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「Schwarzwaelder Kirschtorteシュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ(黒い森のさくらんぼケーキ)」は1930年代頃から、ドイツの各地で作られるようになり、ドイツを代表するトルテとして世界に知られている。<br /><br />写真は代表的なシュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテである。

大好きな黒い森のシュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ( さくらんぼケーキ)

50いいね!

2007/04/19 - 2007/05/03

9位(同エリア121件中)

旅行記グループ ドイツの美味なるもの

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30

jijidaruma

jijidarumaさん

「Schwarzwaelder Kirschtorteシュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ(黒い森のさくらんぼケーキ)」は1930年代頃から、ドイツの各地で作られるようになり、ドイツを代表するトルテとして世界に知られている。

写真は代表的なシュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテである。

旅行の満足度
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
レンタカー

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  • 私共は、この黒い森のさくらんぼケーキが大好きでドイツの旅に出ると、しばしば注文して賞味する。<br /><br />日本でも黒い森のさくらんぼケーキの名を知る人も多くなった。<br />ただ実際はデパートもケーキ売り場や喫茶店で殆ど見る事が無いので、日本では食べたことが無い。<br />何でもありの日本だから、ちょっと不思議な感じがあるが、どうであろう。<br /><br />黒いさくらんぼの輸入品はアメリカからのものが多い。<br />これがたいへん甘い実なので、「シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ」には合わないと云う。<br />「ドイツの黒い森のさくらんぼ」は酸味があり、それが適しているのだ。<br />ケーキ作りの好きな家内やそのレシピをもらっている娘たちも同じ意見だそうだ。<br /><br />写真は代表的なシュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテの形

    イチオシ

    私共は、この黒い森のさくらんぼケーキが大好きでドイツの旅に出ると、しばしば注文して賞味する。

    日本でも黒い森のさくらんぼケーキの名を知る人も多くなった。
    ただ実際はデパートもケーキ売り場や喫茶店で殆ど見る事が無いので、日本では食べたことが無い。
    何でもありの日本だから、ちょっと不思議な感じがあるが、どうであろう。

    黒いさくらんぼの輸入品はアメリカからのものが多い。
    これがたいへん甘い実なので、「シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ」には合わないと云う。
    「ドイツの黒い森のさくらんぼ」は酸味があり、それが適しているのだ。
    ケーキ作りの好きな家内やそのレシピをもらっている娘たちも同じ意見だそうだ。

    写真は代表的なシュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテの形

  • ドイツでは家内が、シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ(黒い森のサクランボケーキ)、Obstkuchenオプストクーヘン(果物のケーキ)、Kaesekuchenケーゼクーヘン(チーズケーキ)、Apfelkuchenアプフェルクーヘン(アップル=リンゴのケーキ)、Ananaskuchenアナナスクーヘン(パイナップルのケーキ)などいろいろなケーキを家族の誕生日や親しい方が来客した際によく作っていました。<br />(ただ、当時はケーキそのものを撮る習慣はなく、招待時のスナップ写真の中に見られるぐらいだ)<br />ドイツのケーキは甘さが控えめで、素材の味を感じさせます。<br /><br />ドイツに駐在中、会社でも自分の誕生日を祝ってもらう事が恒例だった。<br />面白いことに、ケーキは祝ってもらう方が家から持参するか、ケーキ屋で購入してふるまったのです。当時はケーキは身近のものであった記憶があります。<br /><br />古稀を過ぎた今は、実に日本的な煎餅や団子、饅頭などが身近になっていますけど・・・。<br /><br />写真は代表的なシュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ

    ドイツでは家内が、シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ(黒い森のサクランボケーキ)、Obstkuchenオプストクーヘン(果物のケーキ)、Kaesekuchenケーゼクーヘン(チーズケーキ)、Apfelkuchenアプフェルクーヘン(アップル=リンゴのケーキ)、Ananaskuchenアナナスクーヘン(パイナップルのケーキ)などいろいろなケーキを家族の誕生日や親しい方が来客した際によく作っていました。
    (ただ、当時はケーキそのものを撮る習慣はなく、招待時のスナップ写真の中に見られるぐらいだ)
    ドイツのケーキは甘さが控えめで、素材の味を感じさせます。

    ドイツに駐在中、会社でも自分の誕生日を祝ってもらう事が恒例だった。
    面白いことに、ケーキは祝ってもらう方が家から持参するか、ケーキ屋で購入してふるまったのです。当時はケーキは身近のものであった記憶があります。

    古稀を過ぎた今は、実に日本的な煎餅や団子、饅頭などが身近になっていますけど・・・。

    写真は代表的なシュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ

  • このシュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ(黒い森の さくらんぼケーキ)の誕生については諸説がある事を知られていない。<br /><br />≪Schwarzwaelder Kirschtorteシュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ≫<br />シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ(黒い森の さくらんぼケーキ)は1930年代頃から、ドイツの各地で作られるようになり、ドイツを代表するトルテとして世界に知られていると・・・最初に書いた。<br /><br />いわゆる、チョコレートケーキの一種で、シュヴァルツヴァルト地方の黒い森と特産品であるKirschキルシュ(サクランボ=桜桃)をイメージして作られたトルテ=ケーキとされる。<br /><br />チョコレート味のスポンジ生地に、Kirschwasserキルシュヴァッサー(サクランボから造った蒸留酒・度数40%と高い)を香り付けにしみこませ、サクランボ入りSahneザーネクレーム(泡立てた生クリ-ムにゼラチンを加えたもの)と桜桃を組み合わせたトルテである。<br /><br />トルテの周りには森に積もった雪を見立てたサクランボ入りザーネクレームを塗り、雪の上の落ち葉に見立てて削ったチョコレートやサクランボでトルテの上を飾っている。<br /><br />写真は代表的なシュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテの断面

    このシュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ(黒い森の さくらんぼケーキ)の誕生については諸説がある事を知られていない。

    ≪Schwarzwaelder Kirschtorteシュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ≫
    シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ(黒い森の さくらんぼケーキ)は1930年代頃から、ドイツの各地で作られるようになり、ドイツを代表するトルテとして世界に知られていると・・・最初に書いた。

    いわゆる、チョコレートケーキの一種で、シュヴァルツヴァルト地方の黒い森と特産品であるKirschキルシュ(サクランボ=桜桃)をイメージして作られたトルテ=ケーキとされる。

    チョコレート味のスポンジ生地に、Kirschwasserキルシュヴァッサー(サクランボから造った蒸留酒・度数40%と高い)を香り付けにしみこませ、サクランボ入りSahneザーネクレーム(泡立てた生クリ-ムにゼラチンを加えたもの)と桜桃を組み合わせたトルテである。

    トルテの周りには森に積もった雪を見立てたサクランボ入りザーネクレームを塗り、雪の上の落ち葉に見立てて削ったチョコレートやサクランボでトルテの上を飾っている。

    写真は代表的なシュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテの断面

  • だが、このトルテが何処で最初に生まれたのかは諸説があり、<br /><br />一つはノルトライン・ヴェストファーレン州のBad Godesbergバート・ゴーデスベルク(Bonnボンの近郊)の菓子職人Josef Kellerヨセフ・ケラーが最初に考案した“Erfinder発明者・考案者”という説であり、<br /><br />これに反論するのがバーデン・ヴュルテンベルク州の中心部に位置する大学都市テュービンゲン起源の黒い森説である。<br />こちらはTuebingenテュービンゲンの菓子職人Erwin Hildenbrandエルヴィン・ヒルデンブラントが“Erfinder発明者・考案者”であるという説である。<br /><br />Kombination Kirschen、Sahne und Kirschwasserサクランボ、ザーネクレーム、サクランボの蒸留酒という三つの組み合わせが可能であることは、19世紀の頃に黒い森の南部地域において、既に良く知られていたと云う。<br /><br />それはトルテの形になっていたのではないそうで、単に煮込んでジャム状にしたサクランボにザーネクリームを加え、サクランボの蒸留酒をかけたデザートといったものであったようです。<br /><br />どちらにせよ、トルテの名前からして、黒い森説を採りたいところである。<br /><br />写真は代表的なシュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ(さくらんぼいっぱいの)ケーキ

    だが、このトルテが何処で最初に生まれたのかは諸説があり、

    一つはノルトライン・ヴェストファーレン州のBad Godesbergバート・ゴーデスベルク(Bonnボンの近郊)の菓子職人Josef Kellerヨセフ・ケラーが最初に考案した“Erfinder発明者・考案者”という説であり、

    これに反論するのがバーデン・ヴュルテンベルク州の中心部に位置する大学都市テュービンゲン起源の黒い森説である。
    こちらはTuebingenテュービンゲンの菓子職人Erwin Hildenbrandエルヴィン・ヒルデンブラントが“Erfinder発明者・考案者”であるという説である。

    Kombination Kirschen、Sahne und Kirschwasserサクランボ、ザーネクレーム、サクランボの蒸留酒という三つの組み合わせが可能であることは、19世紀の頃に黒い森の南部地域において、既に良く知られていたと云う。

    それはトルテの形になっていたのではないそうで、単に煮込んでジャム状にしたサクランボにザーネクリームを加え、サクランボの蒸留酒をかけたデザートといったものであったようです。

    どちらにせよ、トルテの名前からして、黒い森説を採りたいところである。

    写真は代表的なシュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ(さくらんぼいっぱいの)ケーキ

  • シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテの名前の由来についても諸説(Wiki)あるとのことで、<br /><br />①このトルテに欠かせないキルシュヴァッサー(サクランボの蒸留酒)がシュヴァルツヴァルトの特産品であることに由来する。<br />②あるいは、削ってトルテ上にのせたチョコレートの色が、黒い森を連想させることに由来する。<br />③昔からあったとされるSchwarzwaldtorte(シュヴァルツヴァルト・トルテ)が進化したことに由来する。<br />このトルテはスポンジ生地、サクランボ、クルミ、ザーネクレームで作り、サクランボの蒸留酒はまだ使用されていなかったと云う。<br />④Trachten im Schwarzwald黒い森の民族衣装、つまり、黒いスカート、白いブラウス、赤いボンボンがのった帽子(Bollenhutボレンフート=ボレン帽)の様子がトルテの形に似ていることに由来する。<br /><br />話としては、見栄えのある黒い森の民族衣装・ボレン帽説に賛成したい。<br /><br />写真は黒い森のGutachグータッハ:グータッハのBollenhutボレン帽子のイメージが採用されたとか!

    シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテの名前の由来についても諸説(Wiki)あるとのことで、

    ①このトルテに欠かせないキルシュヴァッサー(サクランボの蒸留酒)がシュヴァルツヴァルトの特産品であることに由来する。
    ②あるいは、削ってトルテ上にのせたチョコレートの色が、黒い森を連想させることに由来する。
    ③昔からあったとされるSchwarzwaldtorte(シュヴァルツヴァルト・トルテ)が進化したことに由来する。
    このトルテはスポンジ生地、サクランボ、クルミ、ザーネクレームで作り、サクランボの蒸留酒はまだ使用されていなかったと云う。
    ④Trachten im Schwarzwald黒い森の民族衣装、つまり、黒いスカート、白いブラウス、赤いボンボンがのった帽子(Bollenhutボレンフート=ボレン帽)の様子がトルテの形に似ていることに由来する。

    話としては、見栄えのある黒い森の民族衣装・ボレン帽説に賛成したい。

    写真は黒い森のGutachグータッハ:グータッハのBollenhutボレン帽子のイメージが採用されたとか!

  • また、フランスでも作られ、その名をgateau de foret-noireガトー・ド・フォレ・ノワールと称する。<br />フォレ・ノワールは元来ドイツ菓子で本当の名前は「シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ」なのだが、フランスのアルザス地方(もともとドイツ領だった)にその菓子の製法が伝わり、フォレ・ノワールの名前になったのだ。<br /><br />写真は「シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ」によく似たガトー・ド・フォレ・ノワール<br /><br />・・・・・・・・・・・・<br /><br />(2015年10月12日Wiki参考、訳・編集加筆)

    また、フランスでも作られ、その名をgateau de foret-noireガトー・ド・フォレ・ノワールと称する。
    フォレ・ノワールは元来ドイツ菓子で本当の名前は「シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ」なのだが、フランスのアルザス地方(もともとドイツ領だった)にその菓子の製法が伝わり、フォレ・ノワールの名前になったのだ。

    写真は「シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ」によく似たガトー・ド・フォレ・ノワール

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    (2015年10月12日Wiki参考、訳・編集加筆)

  • 以下は当時の家内お手製再現と言う事でご参考までに。<br /><br />写真はApfelkuchenアプフェルクーヘン(アップル=リンゴのケーキ)

    以下は当時の家内お手製再現と言う事でご参考までに。

    写真はApfelkuchenアプフェルクーヘン(アップル=リンゴのケーキ)

  • 写真はAnanaskuchenアナナスクーヘン(パイナップルのケーキ)

    写真はAnanaskuchenアナナスクーヘン(パイナップルのケーキ)

  • 写真はドイツのお料理教室で家内が作ったHaensel und Gretelヘンゼルとグレーテルの「御菓子の家」<br />(正面・裏面、斜目横から撮った御菓子の家はたいへん良くできていました)<br /><br />家内は出来上がった「御菓子の家」を、市内の教室から自宅まで市電に乗って、おそるおそる持ち帰ったそうだ。<br />私の記憶では、この品は長く子供部屋に置かれ、誰も食べないままでした。<br />私も娘たちも「御菓子の家」が気になりましたが、結局食べずにその後の事は覚えていません。<br />Bilkビルクから日本人学校に近いOberkasselオーバーカッセルへの転居や翌年夏に日本に帰国となったとか、バタバタした時期でもあり、記憶が欠落してしまったようです。<br />娘たちとこの話になると、試しに食べてみれば良かったと申します。<br />・・・・・<br /><br />魔女の作った“Lebkuchenhausレープクーヘンハウス=御菓子の家(英語はGingerbread houseジンジャーブレッドハウス)も、グリム童話の人気には効果的であったのでしよう。<br /><br />また、ドイツ語で魔女の家をHexenhausヘクセンハウスと称し、雑多な菓子だけで出来ている「御菓子の家」だと云う。<br /><br />グリム童話の原作では、「御菓子の家」の壁がLebkuchenレープクーヘンで作られ、屋根は菓子類がのり、窓は透き通った砂糖で出来ていたと記述されている。<br />それで御菓子の家を“Lebkuchenhausレープクーヘンハウス”とも称している。<br />御菓子の家は欧米のクリスマスを彩る風物詩でもある。<br />

    写真はドイツのお料理教室で家内が作ったHaensel und Gretelヘンゼルとグレーテルの「御菓子の家」
    (正面・裏面、斜目横から撮った御菓子の家はたいへん良くできていました)

    家内は出来上がった「御菓子の家」を、市内の教室から自宅まで市電に乗って、おそるおそる持ち帰ったそうだ。
    私の記憶では、この品は長く子供部屋に置かれ、誰も食べないままでした。
    私も娘たちも「御菓子の家」が気になりましたが、結局食べずにその後の事は覚えていません。
    Bilkビルクから日本人学校に近いOberkasselオーバーカッセルへの転居や翌年夏に日本に帰国となったとか、バタバタした時期でもあり、記憶が欠落してしまったようです。
    娘たちとこの話になると、試しに食べてみれば良かったと申します。
    ・・・・・

    魔女の作った“Lebkuchenhausレープクーヘンハウス=御菓子の家(英語はGingerbread houseジンジャーブレッドハウス)も、グリム童話の人気には効果的であったのでしよう。

    また、ドイツ語で魔女の家をHexenhausヘクセンハウスと称し、雑多な菓子だけで出来ている「御菓子の家」だと云う。

    グリム童話の原作では、「御菓子の家」の壁がLebkuchenレープクーヘンで作られ、屋根は菓子類がのり、窓は透き通った砂糖で出来ていたと記述されている。
    それで御菓子の家を“Lebkuchenhausレープクーヘンハウス”とも称している。
    御菓子の家は欧米のクリスマスを彩る風物詩でもある。

  • 写真は1983年3月5日(土)丁度来独中のRufルーフ夫妻、3月6日(日)Reckertレッカート家の皆さんを御招待、家内のお手製のケーキ(卓上に小さく見える)でおもてなしをした。<br /><br />1983.03.05.第一回駐在でお世話になったドイツ語家庭教師(大学生)のHerr Ruf夫妻(ジャネット&ダンゴベルト:NZ在)をZiegel通りの家に御招待、シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテとケーゼクーヘン(チーズケーキ)でおもてなしをした。<br />1983.03.06.第一回駐在でお世話になった階下のレッカートさんご一家をご招待、こちらはケーゼクーヘンとオプストクーヘン(果物ケーキ)でおもてなし。<br />いずれもホール30cmでした。<br />

    写真は1983年3月5日(土)丁度来独中のRufルーフ夫妻、3月6日(日)Reckertレッカート家の皆さんを御招待、家内のお手製のケーキ(卓上に小さく見える)でおもてなしをした。

    1983.03.05.第一回駐在でお世話になったドイツ語家庭教師(大学生)のHerr Ruf夫妻(ジャネット&ダンゴベルト:NZ在)をZiegel通りの家に御招待、シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテとケーゼクーヘン(チーズケーキ)でおもてなしをした。
    1983.03.06.第一回駐在でお世話になった階下のレッカートさんご一家をご招待、こちらはケーゼクーヘンとオプストクーヘン(果物ケーキ)でおもてなし。
    いずれもホール30cmでした。

  • さて、家内は日本でもケーキを自分で作った事もなく、ドイツ駐在当初、大変苦労したようです。(こればかりは私も助けられない事でしたが)<br /><br />当時の駐在員婦人会では「新人歓迎のお茶の会」が社長宅で催され、社長夫人の、もしくは奥様方の持ち寄りの手作りのケーキがふるまわれたそうです。<br />新人の家内は第三者などに預けるすべもなく、小さな娘たちを連れて出席した。<br /><br />その日から2週間以内に「お返しのお茶の会」を招かれた側が行うのが不文律で、家内も我が家で社長夫人以下の奥様方を迎えて、お茶会を開いたのです。<br />ケーキ作りの経験もなく、小さな娘たちを抱えた家内は困った末に、日本人の知人に聞いた市内の有名ケーキ屋さんでケーキを買って、テーブルに出したそうです。<br /><br />その場では皆さん何も言われることなく、お帰りになりましたが、その夜、招待へのお礼の電話で、ある先輩婦人からはしっかりとお小言を頂戴したそうです。<br />曰く、”手作りのケーキをお出しするのが常識ですよ!!”と、それに”先日のお招きの会に、子供を連れて来るのはいけませんよ!!”とも。<br /><br />それから、言葉も分からぬままにドイツの料理教室に通って、ケーキやドイツ料理を学んでいきました。<br />徐々に美味しいケーキ(30cmのホール)やドイツ料理を作れるようになり、お客を迎えた時も自信をもって料理もケーキも出していました。<br />子供の誕生日や幼稚園のお祭りでも、家内のお手製シュークリームを幼稚園に差し入れて、食べた事のない子供や先生方に大喜びされた事もありました。<br /><br />当時のドイツの料理本、お菓子作りの本が本棚に残ります。<br /><br />写真はKaiserstuhlカイザーシュトゥール(皇帝の椅子)-Map<br /><br />

    さて、家内は日本でもケーキを自分で作った事もなく、ドイツ駐在当初、大変苦労したようです。(こればかりは私も助けられない事でしたが)

    当時の駐在員婦人会では「新人歓迎のお茶の会」が社長宅で催され、社長夫人の、もしくは奥様方の持ち寄りの手作りのケーキがふるまわれたそうです。
    新人の家内は第三者などに預けるすべもなく、小さな娘たちを連れて出席した。

    その日から2週間以内に「お返しのお茶の会」を招かれた側が行うのが不文律で、家内も我が家で社長夫人以下の奥様方を迎えて、お茶会を開いたのです。
    ケーキ作りの経験もなく、小さな娘たちを抱えた家内は困った末に、日本人の知人に聞いた市内の有名ケーキ屋さんでケーキを買って、テーブルに出したそうです。

    その場では皆さん何も言われることなく、お帰りになりましたが、その夜、招待へのお礼の電話で、ある先輩婦人からはしっかりとお小言を頂戴したそうです。
    曰く、”手作りのケーキをお出しするのが常識ですよ!!”と、それに”先日のお招きの会に、子供を連れて来るのはいけませんよ!!”とも。

    それから、言葉も分からぬままにドイツの料理教室に通って、ケーキやドイツ料理を学んでいきました。
    徐々に美味しいケーキ(30cmのホール)やドイツ料理を作れるようになり、お客を迎えた時も自信をもって料理もケーキも出していました。
    子供の誕生日や幼稚園のお祭りでも、家内のお手製シュークリームを幼稚園に差し入れて、食べた事のない子供や先生方に大喜びされた事もありました。

    当時のドイツの料理本、お菓子作りの本が本棚に残ります。

    写真はKaiserstuhlカイザーシュトゥール(皇帝の椅子)-Map

  • “ドイツ 黒い森とアルザス・シュヴァーベン地方の旅”<br />2015年7月14日(火)~7月28日(火)<br /><br />2015年7月19日(日)、フランスのアルザス地方コルマールに入る前に、バーデンワイン街道のKaiserstuhlカイザーシュトゥール(皇帝の椅子:前図)周辺を巡り、Burgheimブルクハイムと言う小村にあったカフェで、女将自慢の美味しいシュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテをお茶に頂きました。<br /><br />お茶:Lillis Schatzruheリリーの大切な休息所(直訳だと、宝休み!だが)で<br />D-79235 Vogtburg-Burkheim<br /><br />Burkheim am Kaiserstuhl カイザーシュトゥールのブルクハイムの小さなカフェで、“コーヒーとケーキでしばし休憩したい”と言うと、歓迎してくれた。<br />ここのFrau Annette Kromerアンネッテ・クロマー夫人お手製のシュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ(黒い森の さくらんぼケーキ)を美味しいからと勧めてくれた。<br />勧めるだけあって、ケーキは実に美味しく、楽しい時間を過ごせた。<br />(Euro11=1,532円)<br /><br />クロマー夫人と、カフェーの常連さんであった女友達Frau Elli Probstエリー・プロブスト夫人と会話が弾み、経済から、健康談義までしてしまいました(笑)。<br /><br />写真は女将自慢の美味しいシュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ<br /><br /><br />

    イチオシ

    “ドイツ 黒い森とアルザス・シュヴァーベン地方の旅”
    2015年7月14日(火)~7月28日(火)

    2015年7月19日(日)、フランスのアルザス地方コルマールに入る前に、バーデンワイン街道のKaiserstuhlカイザーシュトゥール(皇帝の椅子:前図)周辺を巡り、Burgheimブルクハイムと言う小村にあったカフェで、女将自慢の美味しいシュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテをお茶に頂きました。

    お茶:Lillis Schatzruheリリーの大切な休息所(直訳だと、宝休み!だが)で
    D-79235 Vogtburg-Burkheim

    Burkheim am Kaiserstuhl カイザーシュトゥールのブルクハイムの小さなカフェで、“コーヒーとケーキでしばし休憩したい”と言うと、歓迎してくれた。
    ここのFrau Annette Kromerアンネッテ・クロマー夫人お手製のシュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ(黒い森の さくらんぼケーキ)を美味しいからと勧めてくれた。
    勧めるだけあって、ケーキは実に美味しく、楽しい時間を過ごせた。
    (Euro11=1,532円)

    クロマー夫人と、カフェーの常連さんであった女友達Frau Elli Probstエリー・プロブスト夫人と会話が弾み、経済から、健康談義までしてしまいました(笑)。

    写真は女将自慢の美味しいシュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ


  • “ドイツ バイエルン州;バイエルン王国の周遊”<br />:アルペン街道・キーム湖・ドナウ、イザール、イン川を巡る: <br />期間:2008年4月17日(木)~5月1日(木)15日間<br /><br />写真は2008年4月26日南ドイツBerchtesgadenベルヒテスガーデン・Koenigssee王の湖畔の”Brotzeit Stueberlお食事処”で家内が注文した紅茶と「Bienestichビーネシュティッヒのケーキ」・・・蜂の一刺しの意が面白いが、もちろん味も美味しい(スライスアーモンドをのせ、蜂蜜で固めたケーキ)。<br /><br />・・・・・

    イチオシ

    “ドイツ バイエルン州;バイエルン王国の周遊”
    :アルペン街道・キーム湖・ドナウ、イザール、イン川を巡る:
    期間:2008年4月17日(木)~5月1日(木)15日間

    写真は2008年4月26日南ドイツBerchtesgadenベルヒテスガーデン・Koenigssee王の湖畔の”Brotzeit Stueberlお食事処”で家内が注文した紅茶と「Bienestichビーネシュティッヒのケーキ」・・・蜂の一刺しの意が面白いが、もちろん味も美味しい(スライスアーモンドをのせ、蜂蜜で固めたケーキ)。

    ・・・・・

  • “ドイツ 南西部・黒い森とボーデン湖・シュヴァーベン地方の旅”       <br />:黒い森・バーデンワイン街道・高-上ライン川とボーデン湖・<br />シュヴェービッシュ-アルプ地方・オーデンの森: <br /><br />期間:2007年4月19日(木)~5月3日(木)15日間<br />レンタカー:VW Golf-Goal 1.6 5T(1600CC)オートマチック・エアコン付き。<br /><br />この旅の目的地はBaden-Wuerttembergバーデン・ヴュルテンベルグ州と呼ばれている、ドイツの南西部の地域が中心の旅になります。<br />メルセデス・ベンツ、ポルシェなどのドイツ自動車産業のメッカ・Stuttgartシュトゥットガルトが其の州都です。<br />フランス・アルザス地方を隔てる“父なるライン川”に沿う緑豊かな黒い森や後のドイツ帝国の皇帝となる、大国プロイセン王家の発祥の地となったホーエンツォレルン城に代表されるシュヴァーベン地方があり、スイス国境にあるドイツ最大の湖・ボーデン湖一帯も含む州です。<br /><br /><2007年の旅のレストランで食べたデザートを掲載した><br />4.20(金) 快晴 15~20℃、午前中は涼しい風 207km<br />Aspergアスペルク・Hotel Adler Aspergホテル アドラー・アスペルク にて夕食。<br /><br /><Hotel Adler(鷲) Aspergホテル アドラー・アスペルク> <br />D-71679 Asperg 、Stuttgarter Str. 2、<br />4星、全70室<br />150年4代の歴史をもつ木組み建築のホテル。<br />Hotel Adler AspergのRestaurant Schwabenstubeシュヴァーベンシュトゥーベはミシュラン1星(16.2点)を2007年に始めて獲得。ゴー・ミョー15点 、Schlemmer Atlas 15.3点:全独レストラン順位は218番。<br />シェフ・Herald Derfussはシュヴァーベン地方や、インターナショナルな料理を得意とする。60席。<br /><br />写真はデザートは『リンゴとカラメルソースがかけられた、焼きチーズパイとバニラ・アイス』

    “ドイツ 南西部・黒い森とボーデン湖・シュヴァーベン地方の旅”       
    :黒い森・バーデンワイン街道・高-上ライン川とボーデン湖・
    シュヴェービッシュ-アルプ地方・オーデンの森:

    期間:2007年4月19日(木)~5月3日(木)15日間
    レンタカー:VW Golf-Goal 1.6 5T(1600CC)オートマチック・エアコン付き。

    この旅の目的地はBaden-Wuerttembergバーデン・ヴュルテンベルグ州と呼ばれている、ドイツの南西部の地域が中心の旅になります。
    メルセデス・ベンツ、ポルシェなどのドイツ自動車産業のメッカ・Stuttgartシュトゥットガルトが其の州都です。
    フランス・アルザス地方を隔てる“父なるライン川”に沿う緑豊かな黒い森や後のドイツ帝国の皇帝となる、大国プロイセン王家の発祥の地となったホーエンツォレルン城に代表されるシュヴァーベン地方があり、スイス国境にあるドイツ最大の湖・ボーデン湖一帯も含む州です。

    <2007年の旅のレストランで食べたデザートを掲載した>
    4.20(金) 快晴 15~20℃、午前中は涼しい風 207km
    Aspergアスペルク・Hotel Adler Aspergホテル アドラー・アスペルク にて夕食。

    <Hotel Adler(鷲) Aspergホテル アドラー・アスペルク> 
    D-71679 Asperg 、Stuttgarter Str. 2、
    4星、全70室
    150年4代の歴史をもつ木組み建築のホテル。
    Hotel Adler AspergのRestaurant Schwabenstubeシュヴァーベンシュトゥーベはミシュラン1星(16.2点)を2007年に始めて獲得。ゴー・ミョー15点 、Schlemmer Atlas 15.3点:全独レストラン順位は218番。
    シェフ・Herald Derfussはシュヴァーベン地方や、インターナショナルな料理を得意とする。60席。

    写真はデザートは『リンゴとカラメルソースがかけられた、焼きチーズパイとバニラ・アイス』

  • 写真は締めはコーヒーとチョコレートで。

    写真は締めはコーヒーとチョコレートで。

  • 4.21(土) 快晴 25℃ 、 161km<br />黒い森:Buehlビュール・Burg Windeck古城ホテル・ヴィンデック(風の曲がり角?)城<br />D-77815 Buehl/Baden、Kappelwindeckstrasse 104<br />Euro 126;3星、全21室、2号室(2F・Uta von Windeckの名前)<br /><br />バーデンの南20kmにAlt Windeck(Burg Windeck)の古城がある。この城の歴史は凡そ1200年に遡る。城が築城され、其の12年後に歴史書に名が始めて出てくる。この城の領主(騎士階級)は長い間、Eberstein伯、仏・Strassburg大司教、Baden辺境伯らの保護下にあった。その後、Strassburgの町とヴュルテンベルグ伯の間に生じた争いの影響でしばしば、城は包囲されることとなったが、一度も城が破れた事がないと云う。14世紀末に大火で城が消失した後、一部が改修されただけで、現在に至っている。古城ホテルは城址に建てられている。<br /><br />この古城ホテルからの眺望は見事なもので、眼下にブドウ畑---この辺り一帯はバーデンワインの産地であるOrtenau地区に入り、周囲はブドウ畑である。---の連なりや、緑の平野に浮かぶ家々の屋根が見える。晴天の日には40km先にある、フランスStrassburgの大聖堂が、はるかに遠望する事が出来ると云う。<br /><br />写真はPanorama-Restaurantパノラマレストランのデザートは『卵のリキュール漬けのCharlotte菓子、木の葉状のチョコレート、イチゴを添えたものでした。』<br /><br />パノラマレストランはSchlemmer Atlas 13.2点。90席。<br />予約席は窓際のレストラン一番の席でした。まだ明るい日差しの中、眼下にはブドウ畑が見え、遥かにライン平野を見ることができる。茶色の家並みが緑の中に映えて、美しい景色だ。<br /><br />

    4.21(土) 快晴 25℃ 、 161km
    黒い森:Buehlビュール・Burg Windeck古城ホテル・ヴィンデック(風の曲がり角?)城
    D-77815 Buehl/Baden、Kappelwindeckstrasse 104
    Euro 126;3星、全21室、2号室(2F・Uta von Windeckの名前)

    バーデンの南20kmにAlt Windeck(Burg Windeck)の古城がある。この城の歴史は凡そ1200年に遡る。城が築城され、其の12年後に歴史書に名が始めて出てくる。この城の領主(騎士階級)は長い間、Eberstein伯、仏・Strassburg大司教、Baden辺境伯らの保護下にあった。その後、Strassburgの町とヴュルテンベルグ伯の間に生じた争いの影響でしばしば、城は包囲されることとなったが、一度も城が破れた事がないと云う。14世紀末に大火で城が消失した後、一部が改修されただけで、現在に至っている。古城ホテルは城址に建てられている。

    この古城ホテルからの眺望は見事なもので、眼下にブドウ畑---この辺り一帯はバーデンワインの産地であるOrtenau地区に入り、周囲はブドウ畑である。---の連なりや、緑の平野に浮かぶ家々の屋根が見える。晴天の日には40km先にある、フランスStrassburgの大聖堂が、はるかに遠望する事が出来ると云う。

    写真はPanorama-Restaurantパノラマレストランのデザートは『卵のリキュール漬けのCharlotte菓子、木の葉状のチョコレート、イチゴを添えたものでした。』

    パノラマレストランはSchlemmer Atlas 13.2点。90席。
    予約席は窓際のレストラン一番の席でした。まだ明るい日差しの中、眼下にはブドウ畑が見え、遥かにライン平野を見ることができる。茶色の家並みが緑の中に映えて、美しい景色だ。

  • 4.22(日) 快晴 25℃ 、 168km<br /><Baiersbronn-Schwarzenbergバイヤーズブロン・シュヴァルツェンベルグ<br />・Hotel Sackmannザックマン><br />D-72270 Baiersbronn-Schwarzenberg、<br />Euro 118 ;4星S、全49室、102号室(2F)<br />Romantik Hotelの案内本に紹介されている、黒い森のムルグ谷にある滞在型ホテル。グルメレストランのSchlossbergシュロスベルクは評価も高い。<br />黒い森にふさわしく、がっちりした木の梁の天井や力強い色調のエレガントなレストランは印象深い。<br /><br />グルメレストランSchlossbergシュロスベルク(ミシュラン1星)の夕食:<br />24席に対し、10人の従業員の配置。<br />メニューはEuro85~105。)はミシュラン1星(16点)、ゴー・ミョー18点、全独21位である。<br /><br />写真はデザートは『ラヴァーヴァにバニラ・アイス、ヨーグルト-ジンジャークリーム、バナナとチョコレートでした』

    4.22(日) 快晴 25℃ 、 168km
    <Baiersbronn-Schwarzenbergバイヤーズブロン・シュヴァルツェンベルグ
    ・Hotel Sackmannザックマン>
    D-72270 Baiersbronn-Schwarzenberg、
    Euro 118 ;4星S、全49室、102号室(2F)
    Romantik Hotelの案内本に紹介されている、黒い森のムルグ谷にある滞在型ホテル。グルメレストランのSchlossbergシュロスベルクは評価も高い。
    黒い森にふさわしく、がっちりした木の梁の天井や力強い色調のエレガントなレストランは印象深い。

    グルメレストランSchlossbergシュロスベルク(ミシュラン1星)の夕食:
    24席に対し、10人の従業員の配置。
    メニューはEuro85~105。)はミシュラン1星(16点)、ゴー・ミョー18点、全独21位である。

    写真はデザートは『ラヴァーヴァにバニラ・アイス、ヨーグルト-ジンジャークリーム、バナナとチョコレートでした』

  • 写真は食後のコーヒーを頼むと杯の上に、チョコレートが一杯のって出てきた。

    写真は食後のコーヒーを頼むと杯の上に、チョコレートが一杯のって出てきた。

  • 4.24 (火)  快晴   28.5℃  、 77km<br /><Gasthof und Weingut Schwarzer-Adler Franz Keller <br />ホテル・レストラン 黒い鷲・フランツケラー><br />D-79235 Vogtburg-Oberbergen 、Badbergstrasse 23<br />全14室<br />バーデンワイン街道の中でも、このKaiserstuhlカイザーシュトゥール(皇帝の椅子)周辺はライン川に近い丘陵地帯(段々畑の見事な景観)で、山容が椅子のように見える地形から“皇帝の椅子”と名付けられたそうだ。<br />ドイツでも一番暖かい地域と言われ、優良なワインの産地が多く、ちょうど円を描くように産地を巡る(コースによって、30~70kmの距離を走る)事が出来る。<br /><br />ワイン産地の中心の村・Vogtburg-Oberbergenフォグトブルク・オーバーベルゲン にある、ホテル・レストラン 黒い鷲・フランツケラーは1969年以来ミシュラン1星(16.2点)を継続中、ゴー・ミョー16点 : 全独順位は101番。 <br />メニュー・Euro16~59、80席・従業員25人。また、Schwarzer-Adler Franz Kellerの名前で、ワインの醸造・ワインの輸出・国内販売も手広く行っている。<br /><br />黒い鷲・フランツケラー にて昼食:<br />11:40は少し早いかと思えたが、フランス、スイス等の国旗が翻るホテル・レストランに入ってみる。給仕長を中心に打ち合わせの最中で、急に入ってきたリュックザック姿の私共に皆驚いた顔をしていた。<br /><br />私が『予約をしていませんが、黒い鷲・フランツケラーで昼食を頂きたいのですが?!』と言うと、『勿論結構ですよ。中に席を設けますか?それとも、テラスの方がよろしいですか?!』と立派な口ひげの給仕長が答える。<br />レストランはまだ誰も来ていない。一番乗りの私共は一番奥の席に案内された。<br /><br />写真はデザート:この時期、何処のレストランでも出てくる『ラヴァーヴァ料理、此処ではラヴァーヴァをパイ包みにしたものでした。イチゴのシャーベットとSouce Romanoffロマノフソースかけです。』<br />ちょっと最後は重くなりました。

    4.24 (火)  快晴 28.5℃  、 77km
    <Gasthof und Weingut Schwarzer-Adler Franz Keller
    ホテル・レストラン 黒い鷲・フランツケラー>
    D-79235 Vogtburg-Oberbergen 、Badbergstrasse 23
    全14室
    バーデンワイン街道の中でも、このKaiserstuhlカイザーシュトゥール(皇帝の椅子)周辺はライン川に近い丘陵地帯(段々畑の見事な景観)で、山容が椅子のように見える地形から“皇帝の椅子”と名付けられたそうだ。
    ドイツでも一番暖かい地域と言われ、優良なワインの産地が多く、ちょうど円を描くように産地を巡る(コースによって、30~70kmの距離を走る)事が出来る。

    ワイン産地の中心の村・Vogtburg-Oberbergenフォグトブルク・オーバーベルゲン にある、ホテル・レストラン 黒い鷲・フランツケラーは1969年以来ミシュラン1星(16.2点)を継続中、ゴー・ミョー16点 : 全独順位は101番。 
    メニュー・Euro16~59、80席・従業員25人。また、Schwarzer-Adler Franz Kellerの名前で、ワインの醸造・ワインの輸出・国内販売も手広く行っている。

    黒い鷲・フランツケラー にて昼食:
    11:40は少し早いかと思えたが、フランス、スイス等の国旗が翻るホテル・レストランに入ってみる。給仕長を中心に打ち合わせの最中で、急に入ってきたリュックザック姿の私共に皆驚いた顔をしていた。

    私が『予約をしていませんが、黒い鷲・フランツケラーで昼食を頂きたいのですが?!』と言うと、『勿論結構ですよ。中に席を設けますか?それとも、テラスの方がよろしいですか?!』と立派な口ひげの給仕長が答える。
    レストランはまだ誰も来ていない。一番乗りの私共は一番奥の席に案内された。

    写真はデザート:この時期、何処のレストランでも出てくる『ラヴァーヴァ料理、此処ではラヴァーヴァをパイ包みにしたものでした。イチゴのシャーベットとSouce Romanoffロマノフソースかけです。』
    ちょっと最後は重くなりました。

  • 写真はコーヒーを二人で頼み、チョコレートを頂きながら、更にゆっくりとした時間が流れていく。<br />11:40~14:40 昼にしては3時間の大ランチは合計135Euroでした。<br /><br />

    写真はコーヒーを二人で頼み、チョコレートを頂きながら、更にゆっくりとした時間が流れていく。
    11:40~14:40 昼にしては3時間の大ランチは合計135Euroでした。

  • 写真はGasthof und Weingut Schwarzer-Adler Franz Keller <br />ホテル・レストラン 黒い鷲・フランツケラーの前景

    写真はGasthof und Weingut Schwarzer-Adler Franz Keller
    ホテル・レストラン 黒い鷲・フランツケラーの前景

  • 4.25(水) 快晴 29℃最高の暑さに、182km(ここまでの合計 1,088Km)<br />Tiengenティェンゲン、此処にはライン川支流のWutach、Steina、Schluechtの三つの川が町の周辺を流れている。今年、町は創立1150年の記念年だそうだ。小さな旧市街の城内公園前にホテルは直ぐ見つかった。<br /><br /><Hotel BercherTiengenベルヒャー・ティェンゲン><br />D-79761 Waldshut-Tiengen 、Am Schlosspark 、Bahnhofstrasse1、<br />Euro 100 ; 3星S、全38室、302号室(4F)<br />1911年創業。黒い森の南部、Hochrhein高ライン川に沿った旧市街の中心にあるホテル。目の前はSchlosspark城内公園で、車も公園前の駐車場に停めたので、4階の奥まった302号室からも良く見える。<br />値段以上に部屋は広く、美しく、満足した。<br /><br />レストランThumbstubeにて夕食:<br />シャレタ色彩が好ましい席、気軽に楽しめる雰囲気を持ったレストランである。<br /><br />写真はデザートは『ホテル特製のパフェ、イチゴと生クリーム添え』生クリームの上に珍しいホウズキが一つ載っていた。

    4.25(水) 快晴 29℃最高の暑さに、182km(ここまでの合計 1,088Km)
    Tiengenティェンゲン、此処にはライン川支流のWutach、Steina、Schluechtの三つの川が町の周辺を流れている。今年、町は創立1150年の記念年だそうだ。小さな旧市街の城内公園前にホテルは直ぐ見つかった。

    <Hotel BercherTiengenベルヒャー・ティェンゲン>
    D-79761 Waldshut-Tiengen 、Am Schlosspark 、Bahnhofstrasse1、
    Euro 100 ; 3星S、全38室、302号室(4F)
    1911年創業。黒い森の南部、Hochrhein高ライン川に沿った旧市街の中心にあるホテル。目の前はSchlosspark城内公園で、車も公園前の駐車場に停めたので、4階の奥まった302号室からも良く見える。
    値段以上に部屋は広く、美しく、満足した。

    レストランThumbstubeにて夕食:
    シャレタ色彩が好ましい席、気軽に楽しめる雰囲気を持ったレストランである。

    写真はデザートは『ホテル特製のパフェ、イチゴと生クリーム添え』生クリームの上に珍しいホウズキが一つ載っていた。

  • 4.27(金) 快晴 27℃  、 131km<br /><Salem-Neufrach・Reck&#39;s Hotelレックス・ホテル><br />D-88682 Salem-Neufrach 、Bahnhofstrasse 111<br />ミシュランBib 12点 、Schlemmer Atlas 14点 :全独順位は944番。<br />ボーデン湖近く、Salemザレム谷の牧歌的な風景の中にこの4階建てのホテル(全19室)がある。<br />メインレストランは60席。父Bernhard Reckと3姉妹の家族経営のホテルで、父・三女シェフAlexandoraアレクサンドラが料理し、二人の姉たち(長女Christineクリスティーネ、次女Annetteアンネッテ)がレストランのサービスに活躍している。<br /><br />Hans-Thoma-Stubeハンス・トーマ・シュトゥーベ:<br />ホテル自慢のメインレストラン。遥か遠く日本からメールで予約したお客がこのドイツの片田舎の店にほんとに来てくれるか?一抹の不安を感じていたに違いない、背の高い細身の女性(次女アンネッテ)が満面の笑みを浮かべて来訪を歓迎してくれた。<br />レストラン内はがっちりしたテーブルに薄緑のテーブルクロスが掛けられ、多産豊穣のシンボルである豚の置物があり、窓辺には鴨たちの陶器も置かれている。<br />部屋の真中には緑色したタイル壁の立派な暖炉があり、この地方独特の家具などで飾られたレストランはとても魅力的だ。<br />家族経営のホテル-レストランだが、どうも顔が似ていない。気さくな次女が『母親が違っているのだけど、皆仲良しでやっているの!』・・・・と遠来の客に話してくれた。<br /><br />写真はデザートには『新鮮なイチゴを添えたヨーグルト・ムースが』

    4.27(金) 快晴 27℃  、 131km
    <Salem-Neufrach・Reck's Hotelレックス・ホテル>
    D-88682 Salem-Neufrach 、Bahnhofstrasse 111
    ミシュランBib 12点 、Schlemmer Atlas 14点 :全独順位は944番。
    ボーデン湖近く、Salemザレム谷の牧歌的な風景の中にこの4階建てのホテル(全19室)がある。
    メインレストランは60席。父Bernhard Reckと3姉妹の家族経営のホテルで、父・三女シェフAlexandoraアレクサンドラが料理し、二人の姉たち(長女Christineクリスティーネ、次女Annetteアンネッテ)がレストランのサービスに活躍している。

    Hans-Thoma-Stubeハンス・トーマ・シュトゥーベ:
    ホテル自慢のメインレストラン。遥か遠く日本からメールで予約したお客がこのドイツの片田舎の店にほんとに来てくれるか?一抹の不安を感じていたに違いない、背の高い細身の女性(次女アンネッテ)が満面の笑みを浮かべて来訪を歓迎してくれた。
    レストラン内はがっちりしたテーブルに薄緑のテーブルクロスが掛けられ、多産豊穣のシンボルである豚の置物があり、窓辺には鴨たちの陶器も置かれている。
    部屋の真中には緑色したタイル壁の立派な暖炉があり、この地方独特の家具などで飾られたレストランはとても魅力的だ。
    家族経営のホテル-レストランだが、どうも顔が似ていない。気さくな次女が『母親が違っているのだけど、皆仲良しでやっているの!』・・・・と遠来の客に話してくれた。

    写真はデザートには『新鮮なイチゴを添えたヨーグルト・ムースが』

  • 4.28(土) 快晴  27℃  、 182km <br />シュヴァーベン地方の名城巡り①Schloss Sigmaringenジクマリンゲン城、②Schloss Lichtensteinリヒテンシュタイン城、③Burg Hohenzollernホーエンツォレルン城のあと、古城ホテル ヴァイテンブルグ城に1泊した。<br /><br /><Starzachシュタールザッハ・Schloss Weitenburg古城ホテル ヴァイテンブルグ城><br />D-72181 Starzach / Weitenburg、<br />Euro158 ;3星、全33室、203号室(3F)<br />ネッカー川を見下ろす、緑濃い山上に城は1062年に建てられた。闘争的で、強欲な騎士達やヴュルテンベルグ公爵など、領主の代わる毎に城はルネッサンス・バロック・ネオゴッシクの建築様式で改築された。1681年にRasslerラスラー家は男爵位を授かり、時の皇帝LeopoldⅠ世によって、男爵家の紋章には“L”を付ける事を許される。この城は1720年から現在までRasslerラスラー男爵家の持物である。<br /><br />大変男性的な古城で、ラスラー家の代々の肖像画や狩りの獲物の剥製が所狭しと飾られたホテル(1954年開業)である 。ふんだんに木を使った内装や彫刻をほどこした見事な家具類はこの古城ならではのもの。<br />併設するGolfclubゴルフクラブ Schloss Weitenburg はネッカー沿いに18ホールのチャンピオンコースと9ホールのパブリックコースをもつ。<br />30年前に一度家族で泊まった経験がある。<br /><br />Das Restaurantダス レストランにて夕食:<br />Das Restaurantとレストランの名前を付けるのは珍しい。レストラン中のレストランとは“男の中の男”と言う表現に近いのか。<br />このレストランは郷土料理、特に森の恵みである、鳥獣料理を得意としている。ワインはバーデン、ヴュルテンベルグワインが中心と云う。<br />19時とはいえ、まだ明るい事もあってか、又、ドイツ人が好むテラスレストランの方が上席なのか、テラスの真中あたりに予約席があった。<br />幅3~4mのテラスは長方形で、青いパラソルの下、4人席で縦に十数テーブル(70人)が用意されている。テラスの下は深い森で、大きな木々が見える。<br />以前に泊まった時はこのテラスは無かったので、新たにネッカー川の眺めを楽しむ場を設けたようだ。明るいテラスからはネッカー川の細い流れが見える。その川畔には細長いゴルフ場もあって、プレー中の人もかすかに見える。<br /><br />写真はデザートは最近のレストランでは、必ずと言って良いほど出てくる『ラヴァーヴァですが、ここのは真っ赤な砂糖漬けです。そしてバニラ・アイスのパフェが添えてありました。』

    4.28(土) 快晴  27℃  、 182km 
    シュヴァーベン地方の名城巡り①Schloss Sigmaringenジクマリンゲン城、②Schloss Lichtensteinリヒテンシュタイン城、③Burg Hohenzollernホーエンツォレルン城のあと、古城ホテル ヴァイテンブルグ城に1泊した。

    <Starzachシュタールザッハ・Schloss Weitenburg古城ホテル ヴァイテンブルグ城>
    D-72181 Starzach / Weitenburg、
    Euro158 ;3星、全33室、203号室(3F)
    ネッカー川を見下ろす、緑濃い山上に城は1062年に建てられた。闘争的で、強欲な騎士達やヴュルテンベルグ公爵など、領主の代わる毎に城はルネッサンス・バロック・ネオゴッシクの建築様式で改築された。1681年にRasslerラスラー家は男爵位を授かり、時の皇帝LeopoldⅠ世によって、男爵家の紋章には“L”を付ける事を許される。この城は1720年から現在までRasslerラスラー男爵家の持物である。

    大変男性的な古城で、ラスラー家の代々の肖像画や狩りの獲物の剥製が所狭しと飾られたホテル(1954年開業)である 。ふんだんに木を使った内装や彫刻をほどこした見事な家具類はこの古城ならではのもの。
    併設するGolfclubゴルフクラブ Schloss Weitenburg はネッカー沿いに18ホールのチャンピオンコースと9ホールのパブリックコースをもつ。
    30年前に一度家族で泊まった経験がある。

    Das Restaurantダス レストランにて夕食:
    Das Restaurantとレストランの名前を付けるのは珍しい。レストラン中のレストランとは“男の中の男”と言う表現に近いのか。
    このレストランは郷土料理、特に森の恵みである、鳥獣料理を得意としている。ワインはバーデン、ヴュルテンベルグワインが中心と云う。
    19時とはいえ、まだ明るい事もあってか、又、ドイツ人が好むテラスレストランの方が上席なのか、テラスの真中あたりに予約席があった。
    幅3~4mのテラスは長方形で、青いパラソルの下、4人席で縦に十数テーブル(70人)が用意されている。テラスの下は深い森で、大きな木々が見える。
    以前に泊まった時はこのテラスは無かったので、新たにネッカー川の眺めを楽しむ場を設けたようだ。明るいテラスからはネッカー川の細い流れが見える。その川畔には細長いゴルフ場もあって、プレー中の人もかすかに見える。

    写真はデザートは最近のレストランでは、必ずと言って良いほど出てくる『ラヴァーヴァですが、ここのは真っ赤な砂糖漬けです。そしてバニラ・アイスのパフェが添えてありました。』

  • 4.29(日) 快晴 26℃ 雨が降らないので問題化、 200km<br />Ludwigsburg ルートヴィヒスブルク 城の博物館観光をした。<br /><br /><お茶:Cafe Schlosswacheカフェ・シュロスバッヘ城の守衛・番人><br />洋ナシのケーキ、イチゴのケーキにコーヒー、紅茶で一休み。<br />(14:10~14:40 Euro12)<br /><br />写真は洋ナシのケーキ、イチゴのケーキにコーヒー、紅茶

    4.29(日) 快晴 26℃ 雨が降らないので問題化、 200km
    Ludwigsburg ルートヴィヒスブルク 城の博物館観光をした。

    <お茶:Cafe Schlosswacheカフェ・シュロスバッヘ城の守衛・番人>
    洋ナシのケーキ、イチゴのケーキにコーヒー、紅茶で一休み。
    (14:10~14:40 Euro12)

    写真は洋ナシのケーキ、イチゴのケーキにコーヒー、紅茶

  • Ludwigsburgルートヴィヒスブルク を15:55にスタートし、北に向かう。L?/B27の道を51km走ると、何度も来ている古城街道のルートだ。<br />今夜のHotel Schloss Lehen古城ホテル・レーエンのあるBad Friedrichshallバート・フリードリッヒスハールの村に入る。<br />ただし、夕食は往復75kmの距離になる古城ホテル・フリードリッヒスルーエのレストランを予約していた。     <br /><br /><Wald- Schlosshotel Friedrichsruhe古城ホテル・フリードリッヒスルーエ><br />D-74639 Zweiflingen/Friedrichsruhe<br />5星、全43室、ハイルブロンからローテンブルグに続く丘陵地帯は13~19世紀の間、ホーエンローエ家の支配の地であり、その事もあって、古くからHohenloheホーエンローエ地方と呼ばれた。<br />1612年Kraftクラフト 6世伯により、その南西部Oeringenエーリンゲンに広大な動物公園がつくられ、狩猟館が併設された。その後1712~17年にFriedrich 2世伯により、Jagtschlossが建設され、“フリードリッヒ公の静養地”の意味で、Friedrichsruheフリードリッヒスルーエと名付けられた。<br />このホテルはこれを利用した形で、1953年に開業される。3万㎡の広大な敷地に狩猟館を中心にしたホテル棟、レストラン、プール、サウナ、ビューティーサロン、ゴルフ場、テニス場などがある、ドイツ屈指の最高級古城ホテルになっている。2006年にはホテルなど全面改装が行われた。<br /><br />グルメレストランの70歳前半のシェフLothar Eiermannロタール・アイヤーマンは以前、ミシュラン2星、ゴー・ミョーも最高点に近いもの(19点)であったが、現在はミシュラン1星(16.5点)を保持している。ゴー・ミョー16点:全独順位は27番である。<br />メニュー:Euro88~118、70席、従業員35名。又、月・火はレストランが休みの為、旅行日程を調整した。(18:30~21:15 Euro190)<br /><br />写真はデザートには『リンゴとラヴァーヴァにイチゴの真っ赤なシャーベットを載せた一品』

    Ludwigsburgルートヴィヒスブルク を15:55にスタートし、北に向かう。L?/B27の道を51km走ると、何度も来ている古城街道のルートだ。
    今夜のHotel Schloss Lehen古城ホテル・レーエンのあるBad Friedrichshallバート・フリードリッヒスハールの村に入る。
    ただし、夕食は往復75kmの距離になる古城ホテル・フリードリッヒスルーエのレストランを予約していた。     

    <Wald- Schlosshotel Friedrichsruhe古城ホテル・フリードリッヒスルーエ>
    D-74639 Zweiflingen/Friedrichsruhe
    5星、全43室、ハイルブロンからローテンブルグに続く丘陵地帯は13~19世紀の間、ホーエンローエ家の支配の地であり、その事もあって、古くからHohenloheホーエンローエ地方と呼ばれた。
    1612年Kraftクラフト 6世伯により、その南西部Oeringenエーリンゲンに広大な動物公園がつくられ、狩猟館が併設された。その後1712~17年にFriedrich 2世伯により、Jagtschlossが建設され、“フリードリッヒ公の静養地”の意味で、Friedrichsruheフリードリッヒスルーエと名付けられた。
    このホテルはこれを利用した形で、1953年に開業される。3万㎡の広大な敷地に狩猟館を中心にしたホテル棟、レストラン、プール、サウナ、ビューティーサロン、ゴルフ場、テニス場などがある、ドイツ屈指の最高級古城ホテルになっている。2006年にはホテルなど全面改装が行われた。

    グルメレストランの70歳前半のシェフLothar Eiermannロタール・アイヤーマンは以前、ミシュラン2星、ゴー・ミョーも最高点に近いもの(19点)であったが、現在はミシュラン1星(16.5点)を保持している。ゴー・ミョー16点:全独順位は27番である。
    メニュー:Euro88~118、70席、従業員35名。又、月・火はレストランが休みの為、旅行日程を調整した。(18:30~21:15 Euro190)

    写真はデザートには『リンゴとラヴァーヴァにイチゴの真っ赤なシャーベットを載せた一品』

  • 写真はそして、コーヒーをお願いする。更に『自家製のショートケーキ(チョコレートケーキ)』が私の分として出てきた。さすがに家内に食べてもらいました。

    写真はそして、コーヒーをお願いする。更に『自家製のショートケーキ(チョコレートケーキ)』が私の分として出てきた。さすがに家内に食べてもらいました。

  • 05.01(火) 快晴 22℃涼しい  、 182km  :メーデー休日<br />お気に入りの町々Miltenberg am Main・”Die Perle des Mains”ミルテンべルグ・マイン川の真珠とMichelstadtミッヒェルシュタットを観光して、約60km西のDarmstadtダルムシュタットに向かった。この町にも古城ホテルがある。<br /><br /><Darmstadtダルムシュタット・Kranichsteinクラニッヒシュタイン<br />Hotel Jagtschloss Kranichstein古城ホテル クラニッヒシュタイン><br />D-64289 Darmstadt、Kranichsteinstrasse 261 <br />Euro175(今回の旅で一番高い);4星、全15室、110号室(2F) <br /><br />Darmstadtの北東、このあたりは“Messeler Parkメッセラーパルク”と呼ばれ、周辺を森や小沼に囲まれた風景の中に、このホテルは在ります。<br />14世紀の頃より、地方貴族の城があり、1549年Hessen-Darmstadtヘッセン・ダルムシュタット公GeorgゲオルクⅠ世に依って、三つの翼をもった、ルネッサンス様式の城が建てられ、(鶴Kranichクラニッヒが両翼を広げたような形から---)Kranichsteinクラニッヒシュタインと名付けられたと云う。<br />城は17、18世紀になると、Ludwigルードヴィヒ公やLudwigⅧ世方伯が専ら、狩猟の為に使用し、1826年にはLudwigⅠ世大公が夏の宮殿とする。<br /><br />第二次大戦後の1952年、見事な獲物を飾り、狩猟用の武器の蒐集品を飾った狩猟博物館が開館する。1992年には宮殿を手入れし、ライン・マイン川地方で最も美しいと呼ばれる、古城ホテル・レストランを開業した。<br />グルメレストランをはじめ、テラスレストラン、会議場、ダンスホール、結婚式もできるチャペルなど揃え、ゲストは王様の如く振舞う事が出来ると謂う。<br /><br />写真はシェフからの二つめの御挨拶は『シャーベットと紫色したイチゴジャム』

    05.01(火) 快晴 22℃涼しい  、 182km  :メーデー休日
    お気に入りの町々Miltenberg am Main・”Die Perle des Mains”ミルテンべルグ・マイン川の真珠とMichelstadtミッヒェルシュタットを観光して、約60km西のDarmstadtダルムシュタットに向かった。この町にも古城ホテルがある。

    <Darmstadtダルムシュタット・Kranichsteinクラニッヒシュタイン
    Hotel Jagtschloss Kranichstein古城ホテル クラニッヒシュタイン>
    D-64289 Darmstadt、Kranichsteinstrasse 261 
    Euro175(今回の旅で一番高い);4星、全15室、110号室(2F) 

    Darmstadtの北東、このあたりは“Messeler Parkメッセラーパルク”と呼ばれ、周辺を森や小沼に囲まれた風景の中に、このホテルは在ります。
    14世紀の頃より、地方貴族の城があり、1549年Hessen-Darmstadtヘッセン・ダルムシュタット公GeorgゲオルクⅠ世に依って、三つの翼をもった、ルネッサンス様式の城が建てられ、(鶴Kranichクラニッヒが両翼を広げたような形から---)Kranichsteinクラニッヒシュタインと名付けられたと云う。
    城は17、18世紀になると、Ludwigルードヴィヒ公やLudwigⅧ世方伯が専ら、狩猟の為に使用し、1826年にはLudwigⅠ世大公が夏の宮殿とする。

    第二次大戦後の1952年、見事な獲物を飾り、狩猟用の武器の蒐集品を飾った狩猟博物館が開館する。1992年には宮殿を手入れし、ライン・マイン川地方で最も美しいと呼ばれる、古城ホテル・レストランを開業した。
    グルメレストランをはじめ、テラスレストラン、会議場、ダンスホール、結婚式もできるチャペルなど揃え、ゲストは王様の如く振舞う事が出来ると謂う。

    写真はシェフからの二つめの御挨拶は『シャーベットと紫色したイチゴジャム』

  • グルメホテルのレストラン・Landgraf Ludwig VIIIルードヴィヒ八世方伯にて:<br />レストランはこの宮殿を狩猟館として良く利用したと云われる方伯に因んだ名前を付けたもので、Schlemmer Atlasの評価は 13点である。近在の産物を使用したドイツ料理からインターナショナル料理までを得意としている。<br /><br />予約した19時にレストランに行ってみると、お客は私共のみでした。その内に、長期滞在者とおぼしき年輩のご夫婦と、ビジネス宿泊客の4人がテーブルについた。<br />今回の旅、最後の夕食はこれに相応しく、ゆったりとした、豪華なレストランで静かに楽しむ事になった。<br /><br />写真はデザート:私は『イチゴのムースとカカオのサイコロ状のもの、真っ白のアイスクリームが真っ赤なイチゴのスープに入ったもの』

    グルメホテルのレストラン・Landgraf Ludwig VIIIルードヴィヒ八世方伯にて:
    レストランはこの宮殿を狩猟館として良く利用したと云われる方伯に因んだ名前を付けたもので、Schlemmer Atlasの評価は 13点である。近在の産物を使用したドイツ料理からインターナショナル料理までを得意としている。

    予約した19時にレストランに行ってみると、お客は私共のみでした。その内に、長期滞在者とおぼしき年輩のご夫婦と、ビジネス宿泊客の4人がテーブルについた。
    今回の旅、最後の夕食はこれに相応しく、ゆったりとした、豪華なレストランで静かに楽しむ事になった。

    写真はデザート:私は『イチゴのムースとカカオのサイコロ状のもの、真っ白のアイスクリームが真っ赤なイチゴのスープに入ったもの』

  • 写真は家内のデザート:『自家製アイスに乾燥したバナナ、チョコレート添え』<br /><br />レストランのお皿、ナプキンにはシンボルの“鶴Kranichクラニッヒ”が描かれています。<br />料理はア・ラ・カルトで3品を選んだ。ワインも料理も大いに楽しんだ夕食の二時間半(19~21:30)のお値段はEuro141=23千円でした。<br /><br />・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・<br /><br />酒も飲み、特に甘党ではないが、ケーキ類、チョコレート類は大好きである。<br />「Schwarzwaelder Kirschtorteシュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ(黒い森のさくらんぼケーキ)」の誕生諸説について書いたが、折角だから、ドイツのケーキ類や、2007年のドイツの旅で食べたデザートの一覧も載せてみた。<br /><br />私のデジカメ時代は2007年に始まって、この旅ではその恩恵を大いに受けた。<br />早く、ドイツの旅に出たいものだ。<br /><br />写真をお楽しみ頂けたら幸いです。<br />

    写真は家内のデザート:『自家製アイスに乾燥したバナナ、チョコレート添え』

    レストランのお皿、ナプキンにはシンボルの“鶴Kranichクラニッヒ”が描かれています。
    料理はア・ラ・カルトで3品を選んだ。ワインも料理も大いに楽しんだ夕食の二時間半(19~21:30)のお値段はEuro141=23千円でした。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    酒も飲み、特に甘党ではないが、ケーキ類、チョコレート類は大好きである。
    「Schwarzwaelder Kirschtorteシュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ(黒い森のさくらんぼケーキ)」の誕生諸説について書いたが、折角だから、ドイツのケーキ類や、2007年のドイツの旅で食べたデザートの一覧も載せてみた。

    私のデジカメ時代は2007年に始まって、この旅ではその恩恵を大いに受けた。
    早く、ドイツの旅に出たいものだ。

    写真をお楽しみ頂けたら幸いです。

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ドイツの美味なるもの

この旅行記へのコメント (6)

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  • ハッピーねこさん 2021/03/28 17:00:19
    黒い森のさくらんぼのケーキ
    jijidarumaさん、こんにちは。
    少々ご無沙汰しておりました。ハッピーねこです。
    私ごとですが昨秋に少し早めの退職をして生まれ故郷へ戻りました。
    早くも5ケ月が経とうとしておりますが、やっとネット環境を整え4トラもPCで閲覧し、コメントさせていただくことができるようになりました。
    今後ともよろしくお願いいたします。

    さて、「シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ」。
    私は2011年にバーデンバーデンで初めていただきました。
    憧れのドイツスイーツでしたので、食べた時とっても感動したのを覚えています。
    jijidarumaさんとご家族のドイツのお食事・お菓子の歴史を拝見しますと、とっても羨ましく微笑ましいのと同時に、奥様は初めての国での習慣や食文化にご苦労されながら、ひとつひとつ身に着けていかれたのだなと、とても感動・感服いたしました。
    憧れの海外生活、なんて一言では済まないことがたくさんお有りだったのでしょうね。
    今ではきっと総じていいご経験・思い出となっていらっしゃるでしょうが。
    早くも1年が経ってしまったこのコロナ禍が治まり、また懐かしいドイツの町やご友人をお訪ねになれる時が早くおとずれることをお祈りします。

    jijidaruma

    jijidarumaさん からの返信 2021/03/28 23:58:04
    Re: 黒い森のさくらんぼのケーキ
    ハッピーねこさん、
    今晩は。お立ち寄りとコメントありがとうございます。

    一時期、もう4Tra活動は御辞めになったと思って居りました。
    コロナ禍の所為で、身辺様々に影響があったのでしょうか?
    なにはともあれ、落ち着きを取り戻し、またドイツの旅を
    お楽しみになる気分になっておられる様子、何よりです。
    こちらこそ改めて、宜しくお願い致します。

    さて、「シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ」、
    これぞ、ドイツの味と思っています。
    以前、口コミで掲載した事に、いまだにたくさんお立ち寄り頂いているので、
    今回はドイツのお食事・お菓子の歴史共々、家内の奮戦記!?など、
    古い思い出を我が家の自分史に残すべく、このような形の章となりました。
    ご興味を頂き、かつての旅を思い出された由、当方も真に嬉しいものです。

    このところ、様々なテーマで書いています。
    又お立ち寄り頂ければ幸いです。ではまた。
    jijidaruma
  • M-koku1さん 2021/03/19 20:05:47
    面白い切り口の旅行記でした
    jijidarumaさん

    お菓子を中心に まるでデザート本になりそうな 情報満載の旅行記ですね。
    ドイツのケーキはあまり甘くないと書いてあったので 
    思い出したのが、 お隣オーストリアに行くと 急に甘くなった点。
    私だけの印象なのかもしれませんが、 国境を越えて
    こんなに違うものかなと 強く記憶に残っています。 
    (たまたま入ったお店によるだけかもしれませんが・・・)

    奥様 まわりの日本人の先輩に チクチクやられちゃったんですね。
    これまた 駐在員家族 あるあるですね。

    私は恵まれていて 近くに小学校から高校まで一緒だった同級生が先に住んでいたので 
    とても助けられました。
    沢山のケーキのレセピーをもらえましたし 色々な上下関係の注意点なども教えてもらえました。

    ほかの日本人駐在員家族とは 少し離れた場所にお住まいだったと以前書かれていましたが そうしたくなるお気持ちにもなっちゃうんでしょうね。
    ロンドンはあまりにばらばらな会社からの駐在員が多かったので 
    かえって縛りが少なく 仲良くなったので いまだに年一回は集まって旧交を温めています。

    お母様のレセピーがお嬢様にも受け継がれているなんて とってもいいお話!

    さすが jijidaruma家ですね。
    Mより

    jijidaruma

    jijidarumaさん からの返信 2021/03/20 00:18:14
    Re: 面白い切り口の旅行記でした
    M-koku1さん 、
    今晩は。いつもありがとうございます。

    「シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ(黒い森のさくらんぼケーキ)」については、以前口コミに掲載しましたが、いまだに長々とアクセスがあり、私の月次の口コミ数ランクはいつも上位になるので、実は不思議に思っていました。
    日本人はそんなにこのケーキを知っていて、興味があるのかなと・・・。
    私共はドイツ駐在を体験して、このケーキを初めて知ったものでした。駐在時は全くこのような誕生諸説があった事も知らず、定年後のドイツ感傷旅行で知ったのですよ。
    伝説や伝承といったものに興味がある所為か、黒い森でこの誕生諸説にあたり、自分なりの思いも託して纏めたのです。

    ドイツのケーキはビールやワインなど同じように、伝統の味を変えないのが好みに合っています。甘さを控えめにするのは料理に合わせているのでしょうか。
    オーストリアの代表的なケーキは、直ぐにザッハトルテが浮かびますが、古典的なチョコレートケーキ、こってりと甘いですね。

    Mさんのロンドンでの駐在員生活は羨ましく思えるほど、恵まれたようですね。
    私はベテラン駐在員(年齢も5~10年上の方々)ばかりの中に、一番若い駐在員として派遣されたので、以前にも書いたように「東京の西の果て」の出身、何もかもが分からぬことばかりでした。その割に可愛げのない若手でもありました。

    家内は私と同じ年ですが、先輩方の奥様(昔、商社マンは晩婚だったし、奥様方は商社勤めのお嬢さんが多く・・・殆ど得意先のコネ付き)は歳も近いし、歳下の方も居られた。私共は二十代半ばで結婚したので、先輩方の子供さんの年齢が私共の娘たちと同じでした。
    あの当時の奥様方は皆さん名門私大卒、短大卒でしたから、商業高卒の家内は何事も勝負にならず、大変だったのですよ(笑)。

    面白い切り口!と言って頂きありがとうございました。
    それではまた。
    jijidaruma

    M-koku1

    M-koku1さん からの返信 2021/03/20 06:35:34
    Re: 面白い切り口の旅行記でした
    https://young-germany.jp/2020/02/gabelkuchen4/

    面白い記事を見つけたので、添付しますね。

    突然アクセスが多くなる不思議は時々私も経験します。
    何なんでしょうね?

    Mより

    jijidaruma

    jijidarumaさん からの返信 2021/03/20 17:33:55
    Re: 面白い切り口の旅行記でした
    M-koku1さん 、
    今日は。再度のコメントありがとうございます。

    ドイツ大使館の若向きの観光情報ですね。
    ドイツも「ゲーテ語学校」も削減縮小していますから、若い方の興味をひくような事を考えたのでしょう。ドイツ文化政策の行方はどうなることやら!
    面白い記事の中身を初めて拝見しました。

    例えば、「ケーキに横ざしのフォーク」の姿は、私共の駐在期間では見なかったものですね。
    定年後の旅で、カフェ、軽食屋で1,2度見ていますが、えっと思った記憶があり、確か写真に撮ったはずです。ケーキが倒れないようにしたドイツ的合理性と書かれていましたが、普通のレストランではほとんど見ていませんよ。
    手掴みで食べていた習慣が、ナイフやフォークに変わり、見事な食器文化もそれにつれて発展したのは欧州の文化、やはり見た目に良くないのは、真似ない方が良さそうです(笑)。

    Mさんにはいつも頭の体操させて頂き、感謝申し上げます。
    とりあえず、情報をドイツ・お気に入りに入れておきました。
    ありがとうございました。
    jijidaruma

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