きゅういとせろりさんのクチコミ(11ページ)全6,077件

長崎の橋では眼鏡橋が有名ですが、石橋はなにもこの眼鏡橋だけではなく、その上流や下流にいくつも石橋があります。
それぞれ古風な石橋ですが、眼鏡橋のような２連アーチはありません。支柱もなく渡る単独の石橋アーチ橋ばかりです。
さてどこまで散歩するか、ですが、眼鏡橋から上流に向かい、川の分岐のある手前の大井手橋で折り返し、眼鏡橋を通り越して常盤橋まで、さらには一番の繁華街の中央橋まで散歩するのがあとの交通のことも考えるといいかと思います。
それぞれの橋の特徴を見ながらの散歩、ゆっくりあるいて４０分くらいでしょうか。

中島川には古い石橋がいくつもあり、とくに眼鏡橋が有名。その眼鏡橋のあたりを中心とした川沿いの公園です。
幅が広いのは、中島川の放水路が下にあるからで、もし水量が増えても眼鏡橋のような断面積の狭い橋の部分を増水した水がとおらないようになってます。
公園というだけあってベンチが多く、洋館風のトイレもあり、さまざまな記念碑が並んでいます。
観光客だけでなく、市民の散歩にも使われているようでした。

メガネ橋に程近いちょっと細道に入ったところにあるコンパクトな神社。
１階は駐車場。その上の人工地盤に本殿があります。まさに最小限の土地に収めた都会の神社です。
大神宮とあるように伊勢神宮の内宮の流れをひくようです。
この地へは原爆の被害によって移転してきたとのこと。名前からして昔は大きな神社だったのかもしれません。
その時代に見てみたかった気がします。

長崎駅からほど近く、丘に向かって長い階段の上にこのお寺はあります。
が、道路の塔の脇の２つの石碑にも注目。病院・教会跡の石碑。すなわち、このお寺のできる前はキリスト教関係の施設があったわけです。キリシタン追放のあとに建ったお寺ということですね。
そして勝海舟寓居の地石碑。ここに歴史に名を残す人が住んでいたんですね。
なかなか興味深い歴史のお寺でした。

アーチが２連の一橋。川面に映すときれなメガネ型に見えることからの命名でしょう。
橋の上や橋詰からではメガネ型に見えないことも多いです。光線の加減がいいときには近くには川のすぐ水面まで降りられる場所も何ヵ所かありますので降りてみましょう。水量の多いときでなければ自由に降りられます。

街のなかに溶け込むようにあった白いロマネスク様式のきれいな教会。道路との境の壁が土塀のようで瓦が載っているので街の中に溶け込むように見えたのかもしれません。
最近塗り直したのか輝いていました。明治の創建ですが原爆で焼け落ち、外壁と尖塔しか残らなかったのを戦後再建したものです。平和について考えさせられます。

長崎駅から坂道と階段を登った西坂公園。昔はここは町外れの丘で刑場だったことになります。
ここが１５９７年の秀吉の命による二十六聖人殉教の地。そこにこの記念館があります。
なお、横長の２６人のレリーフが記念碑。その向こう側が記念館です。２６聖人殉教の地の石碑はとなりの日本二十六聖人記念聖堂 (聖フィリッポ教会)の方にもありました。
なお、資料としてはキリスト伝来からの日本でのキリスト教の歴史の紹介も多く、なぜ弾圧されるようになったのか、なぜ処刑されなければならなかったのかなどの紹介だけではないので、けっこう時間がかかってしまうようです。

西坂公園の二十六聖人殉職の地と日本二十六聖人記念聖堂 (聖フィリッポ教会)の間にある道、これが長崎浦上街道で、ここが起点だったという石柱が立っています。浦上湾に沿ってでなく丘の上というのが意外な感はあります。
なお、終点は時津ですが実際にはそこから船に乗って大村湾を横断、嬉野を通って佐賀方面に続いている道の一部。
今も時津から長崎空港へは船があるので当時を思って航路で空港入りもいいかもしれません。

西坂公園に二十六聖人殉教の地とその記念館があり、通り（長崎浦上街道）を挟んでこの教会があります。
西坂公園からすぐにあのガウディのサグラダ・ファミリア教会の尖塔と同デザインの塔が見えるのですぐわかります。
建築時にはあのスペインの教会は日本でほとんど知られていなかったはずで、その紹介の意味もあるのでしょう。朝は白さが輝いてきれいでした。

長崎駅前の丘を坂道で登った西坂公園の中にあります。坂道と階段で疲れるので心構えが必要です。
１５９７年、秀吉の死の直前ですが、京都・大阪で捕らえられた宣教師と信者２４名とその世話係２名がここ長崎まで歩いて連れてこられ、ここにあった刑場でみせしめのため多数の人が見る中で処刑されました。
なぜ処刑されなければならなかったのか、それもなぜ公開処刑だったのか、など、いろいろ考えさせられます。
ここにある解説版はごく簡単なものなので、レリーフの奥にある記念館の見学もおすすめです。

長崎駅前のバスターミナルです。昔からの建物でなかなか味わいがあります。ガラスで仕切られてるのも排ガスが多かった時代の名残かな、など。
空港行きのバスもあって便利ですが、始発駅ではないので窓側の席とかの好みの席には座れない可能性もあります。
２階にはおみやげ売り場もあって便利です。が、閉店時間が１８時とやや早いので注意が必要です。

長崎駅のいなさ口の真正面。すぐ。駅前の一等地です。
長崎駅が昔の操車場の跡に移動、街から離れたのと対照的に駅ほぼ直結のコンベンションセンターができたわけです。この大きさでこれほど便利な立地のコンベンションセンターは珍しいです。建物もまだ新しいのかきれいで広々。
あとは西九州新幹線が既存の新幹線につながってくれれば最強でしょう。

軍艦建造技術をいかしたごく初期の全溶接橋。３０年くらい前までは歩道のある道路橋だったのですが、となりにさらに大きな橋を架けて、この古い橋は歩行者専用橋になりました。
そのときに表面はきれいにタイル貼りにして欄干もおしゃれなものに変え、側面もパネルで覆ったので昔の構造部分を見るには橋の下が見えるホテルの前の階段を降りたとこまで行かねばなりません。
橋の上には２００系新幹線のボンネットが飾ってあったり、女性像があったり花壇がいっぱいあったり、公園のような雰囲気もありました。

田端駅の駅ビルです。アトレはJR東日本の駅ビルのブランドですが、ヴィがつくのはその小規模飯。首都圏に４店舗あるうちのひとつです。なお、山手線の北辺の大塚・巣鴨・田端と３つも固まっているのが面白いです。
その３つのなかでも一番コンパクトに感じました。ガラスの多い側面の作りも同じような雰囲気。
１階はとおりぬける通路としての利用客も多く人は多いです。成城石井とニューデイズが並んでいるのでレベル感にあわせてどちらか選べるのもコンパクトなビルならではの良さと感じました。

駒込駅の駅前には染井吉野桜記念公園がありますが、２分ほど行くとさらにこの駒込公園が。こちらも園内には桜の木がうわっていて、桜のころはきれいだろうなあ、と思わせました。
なお、遊具のデザインと配色が独特です。なにか芸術を感じさせます。なんとなく金沢の２１世紀美術館の屋外展示に雰囲気が似てるなあ、と感じました。曇り空でも明るく感じるので公園には大事な要素かと思いました。

駒込駅の北口すぐのところにある公園です。桜の木が多いです。
ここ、駒込あたりがソメイヨシノの発祥の地。
となりの駅の巣鴨駅の近くにも「染井吉野の碑」がありますが、こちらにも「染井吉野発祥の地」の碑があり、こちらの方が解説つきで立派です。なお、公園自体は桜の木以外はコンクリタイルが敷き詰められた都会の公園で、とくに変わったところは見られませんでした。ただ、公園のどこかに駅前の駒込橋の架け替え前の先代の欄干が保存してあると知り、次回の訪問時にはちゃんと探そう、と思いました。

駒込駅の向かい側、線路沿いの側道と大通りの角にある小さな神社です。
ただ周囲の石垣からすると隣のビルも境内のようです。
さて小さな境内ですが木が２本。訪問時は秋、紅葉がきれいでした。
全体的に白い御影石のイメージの神社。清楚な雰囲気は朝が似合うと思いました。

山手線を越す駒込駅前の道路の橋。山手線開業時からの存在ですが橋自体は１９９１年に架け替えられて新しくなっています。
欄干と歩道に桜のデザイン。そして橋詰の街灯はレトロな外観。六義園も違いこともあって昔風なのでしょう。
なお、歩道の桜の形のタイル絵はちょっと大きすぎたぱっと見た目にわかりにくいのがちょっと残念です。
なお、先代の橋の欄干は近所の染井吉野桜記念公園に保存してあるようです。

おばあちゃんの原宿で有名なとげぬき地蔵とそのお寺のある商店街。
巣鴨のホテルに泊まったので夜、散歩で参拝にでかけました。商店街に沿って境内があり、提灯も明るく、石畳に光が反射して明るい広い境内。夜でも参拝客が数名。安心しました。
ただそのお地蔵さんは見れませんでした。やはり昼に来て賑やかな風景を見ないと参拝した感じがしませんでした。

巣鴨駅の北、中山道なら斜めに入る商店街。入り口に大きな看板兼用の門があるので間違うことがありません。
桜と富士山をかけあわせたような派手派手の門です。
７００m以上ある長い商店街ですが、とげぬき地蔵までの短い距離をちょっと歩いてみました。
夜の訪問だったので歩いているのは若い人たちばかりでおばあちゃんの原宿として有名な雰囲気は全くなく、明るい普通の商店街でした。なお、夜でもとげぬき地蔵は参拝可能でした。