堤頂長256ｍの重力式コンクリート式ダム

3.5
旅行時期：2017/10（約8年前）

古川・大崎・加美クチコミ：5件

「宮床ダム」は洪水調節、流水の正常な機能の維持、水道用水を目的とした、堤高48ｍ、堤頂長256ｍの重力式コンクリート式ダムです。
竣工が1998年と比較的新しく、非常用洪水吐はクレスト自然越流で、常用洪水吐はオリフィス１門による自然調節方式となっています。
ダム堤体上は車止めがあって車は通れませんが、人の通行が可能です。高さが48ｍと比較的低いためダム堤体上から下流側を覗いてもそれほど迫力はありませんが、オリフィスから放流されている様子が見られてよかったです。
ダム堤体のそばにダムの必要性や流域の概要、構造、工法、事業目的、年表などが書かれた解説板があり、知識の浅いダムマニアにとってダムの構造や工法が判ってよかったです。
ダムサイト左岸に管理事務所があり、駐車場とトイレが設置されています。なお、このダム管理所は無人になっており、ダムカードは車で３０分足らず走った宮城県仙台地方ダム総合事務所で頂くことができました。なお、ダムカードが欲しい場合はダムに行った証明（写真等）が必要となります。