きゅういとせろりさんのクチコミ(201ページ)全6,077件

もちろんこの人の名前は歴史が得意だった私でも全く知りませんでした。
石碑としかみえませんが、何の石碑が知るとちょっとしんみりしてしまいました。
安政の大地震で、いったん家の外に避難したものの、母が家に入るのを見て助けに入り、梁を受け止め母を護って亡くなったので、その碑なのだそう。
近く訪れると思われる大地震のときの避難のしかたについてちょっと考えさせられました。
なお、本来はそのできごとのあった藩屋敷の跡にあったのだそうですが、道路拡張のためここに移転されてきたのだそうです。

日本には数カ所「白糸の滝」がありますが、一番小さいのはここでしょう。しかも人工の滝と言う点では唯一かも。と、しかし、工事中で水の流れはなく、黒いシートで川床が覆われていました。長年の水流で形が変わってしまったのでしょうか。流れ込むあたりの池の藻も多く、やはり水は動いてこそ、ということがよくわかります。

関東大震災のときに焼失したので、まさに跡でしかないのですが、八角形の土台の石が残っています。
その大きさと、立て札の昔の写真から当時を想像することができます。
灯籠２個を前に配した八角形の建物で、丸窓が斬新です。
小石川後楽園は関東大震災や太平洋戦争でほとんどの建物が焼失してしまっていますが、いくつか再建された建物もあるので、いつの日か再建されて姿を見せるかもしれません。

大名屋敷の庭園にもこのような寂れた茶屋の建物を造るのだなあ、と妙に感心しました。
そういえばマリーアントワネットもベルサイユ宮殿に農村の風景の庭を造ったという話を思い出しました。
必要最小限の屋根と柱。
農村を旅しているつもりで庭を散策するお殿様を、ここで模擬店のように家来がお茶屋をつくってお迎えしたのかなあ、と考えると妙に楽しくなってきました。

小石川後楽園の大きな池が琵琶湖を模しているのに合わせ、この松は琵琶湖の名勝の唐崎の松を模しているのだそうです。
植物なので、江戸時代にどれくらいの大きさだったかわかりませんが、当時はもっと小さかったのではないかと思います。
それを思うと松単独で見応えのある現在の方が価値が高いように思います。
くねくねと曲がった太い枝、周囲に笠のように広がった枝、すばらしい松の巨木です。

小石川後楽園の中の建物で、江戸時代の創建当時のまま残っている唯一の建物という価値があります。
その名称は「仁を重んじて得を得た」ヒトの像を納めてあったからだそうで、その人は昔の中国で王位を譲りあった兄弟なのだそうです。残念ながらその像は確認できませんでした。

やはり崖の上に張り出しを作ってそこから景色を眺めたい、という欲求は昔からあったのでしょう。最近、日本各地で出現した「・・・テラス」という名所は、最初はやはり京都の清水寺だったのではないかと思います。この清水観音堂もその京都のそれを模したもので、同じ欲求から来ているのでしょう。案内板には昔の存在したときのスケッチが描かれています。現存していればいい展望台になったことでしょう。関東大震災で崩壊、ではなく焼失したのだそうです。何かお茶会でもやっていたのでしょうか？

大名屋敷の庭には各地の名勝を造りこむようです。屏風岩と言われる景色や名勝は日本各地にありますが、石をこのように立てて並べただけの造形を見て各地の光景が浮んでくるあたりがすばらしいです。一様の同じ感じの石ではなく、左の方がややのっぺりしているあたり、右の３個が引き立っている感じがします。こんなこと考えながら造ったんでしょうね。素敵です。

大名屋敷の庭にはやはり京都の名勝のミニチュアを多く配したくなるものようで、この渡月橋も嵐山のそれを模したものと思います。ただ、短いし低いし幅は広いし、本物の面影をこの橋に求めるのは難しいかなあ、と思います。やはり正確な縮尺でヒトの渡れない模型を造るのではなく、きちんとした橋を造り、そのモデルをその姿から偲ぶようなわびやさびの心が必要だなあ、と思わせました。

小石川後楽園にはおおきな枝垂れ桜が。咲く時期は意外に早く、ソメイヨシノより早いので注意が必要です。
一気に咲くのではなく徐々に咲くのが枝垂れ桜のいいところ。ここの桜はとなりの東京ドームの白を背景にきれいにピンクが浮びます。園内には桜はほとんどなく入ってすぐなので一番のインパクトになります。

寛貫堂にくすりミュージアムの見学に行った際に、直営店ということで紹介されました。
駅前のCiCにというビルの中にありました。
薬膳カレーが目当てでしたが、やはりお茶がメインのようで、食事系は少なかったです。デザートもありましたので普通のカフェとしての利用で健康的なメニューを味わうことができて一石二鳥といったところです。
食事系は量が少なめなので注意が必要です。

ここの地下と６階に食事どころを探すために入館。下の方はショッピング街ですが上の方は公共施設が集まった感じでした。ちんどんミュージアムやます寿しミュージアム、くすりミュージアムなど、さらには富山の観光案内も充実していましたが、どれほど宣伝されているのかほとんど無人でした。もったいない感じでした。富山は駅前にも駅なかにも大きなショッピング街がないのでちょっと寂しい感じを受けました。

薬の富山でも有名な「廣貫堂」の本社の敷地内にある資料館です。まさに会社の敷地におじゃまします、という感じで入って、片隅にある蔵のような資料館の狭い扉を開けて入る感じで、まさに企業の資料館といった感じ。昔の薬の包み紙がきれいに壁に展示されていて圧巻。そして、昔は「万能薬」というものがあったのですが、法律できちんと何に効くか表示しなければいけなくなった、など興味深い話をいろいろ聞くことができました。最後に富山地鉄のフリーキップを提示すると、栄養ドリンクを１本いただけました。なかなか見応えがあったと思います。なお、無料です。

JR九州で有名になった水戸岡デザインの観光列車です。通常は決まった時間の特急に充当されているので選んで乗ることができます。普通の特急料金だけで、とくに割り増しはありません。指定席の場合は指定席券が必要ですが、閑散期ならとくに必要もないでしょう。
元西武の特急レッドアローなので、とくに天井の造形などに懐かしさを感じます。
車内はところどころ木で作り替えられ、落ち着いた感じになりました。座席で作り替えられた部分は末端のボックスシート部ですが、個室感もなくリクライニングしないので、普通のシートの方がいいと思いました。２号車に売店があり、女性乗務員が常駐していましたが、全体で１０人もいない乗車率だったので手持ち無沙汰でした。
さて、観光特急ではありますが、魚津から富山まで車窓に雄大な立山連峰がずっと見えている車窓なので、どこかがとくに見晴らしがいい、というわけはなく、実際、徐行観光案内は魚津と滑川の間の１カ所だけでした。普通の特急としての役割もあるのであまりゆっくり走るわけにもいかないのでしょう。たしかにスピードは速く、行きに各駅停車で１時間５０分かかった宇奈月温泉と富山の間を１時間６分でした。
他の列車もほとんど転換クロスなので、まあまあ快適なのですが、やはり同じ乗るなら選んでこのきれいな特急に乗りたいものです。

宇奈月温泉に入る黒部川に架かる橋の手前にある螺旋状のパイプでできた不思議な形の展望台です。
川に張り出した展望台ですが、足は地面に付いているので厳密には張り出しとは言えないかもしれません。
ただ足許は一部スノコになってたりして高所恐怖症の方は無理かもしれません。

冬期限定「あいらぶゆーパスポート」という温泉巡りのクーポンを利用しての入湯です。
売りである露天風呂は男女入れ替え制なのが残念。深く広い黒部川に面していて対岸の岩肌と滝しか見えず、絶景です。昼の入浴なので他にほとんど入浴客もなくまさに絶景を独占。気持ちよかったです。

宇奈月温泉の入口にある公園。宇奈月温泉自体、ほぼ平面の台地上にあるので山奥ではありますが起伏はほとんどありません。園内には昭和天皇の歌碑や与謝野晶子の歌碑などが散在。散歩コースになっていました。小さな池もありますがとくにこれは見どころではないようです。ちょっとした時間の合間の散策にいいでしょう。

日帰り入浴です。
「あいらぶゆーパスポート」という冬季限定１５００円で３枚の券のついた日帰り温泉巡りのクーポンを購入しての湯巡りの１湯目でした。日帰り入浴の開始時間が１２：００だったので時間ぴったりに訪問。このようなクーポン利用にもかかわらず丁寧な対応で嬉しかったです。お風呂は内湯は大きく露天風呂は眺望が全くない壁の中でしたが空が広いのでまあまあ気持ちよかったです。
なお、該パスポートでは２枚（１０００円分）必要なホテルと１枚でいいホテルがあり、このホテルは以前は２枚だったのが訪問時は１枚になっていてこれも嬉しかったです。なお、今季はなぜかまた２枚必要になっているのでいい時期に訪問したと思います。

宇奈月公園の脇、というより、足湯おもかげ、の隣にお地蔵さんが目につきました。お寺の門前にあり、お湯掛け薬師の文字が見えました。お地蔵さんに掛けるための水が温泉なのでした。お地蔵さんも寒いのはいやだろう、と立ち寄る観光客はみなお湯を掛けていました。ちょっとほっこりするスポットです。足湯のついでにどうぞ。

宇奈月温泉の日帰り湯巡りで訪問。宇奈月には足湯が２カ所あるうちのひとつ。
こちらは屋外で公園の中に屋根のある細長い足湯で、２０人くらいは入れそうなまあまあの大きさです。
公園の中なので温泉街という感じではなく、温泉という雰囲気は少ないです。
無料ですので、ちらりと寄ってみるにはいいです。