エロシさんのクチコミ(57ページ)全6,830件

備中国の一宮として崇拝されている吉備津神社の本殿は出雲大社本殿、八坂神社本殿に次ぐ全国屈指の大きさを誇り、勿論国宝に指定されています。その大きさは本殿の全景を写真に収めたくても境内内からはフレームからはみ出る程です。
桃太郎伝説で知られる大吉備津彦命が如何に崇拝されていたかが分かる大きさです。

吉備津神社の本殿の東側、祈祷殿と祈祷受付所の間に大きなイチョウの木が立っています。それがいちょう神木です。樹齢約600年、幹周り4.4mもある大木で、現在も精力旺盛です。春は新芽の伸び、緑に色付いた新緑の姿がまぶしいです。
紅葉の時期もきっと綺麗なことでしょう。

吉備津神社の正面参道の石段を登った先にある八脚門が北随神門です。室町時代中期に建てられた門で、檜皮葺、入母屋造りの三間一戸の門です。朱に塗られた柱や、白壁が艶やかでそんなに古そうには見えませんが、重要文化財に指定されています。

吉備津神社の駐車場に近い正面参道の石段の手前左手に、柵に囲われた苔生した平たい石があります。この石が矢置石です。吉備津彦命の温羅退治伝説に由来する石で、この戦の時に吉備津彦命がこの岩の上に矢を置いたとの伝説があります。
桃太郎伝説に関わりのある伝説の石です。

倉敷中央通りから倉敷美観地区に入ってすぐ左手に橘香堂 美観地区店があります。創業明治10年の倉敷銘菓であるむらすずめの老舗です。むらすずめはクレープの様な薄皮で、甘さ控えめの餡子を包んだお菓子です。日持ちもそこそこで、倉敷のお土産として最適です。

倉敷美観地区、本町通り沿いに井上家住宅があります。1721年に建てられた重要文化財に指定される大きな町屋で、倉敷美観地区の中では最古のものだそうです。訪れた時は修復工事中で屋根部分を外からしか見られませんでしたが、上部の漆喰戸は見事です。修復工事完了後は是非見てみたい建物です。

倉敷の鶴形山隧道の南側、本町通りとの角にある大きな建物が倉敷公民館です。1969年に建てられた多目的ホールを中心として施設で、観光スポットではありません。周りの景色を壊さぬように高さを抑え、倉敷の街並みを意識した、意匠が特徴的な公民館です。

倉敷美観地区にある倉敷デニムストリートの奥、突き当たりの建物に2階に星野仙一記念館があります。倉敷商業出身で中日の投手、中日、阪神、楽天の監督を務め、2018年に亡くなった星野仙一のユニフォーム、記念球、賞状等が沢山展示されています。燃える男、星野仙一の栄光が手に取る様に分かります。野球ファンには面白いでしょう。

岡山空港の出発ロビーである2Fにあるデパートの土産物店 天満屋 岡山空港ショップがあります。店内では岡山土産に限らず、瀬戸内土産等もあります。今回土産に購入したのは瀬戸内限定のかっぱえびせん「匠海」。個別包装になっていて気軽に配れるお土産として丁度良いです。
2FにはANAの土産物店もあるのですが、コロナの影響かここしかやっていませんでした。

大原美術館のミュージアムショップは美術館館内にはなく、美術館横のエル・グレコの右手にあります。町屋の様な店内にはおなじみの絵葉書や作品集、絵画の複製品などが販売されています。大原美術館内は作品の撮影は禁止なので、絵葉書を買うしかないですね。

吹屋ふるさと村の西側、街道の北側にある建物が郷土館です。対面にある片山家の分家の建てた建物は明治7～12年に作られた、妻入り入母屋造りのベンガラ格子が綺麗な建物です。灯籠のある坪庭や、彫り込みのある欄間、贅沢な木材を使った書院など、ベンガラでどれ程儲かっていたかが伺えます。
共通券が便利です。

津山城　鶴山公園の北側に津山文化センターがあります。1965年に建てられた多目的ホールを備える建物で、観光施設とは言えません。しかし、近代建築としては素晴らしく、コンクリート製ですが、寺社建築の様な斗栱構造に見応えがあります。建築好きには面白いと思います。

津山城址の南側にある登城口入口に津山観光センターがあります。観光パンフレット、レンタサイクル、宿泊案内の他、名産品の販売が行われています。また、センターの前には無料の駐車場があり、津山城、千山郷土博物館の見学にとても便利です。

岡山後楽園の北部、花葉の池にある滝の崖上にある小さな祠が地蔵堂です。園内の六鎮守の一つで池田綱政が男児の出生を祈願するために作られたものです。小さいですが、祠は杉の皮で葺かれ、前には石造りの小燈籠が設置され大事にされていたことが伺いしれます。目立たないお堂ですが、歴史を感じます。

岡山後楽園の北部にある雑木林が二色が岡です。現在に二色が岡の林は杉の木が多いですが、昔は山桜や楓の木々が植わり、彩りのある林であったそうです。ここを訪れる観光客の姿は殆ど居らず、今も心地良い風の音や、鳥のさえずりが聞こえます。

岡山後楽園の北部、二色が岡の中にある建物が茂松庵です。築庭当時は花葉軒と呼ばれており、二色が岡の林に囲まれた藁葺屋根の建物は物静かな感じが漂います。当時の藩主は木々の彩りや、苔、風の音が聞こえる安らぎの場所だったのかもしれません。

岡山後楽園の北部、花葉の池の前にある建物が能舞台・栄昌の間です。能を好んだ池田綱政が作った舞台で、自ら能を舞ったそうです。能の舞台が公開がされるときがありますが、訪れた日は木戸が閉じられ、舞台をみることはできませんでした。

岡山後楽園の北部、能舞台の西隣にある池が花葉の池です。岡山後楽園には3つの大きな池がありますが、それぞれ趣きがことなり、花葉の池には滝や橋、石がありそれぞれ見物です。特に大立石は慈眼堂の烏帽子岩よりも大きな石を同様に切断して積み上げ直した巨石で驚かされます。

岡山後楽園の北部、鶴鳴館の西隣にある茅葺屋根の建物が延養亭です。岡山藩主が後楽園を訪れた際に居間として使用された建物で、建物の前から沢の池を見ると一番綺麗な後楽園の姿を望むことが出来る場所に建てられています。こちらの建物も戦災で焼失しており、再建された物。特定の時期に公開されているそうです。

岡山後楽園の北部、正門に近い場所にある建物が鶴鳴館/鶴鳴館本館です。岡山後楽園の建物で最大のものですが、大名庭園であった時代からのものではなく、戦災で焼失したのち、岩国 吉川家の邸宅を移築したものです。結婚式場などに使われていますが、訪れたときは公開されてはおらず、立派な敷台を持つ外観だけの見学となりました。
鯉のぼりも挙げられており、武家屋敷らしい風格のある建物です。