常連さんのクチコミ(27ページ)全3,467件

綾小路通新町を東へ入った北側に「大原神社」はあります。
毎年7月17・23日に行われる祇園祭り巡行鉾のひとつとして「綾傘鉾」がありますが、その期間中にこの大原神社に置かれています。狭い境内ですが奥に入ると小さな社があり伊弉册尊を祀っています。
コロナの関係で祇園祭りの巡行が開催されるか心配していますが、是非開催されることを願って疫病（コロナ）を払いたいものです。

今日は京都中心部三条から四条烏丸付近をぶらぶらしています。少々腹減ったので飲食店の多い蛸薬師錦近くで店を探します。私にとって入りやすいのはラーメン屋でここ京都生まれの「麺匠たか松」蛸薬師通にある本店です。
親近感を持てる雰囲気のある店だなぁーと思い入りました。初めての入店ですが数年前にブームになったつけ麺で人気店となったようです。しかし普通のラーメンも良いですよ、麺は少々細く煮干しの香りと味わいあるスープが良いです。とんこつもいいですが煮干しも良いです。
いろいろなイベントで出店し受賞しています。是非ご来店をお待ちしています。

京都の観光目的は寺院だけではなくここ三条通りは明治大正昭和時代に造られたレトロな建物が残されています。
渋沢栄一傘下の第一銀行の京都支店として1906年建てられました。2003年に建て替えられ現在はみずほ銀行の京都中央支店になっています。赤煉瓦に白いライン造りが良いですね、そう言えばこの三条通りの東にあった京都文化博物館も同じデザインでしたね、また東京駅もそっくりで建築家辰野金吾が手掛けたものです。
落ち着きます三条通りをさらに西へ三条界隈を散歩しましょう多くの新しい発見がありますよ。

四条通りを南へ仏光寺付近をぶらぶらし、さらに松原通りにやってきました。この「長香寺」は高倉通を下がったところにあります。
長香寺は浄土宗の寺院で本尊は阿弥陀如来、1608年に徳川家康の側室「おこちゃ」により創建されました。江戸初期が始まりです。
境内は広く庭も整備されていて大工頭の中井正清や初代金座の後藤正三郎など幕府との関わりも深かったようです。中井家の菩提寺となっていて歴代の墓石もあります。それを示す石碑が門前に建っていました。見てください。

京都・佛光寺付近をぶらぶらしています。ここ「大善院」は佛光寺の東門を東へ行き通りの南側にあります。
建武年間（1334～38）に武田明信が東山今熊野に創建したのが始まりで、1583年移転して佛光寺の塔頭となりました。宗派は真宗佛光寺派で本尊は阿弥陀如来です。
ギャラリー・カフェ「おてらハウス」をされているようですが、訪問時はコロナの関係もあるので事前確認した方がいいと思います。

今日は三条通りを散歩してきました。この「日本生命京都三条ビル」は三条通柳馬場の北西角にあります。
三条通りは明治から昭和初期かけて京都の金融と商業の中心街として繁栄したところで、当時の洋風建築物が数多く残っていてこの「三条ビル」もそのひとつです。
大正３年の建築でレンガの上から石を貼っているとのことでレトロな雰囲気を保っています。また塔屋部分にある銅板葺きトンガリ屋根も特徴です。登録有形文化財に登録されています。
三条通りは四条通や五条通と異なり道路の幅は狭く近代化されてなくそれ故にレトロな建物が並び見どころのエリアです。是非訪れてください。

「本居宣長先生修学之地」は綾小路通新町から東へ入った南側にある呉服屋枡屋儀兵衛の前にありました。
本居宣長は江戸時代の国学者です。1730年に伊勢国松阪の商家に生まれ1752年から7年間を京都で過ごし、堀景山に儒学を、武川幸順に医学を学びました。この石碑はその修学した場所を示すものです。簡素な石碑ですが歴史を語るものです。
ちなみに京都から松坂に帰った宣長は医師を開業し活躍、また「源氏物語」の講義や「日本書紀」の研究に励んだとのことです。

この「住吉神社」は高辻通醒ヶ井通りを下がった東側にあります。
1157年、後白河天皇が和歌の神を平安京に勧請するため、藤原俊成が摂津住吉から住吉大神を分祀し五条室町に祀ったのが始まりとされています。その後応仁の乱などにより衰退化しましたが、1568年に正親町天皇が現在の地に社殿を建立して遷座し現在に至っています。現在の社殿は明治に再建されたものです。
門の造りが他の神社と違います、また正面に社殿はなく左側に向いていてそこには「熊丸稲荷大明神」とのデカイ提灯が架けられていて印象的でした。

八橋検校道場跡は、綾小路通の室町を上がり西側にあります。「ウライ」という会社があってその植え込み部分に石碑と駒札が建っています。
八橋検校は江戸時代初期の盲人の箏曲家で、大坂や江戸で三味線や琴の奏者として名をあげました。1663年に京都に住居を構え八橋流の創始者でもあり「六段」の作曲家としても知られています。そしてここで門人に箏曲を教授しました。
石碑は八橋検校の旧宅および道場を示すもので駒札には詳しく書かれていますので読んでください。

今日は三条通りを散歩してきました。この「SACRA (旧不動貯金銀行京都支店)」は三条通富小路の北西角にあります。
三条通りは明治から昭和初期かけて京都の金融と商業の中心街として繁栄したところで、当時の洋風建築物が数多く残っていてこの「SACRA」もそのひとつです。
大正４年の建築で当時流行していたルネサンス調のデザインは斬新で人気物だったに違いないでしょう。戦後は協和銀行の店舗として使われたのちに1988年に現在のSACRAビルがオープンしています。素晴らしい建物です。
三条通りは四条通や五条通と異なり道路の幅は狭く近代化されてなくそれ故にレトロな建物が並び見どころのエリアです。是非訪れてください。

四条通りから西洞院通を下がった東南角の植え込み部分にあります。
この付近は平安前期の歌人小野小町の別荘があったといわれ、別荘内にあった井戸を使用していたことにより、その井戸は化粧水と名付けられたようです。絶世の美人として言われている小野小町も化粧が必要だったのですね。失礼なことを言いました。
現在井戸は見当たりませんでした。

「与謝蕪村宅跡」は仏光寺通の烏丸から西に入ったところにあります。
啓明商事（株）という老舗の呉服屋さんの前に建っていてその上には達筆に書かれた額が掛かっています。「明星軒」と書かれています。読めませんよね。
摂津出身の俳人の与謝蕪村は江戸で俳句を学んだ後に京へ、住いを転々としましたがこの地に落ち付き絵画や俳句を製作しました。そしてここで亡くなりました。その「与謝蕪村宅跡」を示す石碑です。説明する駒札も立っていますのでご覧なってください。

京都・仏光寺通の西洞院から新町にかけて菅原道真ゆかりの菅大臣神社や北菅大臣神社がありますが、その菅大臣神社へ入る鳥居の左前に「菅家邸址」の石柱が建っています。
平安時代に朝廷に仕えた菅家、すなわち菅原家の邸宅址で、学問の神様と言われる菅原道真を祀る「天満宮降誕の地」とされています。
仏光寺通西洞院の角にも同じような石柱があり広大な敷地だったことがわかります。
菅原家を祀る菅大臣神社・北菅大臣神社も見学してください。見どころです。

「膏薬辻子」とは「こうやくのずし」と呼ぶようです。場所は綾小路通沿いを新町を西へ行ったところに杉本家住宅がありますがその先の路地を上がり四条通りに抜けるまでの路地を言うようです。
京都らしい町屋が並ぶ風情ある細い路地です。着物レンタルの店があり写メ撮っている観光客も多くカフェもあります。おもむきのある素敵なひと時は心癒されることでしょう。
四条通りには出ると風景は一変し現実と変わります。楽しんでください。

三条通近辺を散策し新町通に「大西清右衛門美術館」はありました。
この美術館は大西清右衛門が精進を重ね造りあげた茶の湯釜などの京釜の歴史と技を後世に残す美術館です。残念ながら20日までコロナの関係で休館となっていましたが、速く終息し多くの方たちが再び見学できることを願っています。
状況やＨＰを注視したいと思います。

烏丸通り沿い松原を下がった東側にありました。
この「俊成社」は藤原定家の父で後白河法皇の命によって「千載和歌集」を作るなど、平安時代末期から鎌倉時代初期に活躍した人物です。その邸宅跡とされています。
ホテルの一角にあり小さな社ですが説明文が書かれた駒札もありコンパクトの整理された社です。散策の途中に足を止めて見学したらいいと思います。

仏光寺通新町を西に入り南側に「菅大臣神社」がありますがここは「白梅殿」とも呼ばれ
、もちろん菅原道真公を祀っています。ここには邸宅があり誕生の地と伝えられています。また菅家廊下といわれた学問所があったことろで、天満宮は就業や学問に御利益があることも理解できます。
またこの北側へ仏光寺通を挟んだ北側の狭い路地を上がった突き当りに「紅梅殿」があり口コミ項目としては「北菅大臣神社」があります。道真公の父である是善卿を祀っているとのことで合わせて見学したらいいと思います。

三条通りを白川から東へ南側歩道を歩いているとこの「坂本龍馬お龍「結婚式場」跡」との石碑を見つけました。三条通白川橋の東あたりです。
そしてこの石碑の左側面には「此の付近 青蓮院塔頭金蔵寺跡」とも書かれています。そうですこの付近はお龍の父楢崎将作が医師として仕えていた金蔵寺があったところでお龍の家族も住んでいたようです。それが縁でしょうか1864年に龍馬とお龍は金蔵寺で祝言をあげています。パネルにそれらしきことが書いてあります。現在はマンションが建っていてその前に石碑とパネルが建っています。
ちなみに、日本初の新婚旅行と言われる龍馬とお龍は伏見の寺田屋から鹿児島へ旅しました。そこには「龍馬とお龍 愛の旅路 像」が建っています。訪問ください。

京都・四条通り沿い堺町東にみずほ証券がありますがその前に「圓山応挙宅跡」はあります。円山応挙は丹波国出身で京都の石田幽汀に入門し狩野派の画法を学びました。宋元画の技術や西洋画の遠近法を取り入れ写実を重視した画風を作りだし円山派と呼ばれた江戸時代の日本画家です。この石標は応挙の邸宅跡を示すものです。
京都中心部にはこのような多くの石碑が建っていますが、石碑と駒札、説明パネルが３点セットになり石台の上に建っていて金属チェーンで囲われていて見るからに大切にしているのが良くわかります。ここだったら雨も当たらず風化しにくいと思います。
買物など四条通りにお越しの際は足を止めてみてください。

ここ烏丸通を蛸薬師通から下がった東側に「御手洗井」はありますが、この付近は手洗水町と呼ばれ京の名水のひとつといわれています。
祇園社の御旅所で藤井助正の住居跡といわれ邸宅内の名水を祇園祭の時に神水としてふるまったようです。現在も行われているのでしょうか、是非あやかりたいです。行って見ましょうか。