました。
札幌駅 駅
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上遠野 敏(かとおのさとし)の「南口モニュメント」という作品です。西3丁目通りの中心にシンボリックに一対のエゾマツの柱が立っています。札幌駅への門なのか呪術的なものも感じます。
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1本のエゾマツを十文字に割り、木の表面を内側にしていることが分かります。
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一対のエゾマツから駅側に向かっては等間隔に石柱が立っています。まるで中国の皇帝の陵墓へ続く神道に立つ文人像や武人像に見えました。そんなことを考えていると毛綱 毅曠(もづな きこう)のことを考えました。すでに亡くなった建築家ですが彼が存命であれば呪術的なコンセプトで面白いものを作ったのではないかと感じました。彼と諸星大二郎という漫画家の対談を読んだことがありますが、呪術的な考えがシンクロしてとても面白かったです。
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札幌駅の地下には巨大な地下通路があり、近隣のビルへはアリの巣のような通路でつながっています。それぞれのエントランスも趣向を凝らしたデザインでとても面白いのですが、このガラスドームの中のエレベーターにもつながっています。
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昭和30年代に札幌駅は新築され、訪れる観光客が年々増加していました。殺風景だった駅前を整備して北海道の中心都市にふさわしい美を備えた公園を作る構想が持ち上がり、これを受けて鉄道弘済会が主体となって「駅前彫像建設委員会」を設立しました。この委員会には当時の北海道を代表する企業であるホクレンと北洋相互銀行、拓殖銀行と雪印乳業、日本ビールの5社が賛同し費用を提供したそうです。制作者として選ばれたのは既に大通公園の彫刻を依頼されていた本郷新でした。
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完成した「牧歌」は北海道の名産を持たせた男性と女性の5人の群像です。名産品を持たせることで、依頼者の意向である北海道らしさを強調したようです。中央には健やかで明るい未来を象徴するように、若い3人の女性が立っています。手にはそれぞれポプラの若木とトウモロコシとスズランを持っています。
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両脇の2人の男性は高低をつけるために立像と座像で表現しています。腰掛けた男性は角笛を吹き、もう一方は羊を抱いています。北海道を旅していると本郷新の作品に出合う機会が多いです。
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まだ少し時間があるので駅の構内にある1つの彫刻に挨拶に向かいます。これは昨年の暮れに偶然見つけて感激したものです。
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昨年の秋に釧路に10日滞在するツアーに参加し、自由行動の日に妻と2人で摩周湖に行きました。アイヌコタンを歩いていて1軒の土産物屋さんに入ると展覧会のチラシが置かれてありました。ちょうど東京に戻るタイミングで見ることが出来たのが「木彫り熊の申し子 藤戸竹喜」でした。
藤戸竹喜の彫刻展:https://4travel.jp/travelogue/11715263 -
展覧会で感動した数か月後に参加したツアーの最終日、新千歳空港へ向かうために入った札幌駅で偶然この彫刻を見つけたので妻と共に感激しました。それと同時にこんな貴重な彫刻をむき出しで置いていて良いのかと疑問にも感じました。
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「イランカラプテ」藤戸竹喜
イランカラプテとは北海道のアイヌ方の言葉で「こんにちは」という意味だそうです。2008年にアイヌ民族を日本の先住民族とする決議が国会で採択され、2013年には「イランカラプテ」を北海道のおもてなしの合言葉にするキャンペーンも始まったそうです。この作品はその一環として製作されています。 -
「ク リムセ(弓の舞)」を踊りながら祈りを捧げるエカシ(長老)の姿です。その周りには神々へ人間の願いを届けるための大切な祭具「イクパスイ(棒酒箸)」が6本置かれてあります。6という数字はアイヌの方にとって「たくさん」を意味するものだそうです。
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彫刻の人物像以外の持ち物などは本物なのでよりリアルな凄味を感じます。「イカヨプ」という儀礼用の矢筒はこれだけで博物館に並ぶものです。「ヘペレアイ/エペレアイ」は花矢で、熊などの動物の霊魂をカムイの国へ送り返すときに持たせる土産になります。
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だいぶ寄り道してしまいましたが、時間前にチケット売り場に到着して、検温してもらったあとにチケットを発券してもらいます。
札幌エスタ ショッピングモール
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今日のチケットにはホチキスで「旭山動物園」の入場券も留められています。妻と動物園に行くのはブダペストの市立動物園と西安のパンダ繁殖基地以来3回目です。ブダペストの動物園は世界一美しいアールヌーヴォーの動物舎があるのと、パンダを見るのは絶対に中国でと決めていたからです。
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今日のツアーも9人のようです。女性数名のグループとお孫さんを連れたおばあさん、姫路から1人で旅している女性と叔父さんは1人だけでした。
中央バス札幌ターミナル 乗り物
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昨日と同じタイプのバスです。Free Wifiの設備はありませんが、コンセントがついているだけよいです。最近のバスではコンセントかUSBが設置されることが多くなりましたがまだまだ数は少ないです。
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空港や地方に行くバスも同じターミナルなので出発時は何となくにぎやかです。
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昨日と違って東に向かうので北3条通りでは「サッポロファクトリー」の建物が見えました。昨年末に初めて「さっぽろテレビ塔」の展望台に登った時にも明るく輝いていたので行ってみたいと思いましたが、今回も前を通過するだけでした。
サッポロファクトリー ショッピングモール
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創成川の東側のこの地に「開拓使麦酒醸造所」が誕生したのは明治9年の1876年のことだったそうです。開拓使が廃止になったのは明治15年の1882年のことで、それにともない開拓使が造成したさまざまな事業所は民間に払い下げられます。そのなかでただ1つ現在に継承されてきたのがこのビール工場です。
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豊平川を渡って札幌市内とはしばらくお別れです。
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札幌ジャンクションから道央道で旭川を目指します。
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岩見沢を通過すると右手に「北海道グリーンランド」の観覧車が見えました。姪が通っていたのは岩見沢東高校だったことを思い出しました。ブラスバンド部だったので甲子園に行くのを目指していましたが、叶わなかったようです。
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前回の旅ではうまく写真が撮れなかった美唄炭鉱の煙突もうまく撮れました。三井美唄炭鉱のあった南美唄地区は大正4年に沼貝炭鉱が開鉱したことに始まります。大正9年には光珠炭鉱も開鉱し、これらの炭鉱は最終的に昭和3年に三井鉱山に買収され三井美唄炭鉱として大規模な開発が行われます。石炭の品質の良くない三井美唄炭鉱は早期にスクラップアンドビルドの対象となり昭和38年に閉山を迎えます。これについては翌日のふらのへ行くツアーでバスガイドさんから詳しく教えてもらいました。
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この日最初の休憩は「砂川サービスエリア」でした。3週間前は小雨が降っていて、表の売店も閉まったままでしたが、この日は「岩瀬牧場」のソフトクリームもいただけました。岩瀬牧場はこのサービスエリアから数キロ東に入ったところにある牧場です。
砂川サービスエリア 道の駅
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3週間前にもこのサービスエリアで休憩をして旭川に向かうところ、急にバスのタイヤがパンクしました。ここでの休憩が1時間になってしまいましたが、考えようによっては小雨の中で走行中にパンクしたら大変なので不幸中の幸いだったと思いました。
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その1時間の間に隣接する「北海道ハイウェイガーデン」を観たのですが、その時は美しい紫のチューリップが咲いていました。ところが今回はこんな状態でした。葉っぱの上に同じ色のアマガエルがいました。北海道でアジサイの花が咲くのもう少し後のようです。
砂川オアシスパーク 公園・植物園
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この丘を登っていくとたくさんの羊のオブジェが置かれていました。前回の旅行後に「北海道ハイウェイガーデン」についても調べて、NEXCO東日本が北海道ガーデン街道メンバーの監修のもと、道東道ルート・道央道ルートのSA・PAに8つのミニガーデンを開園していると知りました。砂川SAは上り下りともに上野ファームが監修しています。昨年に「北海道ガーデン街道」の庭園の内2つを見学したので、8つ全部を巡るツアーにも参加したいと考えています。
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写真を比べてみるとチューリップが無くなって、奥に植えてあったアジサイの葉が大きく育っているのだと分かりました。
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この花を見ていたので今回も楽しみにしていたのですが、ちょうどタイミングが悪かったようです。
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3週間前は田植えが始まったばかりでしたが、もう青々とした葉が育っています。手前の濃い緑は空知の名産であるタマネギです。
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空知川を越えました。スープカレーで有名なソラチはこの辺りから富良野に向かう途中にあります。
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北海道らしい景色の中をしばらく走り、旭川北インターチェンジで一般道に降りました。
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バスは旭川市内には向かわず、石狩川に架かる永山橋を渡りました。石狩川をもう少し下ると旭橋があり旭川市内に至ります。
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バスは一直線の道を進み、左前方に「旭山動物園」のある山が見えてきました。バスガイドさんから「旭山というだけあって、動物園は山の斜面にあります。入場は一番高いところにある東口に停車します。最後に登り坂がありますので、そのことを考えて見学して集合時間に遅れませんように。」といわれます。
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バスは東口のロータリーにちょうど正午に到着しました。思ったより空いているみたいです。
旭山動物園 動物園・水族館
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大型バスに9人だけですから移動は快適でした。ここで3時間25分という中途半端な自由時間になります。
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かつて動物園は大都市にしかない施設であり、北海道では1951年にようやく札幌市円山動物園が開園しています。旭川市でも動物園開設を求める声が大きくなり、路面電車が運行されていたことから旭山に1967年7月に「旭川市旭山動物園」が開園します。当初の動物は75種505匹でしたが、これには鯉が200匹も含まれていたそうです。
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当初40万人ほどだった年間入園者数は旭川市の人口増とともに右肩上がりに増加しましたが、1983年の約59万7千人をピークに減少に転じます。1994年にはニシローランドゴリラとワオキツネザルが相次いでエキノコックス症で死亡するという事態が発生し、施設面も含めて予防策を検討するために営業を中止します。
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1997年より行動展示を実現する施設づくりに着手し、巨大な鳥籠の中を鳥が飛び回る「ととりの村」が完成します。翌年以降「もうじゅう館」「さる山」「ぺんぎん館」「オランウータン舎」「ほっきょくぐま館」「あざらし館」「くもざる・かぴばら館」と「チンパンジーの森」と毎年のように新施設をオープンさせ、そのたびに入園者を増やしていきます。
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年間入園者数は2007年度には307万人を記録しているそうです。現在でも恩賜上野動物園と名古屋市東山動植物園に次ぐ日本第3位の入園者数を誇っているそうです。
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階段を下りる途中ですぐにベンチで休憩です。バイカウツギ(梅花空木)の花がきれいに咲いていました。
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とぼとぼ坂道を下って「エゾモモンガ舎」からスタートします。途中にキタキツネのゲージもありましたが、姿は見えませんでした。
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夜行性のエゾモモンガは暗いところにいました。北海道の山々を登っている弟は色イリナ動物を見た話をしてくれます。雪の中を子供が歩いてくると思ったらシマフクロウだったとか、熊にも遭遇しているようです。冬山は両親に禁止されていましたが、毎年登っているようで、草鞋を履いて滝を登ったとかよく分からない楽しみがあるようです。
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園内放送も聞こえないような大声はテナガザルの雄たけびでした。
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旭山動物園のすべてが「行動展示」なのかと勝手に思い込んでいましたが、サル舎は普通の「形態展示」のようです。ワオキツネザルはゲージの中から表を眺めているだけです。
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ワオキツネザルと言えばマダガスカル島で横っ跳びしている姿が印象的ですが、ここっではそんな行動は出来ません。
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アビシニアコロブスというエチオピアや周辺の国々に住むサルは初めて見ました。アビシニア(Abyssinian)はエチオピアの古称だそうです。
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顔面と臀部は白い毛で取り囲まれ、U字型をしたマント状の白い毛が体の側面と背面を覆っています。同じ白黒でもパンダのような愛らしさは感じません。
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他の猿や類人猿に比べてテナガザルは活動的です。いろいろ動き回れるからかもしれません。やはり「行動展示」の方が動物にとっては良いのだろうと感じます。雲梯を移動する際には両足を組んでいます。この方がバランスが良いのだろうということはすぐに想像できます。
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テナガザルは歌を唄うことで知られているそうです。主にカップルのオスとメスが交互に叫びあいながら、複雑なフレーズを取り混ぜたデュエットを行うようですが、ここでは1頭だけが大きな声を出しています。
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てながざる館の隣はおらんうーたん館です。彼らも「行動展示」で、高い雲梯を伝って移動出来るようになっています。
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ボルネオオランウータンのメスがのんびりと移動していました。以前マレーシアの「オランウータン保護島」に行ったことがあります。というかオランウータンを観たのはマレーシアが初めてでした。島の中を自由に暮らしているオランウータンは出生は不幸でも幸せそうに暮らしていました。
オランウータン保護島:https://4travel.jp/travelogue/11412279 -
オスの顔の両脇にあるでっぱりはフランジと呼ばれるもので、強いオスの印(しるし)であり、弱いオスは何歳になってもフランジが大きくならないそうです。
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オランウータンと人間のDNAは3%しか違いが無いそうです。実際はマレー語の「オラン(人) 」と「ウータン(森) 」で=森の人という意味です。彼の視線の中にある感情が気になりました。
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元気に動くマレーシアのオランウータンを見たことがあるだけにちょっと悲しい気分になりました。
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「えそひぐま館」です。道路標識のようなプレートが立っています。サッポロで仕事をしていた1997年の冬に北見の農業試験場に転勤していた弟の所に遊びに行ったことがあります。弟家族とドライブして温泉に行ったのですが、娘たちが車内でずっとおしゃべりしています。そこで「警笛鳴らせ」の標識を指さして、「あの標識のある所は話をしたら行けないんだよ。」と教えるとその通りにするのが面白かった。
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ここには1999年に来た「とんこ(メス)」というヒグマがいました。中頓別町で母熊が駆除されたために保護されたそうです。ヒグマの寿命は20年から30年だそうなのでかなりのおばあさんなのかもしれません。
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昼過ぎの旭川は6月下旬でも少し暑いくらいでした。なぜ日向にいるのか分かりませんが、息が荒くなっていました。
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弟は北海道の山を登る中でヒグマを見ることもあるようですが、「沢を挟んだ反対側にいる分には怖くもないけど…。」と言っていました。山の中では出会いたくないですが、知床半島のウトロをバスで走る際には出てこないか探しました。
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「えそひぐま館」には渓流も再現されています。ここで実際に魚を捕まえるのでしょうか。
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流れに逆らうようにニジマスやカワマスのような魚が泳いでいます。
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そして幻の魚と言われるイトウも悠々と泳いでいます。昔札幌で仕事をした際に伊藤組の方から「会長の家の池にはイトウがいるんですよ。」と聞いたことを思い出しました。
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「タンチョウ舎」の見学に移ります。昨年の道東の旅では何度も見掛けましたが、近くで見るのは初めてです。
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このタンチョウはコウセイというオスで、2017年に標茶町で保護され、2022年3月に釧路市から来たそうです。「タンチョウ舎」にはメスのタンチョウの「ノモ子」がいたそうですが、ここへ来る1週間前の6月13日に死亡したそうです。
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1995年に生まれ、2003年に旭山動物園にやってきて、2014年には繁殖にも成功したそうです。オスのコウセイとはつがいではなかったようです。
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アイヌ語では「サロルンカムイ」と呼ばれ、これは「葦原の神」の意味があります。感じでは「丹頂」で文字通り頭のてっぺんが赤い(丹)ということです。一度つがいになると死ぬまで添い遂げるということです。
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「北海道産動物舎」に移ります。
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オジロワシは昼間なのに元気に動いていました。ほとんどが渡り鳥として越冬のために日本に飛来してきますが、北海道では150つがいが通年生息しているそうです。
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体長は70センチから98センチ、翼を広げると180センチから240センチにもなるそうです。残念ながらゲージの中を飛んではくれませんでした。
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ワシミミズクも夜行性の猛禽類なので日中は寝ているようでした。首を少し動かすだけですが、きりりとした耳(まゆげ)のように見える「羽角(うかく)」という飾り羽を見たかったです。日本ではこの飾り羽のあるフクロウをミミズクと呼び、ないものをフクロウと呼んでいます。
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エゾフクロウは北海道の森林に生息するフクロウで、昼間はほとんど活動せずに夜になると鋭い爪でネズミや小鳥などを捕食します。渡りをしない留鳥です。
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寒さから身を守るため足の下部まで羽が生えています。ハート型をした顔は小さな音を聞くことができるようアンテナの役割があります。さらに、左右の耳の位置が上下ずれていることから、音の方向や距離を知ることができるようです。
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アオバズクも約せいなのでほとんど動きませんでした。東南アジアで越冬し、春になると日本や中国、朝鮮半島などで繁殖する夏鳥で、和名も青葉の季節に飛来することからつけられたそうです。
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オオコノハズクは日中でも興味深く周囲を見ています。3羽並んでいるのが可愛らしいです。日本では北海道においては夏鳥としてロシア東部の沿海州やサハリンから飛来するそうです。
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ギリシャ神話ではフクロウが知性や学問の女神であるアテナの使いとされ、学問や芸術のシンボルとなっています。夜行性のフクロウは勉強家の印象もあり、メガネを掛けているようなフクロウの大きな目は、哲学者や物知り博士のようにも感じられます。
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コノハズクとオオコノハズクの見分け方は目の色が赤いか黄色いかだそうです。その鳴き声から「声の仏法僧(ブッポウソウ)」の別名を持つ鳥です。「ブッ・ポウ・ソウ(仏法僧)」と鳴くと思われて名付けられたブッポウソウは実際は「ゲッゲッゲッ」と濁った声で鳴くそうです。コノハズクは奥深い山で夜鳴き、夏鳥で5月から6月頃にしか鳴かないので「ブッ・ポウ・ソウ」の鳴き声の正体は、長年明らかにならなかったそうです。
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まだひな鳥なのでしょうか。ふわふわの羽毛が柔らかそうです。このような羽なので夜間に音もなく飛べて、小動物などを捕食できるのでしょうね。
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オオワシは大きな黄色のくちばしをもち、体の羽の色は黒色で翼の白い部分とくさび形の白く大きな尾羽が目立つ大変美しい鳥です。この一見派手な羽色も枝に雪をかぶせた針葉樹の中に入ると保護色になり目立たないそうです。
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ゲージの手前にとまっていたので至近距離で写真が撮れました。
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その視線の力強さと黄色い嘴の美しさに魅了されます。冬の時期に知床半島の羅臼から海に出るとこのような猛禽類が見られるそうなのでいつか行ってみたいと思います。
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エゾクロテンの夏毛は顔と首辺りが黄褐色で、他の部分は焦げ茶色になります。一方の冬毛は全身クリーム色になります。このように季節によって姿を変える動物です。
冬眠はせず、一年中昼夜に関わらず活動し、雑食性で小型哺乳類、鳥類、は虫類、両生類、昆虫などを食べます。 -
アメリカンミンクは特定外来生物で1950年頃に飼育されていたものが逃げ出したと聞いたことがあります。妻とロシアを旅した際にブルーミンクのウシャンカ(ロシア帽)を買って以来のミンクとの対面です。
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「ちんぱんじー館」にやってきました。
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さすがにチンパンジーは「行動展示」で、運動が出来るようになっています。
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ところがみなさん人目に付かない日陰でお休みしています。この1頭はピーナッツのライアンの「安心毛布」のように布をずっと持ち歩いています。
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屋内運動場もありますが休憩中のようです。
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先ほどのチンパンジーはようやく動き始めました。
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そういえば北海道の姪も小さい頃は「きいろ」と呼んでいた黄色いバスタオルをずっと持ち歩いていました。
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透明アクリルの通路から見えない裏側にたくさんのチンパンジーがいました。行動できるようになっていてもしたくない意思のようなものを感じました。
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訴えかけるような視線を感じました。
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地図を見ながら一筆書きになるように歩いていますが、数が多いので3時間ほどでは全部は見切れないと思いました。お腹も好いたので一度休憩を兼ねて何か食べることにします。
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この時点ではまだペンギンも白クマの赤ちゃんも見ていませんが、その後だったら買っていたかもしれません。
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絵葉書を数枚と姪にタオルハンカチを買おうとしたら、妻にも同じものをおねだりされました。さすがに嫌とは言えません。旭山動物園はまだまだ続きます。
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旅行記グループ 2022札幌・小樽の旅
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