2024/12/06 - 2024/12/07
756位(同エリア2199件中)
赤い彗星さん
この旅行記スケジュールを元に
季節的には、紅葉の時期の最終盤12月も1週間過ぎた頃に京都を訪れました。
紅葉の時期のピークは過ぎているので、少し空いていたら嵐山の方にでも足を向けてみるかと思っていましたが、京都駅周辺の混雑を見て即断念。
京都駅で地下鉄・バス1日券を購入して、京都駅から地下鉄で一気に北上。
京都北部から紅葉の名所巡りを始めます。
- 旅行の満足度
- 4.5
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京都駅から地下鉄で一気に北上し、京都北部の紅葉巡りに向かいます。
国際会館駅 駅
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国際会館駅からバスに乗り、実相院にやってきました。
・京都バス「24 岩倉実相院」行き 終点「岩倉実相院」下車比叡山を借景とした枯山水庭園の紅葉が美しいお寺 by 赤い彗星さん実相院 寺・神社・教会
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寺院の山門をくぐると、目の前に真っ赤に染まったモミジが現れました。
紅葉のピークを過ぎている時期でしたが、最初から鮮やかな紅葉が見れて幸先がいい。 -
山門近くの紅葉の風景。
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建物内部及び建物からの撮影は禁止で、縁側から外や庭を撮影するのはOKです。磨き上げられた床に映りこむ床モミジが有名ですが、撮影は出来ません。
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池泉庭園の池周りの紅葉は、すでに終わってしまったようで葉が落ちてしまっていました。それでも庭園を囲むように赤く染まっている紅葉は、十分に楽しむことが出来ました。
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実相院は、鎌倉時代初期の寛喜元年(1229)に関白・近衛基通の孫にあたる静基僧正が、天台宗寺門派の門跡寺院として開山しました。
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水面に映る紅葉が、水滴による波紋で揺れている様子も趣きがあります。
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この場所では、このように撮るといいよ。というサンプル写真が置かれていたので、お薦め通りに撮影。逆光になる軒先の形が、良いアクセントになっていますね。
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実相院のもう一つの庭園。こころのお庭と名付けられた枯山水庭園です。
2013~2014年にかけて「御庭植治」の小川勝章氏が監修し、市民も参加する形で作庭されました。 -
こころのお庭は、比叡山を借景としています。
実相院は、北区の紫野で開山し、京都御所近くに移った後、応仁の乱の戦火を避けるために現在地に移ったそうですが、岩倉の地に移っていなければ、比叡山を借景とした絶景は生まれなかったんですね。 -
枯山水庭園の紅葉は、盛りは過ぎているように見えますが、葉も色付きも十分すぎる程残っています。紅葉と白砂のコントラストに青い空まで含めて大満足。
まだ旅は始まったばかりですが、美しい風景に早くも心が充たされています。 -
枯山水庭園に配置されている流線形のオブジェは、波を現わしているそうです。
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実相院の門を出た後、「石座神社」の看板を見かけたため、矢印の方向に向かってみます。
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石座神社の鳥居に到着しました。
石座神社 寺・神社・教会
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階段を登った場所には神楽殿。
石座と書いて、いわくらと読むようです。 -
石座神社は創建年は不明ですが、元慶4年(880)に官位を与えられていた記録が残されており、かなり古い時代から存在が確認されている神社です。
岩倉の地の産土神として、千年以上大切にされてきたそうです。 -
境内の一角には、紅葉の絨毯が敷かれていました。
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岩倉具視幽棲旧宅を訪れましたが、門が閉まっていました。
休館日でないことは確認していたのに。。と思いましたが、入口はこちらではないようです。岩倉具視幽棲旧宅 対岳文庫 名所・史跡
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敷地を囲む白壁に沿って廻り込むと、岩倉具視幽棲旧宅の入口が現れました。
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入口から見ると少し高くなった場所に大きな茅葺屋根が見えています。
庭園に立っていると思われる松の木は、茅葺屋根を遥かにしのぐ高さに育っています。 -
幽棲と聞いて質素な庵で晴耕雨読みたいなイメージを持って訪れたのですが、想像とは全く違う邸宅でした。再び世に出るために多くの人と会ったり、策謀を語り合うような場でもあったようなので、人の目に付く市街地より、郊外の邸宅の方が却って都合が良かったかもしれませんね。
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岩倉村えい髪碑。
岩倉具視の遺髪が埋められている場所です。 -
主屋を増築した後に付属屋となりましたが、最初に岩倉具視が、大工の藤吉から購入した居宅部分。住居を増築するまでは、こちらで居住していました。
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付属屋から眺めた主屋(正面)と繋屋(右)
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現在はガラス窓になっていますが、障子風の枡格子で装飾されています。
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庭園に面した主屋の座敷。居間兼応接間として使用していたんでしょうね。
付属屋と違い、床の間や床脇を備えた格式の高い造りになっています。 -
敷地内に建てられた対岳文庫は、岩倉具視に関する資料の展示・収蔵するための施設です。
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バスで国際会館駅まで戻った後、路線的にバスで向かう方法がイマイチよく分からなかったため、タクシーに乗って蓮華寺に到着。
蓮華寺 寺・神社・教会
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門を通り過ぎると、境内は紅葉で紅く染まっていました。
丁度この年にTVCMにも出ていたので、混んだりガヤガヤしていると嫌だなあと思いつつ訪問しましたが、予想より参拝客も少なく静かだったので安心しました。 -
柱の間から見える蓮華寺の庭園は、額縁に入った風景画のように見える事から、額縁庭園の一つに挙げられていますね。
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時期や時間帯にもよると思いますが、蓮華寺は結構静かにお庭を鑑賞できる寺院なので、個人的に好きな場所です。
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当初七条通にあった蓮華寺は、応仁の乱の影響で荒廃してしまいましたが、加賀藩の今枝近義が父の菩提を弔うために、寛文2年(1662)に現在地に再興しました。
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鮮やかな紅や黄色の葉も、色が落ち落葉に向かいつつある葉も含め、終わりつつある秋に彩りを添えてくれています。庭に面した座敷が薄暗い分、より鮮やかに庭園からの陽光を感じることが出来ます。
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蓮華寺の庭園は、元武士で隠棲後に多才な文化人として過ごした石川丈山が造園したと伝えられています。石川丈山だけではなく、江戸幕府の御用絵師・狩野探幽や儒学者の木下順庵、黄檗宗の開祖である隠元禅師なども蓮華寺の再興に力を尽くしたそうです。
石川丈山の終の棲家となった詩仙堂へは、明日訪れる予定です。 -
大きなお寺ではありませんが、庭園の散策もすることが出来ます。
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蓮華寺近くを流れる高野川を渡って、瑠璃光院に向かいます。
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対岸に渡った後は、住宅街を抜け、森の中の裏道を進んで行きます。
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瑠璃光院の入口に到着。
秋の特別拝観終了間近の時期で、予約不要期間だったのでそのまま入場。 -
瑠璃光院周辺の紅葉も見ごたえがありそうです。
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庭園の紅葉は、完全にピークを過ぎて色が落ちてしまっていましたが、霞がかかっているようにも見え、これはこれで幻想的な風景に思えます。
瑠璃光院 寺・神社・教会
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庭園の葉に陽光が降り注いでいる時間帯が、一番きれいに見えるでしょうね。
私は午前中に訪れる事が多いので、少し薄暗いタイミングが多いなと思っています。 -
正面より、側面の葉の方が色が濃く残っていますね。
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磨き上げられた机はないのでリフレクションの風景は楽しめませんが、他の窓から見える紅葉の方が、庭園部分より遥かに色付きが残っていました。
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一見、静かにお庭を鑑賞できてそうですが、実際はカオスでした。
大人しく座って静かに庭園鑑賞している日本人。係の人の注意を振り払って生配信を続けようとする欧米人。庭園鑑賞している人たちの視界を遮って、縁側でポーズを変えながら何枚も自分を取り続けているアジア人。
予約必須期間だとまた違うのかもしれませんが、余りにも有名になり過ぎてテーマパーク化してしまっていたので、今の状況が続く限り、私はもう自分の意思では来ないかなと思いました。根本的な考え方や育った環境が違い過ぎて、理解してもらうこと自体が難しいと思っていますが、やはり最低限の気遣いや情緒が存在する空間を眺めたいかな。 -
叡山ケーブル「ケーブル八瀬駅」のすぐ横に位置する散策路「八瀬もみじの小径」。
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散策路周辺には見事な紅葉が拡がっていました。
拝観料などもかからず、無料で紅葉狩りが出来ます。 -
高野川を再度渡って、バス停に向かいます。
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バス停前の紅葉も鮮やかに色付いていました。
バスに乗って、市街方面に戻ります。
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