2011/05/13 - 2011/05/27
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jijidarumaさん
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ヴィルヘルム4世はバウムクーヘンをたいそう気に入り、愛する王妃のためにデザートの残りを持って帰ったそうだ。
かつての東ドイツ:ルター諸都市・Berlin・Dresdenなどを巡る旅
期間 : 2011年05月13日(金)〜05月27日(金)15日間の旅
前回の≪ヴィルヘルム4世の一目ぼれ (Die Liebe auf den ersten Blick)≫の続編になります。
≪プロイセン王フリードリッヒ・ヴィルヘルム四世が好んだSalzwedeler Baumkuchenザルツヴェーデルのバウムクーヘン≫
ドイツのザクセン・アンハルト州の最北部にあるSalzwedelザルツヴェーデルという25千人の町がある。
かつてのハンザ都市で、州都マグデブルクからハンブルク方面に走って凡そ100kmの距離にあり、バウムクーヘン発祥の地として知られている。
今もってザルツヴェーデルでは当時のレシピを使った、直火で焼くバウムクーヘンを食べられる。その製法は少なくとも1682年からのもので、直火の上を焼き串しを利用し、じんわりと回転するローラーの上にバウムクーヘンが徐々に層をなすように作っていく。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空 ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
1841年5月26日、プロイセン王Friedrich Wilhelm IVフリードリッヒ・ヴィルヘルム4世(在位:1840年 - 1861年)は、選帝侯ヨアヒム2世(1535-1571)(Kurfuerst Joachim?)以来の王侯貴族として、ザルツヴェーデルの町を訪ねた。
それだけに 町はこぞって、王に敬意を表して、歓迎の宴を催した。
その際、"Adler Horstアドラー・ホルスト"のLuise Lentzルイーズ・レンツのバウムクーヘンが、初めて王の食後のデザートに出されました。
ヴィルヘルム4世はバウムクーヘンをたいそう気に入り、愛する王妃のためにデザートの残りを持って帰ったそうです。
以来、ヴィルヘルム4世はルイーゼ・レンツにバウムクーヘンをベルリンの宮廷に定期的に送付するように命じたと云う。
写真は1795年、後のプロイセン王Friedrich_Wilhelmフリードリッヒ・ヴィルヘルム4世 -
その後、ベルリンはもとより、ウィーン、サンクトペテルブルクなど、各地の王宮からも注文があり、この味は王宮から民衆に広がり、各地の人々に好まれるようになったと云われている。
今日もなお、王が食べた当時のように、直火による手作業で焼かれたバウムクーヘンは、古くから伝えられたレシピに従い、保存料を使わず、一番良い自然の素材とバターだけが使用されているのだそうだ。
写真は後のエリザベート王妃ElisabethVonBayern -
現在、ドイツで有名なバウムクーヘンの町はSalzwedelザルツヴェーデル、Cottbusコットブス、Dresdenドレスデンがある。其々はアラック(蒸留酒)を使う、挽いたアーモンドにラム酒を入れる、挽いたアーモンドやマジパンを入れシンプルに作るやり方である。
この内、発祥の地ザルツヴェーデルの3店にその製法が受け継がれていると云う。
①Salzwedeler Baumkuchen GmbH ザルツヴェーデラー・バウムクーヘン有限会社;
D-29410 Salzwedel 、Am Gueterbahnhof 19
http://www.baumkuchen-saw.de/
Cafe "Treff im Adler * Horst"カフェ“トレフ・イム・アドラー・ホルスト”。
②Cafe Kruseカフェ・クルーゼ;
D-29410 Salzwedel 、Holzmarktstrasse 4 - 6
http://www.kruse-baumkuchen.de/
③Erste Salzwedeler Baumkuchenfabrikエアステ・ザルツヴェーデラー・バウムクーヘン・ファブリーク ;
D-29410 Salzwedel 、St.-Georg-Strasse 87
http://www.baumkuchen-salzwedel.de/
写真はCafe "Treff im Adler * Horst"カフェ“トレフ・イム・アドラー・ホルスト”。 -
今もってザルツヴェーデルでは当時のレシピを使った、直火で焼くバウムクーヘンを食べられる。その製法は少なくとも1682年からのもので、直火の上を焼き串しを利用し、じんわりと回転するローラーの上にバウムクーヘンが徐々に層をなすように作っていく。
写真はバウムクーヘンを製造中。 -
2011年5月21日(土)
ドレスデン・ケンピンスキーホテルの横をWilsdruffer Strasse 通りに出て、左折し、Altmarkt-Galerie(ショッピングセンター)に向かい、大きなアーケードの中をうろうろと、ウインドーショッピングをした。
ここで偶然にもバウムクーヘンの有名店Kreutzkammクロイツカムを見つけた。
<Cafe Kreutzkammカフェ クロイツカム>
Cafe Kreutzkamm am Altmarkt
D-01067 Dresden (Ecke Wilsdruffer Strasse)、Altmarkt 25,
1825年にドレスデンに菓子店を創業する。1945年ドレスデンの空襲による壊滅により、本拠地をミュンヘンに移した。以来、本店はミュンヘンで、各支店を上記のDresdenとMuenchen(2店)、保養地のTegernseeに置いている。
ベストセラー商品はドレスデン名物・クリスマス時期の干し葡萄入りシュトレンRosinenstollen1000g、今回購入したバウムクーヘンBaumkuchen 500g schoko、Baumkuchen 500g glasiert、Baumkuchenspitzen 250gなどがある。
ドレスデンで買ったバウムクーヘンはかつてハンブルク在住のある方に教えて頂いた所(もっとも買ってから気が付いた。)でした。
Cafeで休もうかと思って、目に付いた、この店に来たのですが、地元客でいっぱいでした。
お客の多さ、店員の方の対応の良さは、さすがに知られた店、私共もお土産(Baumkuchen 500g schoko、Baumkuchen 500g glasiert)Euro38.78(4,600円)を買ったのです。
長女に送ったところ、ミュンヘンで買って帰った事があると言っていました。
Cafe Kreutzkamm ;D-80333 Muenchen 、Maffeistrasse 4
Cafe Kreutzkamm, Maxburg ;D-80333 Muenchen 、Pacellistrasse 5
Cafe Kreutzkamm am See ;D-83684 Tegernsee 、Hauptstrasse 45
尚、本店は1945年以来、下記にある。
Conditorei Kreutzkamm GmbH ;D-81677 Muenchen 、Kastenbauerstrasse 11
http://www.kreutzkamm.de/
*Salzwedelザルツヴェーデルは今回の旅ではルートから外れていますので、本場!のバウムクーヘンは残念ながら食べられない。
・・・という事もあり、2014年の春の旅ではザルツヴェーデルを行程に入れた。
写真は上がクロイツカムのバウムクーヘン、下はブレーメンで買ったシュトレンに似たお菓子ブレーマー・クラーベン -
前回の≪ヴィルヘルム4世の一目ぼれ (Die Liebe auf den ersten Blick)≫の話をホテルのHPで知りましたが、ポツダムのRelais und Chateaux Hotel Bayrisches Hausルレ・シャトーホテル バイエルンハウスのレストラン棟、右が5星のホテル棟です。
-
ホテル棟での朝食
-
ホテル棟とレストラン等をつないでいるロビーのようなもの場所。
-
グルメレストランRestaurant Friedrich Wilhelmフリードリヒ・ヴィルヘルムはミシュラン1星 ・Gault Millauゴー・ミヨ16点 、全独ランク138位(2011年度)。
写真は誰もいない朝の時間に -
同上:
席数36、従業員20人は凡そ50%と手厚い比率になる。
揃えているワイン数530本。
写真は暖炉のあるレストラン内 -
窓辺に飾る花も
-
ベルリンとポツダムの境にあるグリーニッカー橋を通過し、ポツダムに戻った。かつて、この橋の真中で、東西冷戦中に捕虜となったスパイたちが交換されたと云う。
森の道をホテルに向かい、駐車場に車を入れると、レンタカーのメルセデスA180がいやに小さく見えた。 -
様々な車。
-
さて、予約時間の18時半に期待したレストランに行くと、案内された場所はパンフレットでも一番絵になる暖炉の前の上席でした。多分一番の上席になる、折角の予約席でしたが、入口に近いのが、せわしいかと思い、左手奥の窓際、テラスの花が見える席にしてもらった。
ペアーが3組、ビジネスマンの一人組が2人とまずまずの入りである。
本日のメニューはIと?があり、私がメニューIの4品(Euro80)、家内は3品(Euro70)を選びました。
飲み物はドライシェリー(Euro4x2=8)と、やはり地元のザクセンのワイン2005年リースリング・Schwarz*0.75L(Euro56)を頼んだ。それに炭酸ガスなしの水一本(Euro8)を頼み、合計Euro72になった。
グルメレストランでは飲み代をほぼ一人分の金額になるようにしている。
つまり食事総額(Euro232)の三分の一になる。
Martin Schwarz Riesling & Traminer 2005
Weingut Martin Schwarz・ Sachsen
D-01445 Radebeul | Sachsen 、Weinbergstrasse 34
ザクセンワインのリースリング。マイセンとドレスデンの中間、エルベ川の北側にブドウ畑を1.3 ha持つ。年間6000 〜7000本のワインを産出している醸造家。 -
このレストランは珍しい事にメニュー上部にフランス語と思われるAmuse Bouche(=Amuse-Gueule)の言葉がある。フレンチのグルメレストラン特有の気取りなのであろう。
私はドイツのレストランで良く使われるドイツ語のGruss aus der Kuecheグリュース・アウス・デア・キュッヘ(直訳すれば、台所からの挨拶)から、“シェフのご挨拶”の言葉を使っている。
お客からの注文が一斉に入ると、厨房は多忙を極める。この為、待っているお客の気持ちを和らげ、徐々に食欲を増していくように、こうした配慮をする。
所によっては“シェフのご挨拶”の乱用かと思うほど、幾つか出てくる事がある。
これではお腹がいっぱいになってしまう。
シェフのご挨拶;
今夕のご挨拶は卵型の生クリーム(Sahneザーネ)がかかり、マカロン、カボチャのムース、肉ボール、ハム、オリーブソースでした。見た目も美しく、上品で美味しかったので、前菜以下が楽しみになった。 -
前菜;
15分後に前菜が出てきた。ホタテ(coquille st.jaques)のソテーにバーベナゼリーペーパー載せ。
給仕さんがそれに、冷たくした白アスパラのヴィシソワーズ(Vichyssoiseポタージュ)を注ぎました。これは絶品。 -
魚;
これは私だけですが、牛蒡のから揚げ、月桂樹の葉(ローリエ)入りミルクでポシェした(茹でた)鱸、メキャベツとミニレタスのソース。 -
肉料理;
私はイベリコ豚にキノコとオリーブのソース。 -
肉料理;
家内はMarianne Resch風、鳩の胸肉、エンドウ豆とアミガサダケ添え、ブラウンソース。 -
デザート;
家内はイチゴとレモンバーム。
私は久しぶりにルバーブ(Rhabarberラバーバー)、ラズベリー、白チョコレートのデザートにした。
ほぼ15〜20分間隔で料理が出てきたが、見事なマネージと思う。
ここも徹底して、白のお皿を使用していたが、もうこれが常識になったのだろう。
最終日にしか、ここで食べる日がなかったが、最終日に相応しく、十分に満足した夕食になった。
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