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早朝京都に到着後、清水寺で桜を見た後、<br />産寧坂~二寧坂を通って高台寺へ向かいました。<br /><br />高台寺方丈からの唐門と枝垂れ桜の競演に京都らしさを<br />感じながら、ねねが晩年を過ごした圓徳院にも立ち寄ります。<br />高台寺拝観後は、京都屈指の桜の名所:円山公園に向けて北上していきます。

京都訪問2023②(清水寺から、桜の名所を訪ね歩きながら北上:京都市・高台寺、大谷祖廟、円山公園、八坂神社)

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2023/03/24 - 2023/03/26

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旅行記グループ 京都訪問

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赤い彗星

赤い彗星さん

この旅行記スケジュールを元に

早朝京都に到着後、清水寺で桜を見た後、
産寧坂~二寧坂を通って高台寺へ向かいました。

高台寺方丈からの唐門と枝垂れ桜の競演に京都らしさを
感じながら、ねねが晩年を過ごした圓徳院にも立ち寄ります。
高台寺拝観後は、京都屈指の桜の名所:円山公園に向けて北上していきます。

旅行の満足度
4.5

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  • 清水寺から、高台寺に向けて歩いて移動中。

    清水寺から、高台寺に向けて歩いて移動中。

  • 高台寺公園の道路に沿って植えられている桜が満開でした。

    高台寺公園の道路に沿って植えられている桜が満開でした。

  • 高台寺の入口に到着。ねねの台所に通じる坂であったことから、台所坂と呼ばれている緩やかな登り坂を進んで行きます。

    高台寺の入口に到着。ねねの台所に通じる坂であったことから、台所坂と呼ばれている緩やかな登り坂を進んで行きます。

  • 台所坂の頂上には、台所門が建てられています。この門をくぐると、料理が上手になると云われているそうです。勿論私もこの門のおかげで料理が上手になった。。。はず。

    台所坂の頂上には、台所門が建てられています。この門をくぐると、料理が上手になると云われているそうです。勿論私もこの門のおかげで料理が上手になった。。。はず。

  • 台所門を通過すると目の前に天満宮が鎮座しています。<br />御祭神の菅原道真公に所縁のある牛の像も安置されていますね。

    台所門を通過すると目の前に天満宮が鎮座しています。
    御祭神の菅原道真公に所縁のある牛の像も安置されていますね。

  • 庫裏の前に拡がる苔の庭園に建つ高台寺庭園の石碑。

    庫裏の前に拡がる苔の庭園に建つ高台寺庭園の石碑。

  • 大正時代に再建された庫裏。

    大正時代に再建された庫裏。

  • 東山の高台に位置している高台寺入口付近から見ることが出来る祇園閣と桜。<br />かなりピンクが強い品種ですね。

    東山の高台に位置している高台寺入口付近から見ることが出来る祇園閣と桜。
    かなりピンクが強い品種ですね。

  • 湖月庵と遺芳庵の間の通路脇から見える桜。

    湖月庵と遺芳庵の間の通路脇から見える桜。

  • 1908(明治41年)に高台寺境内に移築された遺芳庵。<br />江戸時代初期の豪商・灰屋紹益が、身請けした島原の名妓・2代目吉野太夫を偲んで建てた茶室と云われています。

    1908(明治41年)に高台寺境内に移築された遺芳庵。
    江戸時代初期の豪商・灰屋紹益が、身請けした島原の名妓・2代目吉野太夫を偲んで建てた茶室と云われています。

  • 開山堂と渡り廊下の途中に設けられた観月台。<br />高台寺の写真でよく見かけるアングルです。

    開山堂と渡り廊下の途中に設けられた観月台。
    高台寺の写真でよく見かけるアングルです。

  • 方丈に入場して、方丈前庭に向かって縁側を進んで行くと、最初に枝垂れ桜が目に入りました。

    方丈に入場して、方丈前庭に向かって縁側を進んで行くと、最初に枝垂れ桜が目に入りました。

  • 方丈前庭の枝垂れ桜は、満開で見事な咲きっぷり。

    方丈前庭の枝垂れ桜は、満開で見事な咲きっぷり。

  • 方丈前庭の唐門と枝垂れ桜の風景①

    方丈前庭の唐門と枝垂れ桜の風景①

    高台寺 寺・神社・教会

    人気スポットから歩いて行けるねねの寺 by 赤い彗星さん
  • 方丈前庭の唐門と枝垂れ桜の風景②

    方丈前庭の唐門と枝垂れ桜の風景②

  • 高台寺庭園のほぼ中央に位置する開山堂。<br />安土桃山時代に建築された重要文化財の建物です。<br />豊臣秀吉の御座船やねねが使用していた御所車の部材を天井の建材として利用しています。

    高台寺庭園のほぼ中央に位置する開山堂。
    安土桃山時代に建築された重要文化財の建物です。
    豊臣秀吉の御座船やねねが使用していた御所車の部材を天井の建材として利用しています。

  • 開山堂正面の中門。

    開山堂正面の中門。

  • 高台寺の中でも一番の高台に佇んでいる傘亭。

    高台寺の中でも一番の高台に佇んでいる傘亭。

  • 傘亭内部。華美な装飾などは全くなく、土壁に畳の質素な内装です。<br />茶室というと小さな明かり窓だけのものなども多いと思いますが、傘亭は非常に窓が多く、明るい室内になっています。

    傘亭内部。華美な装飾などは全くなく、土壁に畳の質素な内装です。
    茶室というと小さな明かり窓だけのものなども多いと思いますが、傘亭は非常に窓が多く、明るい室内になっています。

  • 傘亭と渡り廊下で繋がっている時雨亭。<br />共に重要文化財の茶室です。

    傘亭と渡り廊下で繋がっている時雨亭。
    共に重要文化財の茶室です。

  • 高台寺のお隣に鎮座している、桜に埋もれているような大きな霊山観音の後姿。

    高台寺のお隣に鎮座している、桜に埋もれているような大きな霊山観音の後姿。

  • 庭園内には、竹林も設けられています。

    庭園内には、竹林も設けられています。

  • 高台寺とのセット入場券を購入していたので、高台寺前の圓徳院に向かいます。<br />圓徳院の正門。元々この場所には、木下家の屋敷や歴代藩主の墓があったそうで、寺院の山門ではなく、屋敷の長屋門が正門になっています。

    高台寺とのセット入場券を購入していたので、高台寺前の圓徳院に向かいます。
    圓徳院の正門。元々この場所には、木下家の屋敷や歴代藩主の墓があったそうで、寺院の山門ではなく、屋敷の長屋門が正門になっています。

    圓徳院 寺・神社・教会

    高台寺前に建つねねが晩年を過ごした別院 by 赤い彗星さん
  • 圓徳院は、豊臣秀吉正妻のねねが、亡くなるまでの19年間を過ごした場所です。

    圓徳院は、豊臣秀吉正妻のねねが、亡くなるまでの19年間を過ごした場所です。

  • 圓徳の扁額が掛けられた門。

    圓徳の扁額が掛けられた門。

  • 豊臣秀吉が世話になったお礼として、西尾家に贈った手水鉢。<br />西尾家から寄贈され、こちらに置かれているそうです。

    豊臣秀吉が世話になったお礼として、西尾家に贈った手水鉢。
    西尾家から寄贈され、こちらに置かれているそうです。

  • 襖と床の間壁面に松竹梅が描かれています。

    襖と床の間壁面に松竹梅が描かれています。

  • 松竹梅図の竹がメインになっている襖。

    松竹梅図の竹がメインになっている襖。

  • 雪月花図襖。

    雪月花図襖。

  • 平成7年に赤松燎画伯により描かれた白龍図。<br />中央の白龍は豊臣秀吉を現しており、波濤から一気に天へと駆け上がる様子を秀吉が乱世を統一した様に見立てているそうです。

    平成7年に赤松燎画伯により描かれた白龍図。
    中央の白龍は豊臣秀吉を現しており、波濤から一気に天へと駆け上がる様子を秀吉が乱世を統一した様に見立てているそうです。

  • 枯山水の小さな南庭。

    枯山水の小さな南庭。

  • 長谷川等伯が描いた重要文化財の冬の絵。<br />三玄院住職の春屋宗園に襖絵の制作を度々懇願しても許可してもらえなかった等伯が、住職が暫く寺を空けている際に勝手に描いてしまったものと伝えられている襖絵です。

    長谷川等伯が描いた重要文化財の冬の絵。
    三玄院住職の春屋宗園に襖絵の制作を度々懇願しても許可してもらえなかった等伯が、住職が暫く寺を空けている際に勝手に描いてしまったものと伝えられている襖絵です。

  • 手水鉢に椿の花と竹の水栓が添えられていて、より和を感じる装いになっています。

    手水鉢に椿の花と竹の水栓が添えられていて、より和を感じる装いになっています。

  • 宗旦狐像。江戸時代に御所周辺に出没した古狐で、茶の湯の宗匠に化けて茶会に出たり、僧侶に化けたりしていたと云われている狐です。

    宗旦狐像。江戸時代に御所周辺に出没した古狐で、茶の湯の宗匠に化けて茶会に出たり、僧侶に化けたりしていたと云われている狐です。

  • 伏見城の北政所化粧御殿の前庭を移築した北庭。<br />江戸時代の大名でもあり、有名な作庭家でもある小堀遠州の手も加わっているそうです。

    伏見城の北政所化粧御殿の前庭を移築した北庭。
    江戸時代の大名でもあり、有名な作庭家でもある小堀遠州の手も加わっているそうです。

  • 元々伏見城に作庭された際は、池に水が張っていた池泉回遊式庭園でしたが、圓徳院に移築されてからは、水のない枯山水庭園になっています。

    元々伏見城に作庭された際は、池に水が張っていた池泉回遊式庭園でしたが、圓徳院に移築されてからは、水のない枯山水庭園になっています。

  • 円窓からは、椿の花が見えていました。

    円窓からは、椿の花が見えていました。

  • ねねの兄木下家定の嫡男:勝俊を祀る歌仙堂。<br />勝俊は、長囃子という号を持つ和歌の達人で歌聖と呼ばれていたそうです。

    ねねの兄木下家定の嫡男:勝俊を祀る歌仙堂。
    勝俊は、長囃子という号を持つ和歌の達人で歌聖と呼ばれていたそうです。

  • 入口は少し分かり辛い高台寺前にある高台寺掌美術館。<br />高台寺の拝観チケットで入場することが出来ます。<br />展示物がかなり少ない小美術館です。

    入口は少し分かり辛い高台寺前にある高台寺掌美術館。
    高台寺の拝観チケットで入場することが出来ます。
    展示物がかなり少ない小美術館です。

    高台寺掌美術館 美術館・博物館

  • ねねの道に面している御陵衛士屯所跡。<br />新選組から分派した伊東甲子太郎率いる御陵衛士の屯所跡ですね。<br />その後の新選組との抗争で伊東甲子太郎や試衛館以来の同士であった藤堂平助等も戦死しています。

    ねねの道に面している御陵衛士屯所跡。
    新選組から分派した伊東甲子太郎率いる御陵衛士の屯所跡ですね。
    その後の新選組との抗争で伊東甲子太郎や試衛館以来の同士であった藤堂平助等も戦死しています。

    月真院 (御陵衛士屯所跡) 寺・神社・教会

  • ねねの道沿いの建物に架けられていた大きな提灯。

    ねねの道沿いの建物に架けられていた大きな提灯。

  • ねねの道から見える祇園閣。

    ねねの道から見える祇園閣。

  • 高台寺から円山公園に向かう途中、長い参道の先に寺院の門があるのに気づき、寄り道してみる事にしました。

    高台寺から円山公園に向かう途中、長い参道の先に寺院の門があるのに気づき、寄り道してみる事にしました。

  • 高層の山門ではありませんが、唐破風が設けられた立派な総門。

    高層の山門ではありませんが、唐破風が設けられた立派な総門。

  • 総門を過ぎてすぐ左側に建っている太鼓堂。<br />望楼型天守のような形状をしている門番所も兼ねていた建物です。<br />かつては時を知らせるための太鼓が据えられていました。

    総門を過ぎてすぐ左側に建っている太鼓堂。
    望楼型天守のような形状をしている門番所も兼ねていた建物です。
    かつては時を知らせるための太鼓が据えられていました。

  • 1702(元禄15)年に建てられた境内最古の建物となる本堂。<br />大谷祖廟は、東本願寺の飛地境内となっています。

    1702(元禄15)年に建てられた境内最古の建物となる本堂。
    大谷祖廟は、東本願寺の飛地境内となっています。

  • 浄土真宗の宗祖である親鸞聖人が眠る御廟。<br />中央の唐門や透塀には、見事な装飾が施されています。

    浄土真宗の宗祖である親鸞聖人が眠る御廟。
    中央の唐門や透塀には、見事な装飾が施されています。

    大谷祖廟 寺・神社・教会

  • 境内から見た総門と太鼓堂。

    境内から見た総門と太鼓堂。

  • 大谷祖廟のすぐ横に位置している円山公園に到着。<br />敷地に入ると、いきなり大きな枝垂れ桜が目の前に現れました。

    大谷祖廟のすぐ横に位置している円山公園に到着。
    敷地に入ると、いきなり大きな枝垂れ桜が目の前に現れました。

    円山公園 公園・植物園

    京都有数の桜の名所 by 赤い彗星さん
  • 京都高知県人会有志によって建てられた坂本龍馬と中岡慎太郎像。<br />台座には、両名共に先生と記されており、高知県の人にとって格別な存在であることが分かります。

    京都高知県人会有志によって建てられた坂本龍馬と中岡慎太郎像。
    台座には、両名共に先生と記されており、高知県の人にとって格別な存在であることが分かります。

  • 円山公園は、明治19(1886)年に開園した京都市内で最も古い公園です。<br />八坂神社の境内に造られた公園なので、すぐ横に八坂神社が位置しています。

    円山公園は、明治19(1886)年に開園した京都市内で最も古い公園です。
    八坂神社の境内に造られた公園なので、すぐ横に八坂神社が位置しています。

  • 園内には300本もの桜が植えられており、無料で見学できるため、大勢の観光客が訪れていました。着物を着た海外からの観光客の方などが記念撮影をしていましたが、本当に映える場所なんだろうなと思います。

    園内には300本もの桜が植えられており、無料で見学できるため、大勢の観光客が訪れていました。着物を着た海外からの観光客の方などが記念撮影をしていましたが、本当に映える場所なんだろうなと思います。

  • 円山公園中央に植えられている祇園枝垂桜。<br />園内でも最も大きな桜の一つで、盛り土された場所に植えられているので非常に目立ちます。初代の祇園枝垂桜は、昭和22年に枯死してしまい、初代の種子から育て上げられた2代目の祇園枝垂桜を現在見る事が出来ます。

    円山公園中央に植えられている祇園枝垂桜。
    園内でも最も大きな桜の一つで、盛り土された場所に植えられているので非常に目立ちます。初代の祇園枝垂桜は、昭和22年に枯死してしまい、初代の種子から育て上げられた2代目の祇園枝垂桜を現在見る事が出来ます。

  • 園内の縦長の枝垂れ桜。

    園内の縦長の枝垂れ桜。

  • 円山公園を突っ切り、八坂神社に到着。<br />国宝の八坂神社本殿。本殿と拝殿が一つの屋根で覆われている、八坂神社独自の建築方式の建物です。主祭神は、素戔嗚尊。

    円山公園を突っ切り、八坂神社に到着。
    国宝の八坂神社本殿。本殿と拝殿が一つの屋根で覆われている、八坂神社独自の建築方式の建物です。主祭神は、素戔嗚尊。

    八坂神社 寺・神社・教会

  • 本殿前に建っている重要文化財の舞殿。<br />天井からは、奉納された多数の提灯がぶら下がっている奉納行事などを行う舞台です。

    本殿前に建っている重要文化財の舞殿。
    天井からは、奉納された多数の提灯がぶら下がっている奉納行事などを行う舞台です。

  • 八坂神社の正面口に当たる重要文化財の南楼門。<br />頻繁に目にする河原町に面した西楼門は、表参道ではないんですよね。

    八坂神社の正面口に当たる重要文化財の南楼門。
    頻繁に目にする河原町に面した西楼門は、表参道ではないんですよね。

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