TTukomiさんのクチコミ(75ページ)全2,291件

神武皇后を祭り、安産の神さまである。

表門は伏見城の大手門の移築物である。
また、維新の鳥羽伏見の戦いでは本営となり激戦区ながら戦火を免れた神社である。

NHKの大河ドラマ「西郷どん」のゆかりの地・太閤秀吉に関係する場所だと思うと神社を通り越して歴史的意義を感じる感慨がある。

本殿の上部の飾りは、先日見た日光東照宮の煌びやかな世界に通じるものを感じる。

桓武天皇陵は、太閤秀吉が築城した伏見城跡と同じ山域内にあり、別名柏原陵と呼ばれている。
いにしえの古墳（天皇陵）と言えば、開けた平坦地に円墳や前方後円墳で濠に囲まれたイメージがあるが、桓武天皇陵は木々に覆われた森のような空間に、静寂にひっそりとあった。

明治天皇御陵は、太閤秀吉が築城した伏見城跡の中心部にある。
JR桃山駅から見える木々の覆い茂った小山が明治天皇御陵である。
JR桃山駅より舗装された車道の坂道を登り、砂利で整備された広い参道に入ると、静寂な空間となり厳粛な気持ちになった。

太閤秀吉の伏見城跡は、現在、明治天皇御陵となっており、周りは木々に覆われた御陵として整備された中で容易に立ち入る事ができず城跡としての遺構は分からなかった。
本丸跡から少し外れた場所にあった伏見キャッスルランド遊園地の目玉として伏見桃山城の天守閣を模した建築物は、廃園と共に整備されず立ち入る禁止で、今にも崩壊しそな状況で残っていた。

遺構は、御香宮神社に大手門を移築した門がある。

側には桓武天皇陵もある。

奈良線のJR桃山駅は、京阪・近鉄の桃山駅は寄り添りそうように中心部にあるが、明治天皇陵・伏見城跡に近い少し中心部から外れた住宅街にある。
京阪・近鉄の桃山駅には徒歩5分程かかり、伏見の観光には少し不便だ。

熱海駅構内に併設してラスカ熱海がある。
観光地熱海温泉の駅だけあって観光客でごった返し、多数のお土産店舗か軒を並べていた。

熱海から名古屋への乗り換え時間を利用し、車内で食べる弁当を探しに18時半頃ぶらつく。一通り店舗を見た後、弁当を物色し回ると、閉店前の割引セールを行っていた。半額で寿司の弁当を購入できた。

熱海駅着17:05、熱海駅発の乗車時間は18:55。

せっかくの熱海での約2時間の待ち時間。
待ち時間を利用し、熱海温泉の共同浴場を探す。駅より徒歩3分の案内だった熱海駅前温泉浴場を見つける。
直ぐにわかるだろうと思い駅前をぶらつく。探し当てるのに15分程時間を要した。

駅前のローターを超え、ビルを超え、ビルの裏手にある国道沿いのアーケードらしき場所に古びた小さな看板を上げていた。なかなか見つからない筈だ。しかし、分かれば駅から3分程の距離。

古びた扉を入ると受付。中を見渡すと狭い狭い空間。ここで入浴料500円を払う。
入ると、やはり待合室・浴室共に狭すぎ。
浴槽は4～5人しか入れない程の狭さ。
有名な温泉地の共同浴場であれば、このような浴場だったたら無料開放しているところが多い。しかし、共同浴場でありながら500円とは！「観光客相手のぼったくりか？」としか思えない。ゆったりと温泉を楽しむ場所ではない。

泉質は、ナトリウム−カルシウム・塩化物泉。
源泉が74.2度と高温の為、加水しているが源泉掛け流し熱い湯。

電車の待ち時間を利用し熱海温泉の共同浴場に入浴目的で下車。

熱海駅は、海と山に挟まれた狭い空間に、駅を中心として、ホテル・旅館・お土産屋・飲食店と民家が密集し、その空間に人が吸い込まれているようなゴミゴミとした煩し場所だった。

城跡には官公庁が並び、現在も変わらず中心部に位置する場所に宇都宮城跡がある。
宇都宮城跡は街の中心部にある公園として整備されていた。堀跡などは城跡遺構だと思うが、いかにも現在に＂作られた感＂を思わせる城跡だった。

丘の斜面には掘られた穴は、民家と畑の片隅にある狭い範囲に穴が密集した古墳だった。
ミステリアスな古墳として雑誌などで紹介されていたのを見て、どうしても訪問したいと思っていた古墳は、かなり偶像化されていたと実感し、期待はずれだった。

古墳の内部には石仏が彫られ、内部に入ることも可能だった。そのためか、貴重な文化財の古墳には落書きがあり非常に残念だった。

見学自由な保存状態の古墳は、身近さを感じたが崩壊も懸念される。侵入禁止にして保存されている状態でこの珍しい古墳を見たなら、偶像化とのズレも少なく、イタズラも無く、かなり感動しただろと思われる古墳だった。

日光東照宮観光目的で日光東照宮の開門時間を考え、JR日光線の起点駅の宇都宮で宿泊。

宇都宮ステーションホテル宿泊料4350円。
ホテルの名なのに和室に宿泊、アウトバス・アウトトイレ。

ステイションホテルとのネーミングなので、駅構内にあると思っていると、駅のロータリーを超えて、駅から少し離れた場所に小さな入口がひっそりとあった。駅改札口より徒歩5分程。

和室の部屋は、数十年前の古いアパートの部屋に何も無い寂しさ寒々しさを感じた客室というのが感想。
通路から一枚の薄ぺらい扉を開けるともうそこは寝室。民宿感のある部屋・ホテル。
少し費用対効果は低いと思った。

宇都宮に来たので宇都宮餃子なるものを初めて食する。
宇都宮駅前には数店の宇都宮餃子があったが、直ぐに席に着けそうだったので典満餃子に入る。ほぼ満席状態だった。

焼餃子・水餃子定食、864円を注文。
餃子とご飯と前菜の簡単な定食だった。
餃子の皮は＂モチモチ＂感が強く3口目あたりから飽きがきた。胸焼けもする。
餃子の皮は＂カリカリ・サクサク＂でアッサリ感のイメージしか持たないので、宇都宮餃子はもうダメの感想。
B級グルメのイメージダウン。

東北本線から日光線が分岐する宇都宮駅は、日光線のホームに向かうとマルーン色が使われた落ち着いた雰囲気となり、日光東照宮をイメージした車両が止まり、日光東照宮への観光路線の色合いが強くなっている。
宇都宮駅は駅弁発祥の地だった。

日光東照宮観光で下車。
歴史の重みを感じる由緒ある建築物の駅舎だった。
駅の1階には貴賓室なる部屋が設けられ（内部は撮影見る事が出来なかった）、2階は見学スペースとして解放されていた。
2階に上がる階段に"洋館"を感じとれ趣きがある。

JR日光線は、宇都宮駅から日光駅までの区間。駅ホーム・車両は、日光東照宮への観光電車感のある施しがされた路線だった。
日光街道沿いを走り、車窓からは日光街道の松並木の風景を所々に眺めることができる。
日光駅は日光東照宮の玄関口の駅として風格がある。

JR日光駅から日光東照宮までの地理感が無く、電車到着時に見合ったバスの発着があったので、時間活用の為に、往路は東武バスを利用し日光東照宮に向かう。神橋バス停で下車。乗車時間は7分程だった。

帰路は歩く。神橋からJR日光駅までは一直線の道筋で道は絶対に間違わない。徒歩20分程だった。徒歩で向かう観光客（特に欧米の観光客）とよくすれ違った。

バスを利用するより、車の少ない歩きやすい大通りの道を、お土産や街並みを見ながら歩く方が気持ちが良かった。

＊JR日光から神橋までのバスの運賃は200円。

日光観光案内所は、風格あるJR日光駅の構内の一角に、駅と同調する作りで設けられていた。海外の観光客が多いことを実感させる英語表現の観光案内所だった。
日光観光案内所で日光東照宮の情報を得る。東照宮には駅前の道を真っ直ぐに行けば着く。

東武日光駅とJR日光駅は、徒歩で数分程の間近な距離にある。
JR日光駅はローカル色が強いが、東京の都心部から直通の電車が到着する東武日光駅前には、バスのローターもあり、賑わいがある。
東武日光駅の方が、日光東照宮の観光駅感がある。
バスローターを超えると、日光街道の松並木が残ってる。

東武バス神橋バス停前の社寺風の風格ある建物が日光物産商会。神橋のそば・日光東照宮の参道の入口に当たる場所にあるお土産屋だった。
この店だけの特色があるお土産は見受けられなかったが、バス停前・店舗入口にある今時珍しい公衆電話があり、その上更に公衆電話ボックスに目を取られた。

宝塔は徳川家康の墓。重要文化財。
シーンとした静かさが厳粛な場所だと実感させられる。徳川家康の墓がなぜこんな場所にあるのかと疑問を感じ重厚感のある宝塔を眺める。
宝塔のそばには叶う杉があり、宝塔と叶う杉はパワースポットらしい。