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西の河原公園の奥にある大きな露天風呂。

営業時間：4月1日～11月30日 7:00～20:00
12月1日～3月31日 9:00～20:00
入湯料：600円
源泉：万代鉱源泉
PH値：1.5の強酸性

訪問日は3月22日。訪問時間8時頃。
PH値1.5の強酸性の露天風呂の入湯を期待して、今日の予定を考え上で朝風呂に向かう。
入口に着くと準備中の表示が。
営業は7時からだと勘違いしていた。河原公園が魅力的な場所だったら1時間待ちも我慢できた。宿泊先の温泉もPH値1.5だったので、露天風呂に入湯できなかったこと自体は残念だったが、外から露天風呂を様子を眺め諦めて共同浴場の千代の湯に向かう。
千代の湯の入湯は正解だった。

草津温泉街の西の外れにあり、旅館・お土産屋が並ぶ舗装され道が途切れた場所に西の河原公園の入口であるかのように名称の木柱が立っていた。

温泉地の硫黄臭の強い湯けむりの上がる地獄谷と呼ばれるような場所だと想像して来てみた、が、所々で湯けむり上がる河原を、川沿いに沿って整備された遊歩道を、ただ単に歩く人工的な面白みがない場所だった。
美味しくない飲食店に、人がたくさん並んでいる光景を見て、さぞ美味しいだろうと、味を期待して並ぶ人のような場所だった。

入口に足湯があっり、川を上って行くと西の河原露天風呂があった。

千代の湯は、草津温泉の中心部湯畑から少し離れた旅館街の中にある共同浴場。
共同浴場なので入湯料は無料だが、観光客相手に1日4回時間湯（湯もみ）体験が有料でできる。入湯料560円。

無色透明で硫黄臭がする源泉掛け流しの湯。
浴槽は1槽だが、ちょうどいい湯加減だった。

源泉：湯畑
泉質：含硫黄ーアルミニウムー硫酸塩・塩化物
泉
湧出温度：52.7℃
PH値：2.1

朝早い8時30分頃に入浴する。
場所がらか、それとも、宿泊客は朝食やチェックアウトの準備で忙しい時間なのか、誰一人としておらず独占風呂だった。
時間があれば何時でも入れる、静かな＂いい湯だなぁ～＂の空間だった。

中心部から離れた住宅街と旅館が混じり合った静かな場所にある共同浴場。入湯料は無料。
草津温泉の共同浴場としては、ゆったり感のある建物。脱衣場や浴槽もゆったり感を感じる広さだった。
浴槽は1槽。源泉掛け流しの無色透明の硫黄臭がする湯。

源泉：地蔵の湯
泉質：含硫黄ーアルミニウムー硫酸塩・塩化物
泉
湧出温度：48.4℃
PH値：2.1

夜に入湯したので、付近の宿泊客が一人二人と入れ替わりに入湯に来ていたが、広さを感じ空間だったので窮屈感はなかった。

建物の前には足湯もあった。

白旗の湯は、草津温泉の中心部の湯畑の前にあり、御座之湯と熱乃湯の施設に挟まれた形で建っている共同浴場。入湯料は無料。
源泉は目の前の湯畑ではなく、湯畑の前で御座之湯の横から湧き出る白旗源泉。

源泉：白旗源泉
泉質：含硫黄ーアルミニウムー硫酸塩・塩化物
泉
湧出温度：50.8℃
PH値：2.1

浴槽は熱湯とぬる湯の2槽。
無色透明で硫黄臭がした源泉掛け流しの湯。 熱湯は湯船に浸かる事が出来いほど熱かった。

草津温泉の中心部にあるだけあって、混み合っていた。しかし、湯が熱いのでゆっくり浸ることができないためにか、入浴者の回転は速い。

白旗源泉には多量のお賽銭が投げ込まれている。金属と酸性の湯で化学反応を起こした湯が、この湯に流れているとは、考えたくなかった。

白旗源泉の中に小さな祠がある。これが頼朝宮だった。
源頼朝が荒れはてた草津温泉の源泉を修復し入浴した謂れから建てられた祠を頼朝宮と呼ぶ。

説明板を読んでも頼朝宮が理解出来なかった。
頼朝宮とは立派な建物だと想像した。
源泉に浮かぶように建つあまりにも小さな祠と多量に投げ込まれている賽銭を見て、また、再度あたりを見渡して、これが頼朝宮と呼ばれて
いる事を納得した。

御座之湯の前にある白旗源泉は、御座之湯の建物一部と見間違えた。

草津温泉バスターミナルを出、湯畑観光駐車場の脇を進むと光泉寺の境内に入る。
湯畑からは山門が高台に見え、御座之湯の脇の階段を登る。
有馬温泉温泉寺と共に日本温泉三大薬師の一つ。

湯畑の直線上の高台に建っているので、草津温泉街の眺めはよく、山門を通して湯畑の全景を見ると、山深い温泉場に来たことを実感する。
湯畑は観光客で賑わうが、目の前にある境内は静けさが漂う場所だった。

幕府徳川将軍お汲み上げの湯は、湯畑の中に湯枠が設けられ献上されていた。
現在に残る湯枠は、八代将軍吉宗の汲み上げた際の歴史ある物だった。

湯枠を見、将軍の為に汲み上げされた時や運搬時の労力は、大変だったのだろうと思いが馳せった。

日が暮れ後、再度湯畑を訪れる。
ライトが湯けむりに当たると、紫外線の紫の世界。日中とは打って変わり幻想的な風景・世界に変わった。
風向きにより、湯けむりにライトが当たら無い時は、ライトは普通の暗闇の中の街灯の灯りだった。

草津温泉バスターミナルから坂を下ること徒歩2～3分程。

エメダルドグリーンに見える湯けむりの立つ、人混みの多い唯の池のように感じた。
草津温泉は山に囲まれた谷間にあり、湯畑が最低部のように思えた。

湯畑が中心部で、この周りを見るだけで草津温泉は十分な気持ちだ。

考えられないサービスを説明します。最悪すぎて評価は本当は0以下。

素泊まりで宿泊。
素泊まりの宿泊費は4850円。
内訳は、宿泊代4300円・暖房代400・入泉代150。

①暖房代に関して。
暖房の使用に関わりなく、宿が勝手に設定した気温以下になると勝手にボッタクくられる。

②アメニティーに関して。
ネット検索での宿の案内には、浴衣・タオル・歯みがきセット等がアメニティーとして記載されていた。
部屋に入るとアメニティーが無い。他の宿泊者は浴衣を着て歩いていた。忘れていると思いフロントに話をすると、食事付きでは無い素泊まり客は別途アメニティー代として500円必要との回答。「ふざけるな！」と言いたい思いだった。

③部屋の構造に関して。
壁が薄すぎる。隣部屋の普通の声の会話も良く聴こえてしまう。なかなか寝付けなかった。

④立地に関して。
草津温泉の中心部である湯畑から逆方向の高台にあった。草津バスターミナルから徒歩10分程、急な坂を登らなければならない。3月の寒い夕暮れに着いたが汗をかいた。場所が分かりにくく、不便な立地にあった。

到着後、観光で湯畑に行く。宿に戻る時は日が
暮れあたりは暗闇、恐怖感を伴いながら戻る。
女性一人だと非常に危険だと思う。

⑤風呂に関して。
これだけは問題ないが、外湯の共同浴場は無料である。
湯は源泉掛け流しの草津温泉の湯だった。

草津温泉バスターミナルは、草津温泉の中心部の湯畑から少し離れた場所にあった。湯畑に行くには坂を歩かなければならない。
長野原草津口駅行きのバスは1時間に1本の割合で出ており、綺麗な待合室もある。
待合室で待つのも良いが、温泉のバス停だけあってターミナルのそばに足湯があったので、最後の草津の湯として足湯待ちをした。誰もいない一人湯だった。

JR吾妻線の終着駅で終端駅。
吾妻川沿いの駅前にも先には何も無い、わびしい駅だった。ここまでよくも電化区間の電車が走っているものだ！
大前駅終着駅発車の電車は1日5本のみ。

乗客は青春18切符を利用した乗り鉄ばかり。折り返しには同じ顔ぶれ。なんかこの様な人間ばかりだとウンザリする。

草津温泉よりJRバス長野原草津口駅行きに乗り堂西バス停で下車。堂西バス停はJR吾妻線群馬大津駅の最寄りのバス停で、駅まで徒歩2分もかからない程の距離。
都心部の人混みの中の乗り換えよりも時間はかからない。
電車とバスとの接続は良くない。

一面一線の駅は、川沿いの山間部の谷間の静か過ぎる程のどかな駅で、何もなかった。
心休まる電車待ちの時間だった。

長野原草津口駅は草津温泉への最寄り駅。
草津温泉に向かうために下車。
草津温泉へはJRバスで30分程だった。
JR系列同士、電車とバスの接続ほよい。

草津温泉が目的の観光客が多く、この駅でほとんどの乗客は下車していた。
草津温泉に行く以外は、何も面白みがない駅だった。

上越線の渋川駅より大前駅まで。大前駅はその先がない終着駅。

長野原草津口駅は、草津温泉の最寄り駅でバスの接続駅。ほとんどの乗客は下車し駅は賑わいがあったが、付近には目もくれずにバス乗り場へと向かっている情景だった。

長野原草津口駅を過ぎると一気にローカル線ムードが漂った。また、川沿いに沿って山間部の谷間を走る沿線の風景がより一層に拍車をかけた。

自然災害や天候不良により運休になる場合が多いのか、駅には代行バスのお知らせが駅に掲示されている。

新前橋駅は上越線と両毛線の分岐駅。
吾妻線の電車も乗り入れている。

草津温泉に行くために吾妻線に乗り換え長野原草津口駅に向かう。
広い関東平野の風の遮る物がない吹きさらしの駅だったので、風に煽られて寒かった。
ダイヤも強風の為、遅れか出ていた。

城山公園の東西方向を囲むようして、小峰御鐘ノ台大堀切東堀・中堀・西側跡が残っている。
大堀切東堀の深さは数メートルに達する高さで、圧巻される。

また、東堀跡を少し南側に下ると、三の丸外殻新堀土塁跡が残っている。ここからは谷のように見える早川を挟んで石垣山一夜城跡が眼前に望まれ、戦況の睨み合いの様相が想像できる。

城山公園の堀切を見ずにして、小田原城跡訪問の価値は半減下する。

JRの線路を挟んで西側に八幡山古郭東曲輪跡、東側に小田原城跡復元天守閣がある。

八幡山古郭東曲輪跡は東西の風景がよく見える静かな街中の高台だった。
東側眼前に小田原城跡復元天守閣と城下町跡、西側に石垣山一夜城跡、また、穏やかな相模湾を真渡せた。
戦国時代の小田原合戦時には敵・味方の状況を
把握できる場所だっただろうと想像する。
現在は、天気の良い日には弁当を食べるにはもってこいの穴場だ。

清閑亭は、豊臣秀吉の軍師黒田官兵衛の子孫侯爵黒田長成の別邸。入館料は無料。
訪問日は、入れ替わり立ち替わり観光客の流れがあり、別邸の静観さを楽しむことができなかった。

清閑亭は、小田原城内の三の丸土塁跡上に建てられ、土塁跡・堀跡の遺構が残っている。
小田原城跡巡りには必見の場所だ。