TTukomiさんのクチコミ(70ページ)全2,291件

高崎や宇都宮から普通の直通列車が熱海を終着駅として走り、東京方面から交通の便が良いためか、ゴミゴミした狭い街に人混みが多かった。

日帰り入浴で熱海に立ち寄る。今回で2度目。
今回は、福島屋旅館に入浴。
入浴料400円。
前回は、熱海駅前温泉浴場に入浴。
入浴料500円。

いずれも源泉掛け流しの温泉だが、建物は古く、建物内は薄暗く、地震が発生すれば今にも崩れ落ちそうな建物。
さらに、浴槽は4～5人が入れば満員状態。

源泉掛け流しの共同浴場施設のある別府温泉・草津温泉・野沢温泉等では、無料施設も多く、観光客誘致目的か綺麗な外観、清掃が行き届いた建物内が多い。

しかし、熱海温泉の共同浴場は上記の状態。過っての国鉄で感じていた親方日の丸的なボッタクリ温泉街か！と言いたい。
別府温泉の泥湯のような、熱海温泉だけにしかない特別な湯質があるわけでもなく！

熱海温泉の源泉「熱海7湯巡り」の源泉のひとつが「風呂の湯・水の湯」である。
風呂の湯・水の湯は、安くて日帰り入浴ができる福島屋旅館を探して歩いていると、福島屋旅館の前にあった。
説明板を読んでも、全く意味が理解できない観光名所だった。先ずは呼び名。それと、これが観光認知度が高い熱海温泉の源泉かとの疑問。

アプトの道の5号トンネルと6号トンネルを繋ぐレンガ造りの日本最大の4連アーチ式鉄道橋である。

橋の上からの風景は、下を覗くと真下に流れる碓氷川との高低差を感じ、また、遠くには新幹線の架橋が見え、視界が開けて眺めが良い。
橋の袂からの風景は、レンガ造りの歴史深い重厚な橋の眺めは最高だ。

アプトの道の峠の湯から２つ目のトンネル（2号トンネル）を超えると、視界が開け碓氷湖が見えてくる。
坂本ダムの人造湖を「碓氷湖」と呼んでいる。
山の中の自然美溢れる風景だと思っていたが、人工美の残念な風景であった。

横川駅からアプトの道に並行して走る碓氷峠トロッコ列車線の終着駅に峠の湯はある。
峠の湯から先のアプトの道は本格的なハイキングコースになる。

峠の湯は、1階はレストラン・売店・ロビー等、2階が温泉となっている。

泉質は、ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物泉のPH7.9の弱アルカリ性温泉。
残念ながら源泉掛け流しではないが、露天風呂からの山並みの風景を眺めながらの入浴は気持ちが良い。

アプトの道のハイキングの往路は食事の場所として、復路は疲れを取る温泉の入浴に利用するのも良いものだ。

アプトの道起点から湯の峠間の、峠の湯よりにあるレンガ造りの重厚な感じがする国の重要文化財の建物。

起点から湯の峠間のアプトの道は、長い直線コースなので気分が滅入った。アプトの道起点から峠の湯まではアプトの道と並行して、ぶんかむら駅（起点）～まるやま駅（旧丸山変電所）～とうげのゆ駅（峠の湯）と、観光列車の碓氷峠トロッコ列車が走っている。時間が合えば、料金は高いがトロッコ列車に乗るのも良い。

旧丸山変電所は、裏手に回れば廃墟感が満載。
一人の静寂な世界だったので、日中でも中を覗くと背中がゾゾっとした。

鉄道にとっては碓氷峠の急勾配の坂だったためアプト式の列車で走っていた路線の廃線跡が、横川駅から旧熊ノ平駅までの約6.5kmの区間がアプトの道としてハイキングコースとなっている。

変電所・トンネル・橋・駅が鉄道遺産として残っており、歴史深い面白いハイキングコースだった。

人間にとっては緩やかな坂なので、息を切らすこともなく、疲労感の少ない整備された往復の道のりだった。
起点から発電所を超え峠の湯までの道なりは、かなり長い直線コースがあり、そこは精神的にきつかった。

廃墟の如く変電所・死者が出る難工事のトンネルによる心霊スポットの恐怖感。「熊出没注意」の看板による別の恐怖感も味わえる面白いコースだった。野生のサルには出くわす。

アプトの道起点を通過すると間も無く碓氷関所跡の道標がある。アプトの道から少し外れ旧道沿いにある。
東門は復元され、道沿いの高台にひっそりと建っていた。日本三大関所の一つらしいが、遺構の規模はその面影も感じられなかった。

アプトの道起点の目の前・関所跡の道標の手前の安中観光案内所に、資料が展示されている。
入館料無料。

名称が碓氷峠となっているので山の中にあるのかと思うと、横川駅の駅前にあり、駅の構内のように感じた。

アプトの道沿いから、園内や展示物はほぼ見渡せ、雨風にさらされ今にも朽ち果てそうな展示物ばかりであった。
京都の梅小路とは、似ても似つかぬ保存状況だった。

横川駅の改札口の反対側、国道18号沿いにある。「峠の釜めし」の名前が観光地化している様に感じ、車での訪問者が多かった。

「峠の釜めし」を求めて寄るが、価格を見てびっくり。ボッタクり感のする1080円。
具材や量を見ても商品と価格は合っていないと思う。また、持ち帰るにしても、容器はあまりにも手持ちしにくくよくない。
結論としては、価値なしの判断で、買わなかった。全く悔いない。

駅より店舗に行くには、国道を渡る。国道は交通量が多く、横断するための信号も無く、危険だった。

横川駅ホームの先端部付近に売店はある。
店舗の窓口は、駅ホーム側と駅前ロータリー側の両方にあり便利だ。
「峠の釜めし」を取り扱っているようだが、うどんがメインの感があり、駅ホームの立ち食いうどん店の装いだった。

横川駅は、ホーム先には車留めがありローカル色豊かな駅であった。特急電車が走っていた信越本線は、普通電車の到着しかなく、無残にも終端駅の侘しい終着駅となっていた。

ホームには名物の「峠の釜めし」を取り扱う売店があった。

横川駅から軽井沢駅方面の熊ノ平駅までは、廃線跡を「アプトの道」と言う名のバイキングコースだ。アプトの道を歩く為に下車する。

寸断された信越本線の一方の終着駅になる横川駅に向かう為に高崎駅から乗車する。

日本海に通じていた主要路線は、見事に横川駅で寸断され、浅間山や妙義山等の山並み・田畑の風景はローカル線そのものだ。横川駅までの複線の線路が辛うじて昔の面影を残す。
横川駅から軽井沢方面は観光客目当ての廃線跡のバイキングコースだ。

高崎駅西口から伸びる大通りを真っ直ぐに高崎城址の方向に進むと、高崎城址手前の信号角にある。駅より徒歩5分程。

宿泊料金は朝食付きで4100円。
建物は古く、内装工事はされているものの歴史を感じる部屋だった。
朝食は、料金的にも簡単なものだと思っていたが、バイキング形式の和洋食で満足いくものであった。
工事現場関係者の宿泊客が多かったが、朝食を見て納得。

高崎駅西口の平坦な大通りを真っ直ぐ行くと高崎城跡の堀跡に着く。徒歩5分程。
城内跡は、一部は公園として、また、市役所等官公庁の建物が立ち並び高崎市の心臓部となっていた。
高低差がなく、官公庁の建物が目立つ為に、城跡の存在感を感じず、街の一部として同化されているように見えた。
そのためか、現存として乾櫓があるのだが、乾櫓も復元された近代建築物に見えた。

保渡田古墳群にある上毛野はにわのさと公園内施設の一部として、群馬県出身の歌人土屋文明に関する資料を主として展示している文学館。
古墳群の中にある文学館は、場違いのように感じた。
文学館前には、巨大な前方後円墳である国史跡八幡塚古墳が復元整備され、古墳に目を奪われてしまう。古墳の上から望む風景は見事だ。

高崎駅よりバスで35分程かかり、高崎市外地にある。バスの本数も1時間に一本程度と少し不便な場所だ。

不便さを考慮しても、地形を巧みに利用した平山城は、堀で区切られた格曲輪が整備され、見事に残存している見応えのある城跡だった。
大堀切の深さやには感動を覚える。

ウオーキング感覚で緑の中を巡る広大な遺構が残っている箕輪城跡だった。

JR高崎駅の改札口を出ると、ほぼ目の前。
通路と隔てるものがない横長のサービスカウンターだけの小さな案内所だった。
駅構内で歩行者の最も多い位置だけに、立ち止まって寄りにくかった。
ゆっくりと話を聞ける場所ではないと思う。

吾妻線大前駅より高崎駅に向かう。
高崎駅に近付くにつれ高崎駅は大都会の様に見えてきた。
しかし、駅前のビルの屋上からは、妙義山・浅間山・榛名山・赤城山等の山並みに囲まれた関東平野に舞う砂埃を見て、平原の中の駅の様な感じがした。

ホームにはSLのパネル看板が掲げてあった。観光列車としてSLが走っているとは知らなかった。SLの運行に合わせて行動すればと残念な思いだ。

信越本線に乗り換え横川駅を目指す。

吾妻線大前駅より新前橋駅で乗り換え高崎駅に向かうが、関東平野の遮蔽物の少ない吹きさらしの路線は、天候は晴れていたが強風の為にダイヤ型が乱れ10分程遅れで高崎駅に到着した。
この様なダイヤの乱れては初めてなので、変に感動した。沿線の方は大変だと思うが。