2022/11/25 - 2022/11/26
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赤い彗星さん
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早朝から南禅寺の紅葉を見てテンションが上がったたまま、
お隣の永観堂を訪問。モミジの永観堂の名の通り、
境内は見事に紅葉で染まっていました。
永観堂の紅葉に圧倒された余韻を残したまま、
予約していた無鄰菴を訪問。観光客だらけだった先ほどとは一転。
静かでのんびりと落ち着いた時間を過ごすことが出来ました。
- 旅行の満足度
- 5.0
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南禅寺から永観堂の入口に向かう途中に目にする南門。
拝観後の出口になっている門です。
ここだけでも十分に絵になるほど、紅葉が目に付きます。 -
永観堂の塀沿いに進んで行くと、白壁から道に溢れ出るような紅葉を目にすることが出来ます。
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入場口となっている総門に到着。
永観堂 (禅林寺) 寺・神社・教会
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総門から境内に入り、中門に向かう時点ですでに紅葉が美しい。
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中門もモミジに囲まれていて、紅葉で彩られています。
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境内の片隅にひっそりと佇んでいる浴室。
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禅寺の浴室は、基本的に蒸し風呂ですね。
永観堂の浴室は、個室のサウナのような小ささでした。 -
建物の白壁もすっかり紅葉に隠れて目立たなくなっています。
永観堂 禅林寺は、平安時代初期の863年に弘法大師:空海の弟子である真紹僧都が、禅林寺を創建したのが始まりです。 -
永観堂は建物内の撮影は不可ですが、建物内から中庭などを写すことは許可されています。
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中庭は紅葉よりも緑の方が、勢力が強いようです。
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釈迦堂に面した唐門。唐門の前には盛り砂がされています。
勅使が訪れた際には、盛り砂を踏んで身を清めてからお堂に上がるそうです。 -
唐門横の紅葉。
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境内で一番大きな建物御影堂からの風景①
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境内で一番大きな建物御影堂からの風景②
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開山堂などに向かう事が出来る御影堂裏手の渡り廊下。
今回は、予約時間の関係でパス。 -
御影堂横の通路を通って、裏手の山腹にある多宝塔に行く事が出来ます。
こちらも今回はパス。 -
阿弥陀堂と紅葉。
禅林寺が創建されてから、約200年以上経った頃の永観律師が住職の時代、貧しい人々を救済するために奔走していた永観律師を慕う人々によって、永観堂と呼ばれるようになったそうです。
阿弥陀堂には、阿弥陀様が振り返って永観を見つめ、「永観、遅し」と声を掛けたという伝説から、永観を振り返っている姿を現したみかえり阿弥陀が安置されています。 -
境内の放生池に架かる極楽橋に向かって伸びる階段の風景。
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赤紫の落ち葉の海の中で、離れ小島のような羊歯の緑。
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観光客で一杯の境内ですが、ひんやりとした空気も気持ちよく、上を向いて歩くと紅葉と青い空が見えて心の充たされる散歩になりました
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色ムラもなく、モミジが赤一色に染まっています。
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皇室の方や皇室の使者のみ通過を許される唐門(勅使門)。
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赤も黄色も染まり切って綺麗だなあ。
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葉に降りた霜が解けて、モミジの上で水滴になっています。
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境内の紅葉の風景①
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1本のモミジの葉があらゆる色に色付いていて、緑⇒薄緑⇒黄色⇒オレンジ⇒赤と色の移り変わりが観察できる状況になっていました。
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境内の紅葉の風景②
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小川に沈んだ落ち葉も色を保ったまま、いいアクセントになっています。
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境内中央の放生池の小島に安置されている弁天社。
鳥居の扁額に書かれている通り、弁財天が祀られています。 -
永観堂の写真でよく見かける多宝塔と紅葉の風景。
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境内の紅葉の風景③
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日本画家・鈴木松僊の発願で、1914(大正3年)に建立された画仙堂。
松僊の祖父で同じく画家であった百年の雅号が、画仙堂だったそうです。 -
通行は出来ない極楽橋と屋根だけ見えているのは御影堂。
参拝客が流れるように、交差するような場所はほとんどなく通路が設定されていますが、紅葉の時期でなければこの橋も渡れるのかな。
何年も前に一度来た事があるけど、全く記憶にない。 -
境内の紅葉の風景④
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先程見かけた小川の下流側。
小川と紅葉だけでなく、和風の垣根とよく調和しています。 -
永観堂から、南禅寺方面に戻ってきて、大本山南禅寺の額が掛かった中門を通り過ぎた後の写真。この中門の手前には大きな駐車場があり、観光バスから続々と団体客が降りてきて、まだ平日の午前中なのに観光客だらけになりつつありました。
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南禅寺方面の喧騒から離れて、蹴上インクライン上に架かる橋の上を通って、無鄰菴に向かいます。
インクライン 名所・史跡
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無鄰菴の入り口は、狭い路地に面した場所にあります。
蹴上駅や南禅寺方面からは、壁沿いに廻り込む必要があります。無鄰菴庭園 名所・史跡
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受付待ちの間、頭上の紅葉をパチリ。
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無鄰菴入口から、門の方面を見た風景。
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無鄰菴に入場すると、すぐに光もあまり当たらない小さな中庭が目に入ります。
建物に灯りを取り込む目的としては充分なのかもしれません。 -
円形の灯り取りの窓。
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時間予約制で観光客も数える程しかいないので、先ほどの南禅寺方面の喧騒が嘘のように落ち着いて過ごすことが出来ます。
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恐らく同時間帯の拝観者は20名ぐらいいるのだけど、タイミングが合うと誰もいないかのような写真を撮ることも可能でした。
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無鄰菴は、長州出身で奇兵隊の幹部として戊辰戦争を戦い、明治に入ってから内閣総理大臣や陸軍大将などを歴任した山県有朋が、明治29年に建てた別荘です。
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無鄰菴は、明治~大正期に活躍した七代目小川治兵衛により作庭されました。
近代日本庭園の傑作と云われるほどの名庭園です。
私自身、結構最近まで存在を知らなかったのは内緒です。。 -
庭園から、母屋を望む。
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紅葉もいいけど、苔庭も好き。
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深さのある池ではなく、石なども顔を覗かせている水面なので、鏡に映したようなリフレクションとはいきませんが、これはこれで趣きがあります。
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紅葉が水面でユラユラ。
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無鄰菴の風景。
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水べりに建つポストのようなフォルムの燈籠。
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庭園をぐるっと巡ってきて、横から眺めた母屋。
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母屋の横に建てられた小さな洋館を訪問します。
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1階は蔵になっていて、内部はギャラリーになっています。
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2階の窓が閉ざされ日の明かりが入らない暗い洋間は、別荘の主である山県有朋や伊藤博文などの明治維新の立役者たちが、日露開戦に向けて会談した「無鄰菴会議」で使用された部屋です。
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苔に埋もれているかのような石灯籠。
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徐々に赤く色づいている低層の植物。最終的には真っ赤に染まるのかな。
今のままでもカラフルで十分に綺麗。 -
母屋の床の間。
絵画が飾られているのもいいけど、このような装飾もシンプルで好き。 -
最後にもう一度庭園を眺めて、無鄰菴を後にします。
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駅に向かう前に橋の上から、桜の名所で有名なインクラインを眺めました。
この時期は、散策している人は誰もいませんでした。 -
お昼は店名の通り、高倉二条にある麺や高倉二条へ。
看板などもなくお店がなかなか見つからず苦労したけど、外装を見て納得。
ドアの手すりに小さく店名が書いてあるだけで、遠くから見つける事が出来るような目印はなし。麺や高倉二条 グルメ・レストラン
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店内に数名座って待つことが出来るスペースがあります。
食券機でメニューを選ぶ際に、麺の種類や具材も自由に組み合わせる事が出来るので、チャーシューではなくホルモンを選択。
魚介の利いた濃厚豚骨醤油の美味しいラーメンでした。
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