Emi さんのクチコミ(4ページ)全1,612件

スカンデルベグ広場は、アルバニアの首都ティラナの中心にある広場です。
１９６８8年に民族的英雄であるスカンデルベグの名を取って命名され、広場の中央にはスカンデルベグ像が建っています。
この広場には、スターリンやホッジャの像も建っていたのですが、共産主義の崩壊とともに壊されています。
この広場は、国立オペラ劇場、ジャーミア エトへム べウト、国立歴史博物館などの観光スポットがあり、暑い昼間よりも夕方から人が集まって来るようでした。
広場の一角にメリーゴーランドが出ていたり、ジェラートなども買えます。

アルバニアは、人口一人当たりにおいてバンカーの数が世界最多だそうです。
エンヴェル・ホッジャの政権下で、あらゆる国からの攻撃を恐れて、
バンカー建設が始まりました。
一人用の小さなバンカーから巨大なバンカーまでアルバニアには173,000基以上もあります。
バンクアート２は、使われなかったバンカーが博物館になったもので、
1945年から1991年にかけての政治的迫害に関するものが展示されています。
中はとても広く、一つ一つの部屋を見ていくと結構時間がかかります。

シュコドラからティラナへ移動の際に、利用しました。
アルバニアだけ事前にバスチケットの予約が出来なかったのですが、ホテルのレセプションで聞いたら、「アルバニアのバスは予約なんていらないのよ。」と言われました。
シュコドラのバス停からティラナ行きのバスに乗り、出発してしばらくするとバス料金を回収する人が来て、いくらかわからなかったのですが、ひとり500レクでOKでした。
約２時間でティラナのバスターミナルに着き、バスを降りると「ベラト」、「サランダ」などと運転手さん達が叫んでいました。
大きな通りを挟んでティラナ中心地へのバス乗り場があり、どこからか「ティラナ行きのバスはこっちだよ。」と案内人が現れ、無事にホテルに到着できました。

ゾグー一世大通りは、スカンデルベグ広場から北へと延びる大通りです。
ゾグー一世とは１９２８年から１９３９年までアルバニア王国の国王でした。
共産主義の時代にはスターリン大通りと呼ばれていました。
２０１３年に廃止になったティラナの駅がこの大通りにあり、
９０年代は多くの人が駅からこの大通りを歩いてティラナの中心に来たようです。
雰囲気の良いカフェやレストランがいくつかあり、イタリア系スーパーCONADもあるので何度か買い物をしました。

コトルの中心にあるローマ‐カトリック教会の聖トリプン大聖堂は、
コトルの守護聖人トリフォン（トリプン）を祭っています。
９世紀の教会に起源し、１２世紀にロマネスク様式で建造されましたが、
１６６７年と１９７９年の地震で大きな被害を受け修復されました。
旧市街の中ではとても大きく目立つ建物です。
大聖堂前のトリプン広場は夜遅くまで賑わっていました。

６月のコトルはとても暑くて、さっぱりしたジェラートが食べたくなり、何度か利用しました。小さい旧市街に3つの店舗があるので人気なのでしょう。シーゲートと北門の近く、聖トリプン大聖堂の裏、ペラストにもありました。
パイナップルやピーチなどを食べましたが、美味しかったです。
色もどぎつくなく果物の味がしました。
シングルで約600円、ダブルで約900円でした。

ルンド駅は、スウェーデンで１日の平均乗降客数が３番目に多い駅になります。
ルンドの人口は４割が大学職員と学生で占められ、駅や駅周辺にいるだけで、
若い人がたくさんいると感じるくらいです。
駅には大きな駐輪場があり自転車を利用する学生が多いため、
ビッシリと自転車が並んでいました。
ルンド駅から、Trelleborgにアクセスし、
帰りはマルメ経由でYstadからルンドで乗り換えしました。

バルカン半島の主な交通手段はバスで、都市間の移動に広く利用されています。
コトルからポドゴリツァまでは約２時間（渋滞がひどい時もあり）で10.50ユーロ、ポドゴリツァからアルバニアのシュコドラまでは出国入国手続き込みで約1時間半で19.50ユーロでした。
バスターミナルはターミナル使用料が発生したりしなかったりと統一されていません。バスは冷房が効いていないことが多かったです。

コトルからポドゴリツァへ、ポドゴリツァからシュコドラへとバスで移動したので、
このバスターミナルを利用しました。
小さなターミナルで、バスを利用する人が多いのか結構賑わっていました。
ターミナルを出ると「タクシー？」と何度か声を掛けられました。
ポドゴリツァの中心からは少し離れています。
アルバニアに行くときには、荷物ひとつに付き２ユーロを支払いました。

Kralja Nikole通りは、スローボード通りから続く通りで、
南の方に長く延びています。
この通りを挟んでKing's Parkがあります。
オスマン帝国時代の時計塔を見るためにこの通りを歩きました。
小さな商店が並んでいて、あまり人は多くありませんでした。
時計塔のあたりからOktobarske Revolucije通りを歩いて行くとポドゴリツァのバスターミナルに出ます。

Slobode Streetは、Bulevar Ivana CrnojevićaとBulevar Svetog Petra Cetinjskogの間にある通りで、ポドゴリツァの中心にあるショッピングストリートと言われていますが、
とても閑散としていました。
途中には共和国広場もあり、周辺のNjegoševaとSlobode Streetは歩行者天国になっています。

Slobode通りをGorica公園方面に歩いていたら、
たくさんの人がいてバスケットボールをしている場所が共和国広場でした。
首都ポドゴリツァの中心にあるとは思えないほどの地味な広場です。
この広場は２００６年までは有名なモンテネグロのコミュニストの政治家の名前をとってIvana Milutinovića広場と言われていました。
周辺は車が通れないようになっています。

ミレニアム ブリッジは、２００５年７月１３日(モンテネグロのナショナルデー)にオープンした橋で、モラチャ川に架かる斜張橋です。
橋の長さは１７３メートルあり、ポドゴリツァのランドマークと言われるようになりましたが、橋の周辺には特に何もありません。
橋全体は白くいくつものケーブルで支えられており景観的には美しいと思います。

Old Ribnica River Bridgeは、ポドゴリツァで最も古い橋で、
モラチャ川に合流するRibnica川に架かっています。
ローマ帝国支配時代に造られた橋なのでとても古いことが分かります。
１８世紀に再建されたようです。
この橋の近くにはボロボロですが、Fortress Depedogen(オスマン帝国時代の要塞)もありますので、併せて見学すると良いと思います。

ポドゴリツァの時計塔は、オスマン帝国時代に建てられました。
１６６７年に完成したもので、
第二次世界大戦での破壊を免れました。
バスステーションから大きな通りOktobarske Revolucijeを川の方面に歩いて行くと、
時計塔に辿り着きます。
ポドゴリツァは観光地ではありませんが、時計塔周辺も地元の人がいるくらいで寂しい感じでした。

観光スポットが少ないポドゴリツァですが、Gorica公園の入口近くにある小さな正教会に行ってみました。
ポドゴリツァで一番古いそうです。
教会内にも古いフレスコ画が残されていて見たかったのですが、
ちょうどセレモニーが行なわれていて入れませんでした。

コトルまではバスを利用しました。
ポドゴリツァからコトルに行くときは、ブドヴァからは大渋滞でした。
到着が２時間ほど遅れました。
Tivat空港にも停まるのですが、飛行機に降り遅れた人はいないのかと心配になりました。
コトルからブドヴァにも遊びに行こうと思っていたのですが、
この渋滞は避けたいと思いぺラストに行きました。
ぺラストへは、ブルーラインバスで３０分くらいで行くことができます。
地元の人も利用していました。

ニクシッチからポドゴリツァ経由でコトルへ行き、
コトルからはポドゴリツァに戻るためにバスターミナルを利用しました。
旧市街のシーゲートまで歩いて１５分もかからないと思います。
トイレの入り口にはおばちゃんが座っていて、利用するには1ユーロなのですが、
５ユーロだしたらお釣りがないようで追い払われました。
ターミナルの使用料もバスに荷物を預ける時も料金はかかりませんでした。
売店やカフェなども一応あります。
ターミナルを出ると「タクシー？」と声を掛けてくる人がいますが、
聞いてみたら、ホテルが近すぎる、歩いて行けるよと言われて乗せてくれませんでした。

コトルのフードマーケットは、シーゲートの近くにあり、
旧市街の外側、城壁沿いにあります。
野菜、果物、チーズ、オリーブオイルなどが並んでいました。
観光客向けのようなところもあり、お値段は高く感じました。
お土産なども売っています。
食品の買い物は、北門近くのカメリアショッピングセンターかカンパナ塔から少し北のVOLIというスーパーで済ませることが多かったです。

デュークの館は、シーゲートを入ってすぐの建物になりますが、
まず時計塔に目が奪われてあまり目立たないような気がします。
旧市街で最大のこの館は、１８世紀に建てられました。
ヴェネツィア共和国のドージェが住んでいたそうです。
城壁に沿って建てられておりバルコニーの長さは５５メートルもあります。