2018/02/09 - 2018/02/10
191位(同エリア561件中)
赤い彗星さん
この旅行記スケジュールを元に
そうだ、京都行こう と思ったものの、市内は宿も高く、外国人観光客で一杯と耳にしたため、落ち着いて観光出来そうな奈良にターゲットを変更。
どうせなら観光しながら、奈良に南下していくかという事で、行った事のない山科方面と朱く修繕されてからは初訪問となる平等院に、寄り道する事にしました。
- 旅行の満足度
- 4.0
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早朝から、醍醐寺にやってきました。
山頂の上醍醐、金堂や五重塔等を擁する下醍醐と広大な寺領を誇ります。醍醐寺 寺・神社・教会
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観光客もほとんどいない朝一の時間帯なので、のんびりと廻れそうです。
醍醐寺 寺・神社・教会
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国宝や重要文化財を、数え切れないくらい収蔵している霊宝館です。
国宝の上醍醐薬師堂本尊の薬師三尊像や重文の木造五大明王像などが、
体育館のようにガランとした大展示室に安置されています。醍醐寺 寺・神社・教会
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三宝院の庭園に面した国宝の唐門です。
豊臣秀吉の「醍醐の花見」が開かれた翌年(1599)に建てられました。醍醐寺 寺・神社・教会
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醍醐寺のこの正面の通路を見ただけでも、巨大な寺院というのが分かります。
醍醐寺 寺・神社・教会
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三宝院に入場します。
私が拝観した時は通常期であったため、霊宝館・三宝院・伽藍合わせて、800円でした。春・秋季は、1,500円に値上がりするようです。倍ですね。醍醐寺 寺・神社・教会
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先程、表から見た唐門が、庭園の向こうに見えています。
醍醐寺 寺・神社・教会
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庭園を眺める事が出来る表書院は、国宝に指定されています。
建物内は撮影禁止なので、欄干しか写っていませんが。。醍醐寺 寺・神社・教会
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三宝院の庭園は、中心に大きな池を設けた池泉回遊式庭園です。
醍醐寺 寺・神社・教会
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中庭の庭園。
三宝院は、醍醐寺の本坊的な建物で、歴代座主が暮らしていました。醍醐寺 寺・神社・教会
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1605年、豊臣秀頼により再建された西大門です。
西大門に安置されている仁王像は、平安時代に造られたものです。醍醐寺 寺・神社・教会
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京都最古の建造物となる、国宝の五重塔。
醍醐天皇の冥福を祈るため、951年に建てられました。醍醐寺 寺・神社・教会
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2度焼失した後、豊臣秀吉が命じ、秀頼の代になって完成した金堂です。醍醐寺の本尊である薬師如来坐像が安置されている、国宝の建造物です。
醍醐寺 寺・神社・教会
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下醍醐を通過し、上醍醐に向かいます。
登り口の入口にあたる場所には、鳥居が建っています。醍醐寺 寺・神社・教会
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下醍醐と上醍醐は、別料金になっています。
登山口で入場料を支払って、山を登っていきます。醍醐寺 寺・神社・教会
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登り始めたあたりは、坂も緩やかで結構楽に登れるのかなと期待してしまいました。
醍醐寺 寺・神社・教会
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坂だったり、階段だったりと足元は変わりますが、ひたすら登り続けます。
醍醐寺 寺・神社・教会
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拝観当時は、この冬一番の寒さを記録した日。
小さな滝が、凍り付いていました。醍醐寺 寺・神社・教会
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後半、結構バテてフーフー言いながら、どうにか上醍醐に到着しました。
最初に目にする建物は、上醍醐寺務所です。醍醐寺 寺・神社・教会
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上醍醐も山頂周りが開かれて、想像より多くの建物が点在しているようです。
醍醐寺 寺・神社・教会
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国宝の薬師堂です。
平安時代から残る、上醍醐最古の建物です。 -
国歌鎮護を祈祷した道場となる五大堂です。
醍醐寺 寺・神社・教会
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重要文化財の開山堂です。
豊臣秀頼により再建された、山上最大の建造物です。醍醐寺 寺・神社・教会
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山上の木々の間からの景色。
醍醐寺 寺・神社・教会
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重要文化財の如意輪堂です。
こちらも豊臣秀頼により、再建されました。醍醐寺 寺・神社・教会
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上醍醐に今も湧き出る湧水は、醍醐水と呼ばれています。
醍醐寺の名前の由来となった湧水です。
平安時代、醍醐寺開祖の聖宝が、笠取山で修業をしていた際に
山を守っている横尾明神が湧水を飲み、「あぁ、醍醐味なるかな」と
感嘆の声を漏らしていたという伝説が残っています。醍醐寺 寺・神社・教会
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国宝の清龍宮拝殿です。
室町時代の1434年に再建された建物が、現在まで残っています。醍醐寺 寺・神社・教会
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帰りは総門を通って、醍醐寺を後にします。
醍醐寺 寺・神社・教会
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醍醐寺から南下して、萬福寺にやってきました。
重要文化財の総門をくぐって、寺内に入ります。
総門は、中国の様式で建てられています。黄檗山萬福寺 寺・神社・教会
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萬福寺もかなり大きなお寺のようですね。
禅宗の一派である黄檗宗のお寺です。黄檗山萬福寺 寺・神社・教会
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こちらも重要文化財の三門です。大きな楼門造りの建物です。
黄檗山萬福寺 寺・神社・教会
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観光用の開梆なのかな。結構すり減っているので、使い込まれているように思えます。
黄檗山萬福寺 寺・神社・教会
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重要文化財の天王殿です。
中には弥勒菩薩(布袋)と四天王、韋駄天が安置されています。黄檗山萬福寺 寺・神社・教会
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弥勒菩薩座像です。弥勒菩薩と云うより、どうみても布袋さんなのですが、布袋は弥勒菩薩の化身とされているらしく、萬福寺では弥勒仏とされています。
黄檗山萬福寺 寺・神社・教会
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広目天かな。
黄檗山萬福寺 寺・神社・教会
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宝塔を持った多聞天像。
黄檗山萬福寺 寺・神社・教会
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宝珠を持った持国天像。
黄檗山萬福寺 寺・神社・教会
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増長天かな。
黄檗山萬福寺 寺・神社・教会
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韋駄天像。
黄檗山萬福寺 寺・神社・教会
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誰もいない回廊。観光客も数人しかおらず、のんびりと静かに拝観する事ができました。
黄檗山萬福寺 寺・神社・教会
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回廊の吊灯籠は、現代に入ってから作成されたもののようですが、徳川家の家紋:三つ葉葵がデザインされています。
黄檗山萬福寺 寺・神社・教会
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重要文化財の寿塔と名付けられた、萬福寺開祖の隠元禅師の墳墓です。
中国様式で隠元禅師の生前に建造されました。黄檗山萬福寺 寺・神社・教会
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ファミレスのバーミヤンが、頭に浮かんでしまう。。
黄檗山萬福寺 寺・神社・教会
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中和園と名付けられた庭園。庭園に丸石は、あまり目にしない気がします。
黄檗山萬福寺 寺・神社・教会
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萬福寺の回廊は、重要文化財に指定されています。
黄檗山萬福寺 寺・神社・教会
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本堂となる大雄寶殿前に置かれている、大きくてカラフルな鼎。
黄檗山萬福寺 寺・神社・教会
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桃が装飾された珍しい扉は、桃戸と呼ばれているようです。
黄檗山萬福寺 寺・神社・教会
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巨大な木魚。
隠元禅師が来日した際に、木魚も日本に伝わりました。黄檗山萬福寺 寺・神社・教会
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獅子に腰掛ける隠元禅師像。
江戸時代、明の黄檗山萬福寺住職であった隠元隆琦は、日本からの招請に応じ、弟子20名と共に来日しました。宇治に開いた寺院も中国同様、黄檗山萬福寺と名付けられ、今に至ります。
隠元禅師は、インゲン豆、西瓜、蓮根、孟宗竹、木魚などを日本に伝えました。黄檗山萬福寺 寺・神社・教会
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大雄寶殿内の十八羅漢像。
黄檗山萬福寺 寺・神社・教会
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重要文化財の法堂。
黄檗山萬福寺 寺・神社・教会
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本堂となる重要文化財の大雄寶殿。
黄檗山萬福寺 寺・神社・教会
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魚の形をした開梆です。日常の行事や儀式の刻限を知らせる法器です。
黄檗山萬福寺 寺・神社・教会
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青銅製の雲版です。朝昼の食事と朝課の時に使用されています。
黄檗山萬福寺 寺・神社・教会
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重要文化財の鼓楼です。
2階には梵鐘が吊るされ、時を知らせる鐘が鳴らされていました。黄檗山萬福寺 寺・神社・教会
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大雄寶殿前景。
黄檗山萬福寺 寺・神社・教会
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京都南部をさらに南下し、宇治の平等院にやってきました。
以前訪れた際は、改修前の茶色い建物でしたが、平成の大改修後は初訪問となります。平等院 寺・神社・教会
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拝観料は600円ですが、+300円で鳳凰堂内部の拝観も出来ます。
平等院は、藤原道長の別荘であった宇治殿を、子の頼通が寺院に改めました。平等院 寺・神社・教会
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鳳凰堂内部は、仏師定朝作の国宝となる本尊阿弥陀如来像。
国宝の天蓋、壁に掛けられている国宝の雲中供養菩薩像等を
係りの人の説明付きで拝観する事が出来ました。平等院 寺・神社・教会
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国宝の雲中供養菩薩像や屋根に飾られていた国宝の初代鳳凰は、ミュージアム鳳翔館で鑑賞する事が出来ます。
平等院 寺・神社・教会
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宇治駅前の茶壷型ポスト。
宇治駅 (JR) 駅
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