2024/03/23 - 2024/03/24
1118位(同エリア2855件中)
赤い彗星さん
この旅行記スケジュールを元に
京都二日目は、生憎の雨の中、予約していた修学院離宮に向かいます。
修学院離宮は、宮内庁のホームページで3ヵ月前から、オンラインで参観可能日の受付人数が埋まるまで参観申し込みが出来ます。
広大な離宮を解説してもらいながら参観した後は、離宮から歩いてすぐ近くにある赤山禅院に立ち寄りました。
- 旅行の満足度
- 4.0
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修学院離宮の少し手前に立っている赤山道の道標。
左に進むと赤山禅院が鎮座しています。 -
修学院離宮の正門前が集合場所となっていて、係員の誘導で入場します。
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まず参加者休所に向かいます。
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参加者休所に見学者が集まり、離宮散策前に以下を行います。
・見学に関する注意事項説明
・不要な荷物のロッカー預け
・途中トイレがないので事前に済ます
参加者休所では、ここでしか手に入らない記念品なども購入出来ます。 -
ガイドさんに誘導されて、離宮の見学開始です。
行幸門から、下離宮に入場します。 -
行幸門から下離宮に入ると、正面に階段と寿月観の建物が見えています。
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ガイドさんに続いて、見学客は一列に連なって歩いて行きます。
最後尾には、屈強な係の方が付いています。
ただ体が大きかっただけかもしれませんが、皇族の貴重な施設なので何か悪さをする人がいたら、制御する役目も持っているのかなと勝手に考えていました。 -
下離宮の庭園。
これから春を迎えるような季節なので枯れた色をしていますが、新緑の季節などは、木々や庭園を覆う苔なども青々としていて、美しい光景を見る事が出来そうです。拝観人数枠があるので事前予約がお薦め by 赤い彗星さん修学院離宮 名所・史跡
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一の間に掛けられた寿月観の扁額は、後水尾上皇の御宸筆です。
江戸時代初期のものですね。 -
一の間は、15畳の部屋で3畳の上段が設けられています。
上段横の棚は、原在中が描いた鶴の絵などで装飾されています。
円山応挙の弟子にあたる原在中の絵画は、京都の寺院で度々見かけた記憶があります。 -
襖絵は、岸駒により描かれた虎渓三笑図です。
岸駒の絵画も京都で寺院巡りをしていると、何度か目にした記憶があります。 -
寿月観近くの東門をくぐると下離宮区域見学が終わります。
見学客が全員通り過ぎると、すぐに門が閉められます。 -
東門を出ると正面の道は上離宮に続いています。
残念な天気ではあるけれど、霧に覆われた山々などは、これはこれで風情を感じていいものだなあと思って眺めていました。 -
3つの離宮を繋いでいる区域は、開放感のある田園風景が広がっています。
後水尾上皇は、緩やかな傾斜地に拡がる棚田を景観に取り入れて、離宮を造園したそうです。一般農家の方の田んぼではないと思われるので、こちらの田んぼも宮内庁が管理しているのかな。 -
傘をさしていなくても、一人しか通れないような低い松並木に挟まれた細い通路を進んで、中離宮に向かいます。
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中離宮の門に到着。門を開けてくれるのを待ちます。
離宮の周りは、高い壁に囲まれています。 -
門を入ると、向かい側の門まで白砂利が続いています。
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中離宮の客殿。
天和2年(1682)に女院御所の奥対面所から、光子内親王のために移築された建物です。 -
客殿の一部に付けられている「網干の欄干」と呼ばれる手すり。
網を干した形をイメージしている低い手すりのことです。 -
12畳半の一の間に設けられた飾り棚は、5枚の棚板が、霞がたなびいているように見えるという事で、「霞棚」と呼ばれ、桂離宮の「桂棚」、醍醐寺の塔頭・三宝院の「醍醐棚」と共に、天下の三棚に挙げられています。
「天下の三棚」は初耳で見るのも初めて。残りの二棚も機会があれば、いつか見に行ってみよう。と思ったけど、前に三宝院行ったことあるから、多分見てるな。全く記憶に残っていないけど。。 -
部屋が暗すぎてピンボケになってしまった。
杉戸の鯉の絵の筆者は不詳だということですが、網だけは円山応挙が描いたと伝わっています。なぜ網だけ?と思いますが、物凄く贅沢な名匠の使い方だと思います。 -
楽只軒は、光子内親王のために最初に造られた御殿です。
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本降りの雨が降り続いている雨天の陽光なので、部屋が暗くて見えづらいですが、手前の一の間には、吉野山の桜。奥の二の間には、龍田川の紅葉が襖に描かれています。どちらも狩野探幽の息子、狩野探信が描いたものです。
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モード切替など何もしていないのに、セピア色風味になった風景写真。
白黒写真をカラー化したような写真にも見えます。 -
御成門をくぐると上離宮区域に入ります。
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上離宮は、一番高い場所に位置しているので階段を登っていきます。
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上離宮の隣雲亭の軒下のたたきには、漆喰に小石が1~3個単位で埋め込まれていて、「一二三石」と呼ばれているそうです。
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隣雲亭からの風景。
浴龍池と名付けられた大きな池と泳ぐ龍の姿をイメージして造園された中島を見る事が出来ます。左側面の真っ直ぐな池端は、西浜と名付けられています。 -
隣雲亭は、華美な装飾などは何もない6畳間と3畳間の建物です。
庶民にとっては、こちらの方が華やぎも感じず、広さも日常的で落ち着きます。 -
裏手からの写真ですが、隣雲亭の外観。
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浴龍池に浮かぶ2つの中島を結んでいる千歳橋。
屋根のある回廊が付いた石橋です。
右側の屋根の上にだけ、金色の鳳凰像が乗っています。 -
中島の頂上にポツンと建っている茶屋の窮邃亭。
修復などはなされていますが、創建当時から現存する唯一の建造物です。
日常的に使用する建物ではないので、火災などに遭う可能性も低かったんでしょうね。 -
窮邃亭は、18畳と水屋の一間の建物です。
部屋の一隅には、上段が設けられています。
池の中島の小高い頂上の建物なので、四方を開け放てば、冷房がない時代の暑い時期でも涼しく過ごすことが出来た場所でしょうね。 -
橋の欄干には、菊の御門が付けられ、柱を手で削ることで装飾されています。
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修学院離宮見学は、上離宮で終了です。
この後、参加者休所に戻って解散となりました。 -
修学院離宮の左手に鎮座する赤山禅院にやってきました。
石の鳥居に掛けられた赤山大明神の扁額は、後水尾天皇の行幸の際に賜った勅額のレプリカです。 -
石鳥居の先に進んで行くと、参道に面して山門が建っています。
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参道脇には、隠れるようにと言いたいところですが、全く隠しきれないほどの巨大石灯籠が置かれています。
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参道には、色とりどりの「日本最古 都七福神」の幟が掲げられていました。
紅葉の時期は、参道が真っ赤に染まるそうです。 -
赤山禅院の拝殿。神楽殿のようにも見える社殿です。
拝殿の屋根の上には、金網に入れられた鬼門除けの猿が飾られています。
金網に囚われているのは、夜な夜な悪さをしていたために逃げ出さないようにしているそうです。名工・左甚五郎作の粉河寺の虎や三井寺の龍のように目に釘を打たれていないだけ、悪さをしても扱いが優しいかもしれません。
まあ龍や虎だと、金網程度では制御できないだけかもしれませんが。赤山禅院 寺・神社・教会
-
本尊の赤山大明神が祀られている本殿。
本殿と拝殿が繋がっていないので、境内末社と勘違いしてしまいそうです。
赤山禅院は、仁和4年(888)第三世天台座主円仁の遺命によって、第四世天台座主安慧(あんね)が創建した天台宗寺院で比叡山延暦寺の塔頭です。
赤山大明神は、慈覚大師円仁が中国赤山の泰山府君(陰陽道祖神)を勧請したものです。 -
本殿内で向き合っている狛犬。
屋根のある場所に鎮座していることもあって、鮮やかに施された彩色が残されています。 -
なんて書いてあるかは分かりませんが、梵字の扁額が並んでいました。
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大きな唐破風屋根が乗っている弁財天。
大きな赤提灯にも弁財天と書かれています。
出世のご利益があるそうです。 -
緑の衣を纏ったようなお地蔵様群。
表面にはびっしりと苔が生えています。
首のないお地蔵様も散見されて、少し不気味。 -
赤山禅院本尊の赤山大明神は、地蔵菩薩の化身とされていることから、境内には地蔵堂も建てられています。
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参道には幟だけでしたが、こちらには幟の下に七福神像も安置されています。神様ごとのイメージカラーが決まっているのかな。
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大きな赤提灯がぶら下がっている不動堂。
明治時代に廃寺となった雲母寺の本堂と本尊の不動明王が移築されたものです。
比叡山延暦寺と赤山禅院の間に位置していたため、こちらに移築されたようです。 -
不動堂には、巨大な数珠も掛けられています。
数珠の奥には、独鈷杵を握った仏像が祀られていました。 -
堂内に飾られていた奉納額。
神馬はよく見かけますが、右の奉納額は、雷雨の中で鵺と戦っているのかな。知識がないので、どのような物語のエピソードかは分からないけど。
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