RON3さんのクチコミ(47ページ)全4,326件

圓明寺は53番札所で、印象的だったことが3つありました。

八脚門の山門は県の重要文化財に指定されています。
もうひとつ門があったけど、よく見たら2階に鐘がある鐘楼門でした。下で紐を引っ張ると鐘を撞く仕組みです。

本堂の鴨居にある甚五郎作の「龍」は5ｍほどの彫り物で、行いの悪い人が見ると目が光るらしいのですが、光っていなくて良かったと思ったら、埃まみれなのと仏具で隠れていたからかもしれません。

キリシタン灯ろう「十字架型灯ろう」
合掌するマリア観音とおぼしき像が刻まれています。
「隠れキリシタン」って、九州だけじゃなかったんですね。

伊予鉄の市内電車はいわゆる路面電車で、いろいろな車両が運行しています。中でも、「ご当地電車」があって、愛媛の名産品などのPRのために、電車の外装と内装を装飾して、見ていても楽しいです。
みかん電車、タルト電車、媛ひのき媛すぎ電車、砥部焼電車、今治タオル電車の5両が走っています。ご当地電車はそれぞれ1両のみで、どこで出会えるかわかりません。
運よく「みかん電車」に会えました! モハ50形51号です。
車内には「みかんの模型をつけた吊り革」やみかん県ならではの「柑橘」のポスターを掲示しています。

51番札所石手寺には、この国宝の仁王門や国の重要文化財7点、さらに大きな弘法大師像が立っていて、『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』1つ星に選ばれています。
現在の仁王門は700年以上前の、1318年に城主河野通継が再建したものと言われています。二重屋根入母屋造り本瓦ぶきの重層で、荘厳な楼門は均整が良くとれていて、見事です。

道後温泉に近い札所で、車で10分で着きます。
広い境内に、様々な堂宇や洞窟、裏山の「お山四国」には山頂に高さ16mの弘法大師石像が立っています。
1318年（文保2年）建立の仁王門が国宝で、三重塔、鐘楼、訶梨帝母天堂など国重要文化財が7点もあります。
境内にいくつものパワースポットがあって、『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』1つ星になっています。

道後温泉本館の斜め前から坂を上っていくと、「空の散歩道」がありました。高台の端が路地のようになっていて、源泉掛け流しの足湯があります。足の疲れを癒しながら、道後温泉本館を上から眺めることができます。
道後温泉本館が工事中であっても、白鷺のテントで覆って目を楽しませたり、足湯に浸かりながら眺めたり、満足できました。

路面電車の市内電車伊予鉄の停留所で、坊ちゃん列車の終着駅になっています。
素敵なレトロな建物は、1911年（明治44年）建築当時の旧駅舎が復元されたものです。夜にライトアップされた建物も良い雰囲気です。
あくまでも停留所扱いなので改札はなくて、運賃のやりとりは車内で行われます。

道後ハイカラ通りは午後6時過ぎだと半分のお店は閉まっています。
でも、お土産を見て回り回ったところ、タルトのお店やお土産店が開いていました。
中でもこの道後たま屋は、『金のうんこ』とかインパクトのあるものがいろいろ異色のおみゃげが並んでいます。
『みかんおにぎり』は地元の学校給食にも出るそうで、一番気になりました。

道後ハイカラ通りは午後6時過ぎだと半分のお店は閉まっています。
でも十五万石は開いていて、幅広い商品がそろっているので、多くのお客さんがいました。
愛媛のローカルフード『じゃこ天』、『瀬戸田レモンクラフトチューハイ』や『馬路村ゆずチューハイ』、タルトや坊ちゃん団子、『母恵夢』などいろいろありました。

到着した時は午後6時過ぎで、もう半分のお店は閉まっていました。でも、お土産を見て回りました。
タルトの名店は2軒あって、一六本舗と六時屋。どちらも、食べて見ないことには違いが判りませんが、お土産にするには日持ちがしないしな…
十五万石は幅広い商品がそろっています。じゃこ天、酎ハイ、母恵夢などいろいろ。
道後たま屋には、『金のうんこ』とかインパクトのあるものがあります。
楽しかったです。

飛鳥乃の湯泉と中庭を挟んで向かい合っている蔵屋敷風の建物です。
温泉は、本館と飛鳥乃湯泉と同様で、無加温・無加水の源泉かけ流しの「美人の湯」です。
中庭の隅には「椿の森 湯玉石」があって、湯玉石に柄杓でお湯をかけて祈願することができます。

飛鳥時代の建築様式を取り入れた湯屋で、本館と同様に加温も加水もしない源泉かけ流しの「美人の湯」。
中庭一面に広がる「フォトジェニックアートby蜷川実花」は2024年2月末までの予定。見ごたえがあります。終わる前に見ることができて良かったです。
屋根の印象的な塔屋は、遠くからでも目立ちます。湯築城跡の展望台からもその塔屋が見えました。

保存修理工事中であることは行く前から知っていました。
行ってみると、建物全部を覆っているテント幕には、道後温泉のシンボルの「白鷺」が描かれていて、とても見ごたえがあります。
大竹伸朗制作『熱景　NETSU－KEI』という立派な芸術作品なんですね。
ニュースによると、このシートは、11月から順次撤去したら、松山市内の小学校でテントとして再利用することになったとのこと。素晴らしいですね、エコですね、SDGsですね！

道後温泉に行ったら、放生園の坊ちゃんカラクリ時計、道後温泉駅と坊ちゃん列車、それに道後温泉本館を見なくちゃ。
カラクリ時計は、毎定時に音楽が鳴って、坊ちゃんゆかりの登場キャラクター人形も登場します。
夜も内部の照明とライトアップで綺麗です。

1200年代の一遍上人の誕生地で剃髪したお寺です。
道後温泉街の高台にあるので身見晴らしが良く、境内から松山城も望めます。
由緒ある古刹には対照的で斬新な「手水舎アート」があります。
手を洗って清める以外に、「捨莉紙」というものを売っていて、「捨てたいこと」を書いた捨莉紙をザルに入れ、手水舎の水で洗い流すそうです。

50番札所で、お遍路で伺いました。
天平勝宝年間（749-757年）、行基菩薩による開基で、御本尊は薬師如来です。
聖天堂には、江戸時代に徳川四代将軍家綱が念持仏としていた3体のうちの歓喜天を祀ってあるそうです。
本堂などにお参りする前に突いた鐘楼の天井には、鮮やかな「二十四孝天井絵」が描かれていたんですが、惜しいかな、ちゃんと見なくて、残念でした。写真を拡大するとわずかに絵が描いてあるらしいのはわかります。

お遍路で伺いました。
49番札所の浄土寺の創建は弘法大師ではなく、その前の天平勝宝年間（749-757年）に恵明上人による開基。御本尊は釈迦如来で、行基菩薩作と伝えられています。
国の重要文化財になっている「空也上人像」が口から6体の阿弥陀小化物を吐いているのを見たかったですが、どこにもそれらしい建物も、表示もなく見られませんでした。

今から100年以上前の1916年（大正5年）に、内子の商家の有志、旦那衆が建てた劇場で、木造2階建て、瓦葺き入母屋造りで、回り舞台や花道、升席があります。
人形浄瑠璃、歌舞伎、芝居、その他に使われてきたとか。
内子という小さな町の小さな劇場かと思いきや（いや、失礼！）、全景がカメラに収まらないほど大きいです。
瓦屋根の上に招き猫ならぬ、「招き狐」のようなものがついていて珍しく、可愛かったです。

階段を上って玄関から入る構造が、何やら警察っぽいなと感じていたら、やはり1936年（昭和11年）に建てられた旧内子警察署の建物でした。
ロビーの吹き抜けの空間はとてもお洒落で、警察ということはすぐに忘れました。
2階の広いスペースのガラスケースには、スタジオジブリ美術スタッフが内子で研修合宿をして描いた絵が展示されていて、すごく綺麗でした。

白い漆喰の壁と、窓が縦長で上方がアーチ形になってて、どう見ても洋風の建物です。
でも屋根や、入口の上に瓦屋根がついていて、和風です。建物の土台は石垣風です。
明治のフランス風小学校の外観を再現して、1983年（昭和58年）に建築されたもの。
現在は児童館として利用。
良い雰囲気です。

店内に入るとセンサーで反応して、番頭さんらの人形が話しかけてきます。その表情や動きもとてもリアルです。
並んでいるレトロな薬袋も昔の本物のように見えます。その横に「PAyPay」の札を見て、「ああ、そうだ、ここは有料の博物館なんだ」と気づきます。
1921年（大正10年）頃の薬屋を再現している博物館です。