TTukomiさんのクチコミ(68ページ)全2,291件

近鉄湯の山温泉駅より御在所岳方向に歩くこと10分程。ホテルの温泉が日帰り入浴できる。

入浴料：700円
営業時間：11:00～18:30（19:30までに退館）
泉質：アルカリ性単純温泉

新湯の山温泉4号泉「PH8.4・泉温30.7℃・低張性弱アルカリ性低温泉」と新湯の山温泉3号「PH8.6・泉温45.2℃・低張性アルカリ性高温泉」の2種類の源泉を使用した温泉。

内湯2槽・露天風呂2槽の浴槽があり、内湯・露天風呂に新湯の山温泉3号泉の源泉掛け流しの浴槽が1槽づつある。
新湯の山温泉4号泉は循環し内湯で使用されていた。
循環されている湯は、ほとんど消毒臭を感じなかった。

露天風呂は緑に囲まれた山あいのヌルヌル感のある気持ちのいい温泉だった。

周りの風景に似つかわしく無い異質感漂う駅舎がある一面二線の無人駅。
東栄町で行なわれる重要無形民俗文化財の「花祭」に使用される鬼の面をモチーフにした駅舎。
改札口を出るには鬼に呑み込まれる様な気がする建物だ。

駅前の道沿いにはバス停があったが、何も無い侘しい一面一線の無人駅。
駅前の道を北に5分強程歩くと集落に出、そこには対岸には渡らずに戻ってくる珍しいS字鉄橋（第6水窪川橋梁）・渡らずの鉄橋が架かっている。
集落の入口付近には対岸に渡る橋が架り、橋上からはS字鉄橋が眺められた。

水窪川沿いの高台にある駅からは水窪の町を見渡す事が出来る。
ここまでの川沿いの山の斜面に沿って走る、人影を感じない山深い車窓を眺めきただけに、町という実感を強く抱いた。
駅前には自販機があり、やっと冷えた飲み物を口にすることができ、駅で一息ついた。
町に行くには坂を下り水窪川に架かる橋を渡る。

飯田線大嵐駅が最寄り駅。駅より徒歩40分程かかるが、駅舎には無料レンタサイクルがあり利用させてもらう。温泉までは10分程の天竜川沿いのサイクリングだった。
営業日・営業時間は限られ、山に囲まれた天竜川沿いの山と山の谷間にある秘湯感が強い温泉だった。

入浴料：420円
営業日：土日祝日（以外は休館日）
営業時間：13:00～19:00
泉質：ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物泉
（低張性弱アルカリ性低温泉）

内湯と露天風呂のある循環式で若干消毒臭（塩素臭）がするぬめりのある温泉だった。

トンネルとトンネルの谷間にある一面二線の無人駅。
トンネルにへばりついく様に建つ駅舎。飯田方面の線路の分岐ポイントはトンネルの中に吸い込まれている感があり、秘境駅感が強い。

駅は静岡県、駅前の天竜川を超えると愛知県。
愛知県側は「元日本一の村とみやま村」であり、徒歩40分程で秘湯的な温泉「湯の島温泉」がある。

駅前には観光用の無料レンタサイクルがあり便利であった。

天竜川と線路の間に集落があり、集落を通る駅前の道のどん突きに、道の延長線上のようにホームがあり、駅という実感は薄かった。
駅名板と横の線路が唯一の駅であることの証明だった。
飯田方面のホーム先端部脇には神社がありそこで駅前通りはどん詰まりとなる。
駅ホーム前には踏み切りがあり、駅前の道は山間部へと続いていた。

駅前付近には集落があるので、日中の静寂さの中に安堵感を覚える。駅前に並ぶ集落は静寂過ぎて廃墟感が強く、陽が落ちると暗闇の中に恐怖感を覚えるだろうと思う山間集落の中の駅だった。

天竜川沿いの駅舎の無い二面二線の駅。
豊橋方面のトンネルの左側には保線作業用係留線の分岐があり、少し開けた駅をやっと見た感じであった。
駅からの天竜川の眺めはのどかさを感じ、何も無い駅前？には公衆電話が設置されていた。

一面二線の島式ホームの待避線のある無人駅。
設楽原の合戦の馬防柵への最寄り駅となり、徒歩10分程で馬防柵が復元された激戦地跡に着く。
駅付近も設楽原の合戦の舞台であり、駅前には設楽原合戦案内図が建てられている。

長篠・設楽原合戦屏風絵図が馬防柵の入り口に当たる場所に建てられている。絵図通りの馬防柵が復元されているように思えた。
勢いよく武田騎馬隊・武田の足軽が攻めて来たら、球を込めることに時間の要する殺傷能力の低い単発の火縄銃で防ぎきれるのかと、歴史の時間に習った通説に疑問を感じる場所だった。

武田信玄にゆかりの場所だと思い「信玄塚」の名に惹かれて訪れたが、新城市の信玄塚は、武田信玄没後の設楽原の戦いでの戦死者を弔う戦死者の供養塔であった。
大小2つの塚があり、大きい塚は武田軍、小さい塚は織田・徳川連合軍の戦死者を弔う塚らしい。

設楽原決戦場跡は、丘のような低い山並みの谷間に川幅の狭い連吾川が流れ、敵陣がすぐ目の前で対峙している状況を目の当たりにしていたと思えるような狭い狭い空間だった。
歴史上での織田の鉄砲隊と武田の騎馬隊と壮絶な死闘を想像できる場所だった。

特徴的な円形の屋根と木材を多様に使用した建物は暖かみを感じ、道の駅としては特徴ある施設だった。
足湯も併設されており、ひといきつくには適している。
しかし、施設内はあまり広さを感じず、人混みとごちゃごちゃしすぎた店舗配置で狭苦しさを感じ、何も見ずに直ぐに出る。

長篠の史跡巡り途中に道の駅のような施設が目に入ったので立ち寄る。国道151号長篠城址の大手門跡付近にある農産物直売所だった。

地元のブランド牛「鳳来牛」という全く聞いた事がない名の珍しい牛肉が販売されていた。
口にしていないので、神戸牛のようなとろける美味しいがあるかはわからないが、見た目は高級感のある珍しい牛肉だった。

各所の直売所を寄るが、直売所の農産物にしては価格設定は高く感じ、購入はパスする。

長篠の攻防における武田勝頼軍敗走の殿を務めて討ち死にした馬場信春の首が埋葬された場所らしい。
民家脇の細い農道のような道を通り、豊川沿いの民家と畑に囲まれた長篠城跡からはほど遠くない場所にひっそりと佇むようにあった。
この長閑な平和な風景からは、全く死闘が想像できない。

長篠城址史跡保存館は、長篠城址の二の丸跡に建っている。
小さな史跡保存館の建物の入館料210円に対する対価は、長篠の攻防と長篠城ゆかりの展示物を展示するだけの名の通りの資料館だった。
入館口にある鳥居強右衛門の磔の陶板は印象的だ。

百名城のスタンプは入口受付にある。

長篠城跡の紹介でよく見る光景は、豊川と宇連川との合流地点の渡合手前に架かる橋「牛渕橋」からの風景。渡合を背にした扇形に広がる城跡を目の当たりにする光景。
牛渕橋から眺める渓谷美と、コントラスト鮮やかな城跡の風景は美しい。城跡を見る重要ポイントだ。
鉄道利用の場合、牛渕橋へは鳥居駅で下車する方が便利だ。

駅名の通り長篠城跡の最寄り駅。
本丸跡までは徒歩10分程。

豊橋方面より豊川の鉄橋を渡ると、本丸跡の土塁・堀跡を横目に城跡の遺構を遮り長篠城駅に着く。
長篠城駅は長篠城跡の城域跡内になる。

駅舎は城を模した建物で、城域との一体感を感じる。

畑の片隅、木々が覆い茂った川岸の断崖に磔の跡がある。
覆い茂っている木々が目障りで目の前に見えるはずの対岸の長篠城跡を確認できない。
説明板に書かれている状況は実感することはできないが、城兵からはハッキリと姿を確認できただろうと思う位置だ。

鳥居強右衛門勝商の墓は新昌寺にある。
新昌寺境内入口には、「鳥居権現 新昌寺」の高さのある立派な石塔が建ち、側面には「天正之忠士鳥居強右衛門勝商墳墓所在地」が彫られていた。寺の存在価値は鳥居強右衛門と言わんばかりだ。
境内を本堂に進むと本堂の裏手に鳥居強右衛門の墓があった。
一介の足軽としては英雄・神のような存在だったと感じる祀られかただった。