はまちゃんさんのクチコミ(77ページ)全8,702件

仙台市街から車で１時間ほど関山街道（国道４８号線）を走り、宮城県と山形県の県境を越えて数分走ったところにあります。
豚カツや天婦羅、岩魚などの定食類の他に丼物、カレー、ラーメン、蕎麦などがありメニューはとても豊富です。また、田楽や焼き団子なども店頭で販売されていて、お菓子などちょっとしたお土産も置いています。
焼き団子（300円）を購入して、お店のすぐ裏にある“関山大滝”を観に行きました。滝は落差は１０ｍほどですが、幅は１５ｍほどもあって、きれいで結構迫力がありました。
なお、店内の食事スペースから滝を眺めることも可能です。

京都を中心に１０店余りの直営店を展開する栗を使ったお菓子で有名なお店です。店内は明るくて広く、清潔で栗を使った最中やお餅、羊羹、焼き菓子、どら焼きなどを中心に沢山の和菓子が並んでいます。
自家用に「栗入りみかさ“栗ぼく”」と言う商品を購入しました。関西では“どら焼き”のことを“みかさ”と呼ぶことが多いのでこの名が付けられているようです。“栗ぼく”は、プレーンなものと、生地と餡に宇治抹茶が使われている“抹茶栗ぼく”の二種類あって、今回は二種類とも購入しました。“栗ぼく”は、ふかふかでしっとりしたカステラ生地に、程よい甘さの粒餡がはさんであって、餡の中に入っている栗は小さい粒にになっていてほとんど栗の食感や味はありません。もう少し栗が主張するような感じでもよいのではと思いました。
従業員さんの接客はとても丁寧で、商品を包んでもらっている間にお茶とお菓子をサービスしてくれました。

宿泊した部屋は四畳の和室が付いた和洋室で、加湿器やＣＤラジカセなどの設備もあって、広くて静かでゆっくり寛ぐことができました。また、温泉に行くための湯籠が用意されていたり、部屋の鍵が２つ用意されているなど細かな心遣いが気に入りました。
ラウンジには、コーヒーやジュース、お茶、アイスなどが置いてあって無料で自由に飲食できるのも良かった。
大浴場は広くて綺麗で、お湯は無色無臭のいいお湯で身体が良く温まりました。特によかったのが、広瀬川源流露天風呂で開放感があり、紅葉し始めた川沿いの景色は素晴らしかった。
夕食はビュッフェ方式で６０種類ほどの料理が出たが、寿司や天婦羅、焼き魚、ステーキなどは料理人が目の前で造ってくれるし、手の込んだものもあってなかなか美味しかった。
御客さんをもてなそうとする工夫が随所に感じられる宿で、近くに行くことがあったら、是非、また利用したいと思いました。

「あさひな湖畔公園」は宮床ダムによって出来た人造湖、あさひな湖にちなんで名付けられた公園で、宮床ダムの北側（下流側）のゆるやかな斜面に位置しています。
宮床ダムを見学した後、公園に立ち寄りました。公園は全域に芝生が広がっていて、ダムや周辺の山々を見上げながらゆっくり散策できて気持ちよかったです。
公園にはトイレや休憩用のベンチ、散策路、駐車場などが整備されていますが、売店や自販機は無いので長時間遊ばれる場合は飲食品を持っていくと良いでしょう。
なお、車で３０分足らず走った宮城県仙台地方ダム総合事務所に行って、ダムに行った証拠（写真）を見せると“ダムカード”が頂けるので、ダムマニアはもちろん、カード類を収集されている方は総合事務所を訪ねることをお勧めします。

「タワーテラス」は、ＪＲ京都駅前の京都タワーホテルの三階にあります。期間限定で開催されている“いちごのスイーツブッフェ（90分制、4200円）”を頂きました。
あまおう等３種のいちご食べ比べ、ショートケーキやミルフィーユ、ムース、プリン、タルトなどいちごを使った２０数種類のケーキや６種のアイスクリーム、ソフトなどが食べ放題で、いちごを使ったフルーツサンドやパスタ、パイ、フィッシュフライ、オムレットなどのライトミールもあって飽きずに食べられる工夫がされていると思いました。
いちごは小ぶりのものが多かったですが、ケーキ類は丁寧に造られていて美味しかったです。ライトミールでは、いちごのオムレットやいちごと生ハムの冷製スパゲッテイ、フィッシュフライのいちご甘酢餡かけなどは、工夫はされているものの、いちご味は合わないような感じがしました。

南川ダムで造られた人造湖“七ツ森湖”の湖畔にある公園です。広々とした公園の中にキャンプ場やテニスコート、グラウンド、親水広場などが点在していて、自然たっぷりです。売店や自販機、駐車場、トイレが整備されていますが、訪れたのが１０月末の平日だったこともあってか、ほとんど人はいなくて閑散としていました。特別な見所も無いので地元周辺の人々が利用する施設の様な感じがしました。

ニッカウヰスキー仙台工場を見学に行く途中、国道沿いにあった標識を見つけて立ち寄って見ました。駐車場から２～３分歩くとすぐに滝の全景が見えるスポットに着けます。
“四十八滝”と言っても、滝が沢山有る訳でなく一か所だけでちょっと拍子抜けしましたが、滝は３段ほどの段差があり、落差が３０ｍ、幅が１０ｍほどで迫力はないものの周辺の紅葉と相まって見ごたえがありました。
国道沿いから手軽に見に行けるので、ニッカウヰスキー仙台工場見学や作並温泉に行かれる場合は立ち寄られると良いでしょう。

「大倉ダム」は洪水調節、流水の正常な機能の維持、水道用水、灌漑用水、発電などを目的とした、堤高82ｍ、堤頂長323ｍのダブルアーチ式コンクリートダムです。
竣工が1961年と比較的古く、放流設備としてクレストロｰラｰケﾞｰト４門、非常用放流設備としてシﾞｪｯトフロｰハﾞルブ１門を装備しています。
アーチ式コンクリートダムが、アバット（堤体端部に造成されたコンクリート躯体）をはさみ２基連なる構造になっていて、二連のアーチダムは日本ではこれだけです。ダム堤体上は車の通行が可能で、アバット部ですれ違いが行えるようになっています。堤体上から下流側を覗くと深い渓谷はとても迫力があってきれいでよかった。
ダム堤体のそばにダムの役割や構造、諸元、年表などが書かれた解説板があり、知識の浅いダムマニアにとってダムの構造や工法が判ってよかったです。
サイト右岸側にダム管理所があります。ダム見学後、管理所に立ち寄ってダムカードを頂くことができました。

「七北田ダム 」は洪水調節、流水の正常な機能の維持、水道用水を目的とした堤高74ｍ、堤頂長420ｍのロックフィルダムです。
竣工が1984年と比較的新しく、非常用洪水吐はクレスト自然越流で、常用洪水吐はローラーゲート３門による自然調節方式となっています。
石積みのダムなので堤上を歩いて下流側を見ても、石積みの間には雑草が生えていてなだらかな坂のようになっているのでダムのような感じはしません。
ダム堤体のそばにダムの特色、構造図、諸元、年表などが書かれた解説板があり、知識の浅いダムマニアにとってダムの構造などが判ってよかったです。ダムサイト道路沿いには公園が整備されており、ベンチ等が整備されていてゆっくり散策することができました。
ダムサイト左岸に管理事務所がありますが、無人になっており、ダムカードは車で３０分足らず走った宮城県仙台地方ダム総合事務所で頂くことができました。なお、ダムカードが欲しい場合はダムに行った証明（写真等）が必要となります。

「宮床ダム」は洪水調節、流水の正常な機能の維持、水道用水を目的とした、堤高48ｍ、堤頂長256ｍの重力式コンクリート式ダムです。
竣工が1998年と比較的新しく、非常用洪水吐はクレスト自然越流で、常用洪水吐はオリフィス１門による自然調節方式となっています。
ダム堤体上は車止めがあって車は通れませんが、人の通行が可能です。高さが48ｍと比較的低いためダム堤体上から下流側を覗いてもそれほど迫力はありませんが、オリフィスから放流されている様子が見られてよかったです。
ダム堤体のそばにダムの必要性や流域の概要、構造、工法、事業目的、年表などが書かれた解説板があり、知識の浅いダムマニアにとってダムの構造や工法が判ってよかったです。
ダムサイト左岸に管理事務所があり、駐車場とトイレが設置されています。なお、このダム管理所は無人になっており、ダムカードは車で３０分足らず走った宮城県仙台地方ダム総合事務所で頂くことができました。なお、ダムカードが欲しい場合はダムに行った証明（写真等）が必要となります。

「クレアリア南川ダム」は洪水調節、流水の正常な機能の維持、水道用水を目的とした、堤高46ｍ、堤頂長355ｍの重力式コンクリート式ダムです。「クレアリア南川ダム」は愛称で正式名称は「南川ダム」です。
竣工が1987年と比較的新しく、非常用洪水吐は自然越流で常用洪水吐としてローラーゲート１門、ラジアルゲート２門を装備しています。
ダム堤体上は車止めがあって車は通れませんが、人の通行が可能です。高さが46ｍと比較的低いためダム堤体上から下流側を覗いてもそれほど迫力はありませんが、重力式コンクリート式ダムなのに堤体は直線でなく途中で曲がっているのでダムの全体像がよく見えて判りやすく面白かったです。
このダム管理所は無人になっており、ダムカードは車で小一時間走った宮城県仙台地方ダム総合事務所で頂くことができました。なお、ダムカードが欲しい場合はダムに行った証明（写真等）が必要となります。

仙台中心部だと駐車料金がかかるところが多いが、ここは無料駐車場が完備されているのでありがたかった。建物全体がキレイで、ビジネスにしては客室は比較的広めで、窓際にライティングデスクや椅子があるのも使い勝手が良かった。
部屋のバスは使わず大浴場を利用したが、手足を伸ばしてゆっくり旅の疲れをとることができたのも良かった。コスパが良いので近くに行くことがあったら、また利用したいと思いました。

観光で多賀城市内のホテルに宿泊した時に、『宮城県に来たのだから“牛タン”でしょう』ということで、入店しました。牛タンシチュー定食、牛タンハンバーグ定食などを頂きましたが、シチューの牛タンはやわらかく、ボリュームがあって美味しかったです。入店したのは平日の１６時ごろで、待たずに入れましたが帰りには行列ができていました。コストパフォーマンスが良いので人気店の様でした。
後で調べたら、宮城県を中心にチェーン展開しているお店でした。宮城観光の際には是非立ち寄られることをお勧めします。

多賀城跡を散策していると、多賀城廃寺跡の向かいに小さな神社があるのに気が付いて参拝しました。
小さな神社で社殿も新しいので村の鎮守社程度と思って、現地にある説明板（添付写真）を見ると、『祭神は武甕槌命（たけみかづちのみこと）と経津主命（ふつぬしのみこと）の２神。天照皇大神、久那斗神、菅原道真も配祀する。奈良時代の風土記に当社が記され、平安時代には朝廷や民衆より崇敬をうけた･･･』とあり、 長い歴史を持つ神社であることが判り驚きました。現社殿は平成に改築したもので、その様子から長い歴史を感じることができないのが残念でした。多賀城政庁跡や廃寺跡も含めて一帯が全体的に復元されたら大きな観光資源になると思いました。

８世紀半ばから約600年ものあいだ東北地方の行政・軍事拠点として設置されていた多賀城は国の特別史跡に指定され、奈良の平城宮跡・福岡の太宰府跡と並んで日本三大史跡に数えられています。
およそ１㎞四方の広さがあったという“城跡”は、石垣や櫓、天守閣などの建物などは全くなくて、緑に覆われた丘に基壇や礎石が所どころ見える程度です。政庁跡や廃寺跡など重要な政務や儀式を行った場所の跡には小さな復元模型や説明板がありますが、全容を想像してもなかなかその大きさを実感できませんでした。奈良平城京の大極殿が復元されたように、建物の一部でも復元されれば見ごたえがあるだろうにと思いました。

奈良時代に国府と鎮守府がおかれた多賀城の付属寺院として建立されたもの。
現地にある説明板の配置図によると講堂を正面として東側に三重の塔、西側に金堂を配置して築地土塀で囲み、その外に鐘楼や経楼、東倉、西倉などがあり相当大きな寺院であったことが判りますが、現状は礎石が残るのみであり当時の姿を想像することができませんでした。多賀城政庁跡にあった復元模型の様なものが現地にあればもっとわかりやすいのにと思いました。なお、近くにある東北歴史博物館には多賀城廃寺跡の模型が展示されています。

東北本線国府多賀城駅のすぐ前にあります。旧石器時代から現代まで、東北地方の歴史をを時代別にコーナーに分けて展示しています。展示物はレプリカが大半ですが、これまで東北地方の歴史や文化を詳しく知らなかったこともあって、遮光器土偶やアマハゲの仮面、多賀城の復元モデル、多賀城碑などが特に目を引き興味深く見ることができました。
屋外にある江戸時代中期の古民家「今野家住宅」は、母屋の他に馬屋、神社、便所などが広い敷地の中に当時の姿のまま配置されていて、村の責任者を務めていたという家の暮らしぶりが判りました。
奈良時代から平安時代に国府や鎮守府が置かれ、東北地方の政治・文化の中心であった多賀城跡に隣接した位置にあり、東北の歴史を知る上では必見です。

多賀城跡の一角にあります。現地にある説明板（添付写真参照）によると、約2万1千平方メートルの敷地に、500種300万本のアヤメ、花菖蒲が植えられています。開花時期は５月下旬から６月上旬とのことで、訪れたのが１０月だったので花を楽しむことができませんでしたが、プレートに名称や産地などが記され、よく手入されていることが判りました。これまでアヤメとカキツバタ、花ショウブとの違いがよく判りませんでしたが、説明板の中にわかりやすく表記されていたのが良かったです。

奈良時代初期から数百年間、東北地方の政治、軍事の中心となっていた多賀城の中枢部で重要な政務や儀式が執り行われた場所です。およそ100ｍ四方の広さがあり、現在は基壇や礎石が保存されているだけです。復元模型もありましたが小さすぎて、全容を想像してもなかなかその大きさを実感できませんでした。大変なお金がかかると思いますが、奈良平城京の大極殿が復元されたように、建物の一部でも復元されれば見ごたえがあるだろうにと思いました。

多賀城外郭南門跡近くの小高い丘の片隅に建つ小さなお堂の中に「多賀城碑」があります。日本三古碑の一つで、今から１２００年以上も前に造られたもので重要文化財に指定されています。碑は高さ約２ｍ、幅約１ｍほどの大きさで、お堂の格子の隙間から覗いて見ると微かに文字が刻まれているのがわかる程度でした。近くにある説明板によると、碑面には、京都や常陸国、下野国など各国境からの距離、多賀城の創建や修造についてつづられていて、江戸時代には松尾芭蕉が訪れ、対面した感激を『奥の細道』に記しているとか。なんてことない小さな石碑ですが、１２００年以上前のものが見られたことに感動しました。