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京都の桜の名所を訪ねるため、東山を行ったり来たりしながら、<br />哲学の道までやってきました。<br />紅葉の時期は、ピーク時期と重なり平日でもかなりの人出でしたが、<br />今年は例年より早い開花だったため、金曜日でもスムーズに行動出来ました。<br /><br />哲学の道沿いは、京都有数の桜の名所ということもあって、<br />凄い数の桜が咲き乱れていました。<br />哲学の道を歩きながら、途中の大豊神社に参拝し、<br />南禅寺を経由して、蹴上インクラインに向かいます。

京都訪問2023④(白河疎水を彩る満開の桜を見ながら、蹴上インクラインまで南下:京都市・哲学の道、大豊神社、南禅寺、蹴上インクライン)

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2023/03/24 - 2023/03/26

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旅行記グループ 京都訪問

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赤い彗星

赤い彗星さん

この旅行記のスケジュール

2023/03/24

この旅行記スケジュールを元に

京都の桜の名所を訪ねるため、東山を行ったり来たりしながら、
哲学の道までやってきました。
紅葉の時期は、ピーク時期と重なり平日でもかなりの人出でしたが、
今年は例年より早い開花だったため、金曜日でもスムーズに行動出来ました。

哲学の道沿いは、京都有数の桜の名所ということもあって、
凄い数の桜が咲き乱れていました。
哲学の道を歩きながら、途中の大豊神社に参拝し、
南禅寺を経由して、蹴上インクラインに向かいます。

旅行の満足度
4.5

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  • 圓光寺参拝後、一乗寺から南下し、哲学の道に到着。

    圓光寺参拝後、一乗寺から南下し、哲学の道に到着。

    哲学の道 名所・史跡

    疎水沿いの桜の回廊を歩ける散策路 by 赤い彗星さん
  • まずは銀閣寺方面に向けて散策していきます。

    まずは銀閣寺方面に向けて散策していきます。

  • 琵琶湖から京都に水を引くために造られた運河沿いには、450本の桜が植えられています。

    琵琶湖から京都に水を引くために造られた運河沿いには、450本の桜が植えられています。

  • 銀閣寺から若王子神社の疎水沿いは、約2kmに渡って桜並木が並んでいます。

    銀閣寺から若王子神社の疎水沿いは、約2kmに渡って桜並木が並んでいます。

  • 哲学の道の桜の風景①

    哲学の道の桜の風景①

  • 大正時代に日本画家の橋本関雪夫妻が、疎水沿いに桜を植えてくれたおかげで、現代まで桜を楽しむ事で出来ています。

    大正時代に日本画家の橋本関雪夫妻が、疎水沿いに桜を植えてくれたおかげで、現代まで桜を楽しむ事で出来ています。

  • 哲学の道の桜の風景②

    哲学の道の桜の風景②

  • 桜が散る際も疎水に花びらが流れて、それもまた美しい風景になるんだろうな。

    桜が散る際も疎水に花びらが流れて、それもまた美しい風景になるんだろうな。

  • 銀閣寺前の哲学の道の石碑が建つ場所から、南禅寺に向けての運河沿いの散策路を進んで行きます。

    銀閣寺前の哲学の道の石碑が建つ場所から、南禅寺に向けての運河沿いの散策路を進んで行きます。

  • 哲学の道の由来となった哲学者の西田幾多郎は、毎日思案しながら疎水沿いの道を散策していたそうですが、桜並木が出来上がっていく風景をリアルタイムに見ていたのかもしれませんね。

    哲学の道の由来となった哲学者の西田幾多郎は、毎日思案しながら疎水沿いの道を散策していたそうですが、桜並木が出来上がっていく風景をリアルタイムに見ていたのかもしれませんね。

    哲学の道のソメイヨシノ 花見

  • 哲学の道の桜の風景③

    哲学の道の桜の風景③

  • 散策路沿いには、カフェやお土産物屋なども並んでいて多くの観光客で賑わっていました。

    散策路沿いには、カフェやお土産物屋なども並んでいて多くの観光客で賑わっていました。

  • 哲学の道の桜の風景④

    哲学の道の桜の風景④

  • 哲学の道の桜の風景⑤

    哲学の道の桜の風景⑤

  • 橋上に置かれた木製のほっこり地蔵。

    橋上に置かれた木製のほっこり地蔵。

  • 哲学者の西田幾多郎が詠んだ歌を刻んだ石碑も設置されています。

    哲学者の西田幾多郎が詠んだ歌を刻んだ石碑も設置されています。

  • 桜満開の小径ですが、場所によってはすでに桜の葉が目立つ場所も現れていました。

    桜満開の小径ですが、場所によってはすでに桜の葉が目立つ場所も現れていました。

  • ソメイヨシノだけではなく、枝垂桜も咲いていました。

    ソメイヨシノだけではなく、枝垂桜も咲いていました。

  • 哲学の道散策中に目に入った幟。<br />狛ねずみの社とはいかなるものか、気になったので早速参拝してみます。

    哲学の道散策中に目に入った幟。
    狛ねずみの社とはいかなるものか、気になったので早速参拝してみます。

    大豊神社 寺・神社・教会

    哲学の道沿いに建つ多くの動物に守られた社 by 赤い彗星さん
  • 鳥居までは、真っ直ぐな石畳の参道が続いています。

    鳥居までは、真っ直ぐな石畳の参道が続いています。

  • 大豊神社の手水舎。<br />神社裏手にある椿ヶ峰から湧き出るご神水を利用しているようです。<br />椿ヶ峰は名前の通り、椿で有名な山のようで手水鉢にも花が添えられていました。

    大豊神社の手水舎。
    神社裏手にある椿ヶ峰から湧き出るご神水を利用しているようです。
    椿ヶ峰は名前の通り、椿で有名な山のようで手水鉢にも花が添えられていました。

  • 石造りの鳥居には、まだ新しく見える扁額が掛かっています。

    石造りの鳥居には、まだ新しく見える扁額が掛かっています。

  • 境内中央の拝殿。<br />大豊神社は、平安時代の仁和3年(887)に藤原淑子が、宇多天皇の病気平癒祈願のため、椿ヶ峰山中に創建したと伝わっています。<br />

    境内中央の拝殿。
    大豊神社は、平安時代の仁和3年(887)に藤原淑子が、宇多天皇の病気平癒祈願のため、椿ヶ峰山中に創建したと伝わっています。

  • 拝殿右手に建っている絵馬堂。<br />絵馬よりも献灯提灯や奉納された酒樽が、目に入ってしまいます。

    拝殿右手に建っている絵馬堂。
    絵馬よりも献灯提灯や奉納された酒樽が、目に入ってしまいます。

  • 拝殿の後ろの高台に本殿が鎮座しています。<br />寛仁年間(1017~1020)に椿ヶ峰山中から、現在の場所に遷されたそうです。

    拝殿の後ろの高台に本殿が鎮座しています。
    寛仁年間(1017~1020)に椿ヶ峰山中から、現在の場所に遷されたそうです。

  • 小さな本殿なので、大きな枝垂桜に覆われて完全に隠れてしまっています。<br />訪れたタイミングでは、花が終わっていましたが、右手には遅咲きの梅が植えられており、紅い梅と白い桜が同時に咲いているのを見る事が出来る年もあるようです。<br />丸山公園の枝垂桜の子孫が植えられているそうです。

    小さな本殿なので、大きな枝垂桜に覆われて完全に隠れてしまっています。
    訪れたタイミングでは、花が終わっていましたが、右手には遅咲きの梅が植えられており、紅い梅と白い桜が同時に咲いているのを見る事が出来る年もあるようです。
    丸山公園の枝垂桜の子孫が植えられているそうです。

  • 本殿への階段を登った場所にある福縁の石。椿の花で装飾されていました。手水舎同様、参拝客を楽しませようとする神社の方の心遣いでしょうね。

    本殿への階段を登った場所にある福縁の石。椿の花で装飾されていました。手水舎同様、参拝客を楽しませようとする神社の方の心遣いでしょうね。

  • 大豊神社の本殿。<br />病気平癒祈願で創建された神社ということで、医薬の神様である少彦名命(すくなひこなのみこと)が祀られています。後世、菅原道真と応神天皇も合祀され、健康長寿、学業、勝ち運などのご神徳があるそうです。

    大豊神社の本殿。
    病気平癒祈願で創建された神社ということで、医薬の神様である少彦名命(すくなひこなのみこと)が祀られています。後世、菅原道真と応神天皇も合祀され、健康長寿、学業、勝ち運などのご神徳があるそうです。

  • 本殿を護る狛巳。顔を下に向けているのでよくわからないけど、恐らく吽像。

    本殿を護る狛巳。顔を下に向けているのでよくわからないけど、恐らく吽像。

  • 本殿を護る狛巳。少しだけ口が開いているので阿像の方かな。

    本殿を護る狛巳。少しだけ口が開いているので阿像の方かな。

  • 本殿裏手は、南国に来たかと錯覚してしまうほど、シダ植物が生い茂っていました。

    本殿裏手は、南国に来たかと錯覚してしまうほど、シダ植物が生い茂っていました。

  • 本殿左奥の境内末社、鬼門除けの日吉社と火除けの愛宕社。<br />日吉社を護るのは狛猿。愛宕社は、狛鳶に守られています。

    本殿左奥の境内末社、鬼門除けの日吉社と火除けの愛宕社。
    日吉社を護るのは狛猿。愛宕社は、狛鳶に守られています。

  • 境内末社の大国社を護っているのが、幟にも書かれていた狛ねずみ。<br />大国社に祀られている大国主命は、出雲大社の御祭神としても有名ですが、古事記神話で素戔嗚尊に試練を与えられた大国主命が、平原での火攻めで窮地に陥った際に、地下の穴に導き助けたのがねずみということで、御祭神と所縁のある動物です。

    境内末社の大国社を護っているのが、幟にも書かれていた狛ねずみ。
    大国社に祀られている大国主命は、出雲大社の御祭神としても有名ですが、古事記神話で素戔嗚尊に試練を与えられた大国主命が、平原での火攻めで窮地に陥った際に、地下の穴に導き助けたのがねずみということで、御祭神と所縁のある動物です。

  • 大国社の鳥居は、かなり低いので頭をぶつけないように注意が必要です。

    大国社の鳥居は、かなり低いので頭をぶつけないように注意が必要です。

  • 大国社横には、境内末社の稲荷社。<br />稲荷社と云えばキツネということで、狛狐が鎮座しています。

    大国社横には、境内末社の稲荷社。
    稲荷社と云えばキツネということで、狛狐が鎮座しています。

  • 写真で見ると花火のようにも見える満開の枝垂桜。<br />桜並木もいいですが、一本だけ豪勢に咲いている桜もとても印象的です。

    写真で見ると花火のようにも見える満開の枝垂桜。
    桜並木もいいですが、一本だけ豪勢に咲いている桜もとても印象的です。

  • 哲学の道から逸れた場所に建っている一の鳥居。<br />大豊神社への参拝は、本来はこちらが出発点ですね。

    哲学の道から逸れた場所に建っている一の鳥居。
    大豊神社への参拝は、本来はこちらが出発点ですね。

  • 永観堂と南禅寺の間に位置する大寂門。<br />この門を過ぎると、南禅寺の敷地内です。

    永観堂と南禅寺の間に位置する大寂門。
    この門を過ぎると、南禅寺の敷地内です。

  • 南禅寺の法堂は、桜に囲まれていました。

    南禅寺の法堂は、桜に囲まれていました。

  • 南禅寺塔頭の塀際も桜が咲き乱れています。

    南禅寺塔頭の塀際も桜が咲き乱れています。

  • 南禅寺の法堂。

    南禅寺の法堂。

    南禅寺 寺・神社・教会

  • 三門越しの風景。桜の花も見えていますが、紅葉の時期の方が鮮やかな風景を目にすることが出来るように思います。

    三門越しの風景。桜の花も見えていますが、紅葉の時期の方が鮮やかな風景を目にすることが出来るように思います。

  • 寺院の山門に昇るの好きなのだけど、秋に続き春も昇らなかった。

    寺院の山門に昇るの好きなのだけど、秋に続き春も昇らなかった。

  • 南禅寺の塔頭の一つ、天授庵に寄ってみる事にしました。

    南禅寺の塔頭の一つ、天授庵に寄ってみる事にしました。

  • 寺院の門を過ぎると、正面に立派な庫裏が現れます。

    寺院の門を過ぎると、正面に立派な庫裏が現れます。

    天授庵 (南禅寺塔頭) 名所・史跡

  • 天授庵は、暦応2年(1339年)南禅寺を開山した無関普門を祀るために、南禅寺第15世の虎関師錬が建立した塔頭寺院です。<br />南禅寺の大火や応仁の乱による兵火により、建物も失われ荒廃してしまったそうですが、南禅寺住持の玄圃霊三が細川幽斎に復興を依頼し再建されました。

    天授庵は、暦応2年(1339年)南禅寺を開山した無関普門を祀るために、南禅寺第15世の虎関師錬が建立した塔頭寺院です。
    南禅寺の大火や応仁の乱による兵火により、建物も失われ荒廃してしまったそうですが、南禅寺住持の玄圃霊三が細川幽斎に復興を依頼し再建されました。

  • 天授庵には二つの庭園が存在し、こちらは本堂前庭(東庭)の枯山水庭園。<br />紅葉で有名な庭園です。

    天授庵には二つの庭園が存在し、こちらは本堂前庭(東庭)の枯山水庭園。
    紅葉で有名な庭園です。

  • もう一つは、書院南庭の池泉回遊式庭園です。<br />大きな池が拡がり、苔に覆われた庭園です。

    もう一つは、書院南庭の池泉回遊式庭園です。
    大きな池が拡がり、苔に覆われた庭園です。

  • 本堂には、再建時に描かれた長谷川等伯による三十二面もの襖絵が存在するそうですが、通常非公開です。(特別拝観により公開される時があるそう。)

    本堂には、再建時に描かれた長谷川等伯による三十二面もの襖絵が存在するそうですが、通常非公開です。(特別拝観により公開される時があるそう。)

  • 京都の桜の名所の一つ、蹴上インクラインにやってきました。

    京都の桜の名所の一つ、蹴上インクラインにやってきました。

  • 蹴上インクラインは、疏水上流の蹴上船溜と下流の南禅寺船溜を結んだ線路で、高低差36Mの陸地を移動するために台車に船を乗せて輸送していました。

    蹴上インクラインは、疏水上流の蹴上船溜と下流の南禅寺船溜を結んだ線路で、高低差36Mの陸地を移動するために台車に船を乗せて輸送していました。

    インクライン 名所・史跡

  • 琵琶湖と淀川を結ぶ船運や旅客輸送で大いに賑わったそうですが、鉄道が敷かれたり、貨物の陸送化が進んだことから、昭和26年を最後に廃止されました。

    琵琶湖と淀川を結ぶ船運や旅客輸送で大いに賑わったそうですが、鉄道が敷かれたり、貨物の陸送化が進んだことから、昭和26年を最後に廃止されました。

  • 疏水上流下流を結んだ線路はそのまま残されており、いつでも自由に散策出来る場所です。線路両側の桜並木も満開で多くの観光客で賑わっていました。<br />(一見空いているように見えるのは、人の写っていない写真をチョイスしただけ。)

    疏水上流下流を結んだ線路はそのまま残されており、いつでも自由に散策出来る場所です。線路両側の桜並木も満開で多くの観光客で賑わっていました。
    (一見空いているように見えるのは、人の写っていない写真をチョイスしただけ。)

  • インクラインを登り切った場所に立つ大きな枝垂れ桜。

    インクラインを登り切った場所に立つ大きな枝垂れ桜。

  • 琵琶湖の水を京都に供給している琵琶湖疎水。

    琵琶湖の水を京都に供給している琵琶湖疎水。

    琵琶湖疏水 名所・史跡

  • 琵琶湖疎水を利用した水力発電所。日本最初の水力発電所です。<br />この水力発電所で発電した電力でインクラインの台車を動かしていたそうです。

    琵琶湖疎水を利用した水力発電所。日本最初の水力発電所です。
    この水力発電所で発電した電力でインクラインの台車を動かしていたそうです。

  • レンガ造りのねじりまんぽとインクラインの桜。

    レンガ造りのねじりまんぽとインクラインの桜。

    琵琶湖疏水ねじりまんぼ 公園・植物園

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