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松山城ロープウェイ・リフト山麓駅、坂の上の雲ミュージアムや萬翆荘へ行く時は、伊予鉄市内線（路面電車）の大街道停留場が便利です。
停留場から北へ「松山ロープウェー商店街」が続いています。
ちょっと西へそれて行くと、坂の上の雲ミュージアムや萬翆荘へ行けます。
また、駅名になっている「大街道」商店街も、広いアーケード街になっていて、老舗店からお洒落なカフェもあります。

旧松山藩主久松家の当主だった久松定謨伯爵が、1922年に建てた別荘で、国重要文化財に指定されています。
愛媛県立美術館の別館として展示室になっていますが、それ以上に建物自体に大きな美術的価値がありますね。
フランス風の洋館の設計者は、敷地の入り口にある萬翆荘旧管理人舎も含めて、現在の愛媛県庁を設計した木子七郎ということで、歴史的価値もあるのが実感できます。

長さ483ｍ、幅15ｍ、天井の高さ13ｍもあって広い空間で、歩行者専用なのでとても歩きやすいです。また、自動開閉式３段ドームの全蓋アーケードになっているそうで、とても快適です。
床には「坊ちゃん列車」や「松山城」など、有名な観光地タイル画もあります。
商店街には、労研饅頭や地元の老舗からアマンダコーヒーズといったローカルなカフェもあったりで、見て歩くだけでも楽しめます。

松山城ロープウエイ・リフト山麓駅から、伊予鉄市内線（路面電車）の「大街道停留場」までの松山ロープウェー商店街にあります。
松山だけではなく、愛媛県の特産品、お土産がいろいろ揃っています。
手狭ですが、観光案内コーナーもあります。
入口に近い場所に『蛇口からみかんジュース』があって、1杯100円で手軽に飲めます。

松山城の本壇は、天守と共に小天守や櫓を四方に配置して、渡り櫓でつなぐ「連立式天守」の形式をとっていて、防御に備えた堅固な城郭になっています。
小天守は二重櫓、小天守東櫓とも呼ばれて、大手の二之丸・三之丸方面を監視防衛する重要な位置にあります。
三重三階地下一階の層塔型の天守は、もちろん立派ですが、それだけではなくて、小天守や櫓もあってこその完全な城郭建築になっているとわかりました。

本壇の天守、小天守やいくつもの櫓などがあって、渡り櫓でつなぐ「連立式天守」になっていて、防御に備えた堅固な城郭になっています。
三重三階地下一階の層塔型の天守は、江戸時代最後の完全な城郭建築なんだとか。
本丸南側の隠門続櫓が建っている石垣は17mもあるほど高くて、美しい曲線を描いています。
西の「屏風折」の石垣も美しいだけでなく、強度を増したり、防御するのに効果的らしい。
本丸からの見晴らしは良くて、松山市外地や道後温泉、瀬戸内海までも見えます。

松山城の第一の防衛線と考えられる要所で、隠門続櫓、筒井門東続櫓、筒井門西続櫓が組み合わさっています。
大手で最も堅固な防衛箇所になっていて、2階は、筒井門東続櫓と隠門続櫓を結ぶ渡り櫓になっています。慶長年間の建立と考えられています。

松山城本丸へ行く登山口のひとつ東雲口から、山頂駅の長者が平へ行きます。
ロープウェイとリフトは同一料金で、往復520円。
その場で選べるので、行きはロープウェイ、帰りはリフトに乗りました。
ロープウェイは10分間隔で運行、3分で到着。
並行しているリフトは随時運行、所要時間は6分。

伊予鉄市内線（路面電車）の「大街道停留場」から、松山城ロープウエイ・リフト乗り場 山麓駅までの商店街です。
愛媛県の特産品、お土産が揃っているえひめ愛顔の観光物産館では、蛇口をひねるとみかんジュースが出てきて1杯100円で飲めます。
霧の森菓子工房の
「新宮茶」を使った『霧の森大福』が人気の店、霧の森菓子工房もあります。

伊予鉄の市内線（路面電車）で、道後温泉から松山城に行くために、松山東警察署の前にある「警察署前」停留場で下車しました。松山城ロープウェイ乗り場に一番近い停留場です。
反対方面の松山市駅やJR松山駅から松山城などに行く場合は、「大街道」停留場が便利です。
その間にある「勝山町」の交差点が通過するのに時間がかかることが多いので、道後温泉から松山城に行くには「警察署前」停留場が便利ですよと、運転士さんが教えてくれました。
また、停留場前には、労研饅頭たけうち 勝山町本店もあります。

道後温泉街の中心に近いレストランです。
また、ピザ世界選手権受賞、ミシュランガイド愛媛に掲載された店なので、人気があるので旅行前に予約しておきました。
さらに前日に電話で、温泉付きの「四国の海と山の食材を使った道後イタリアンディナーコース」で予約をしました。
お店自慢のピッツァと、地元のチリメンをふんだんに使ったスパゲッティが食べたかったので、それを含むコースなので、大満足でした。

道後公園は、国史跡の湯築城跡を整備した公園です。堀と土塁で守った平山城で、天守や櫓はありません。代わりに本壇に展望台があって、道後温泉街や、松山城を見ることができます。
その湯築城跡の西の搦手門のすぐ前に停留場があるので、とても便利です。
伊予鉄市内電車（路面電車）は、1回200円の均一運賃で乗れます。
スマートな新型車両やレトロな車両が頻繁に運行されているので、便利です。

湯築城の西側の裏門、搦手門のすぐ近くにあります。
資料館には、湯築城の河野氏の歴史や、発掘調査の概要や、城内の武士の生活についてのパネルや出土品が展示されています。
入館料無料で、ボランティアの人による解説付きです。
派手な展示品がないのは、湯築城がもともと平山城で、天守や櫓はなくて、二重の堀と二重の土塁で守っていた構造からも仕方がないのかもしれません。

資料館から湯築城跡の南側は家臣団居住区として、二重の堀と二重の土塁や、2棟の武家屋敷、土塀の立体復元があります。
資料館と合わせて見学すると良いかもしれません。

湯築城は、二重の堀と二重の土塁を巡らせた平山城で、天守や櫓はありません。本壇の標高も高くはありませんが、展望台に上ると、想像していた以上によく見晴らせます。道後温泉街を見晴らせるし、西の山の上に松山城が見えます。まるで天守閣に登った気分です。
掲示板のQRコードを読み込むと、湯築城の解説動画が見られたり、「360°CGによる戦国時代の光景」を体験できたりして、面白いです。

道後公園内にある石造りの大きな湯釜です。湯釜というのは温泉の湧出口で、円筒形をしています。
この湯釜は日本最古のもので、奈良時代に作られて、現在の道後温泉本館が建つ前の温泉場で使われていたものという。
湯釜の宝珠には、この湯築城の城主、河野通有の依頼によって一遍上人が「南無阿弥陀仏」と書いたとされています。

車内で「市内電車1Dayチケット」を購入しました。
800円で1日乗り放題ですから、4回乗れば元は取れます。
それよりも、このチケットはなんと「いよてつ高島屋大観覧車『くるりん』」(1回800円)に無料で1回乗れます。つまり「くるりん」1回分の料金で、それ以外に終日市内電車にも乗り放題という太っ腹なチケットです。

ただし、この時の「スクラッチ式紙乗車券」は、2023年12月31日で販売終了、その後は「みきゃんアプリ」のモバイルチケットのみになりました。
また、「くるりん」1回分無料サービスは、2024年3月1日から一人500円となる割引サービスに変更になります。

伊予鉄のイメージカラーのオレンジ入りの松山空港リムジンバスは、道後温泉の中心地、坊ちゃんカラクリ時計や道後ハイカラ通りのすぐ目の前の道後温泉駅前から発着しています。大街道、JR松山駅を経由して、松山空港へ38分ととても速いです。
市内電車に乗り換えたりするよりも便利です。
直行バスで、950円で行きます。
安くて、早くて、快適で、便利です。

道後ハイカラ通り（道後商店街）には、道後温泉や松山、愛媛県のお土産が何でも揃っています。見て歩くだけでも楽しいです。
商店街入口には観光案内所があって、わからないことはいろいろ情報を得られます。また案内所の前には、元祖くるま屋さんの人力車が待機しています。絵になります。
商店街を出ると、すぐ前にレトロな旧駅舎の道後温泉駅や坊ちゃん列車も止まっています。

「坊ちゃんカラクリ時計」や「足湯」がある放生園の片隅に「正岡子規像」が建っています。野球ユニフォーム姿の若かりし頃の子規だそうです。
子規は俳句だけでなく、野球との関係が深かったことも有名です。
像の近くに、子規の俳句を季節に合わせて掲示してあります。行った時はこの俳句でした。
稲の穂に温泉の町低し二百軒　
　　　明治28年　秋
（日本最古の温泉、道後温泉の商店街を詠んだもの）

建武年間に伊佐爾波神社が境内の御手洗川の引水で作った「放生池」を、後に埋め立てられた広場が放生園です。
この広場の「足湯」は、かつて道後温泉本館で使用した湯釜から温泉が源泉かけ流しになっています。
毎定時に音楽と共に、小説『坊っちゃん』の登場キャラクター人形が登場する「坊ちゃんカラクリ時計」の前には常に人が集まっています。
道後商店街も、道後温泉駅と坊ちゃん列車もこの近くです。