エロシさんのクチコミ(54ページ)全6,830件

豊川にある日本三大稲荷の一つに数えられるお稲荷さんが豊川稲荷です。商売繁盛にご利益があることで有名な稲荷です。稲荷と言えば一般的に神社なのですが、豊川稲荷は曹洞宗の寺院で正式には「妙厳寺」と言います。境内には大本堂を始め奥之院等のお堂、総門、山門、霊狐塚など見所が多くあります。
豊川に行ったら外せない観光地です。

豊川稲荷の山門を潜り本堂に向かう左手に白亜の大きな建物があります。それが豊川閣 寺寶館です。豊川稲荷に伝わる寺宝を展示している施設で、私は宝物館などがある場所は大概見学するのですが、行ってみると閉館中でした。大岡越前守の双六盤などが見られず残念です。

洗足池公園の西側に鎮座まします神社が千束八幡神社です。860年に千束の総鎮守として宇佐八幡から勧請されたと言われる意外と古い神社です。なんと1100年の歴史があり、頼朝が名馬池月を手にした等、源氏ゆかりの神社です。勝負事を祈願するのに良い神社だと思います。

洗足池公園の西側、千束八幡神社の境内の池側に馬の銅像があります。この馬の銅像が頼朝ゆかりの名馬　池月の像です。平家滅亡を目指し、千葉で再挙兵ご、洗足池で宿営したときに野馬が現れ毛並みに模様が池に映る月影の様に見えたことから池月と名付けられたと言う逸話が残っています。それがこの場所であったと言われています。
馬の銅像ですので、わざわざ見に行くほどの観光地ではありません。

洗足駅を降りて北側の中原街道を渡った所に見える池が洗足池公園です。清水窪湧水を水源とする住宅街の中にある池の周りには遊歩道が整備され近隣の人が沢山訪れる憩いの公園となっています。緑も多くバードウォッチングをする人や、ランキングする人などが多く、都内の中ではとても良い場所だなとつくづく思います、

洗足池の北側に洗足池弁財天があります。太鼓橋を渡った小島の上に朱色が艶やかな鳥居、祠が祀られています。正確には厳島神社と言う名前で、市杵島姫命を御祭神とする神社で千束八幡神社の摂社です。創建は不明ですが、洗足池のの守護神だそうです。
緑の中に朱が艶やかななのが印象的でした。

洗足池公園の東側、勝海舟記念館の近くに勝海舟夫妻の墓があります。勝海舟と言えば幕末から明治期に掛けて時代の先端を行った人物だけあり、お墓の大きさも妻の民子の墓と同じ大きさで、仲良く並んでいます。お墓はとても整備されており、歴史好きが何人が訪れていました。

洗足池公園にある勝海舟夫妻の墓の北隣に西郷隆盛留魂碑があります。勝海舟と西郷隆盛は江戸城無血開城を成し遂げた盟友ですが、士族のために戦った西南戦争で亡くなった西郷隆盛を偲んで鎮魂碑を勝海舟が建てたたのが西郷隆盛留魂碑です。
歴史好きの人にとっては西郷隆盛と勝海舟の間柄が分かるものとして貴重です。

洗足池の東側にある妙福寺の境内の池側に柵で囲われた松の木があります。これが日蓮聖人袈裟掛けの松です。日蓮聖人が池上に行く時に洗足池で休息した際に袈裟を掛けた松と言われ、現在の松は三代目だそうです。少し斜めに立つ三代目の松には袈裟は掛けられそうにもありません。

洗足池の東側にある妙福寺の境内の池側、日蓮上人袈裟掛けの松の近くに馬頭観音供養塔があります。馬頭観音供養塔の台石を見ると今の環七と中原街道の所にあった様です。馬の供養に建てられたものですが、観音様は馬の顔をしていないのでお間違えなく。
歴史のある遺物として面白いです。

洗足池の東側、洗足池図書館の北隣にある寺院が妙福寺です。妙福寺がある場所は日蓮上人が池上に向かう途中、洗足池で休憩、その時に法衣を松に掛けた袈裟掛けの松がある日蓮宗の寺院。そのため御松庵とも呼ばれています。殆ど人は居ませんが、境内には竹林もあり、池の畔にも出られ、洗足池を眺められます。

中原街道から洗足池の東側を北に入った所にある洗足池図書館の対面にある小学校のフェンスに前に勝海舟別邸跡 (洗足軒)の案内板があります。 洗足池周辺の景色を気に入った勝海舟が別邸を1891年に構えたのがこの場所。現在は何も案内板以外何も残っておらず、勝海舟がここに居たんだな、と思いにふけるだけ。歴史ファン以外はいかなくて良いでしょう。

池上本門寺の総門を左手に進み、車坂の入口を越えた先、本門寺の西谷に覚源院があります。山号を廣布山と言い、室町時代に蓮池院として創建された寺院です。山門は一段高くなった所にあり敷居がちょっと高く感じました。本堂には山号の額が掛けられ古そうでした。雰囲気のある良いお寺です。

池上本門寺の西側にある実相院の道を挟んで対面にある寺院が真性寺です。1625年に日遠聖人によって麻布今井町に開創された寺院が戦災で焼失し戦後1952年に現在の場所に再建されました。開運厄除けの帝釈天像が有名だそうですが、見ることはできず残念でした。

池上本門寺の境内に西側、大坊坂を下った嚴定院の北隣に西之院があります。本門寺の子院で、1322～1332年に日蓮の高弟、六老僧の一人である日興聖人の庵に開創された寺院です。お寺自体は新しく、さほど見応えはありません。

池上本門寺の境内から大坊坂を下った先に厳定院があります。1289年に厳定院日尊が開創した池上本門寺の子院です。境内は広くはないですが、山門を潜った先には火灯窓のある本堂があります。池上七福神の弁才天が祀られており、子院巡りをしている人が参拝する姿が見られました。

池上本門寺の境内に西側、大坊坂を下った左手にあるのが南之院です。1282年に日昭聖人が開いた庵室が南之院の始まりだそうです。山門を潜った先に本堂があるだけの寺院でシンプルですが。子院にしては兎に角墓地が広い。多宝塔の傍にある墓地も南之院だそうです。

池上本門寺の境内のほぼ中央にあるお堂が大堂です。池上本門寺をお参りする方はこの大堂をお参りすることになります。現在の大堂は戦中焼失したものを戦後再建したものですが、古写真に写る姿のままです、中の装飾も見ごとでご利益がありそうです。

1282年10月13日に日蓮宗の開祖 日蓮がこの地で入滅（亡くなり）し、山上に開いたのが池上本門寺で、日蓮宗の総本山です。広い境内には五重塔を始めとした文化遺産、沢山の子院、大名から有名人の墓があり、見所が沢山あります。一日かけて子院巡り、墓所巡りすると良い運動のもなり、面白いです。

池上本門寺の境内にある大坊坂の途中から北に30m程行った所に池上本門寺宝塔（多宝塔）があります。日蓮聖人の尊骸を荼毘に付したところに建つ供養塔で鮮やかな朱色のお堂の上に方形に屋根がのった宝塔で本門寺の重要文化財に指定されるも建物の一つです。大きな木造宝塔は見応えがあります。