TTukomiさんのクチコミ(67ページ)全2,291件

長良川鉄道美濃市駅より徒歩5分程。
1999年4月1日に廃線となった旧名鉄美濃駅には、駅舎・プラットホーム・線路が大正期のまま保存され、駅の雰囲気にあった車両が今にも出発しそう状態で保存されている。
古き良き時代の光景を見ているような一角だった。

和歌山市駅は、紀勢本線の起点駅。
駅は南海電鉄とJR西日本との共同使用駅で、南海電車の管轄駅。

南海電鉄管轄の駅は、紀勢本線のホームは片隅に追いやられた感があり、紀勢本線の起点駅としては侘しく寂しい駅だった。
和歌山市駅から和歌山駅間は、この区間のみの折り返し運行。

和歌山駅を境目にローカル線色が強くなる。
和歌山駅は紀勢本線和歌山市駅・阪和線・和歌山線とたま電車の和歌山電鐵の乗り換え駅。
和歌山駅から阪和線の大阪方面行きは大阪の近郊路線で、特急・快速を含め運行ダイヤは多い。阪和線以外はローカル線。都市部と田舎の境目の駅だ。

同じJR西日本管轄なのに和歌山市駅行きのホームには、乗り換え用の改札口があり、自動改札機を通せない＂青春18きっぷ＂は不便だった。

JR西日本と紀州鉄道の共同の駅。
ミニ鉄道の紀州鉄道の始発駅で、ホームは駅舎側の0番線。駅の端の隅にある。
御坊中心部から離れた御坊駅は、駅付近は閑散としており、中心部に行くには紀州鉄道に乗り換えが必要だ。

紀勢本線沿線の移動中、やっと都市部らしい駅に到着した。海や山と言った風景・ローカルな風景が続いた中のでの都市部らしいさを感じる駅だった。
駅前には弁慶の銅像が建ち。現代的な真新しいさを感じる駅舎であった。
紀伊田辺駅から和歌山方面は複線区間となり、
ほとんどの普通電車の紀伊田辺駅が終点となり車両も変わり、和歌山方面の車両は新型だ。

海岸沿いの国道42号線と並行して駅舎があり、目の前が海である駅舎や国道より高台にあるホームからは枯木灘海岸の風景を眺められる。また、この付近を走行中は綺麗な枯木灘の海岸風景を楽しめる。
駅舎には浸食された岩があり趣きを感じる。

前に紀伊大島・くしもと大橋、左手に国の天然記念物「橋杭岩」を眺めながらの景観の良い海水浴場。
広さは感じないが、遠浅で脱衣場・シャワー室が完備された小さな子供と水遊びをするにはもってこいの海水浴場だと思う。

陸地から海に向かって岩の柱がほぼ一直線に並ぶ、地球の営みを感じ取ることもできる、自然界の不思議な風景には感動する。
眺めていると、時間が止まっているような実感さえ湧く雄大な風景だ。

串本駅から橋杭岩行きのバスは1日数本しかなく、串本駅から徒歩で訪問。徒歩20分程だった。串本駅から一つ先、新宮駅よりの紀伊姫駅が、徒歩では最寄りの駅となる。

道の駅くしもと橋杭岩は、名前に全く偽りが無く、眼前に広がる風景は海岸で橋杭岩だ。

道の駅前の海岸に出れば岩が立ち並び、2階建の施設の2階のテラスは橋杭岩を上から眺める展望。自然界の不思議な風景を一望できる満足できる道の駅だった。

串本駅は本州最南端の駅である。

広大な太平洋を眺めながら駅に到着する。
すぐ先には海。
太平洋沿岸にある本州最南端の駅にふさわしい南国の雰囲気の漂う駅であった。
自然の偉大な風景「橋杭岩」を見るために下車する。

新宮駅を出ると熊野川方向に丘陵が見える。丘陵が丹鶴城公園として整備されている新宮城跡で、駅から徒歩10分程だった。
城跡へ導く道しるべはなく、観光案内所で配布していた地図を基に訪れる。
本丸から望む出丸跡と熊野川の眺めは良かっただけが感想。

住宅街にポッンと現れる蓬莱山、阿須賀神社の神殿の背後にある蓬莱山は、阿須賀神社の御神体であり、山とは思われない小山である。
神聖さ神々しさを感じない、普通の公園の中にある木々に覆われた土盛りのようだった。

新宮駅から徒歩で10分程。

境内からは弥生時代の土器が出土した古代の熊野の重要な地点で、熊野三山の神々を祀る古くから熊野信仰との関わりがある阿須賀神社だが、神殿が真新しく、住宅街の中の立地で、神々しさや神秘さを感じることができない熊野古道の世界遺産だった。
阿須賀王子跡でもある。

新宮駅を出ると、その先には徐福公園が見える程、駅近くの観光名所。
徐福は、紀元前の中国が秦の時代に始皇帝の命で渡来してきた人物。
渡来伝承地は全国各地に点在するが、墓が存在するのは、新宮のこの場所だけである。貴重な場所だった。

JR西日本とJR東海の境目駅。
亀山駅からのJR東海の路線は非電化区間だったが、JR西日本の路線は電化区間。新宮駅を境目して、文化が変わったような雰囲気のある境目の駅だった。
ホームには、新大阪行きの特急電車「くろしお」が停車中だった。

紀伊長島駅を出ると、すぐに「万両寿し」の看板が目に入る。

サンマ寿司と焼きサンマ寿司のサンマ味くらべのセットを購入。価格は550円也。
サンマ寿司・焼きサンマ寿司が四貫ずつ入る。

脂がのった肉厚のあるサンマと酢飯がマッチした食べ応えのあるアッサリした、口の中でとろける寿司だった。
焼きサンマ寿司の方は、そこに少し焦げ味が混ぜ合わさった寿司だった。
どちらとも美味しく、価格的にも大満足。言うことは無し。

紀伊長島駅での30分程の停止中に購入。注文してから提供までの所要時間は約5分程の短時間だった。
ロングシートの列車だったが、車内で駅弁代わりとして食べる。車窓を眺めながらの食事は美味しいが増す。

多気駅より乗車したが、やっと開けた海辺町の明るい駅に到着した。
紀伊長島駅では30分程の長時間停止。息抜きに駅郊外に出る。
駅前は、寿司屋と小さな商店の2店舗があり、熊野古道の道標が熊野古道の道すがらの駅であることを実感させられた。

紀勢本線より参宮線への分岐駅たが、参宮線が本線と感じられる駅の時刻表だ。
紀勢本線は多気駅より以南は、廃線になってともおかしくない列車本数と車両編成で、本線とは名ばかりのローカル色に似合った何も無い駅だった。

JR西日本とJR東海との境目の駅であり、紀勢本線の起点駅でもある。

広い駅の構内と古さを感じる立派な駅舎と幅広いホームは、昔は賑わいがあったと思わせる、今はローカル色豊かな大きな駅だった。

関西本線はここで非電化区間と電化区間に分かれる。

三重県亀山駅から和歌山駅和歌山市駅まで太平洋沿いを走る長いローカル路線の乗り鉄を１日かけて行う。
JR東海の管轄区間の亀山駅から新宮駅までは非電化区間で、隔離された侘しいさが漂うような風景が続く。
JR西日本の管轄区間の新宮駅から和歌山市駅間は電化区間で、特急が頻繁に走る観光路線だった。