温泉大好きさんのクチコミ(295ページ)全6,522件

了仙寺はペリーロードの終着地で、日米和親条約の細則である下田条約締結の地です。境内の宝物館にはペリー直筆の公文書など収蔵されています。境内の斜面に植えられている松も特徴的です。また、本堂の奥には古墳時代の横穴古墳もあるので合わせて見学してみては。

寝姿山は標高181ｍのさほど高くない山ですが、下田港を見下ろすことが出来ます。女性が寝転んだ姿に見えることから名付けられたらしい。山頂まではロープウェイで３分半程度です。ペリー艦隊来航記念碑の辺りからも寝姿山を良く見ることが出来ます。

ペリーロードは下田条約締結の際、ペリー提督一行が行進したとされる道です。了仙寺まで川沿いの小道に古い建物やガス灯、柳の木などがあり、ノスタルジックな風情あふれるところです。周辺には観光スポットも多く下田を訪れた時には外せない場所です。

逢ヶ浜は弓ヶ浜から岬ひとつ隔てた海岸ですが、砂浜の弓ヶ浜とは異なり奇岩・奇石が多い小石の海岸です。早朝に行ったのでとても静かでした。朝焼けに映る「エビ穴」のシルエットもなかなか綺麗でした。片隅に小さな神社がありました。海の安全と大漁を祈ったのでしょう。

弓ヶ浜の宿から朝食前にタライ岬遊歩道を通り日の出を見に行きました。片道約2Km、写真を撮りながら約1時間半歩きました。逢ヶ浜から先はほとんど人が通らないと思われる山道を歩いてタライ岬に着きました。タライ岬からは下田の先の爪木崎から石廊崎まで南伊豆の海岸線が一望出来ます。天気が良ければ伊豆諸島の島々も望めるようです。日の出もなかなか綺麗でした。

南伊豆の弓ヶ浜で宿泊した民宿「はまだや」で弓ヶ浜温泉に入りました。泉質はナトリウム、カルシウム塩化物泉で神経痛、関節痛、筋肉痛などにいいそうです。無色透明ですが舐めてみると塩辛いです。やや熱めの温泉でした。

弓ヶ浜海岸は浜の奥行50～100m、弓なりの海岸線が約1Km続く綺麗な砂浜です。湾の両側に岬があり遠浅で波が穏やかです。夏場は格好の海水浴場になると思われます。秋は人が少なくゆっくり海岸を散歩できます。

「はまだや」は弓ヶ浜海岸から一本入った道沿いにあり、すぐに砂浜に出られます。小さいながらも温泉風呂もあります。民宿なので部屋に鉤はありませんので気にならない方にはお薦めです。夕食には伊勢海老のお刺身もつきました。ボリュームも適度でした。

加山雄三ミュージアムは堂ヶ島の駐車場の前にあります。３階のミュージアムは有料ですが、２階＆３階のショップは入場無料です。また、２階の売店エリアに無料の休憩コーナーがあり、コーヒーの無料サービスも利用出来ます。散策に疲れたらここで一休みもいいかも。

三四郎島は象島、中ノ島、高島の総称です。見る角度により３つや４つに見えることから名付けられたらしい。一番海岸に近い象島は、ゾウに似ているから命名されたそうです。確かにゾウに見えてきました。また、「トンボロ現象」と言って干潮時には海上に道が出来、象島に歩いて渡れるそうです。

干潮時に堂ヶ島の三四郎島と海岸を結ぶ海の道が出来、島に歩いて渡ることが出来るそうです。この現象は「トンボロ」と呼ばれ大変珍しく堂ヶ島以外ほとんどないようです。ネックは干潮時に合わせて見に行かなければならないことです。堂ヶ島マリンＨＰの潮見表を確認して行ってみては。

天窓洞は入口が３ヶ所ある洞くつ内の長さは147mに達する天然記念物です。天井の丸く抜けた穴から、太陽の光が差し込む光景が幻想的です。堂ヶ島洞くつ巡りクルーズで海から見るもよし、桟橋脇の遊歩道を上り上から見るのも良いです。色々な角度から絶景を楽しみましょう。

堂ヶ島は紺碧の海に美しい海岸線が続き、小さな島々が点在する景勝地です。堂ヶ島洞くつ巡りコース（約２０分）に乗船しましたが、海から眺める景色も素晴らしく特に天窓洞の天井穴から差し込む太陽の光が幻想的です。

黄金崎一帯は公園となっていて芝生の広場、展望広場などが造られ季節ごとに様々な草花が植栽されるはずですが、植え替えの狭間か花畑には花は咲いていませんでした。タイミングが悪かったのかもしれません。しかし花畑から外れた遊歩道の傍らにはツワブキの花が綺麗に咲いていました。

黄金崎展望台のそばに三島由紀夫文学碑が設置されています。かつて三島由紀夫は黄金崎に近い西伊豆の安良里地区の旅館に約半月滞在し、この地を舞台にした小説「獣の戯れ」を執筆しています。その小説の一節が文学碑に刻まれています。

黄金崎公園には岬を一周する遊歩道が整備されていますが、富士見の丘から黄金神社、石切り場、夫婦椿と見て回った後海岸近くに海女の井戸がありました。現在は使用されていないようで井戸には網がかぶせてありました。海女は海の安全を祈りこの井戸の真水で身を清め、陸に上がると井戸の真水をかぶりその日の無事に感謝したそうです。

黄金崎の北西に弓なりに開けた海岸です。１１月なのに多くのダイバーがいました。ダイバー専用の施設もあり、東京から近いダイビングスポットなのかもしれません。褐色の岩肌の岬に囲まれていて景色の良い海岸です。夏には海水浴客で賑わうのかな。

黄金崎一帯は、公園となっていて岬を一周できる遊歩道や芝生広場、展望台などが整備されています。３０～４０分で一周することが出来ます。三島由紀夫文学碑、黄金神社などもあります。また、季節ごとに様々な花が咲くそうで、ツワブキの花が綺麗に咲いていました。

黄金崎は、夕日を浴びると岩肌が黄金色に輝くことから、この名が付いたそうです。残念ながら夕暮れ時ではありませんでしたが、「馬ロック」と呼ばれる絶景を堪能しました。夕日があたれば更に輝いて見えそうでした。富士見の丘からは天気が良ければ駿河湾越しに富士山が見えるそうです。（残念ながら見えませんでした）

沼津港から千本浜公園に向かう途中、海岸沿いの散策路「潮の音プロムナード」を歩いている時目に入ったので立ち寄ってみました。「潮の音プロムナード」側が裏口だったようで記念館の入口は分からず入館はしませんでしたが、帰ってから調べたところ若山牧水は晩年の８年間を沼津で過ごし縁のある原稿や書簡を展示しているそうです。