kirstiNorgeさんのクチコミ(21ページ)全602件

天神浜近くの宿に紹介された湖水浴場。猪苗代湖の真東にあるため猪苗代湖に落ちる夕日が美しいと聞いた。8月はじめ午後6時ごろに訪問したが店はほぼ閉まりつつあり、浜辺にはまだ多くの人が湖水浴を楽しんでいた。

近くの宿　こはんゲストハウスに宿泊した際訪問した。訪問時期が8月の初め、昼間は多くの人が湖水浴（湖で水浴することを湖水浴と呼ぶ）を楽しんでいた。砂浜は素足で歩いても痛くなく、きれいに清掃されている。浜の近くには、海水浴場にあるのと同様の海の家（湖水浴の場合は何と呼ぶのだろうか、湖の家だろうか）があり、近くにはトイレ、水道、オートキャンプ場があり、良く整備されている。
何せ海と違い波がない。静かな湖面であり、安心して子供を遊ばせられるのではないだろうか。夕方は湖面に映る夕日が美しい。

近くのこはんゲストハウスに宿泊した際に発見。太宰府天満宮、北野天満宮と小平潟天満宮を日本三大天満宮と呼ぶそうだが、私はここを訪問したことにより日本三大天満宮を訪問したこととなる。日本三大天満宮以外に東京都には、湯島天満宮、谷保天満宮があり、いずれも訪問したことがあるが、ここ小平潟天満宮が以上のいずれと比較しても規模が小さい。但し、地元の受験生の信仰を集めているらしく高校受験のための絵馬の奉納が多かった。

1.訪問の経緯
群馬、福島、山形、青森を経て、北海道へ車で行く途中、インターネット利用可、一人宿泊可猪苗代湖近くの宿を検索して宿泊した。
2.車NAVIでの案内
宿からの注意を読まずに、ナビには通常の通り、宿の電話番号を入力したところ案内された道は細くてガタガタ道、だからといって走行不能でもない。宿からの案内「国道49号線天神浜入口の信号から天神浜駐車場を目指し舗装路から、お越し下さい」のとおりの方が良い。
3.周辺環境
naviの指示通りに来たら、天神浜キャンプ場に着いてしまった。天神浜キャンプ場水回りトイレもあり、天神浜まで徒歩で行ったら、湖で多くの人が水浴している。関東には水浴ができるような大きな湖はないため<
湖で泳ぐ湖水浴と言葉があるのをこの天神浜へ来てはじめて知った。
天神浜の反対側には神社があり、小平潟天満宮と呼ばれる由緒ある天満宮である。天神浜の名称は天神様が鎮座する浜から来たのではないだろうか。
4.宿
チェックイン時間より、早く着いてしまったので、宿で周辺の観光案内を頼んだところ、猪苗代湖周辺の夕日がきれいだということで周辺をドライブし、ドライブインで夕食をと思ったがほとんどのドライブインは早めに店を閉めており、結局夕食はセブンイレブンとなった。
午後5時過ぎに宿に戻ったら、家族連れがバーベキューの最中であった。部屋は冷房が必要としないほど涼しかったが、夜電気をつけていると虫が多かった。
5.決済
現金決済。カード使用不能。
6.WIFI
強力不満なし。
7.朝食
老人には適量不満なし。
8.バイク用車庫
夜間盗難にあわないように、バイク専用屋根扉付き車庫が用意されている。

1.経緯　目的
1969年に横浜港→ナホトカ港→ハバロスク→モスクワ→ヘルシンキ→トルク→ストックホルム→オスロと船、鉄道、飛行機を乗り継いでオスロに入ったことがある。まだ学生であり、金がなかったので最安値のルートがこのルートであった。
年をとると思い出すのが昔のこと。前回の旅行であった人々に会う又行けなかった場所に行くのが今回の目的。
2.ルート
以下のスケジュールでトロムソまで。
航空機の飛行地図から見る限り前回1969年のシベリア経由とほぼ同一の経路で飛行していた。但し、コペンハーゲン空港に到着する際、スカンジナビア半島とコペンハーゲン側が橋によって結ばれており驚いた。前回1969年にはこれはなく、この間をフェリーで渡ったことがある。
SK 0984 09Jun 1140 from Tokyo
arr Copenhagen
SK 1468 09Jun 1700 from Copenhagen
arr Oslo
SK 4434 09Jun 1955 from Oslo
arr Tromso
3.途中の出来事
成田空港SASカウンター
カウンターはANA担当
機内預け荷物にはライターが入れられないと聞き急遽預け荷物もチェックした。昨年ドイツ旅行の際にはこのようなことがなかった。
カウンターの担当者からオスロ空港では乗り換えに際して、税関のチェックが必要であるとの指摘を受けた。従ってSASの日本人乗務員は何度も行っているはずだから確認するようにと言われた。
SK 0984 機内
日本人乗務員を呼んでくれと頼んだら日本人の乗務員が来た。
私の方ではでは、事前にストックホルム空港、オスロ空港及びトロムソ空港の地図を印刷して持参。
日本人乗務員と話をしながらわかったのであるが、日本人乗務員はコペン成田間の往復のみでオスロやトロムソ空港の経験皆無
隣で話を聞いていたスカジナビア人の乗務員の方がよく知ったいた。
質問1
ストックホルム空港での成田からの着便のGATEとOSLO行き発便のGATEは
回答
日本人乗務員の答
当日ならないとよくわかりません
隣で聞いていたスカジナビア人の乗務員の答え（地図で指差してくれた）
実際
スカジナビア従業員の回答どおり
3.SAS選択の理由と行く先選択の理由
最近はヨーロッパに行く際はANAかANAと共同運行しているルフトハンザを利用している。今回、東京からオスロまでの航空運賃を比較した場合最低価格がSASであった。
行く先はスカジナビア三国で行きたい所、特に軍事博物館をリストアップしてノルウェーの友人に提示し、意見を聞いた。自分自身でも、スカジナビア三国間の移動を原則鉄道に
依ることとして、日程表を作成し、ユーレイルパスの購入も行った。
ノルウェー国内で行きたいところは、最も北ではナルヴィック（理由は第二次世界大戦中、スウェーデンからドイツへの鉄鉱石の輸出基地であり、ここをドイツが確保するために、1940年4月9日にドイツがノルウェーの占領を目指して戦いを開始した。）であったがここは、飛行機で直接飛ぶことができず諦めた。
こちらがぜひ行きたいのはボードにある航空機博物館、ところがノルウェー人の友人がノルウェー極地開発の歴史が解るトロムソに行くことを強く奨めたため、オスロ、トロムソ、ボードの順の経路となった。
帰りはコペンハーゲンから直接成田に設定した。

1.訪問の経緯と印象
蔵王国際ホテルに早めに着いたのでフロントで周辺観光案内を頼んだら、すぐ隣の蔵王ロープウェイを推奨された。
蔵王山麓駅入口で日英中朝語表示をもらい、ロープウェイに乗り込んだが、外の風景は樹氷もなく、感動させるものは何もなかったが、樹氷高原駅でロープウェイ山頂線に乗り込もうした時、この走行方式はどこかで見たことがある。このゴンドラの形状もどこかで見たことがある。ゴンドラのガラス面禁煙表示が日英独仏伊表示され、製造メーカのCWA Constractionのロゴを見たときに初めてどこで見たのかを思い出した。
2.蔵王ロープウェイ
蔵王ロープウェイは蔵王ロープウェイ山麓線とロープウェイ山頂線によって構成されている。
蔵王山麓駅と樹氷高原駅の間を蔵王ロープウェイ山麓線と呼び、樹氷高原駅と地蔵山頂の間をロープウェイ山頂線と呼び、蔵王山麓駅から地蔵山頂駅までは、途中樹氷高原駅で乗換えが必要である。
蔵王ロープウェイ山麓線とロープウェイ山頂線の走行方式が異なっており、山麓線は交差式（つるべ式に2つのゴンドラが往復するもの）、山頂線は自動循環式（駅の間に楕円形にロープが張られ、駅でゴンドラがロープを放し、又つかむことにより、駅での乗り降りは低速、駅と駅の間は高速、多数のゴンドラが同時に運行が可能）である。
3.ゴンドラの製造メーカと各国での導入事例
樹氷高原駅で自動循環式のゴンドラを見たときに、これと同じ方式でのロープウェイに乗車したことを思い出した。
海外ではコブレンツのザイルバーン、国内では箱根ロープウェイ、湯沢高原ロープウェイ、谷川岳ロープウェイで乗車している。共通しているのはゴンドラにはスイス製造メーカのCWA Constractionのロゴと各種の警告メッセージが日英独仏伊語がついている。

1.訪問の目的と経緯
来年の一月三連休には既に三世代11名を軽井沢プリンスホテルイーストに予約済み。軽井沢プリンスホテルイースト宿泊目的は孫のスキーと孫のバースディパーティ。今回訪問目的は、以前宿泊した息子からここ蔵王国際 ホテルの温泉の質が良いと聞いたので、今年の年末又は再来年一月三連休に三世代スキー旅行の候補地としての下調べである。
2.予約したのはツイン　利用したのはセミスィート
一人宿泊二食付温泉付き駐車場ありで検索した結果、この蔵王国際 ホテルが該当し、ツインベッドシングルユースで予約した。
チェックイン時に驚いた。セミスィートが利用できるとのことである。
3.8月上旬の東北5県（青森県、秋田県、山形県、岩手県、宮城県）のホテル予約状況
この時期8月上旬に一人宿泊二食付温泉付き駐車場で東北5県を予約しようとすると非常に予約が困難である。その理由はこの蔵王国際 ホテルに来て初めて知った。ホテルの入口に東北五大祭りXXXXツアー歓迎の表示が複数あり、入口には観光バスも駐車している。ツアー参加者に聞いたところ、この8月上旬東北5県には、お盆のお祭及び七夕が集中し、全国からツアーで観光客が押し寄せるそうである。夫々のお祭の開催場所近くではツアーの宿が予約できないため、お祭の開催場所からバスで一時間以上もかかる場所に宿泊するとのことである。蔵王周辺では全くお祭がないにもかかわらず、ツアー客が多数宿泊し、蔵王国際 ホテルが満室の状況であるのは理解できる。
3.予約ツイン、実際の利用がセミスィートの理由とは
フロントで理由を聞いたところ、
フロント「いつもお世話になっていますから。」との説明、
私「初めての利用ですが」と回答した。
私の原因推定は、オーバーブッキング、さらにより深い原因を推定すると、東北五大祭りなどのツアー客が予約以上に急遽宿泊することとなり、その部屋の確保のために、私の予約した部屋をツアー客に割当てたのではないか。私にとって問題なのは、スキー旅行の下見なので、通常宿泊する部屋が見れなかったことである。
4.スキーシーズンの予約
蔵王国際 ホテルでのハイシーズンである12月以降の予約は、蔵王国際 ホテルのサイトで9月から開始されるとのことである。ここを宿泊先とするツアー旅行もあるとのことである。蔵王国際 ホテルの宿泊料金は一泊二日二食付で2人宿泊で45000円程度とのことである。この料金は、東京から新幹線で一時間以内のスキー場周辺のスキー場隣接一流ホテル宿泊料金と比較して、同等以下である。決して高くはない。
5.蔵王温泉スキー場の春スキーの可能性
孫が三連休以上の休みを取れるのは一月、四月末、五月であるので、蔵王スキー場は春スキーができるのか聞いて見た。蔵王温泉スキー場南側斜面（蔵王国際ホテル隣接）が先に雪が解け始めて、北側斜面が最後まで雪が残るとのことである。
6.蔵王国際 ホテルの評価と助言
a　駐車場
三箇所ある。
蔵王国際 ホテルの正面入口左　露天駐車場
蔵王国際 ホテルと蔵王市街との間（蔵王国際 ホテルの下側）露天駐車場
蔵王国際 ホテルの南側　露天駐車場＋南館の下屋根付き
私の場合、蔵王国際 ホテルの南側に駐車し、スロープと階段を上り下りして蔵王国際 ホテル入口に辿りついた。車利用の場合は、早めにチェックインして（午後五時以降はツアー客のチェックインとぶつかり、蔵王国際 ホテルの正面入口左　露天駐車場が満車）蔵王国際 ホテルの正面入口左　露天駐車場を利用することを推奨する。
スキーシーズンは蔵王国際 ホテルの南側　南館の下屋根付き駐車場を利用することを推奨する。
b　WIFIと無料使用PC
蔵王国際 ホテル一階ロビー付近で無料で利用できる。
蔵王国際 ホテル一階フロントの後側で無料使用可能PCがある。
ｃ　蔵王温泉大露天風呂割引券
頼むともらえるのでもらうこと推奨する。蔵王温泉大露天風呂には車で、蔵王国際 ホテルのバスタオルとタオルを借りて、行くことを推奨する。蔵王温泉大露天風呂には貸し出しタオル、バスタオルの用意がない。
d　料理
夕食のメニューは次の通り。
全体として米から山形産品を数多く使用して、肉類よりの野菜、山菜類に重点をおいており、初めて食べた食材も多く楽しめるメニューである。米は翌朝は山形産の別ブランドも選択でき、山形産食材を食べつくす夕食朝食である。
地産美味「夏の蔵王山懐膳」
「山形珍味」　
やまぶし茸の田舎煮
じゅんさい
とうがんよせ
「口取り」
射込しいたけ
夏野菜の水晶寄せ
だだちゃ豆
山芋の甘辛煮
ずんだチーズ
花蓮根
「山里の造り」
紅鱒の昆布じめ
ローストビーフ
ひらめ　コラーゲン
「蔵王牛の陶板焼き」
特製たれ
「山形の芋煮」
田舎鍋仕立て
「箸休め」
麦きり
「お食事」
山形産米はえぬき
「香の物三種」
きゅうりの浅漬け
山ぶきの味噌漬け
きくらげの佃煮
「止め椀」
野菜たっぷりの田舎汁
「デザート」
ラフランスシャーベット
季節のフルーツを添えて
食堂は南館2Fであり、ここから、蔵王ロープウェイ山麓線スロープへ入口が見える。
e　部屋　セミスィート　車椅子用トイレと貸切風呂
居間とベッドルーム（ダブルベッド2）の二室　夫々にテレビ付き
トイレ2
バスルーム1
居間には電動マッサージ機付き
注目したのは居間についているトイレである。
トイレはいわゆる一坪タイプの呼ばれる大きさで車椅子でトイレに入り、車椅子から便器に移ることができるようになっている。トイレのドアは吊り下げ式となっているため、段差とレールがないため容易に車椅子で入ることができるようになっている。
ところが風呂はトイレよりも狭く、段差があり、車椅子では入ることができない。この点、中途半端の設計ではないかとフロントに聞いたところ、フロントの回答は車椅子でいらっしゃる方は温泉に入るために来られるので車椅子専用の貸切温泉を用意しているとのことである。
f　蔵王国際ホテル内風呂と共同浴場巡り推奨
ホテル内には足湯、露天風呂、屋内大浴場がある。泉質が良く満足したが、蔵王には多くの共同浴場があり、車で来て、ホテルの夕食前に各共同浴場巡りをして、夕食後にホテル内温泉に入浴することを推奨する。それぞれの風呂には泉質と周辺風景に違いがあり、違いを楽しめる。朝は共同浴場が開いてないない場合があるため、ホテル宿泊当日午後共同浴場利用を奨める。

列車はブダペスト発ウイーン経由ミュンヘン行き。ミュンヘンで始発寝台特急ローマ行きに乗り換えるため利用。列車は日本の特急レベルのスピードと揺れを感じる。新幹線の比ではない。指定席を予約したが、列車乗車時アラブ又はトルコ系と思われる者が占拠。切符を取り出したらどこかに消えた。ウイーンからドイツ国境を経てミュンヘンに向かう途中、列車でうとうとしていたら突然、私にパスポートを見せてくれと、若い男女が言ってきた。ドイツの警察官だと言う。本当と聞き返すと腰のオートマチックを見せてくれた。あまりにもかわいい女性の警察官なのでビューティフルポリスと言ったら隣の同僚の警察官がケタケタ笑っていた。その後、彼ら警察官が何をするのか後を付けていった。主にアラブ系トルコ系の乗客のバスポートチェックしている。女性の警察官がこちらを振り向いたので手を振ったら無視された。また同僚の警察官がケタケタ笑っていた。

1.訪問の経緯
蔵王国際ホテルをチェックアウトする際に、「どこか暇つぶしをするところがないか」と聞いたところ、紹介されたのがここ蔵王温泉大露天風呂であった。
2.宿での割引券又は無料券の配布
蔵王国際ホテルでは割引券通常470円を300円に、次に泊まった「花ゆらん」では０円の無料券を配っていた。蔵王に泊まった場合は念のため割引券無料券を配っているか宿に聞いた方が良い。
3.蔵王温泉大露天風呂の道筋
急な坂、細い道なので私のような老人には徒歩では無理。老人には車の利用を奨める。
4.準備物
蔵王温泉大露天風呂でタオルの販売又はバスタオルの貸し出しはしてないので必ず持参する。本格的な温泉なので、タオルに臭いが移る。できたら宿でバスタオル、タオルを借りること。
5.トイレ
トイレは蔵王温泉大露天風呂にはトイレがない。従って、駐車場で入浴前に用を済ませておくこと。但し、男子用のトイレを覗いたら、和式であった。特に洋式しか使ったことのない子供は温泉街のコンビニ又は宿泊先で用を済ませておくこと。
6.蔵王温泉大露天風呂
奥の湯船の手前まで手すりがあるがその先は手すりがない。足元は滑りやすい石のため、老人は注意すること。
7.写真撮影禁止
外部からの写真撮影、内部での写真撮影は禁止である。昔は入口右横橋上から男風呂が覗けたそうだが、現在は橋入口閉鎖され、覗き見不能である。皆入口で記念写真を撮っている。

1.訪問の経緯
封人の家の管理人から訪問を推奨され訪問した。
2.駐車場の利用
近くの堺田駅前にも駐車場があるが、封人の家の反対側の無料駐車場を利用して、徒歩で行くことを推奨する。天気が良ければ、田園風景見ながらの散歩は心地よい。
3.分水嶺
分水嶺を見るのは初めての経験である。分水嶺はもっと高山にあるものと思っていたが、このような平地にしかも標高338mの地点にあるとは信じ難い。ここが分水嶺とすれば、ここから水が二手日本海と太平洋に分かれて行くのに、この水が流れ込む川はすべてここより標高が低いこととなる。実際にカメラについているGPSでここ堺田分水嶺測定したら海抜341m、後で訪問した「本合海」（奥の細道で芭蕉が乗船した最上川の船着場）でGPSで測定したら海抜41mであり、大きな落差があることに気が付き信ずる気になった。

1.訪問の理由
松尾芭蕉が宿泊した「封人の家」の管理人に松尾芭蕉奥の細道関連の地として、尿前の関、山刀伐峠（なたぎりとうげ）、芭蕉乗船の地「本合海船つき場」(芭蕉像あり）を紹介され、最後に訪問したのがここ「尿前の関」である。
2.尿前の関への道順
国道47号線を東北自動車道の方向に向かい、鳴子峡を過ぎ、日本こけし館の手前、左側に「尿前の関」の表示があり、ここが駐車場である。実際の尿前の関はこの駐車場から急階段を60段以上下ったところにある。階段又は「尿前の関」には人通りが全くなく、助けてくれる人はいないので注意深く階段を下りること。
3.尿前の関
門を入り、左に芭蕉像と近年建てられた芭蕉句碑、右に尿前の関想像図がある。
4.300年前建立芭蕉句碑
尿前の関と細い道路を隔てて反対側に300年前建立芭蕉句碑がある。句碑の裏面に「蚤虱馬の尿する枕もと」と彫ってある。但し、フリ仮名がふってないので、芭蕉が「尿する」を「シトする」と詠んだのか、「バリする」と詠んだのかはわからない。最近は、「バリする」が定説となっている。

1.訪問の経緯
封人の家の管理人に推奨されて訪問した。
2.封人の家からの道順
国道47号線最上北羽前街道を新庄方向に向かい、封人の家から8Km右に33観音、31番目の札所表示があり、狭い路地に入る。駐車場は20台は駐車可能で広い。
3.建物
少なくとも200年以上前江戸時代に建築されたものと推定した。
4.奉納絵馬
天井には約200、壁面には約100枚の絵馬が飾られている。躍動する馬の姿が生き生きと描かれ、絵馬を奉納した馬の生産者がどのような馬に育って欲しかったのか期待感が伝わってくる。
中には大正天皇に献上した馬の写真があった。ここで生産された「小国駒」は日本一の馬であったからこそ献上できたのであろう。
わらで作った馬の人形とともにわらで作った冬の馬用の靴、まんぐつもあった。奉納した馬の人形が冬でも歩きやすいようにとのやさしい配慮であろうか。

1.訪問の経緯
私は、世界各国どこに行っても、宿泊したホテル、観光地又は売店で「どこかに安くて美味しい食堂はありませんか」と聞いて食堂を選ぶことにしている。今回は「大沼こけし店」で聞いたら、「ゑがほ食堂だったら何でもある。」ここを紹介してくれた。店へ行くと、「駅前無料駐車券あり　山菜そば」との看板があり、駅前駐車場に駐車しているので無料駐車券も魅力であった。
2.無料駐車券とは
駅前駐車場は30分まで誰でも無料。以降60分毎に100円である。
ゑがほ食堂で30分までは誰でも無料。これに加えて30分計60分まで無料の駐車券を配っている。
3.メニュー
天丼、カツ丼、中華そば、天ぷらそばうどん、山菜そばうどん、カレーライス等あらゆるものがある。他の客は観光客というよりは、この周辺の人か又はこの周辺で工事を行っているが多い。
山菜は同じ経営なのか、隣の山菜専門店から仕入れているとのことである。私は山菜きのこそばを食べた。美味しいので推奨する。

1.訪問の経緯
約300年前松尾芭蕉が滞在した最上町「封人の家」の管理人に推奨され訪問した。
2.「封人の家」からの道順
国道47号線を新庄方向に行き、大きな橋（もとあいかい元合海大橋）の手前を左折すると「芭蕉乗船の地 」との立て札がある。道は行き止まりで、駐車場はないが、ほとんど訪れる人はない。
3.周辺観光
周辺は遊歩道が整備され、桜が植樹されており、遅い春に来ればお花見ができそうである。
4.芭蕉乗船の地
芭蕉と曾良の像があるが、両者とも若干、あごをあげてかなたを見ている。彼らは、一体何を思いかなたを見ているのであろうか。
5.八向楯のビューポイント　展望広場への道順
国道47号線元合海大橋渡ったらすぐ左折し、国道47号線の陸橋の下を左折すると大きな駐車場があり、ここが展望広場で対岸に八向楯が見える。

1.訪問の経緯
欧米人向け英文日本旅行案内書に山形県で必ず行くべき観光地として「山寺」が推奨されていた。全く「山寺」行く予定はなかったが、車で蔵王温泉より国道13号線を北上し、尾花沢市、新庄市及び最上町を経て、中山平温泉へ行く途中、「山寺」との行先表示があり、どこかで聞いたことがあると思い、「山寺」の方向に右折し、山寺駅前で駐車場を探したら、500円も取るので、さらに安い駐車場を探していたら、偶然ここに行き着いた。
2.芭蕉堂(茶室）と山寺芭蕉記念館のセット券770円購入推奨
セット券を購入し、茶室でお茶を一服いただいた。欧米人向け英文日本旅行案内書に書かれているくらいだから、きっと欧米人が来ているのではないかと期待したが、芭蕉堂に入ってから一時間余り、誰も来ず、静かにお茶を楽しめた。
お茶を点ててくれたのは表千家の師範の資格を持つ方で、この方の話に依れば多くの欧米人がこのお茶室を訪れ、お茶について、俳句について熱心に質問するそうである。また、山寺の撮影ポイントと時期と時間を教えていただいた。
3.山寺の撮影ポイントと時期と時間
芭蕉堂の西側からは山寺が良く見える。さらに山寺がライトアップされるのは例年7月下旬～8月下旬・10月下旬～11月上旬夕方7時頃からである。私は旅の途中であり、ライトアップされるまで待つこと立ち去った。
4.山寺芭蕉記念館のビデオと展示
ここのビデオ室は冷房が良く効いており、休憩又は居眠りするには最適の場所である。私はここで居眠りしながら奥の細道のビデオを4-5回は聞いた。どうもこのビデオでこれから、車で向かう尾花沢市、新庄市、最上町。中山平温泉付近の奥の細道ゆかりの地名、俳句が強く頭脳にインプットされた。ここを訪問した後、このビデオのために温泉巡りの旅が、奥の細道ゆかりの地巡りに変更された。
ここのビデオ及び展示は「奥の細道」の全体像をつかむには良くできていると思う。
5.山寺芭蕉記念館のビデオの誤り
ここのビデオは山寺芭蕉記念館ができた頃、即ち、山形新幹線がてきたころではないかと思う。それ以降発見された事実によって修正が行われていない。
芭蕉は山形県最上町封人の家に逗留し、その時の印象を「蚤虱馬の尿する枕もと」と詠んだ。では「尿する」とはビデオでは「シトする」と発音していたが、近年芭蕉が「バリする」とフリ仮名を振った文書が発見され、「バリする」が定説となっている。

1.訪問の経緯
一人宿泊可、駐車場あり、インターネット部屋で利用可、一泊二食付き、温泉付きで鳴子温泉周辺を検索したら該当したのがここ一軒のみであった。
2.宿の予約
私の場合、ネットから予約したが、リピーターが多く、ほとんどの人は電話で予約してくるとのことである。ネットで一人宿泊での料金は一泊目 9,720円二泊目10,800円三泊目口頭で予約8000円であった。
3.相客
一泊目は客は私だけ、二泊目三泊目はほぼ満室の状況となった。二泊目三泊目のお客を見ると1/3は一人で宿泊、残り2/3は家族連れである。一人で来ているのは男性が多い、女性は一人だけ。朝、一人の男性が宿を出発するのを見ていたら、宿の前の車庫のシャッターを開けて、バイクを出して乗っていった。宿の主人に聞いたら、バイクで来る人は盗難予防のため、シャッター付き車庫への駐車を希望するそうである。残りの一人宿泊の男性客はどうも出張のようである。10000円で一泊二食付きインターネット客室内利用可さらに温泉つきは安い。
3.駐車場
宿玄関横に車1台駐車可。宿の反対側シャッター付きバイク専用車庫にバイク5-6台駐車可。駅前から、宿まで間に十数台駐車可能な車用屋外駐車場あり。屋外駐車場横にバイク20台収容可能な車庫あり。
4.食事部屋
一泊目は夕食朝食とも専用個室。二泊目三泊目朝食は他の客と専用の食事部屋で、夕食は部屋食。
5.食事
三泊とも別々のメニューであることに驚いた。困ったことはおひつでご飯を出されて、茶碗四五杯分あり、半分近く残してしまい気が引けた。のりでも持参しておにぎりでも作ればと思った。特に美味しかったのはご飯と各種の山菜である。
6.温泉
とろったした感じである。周辺の別の温泉に行くときには、頼むと割引券をくれるので聞いてみることを推奨する。
7.WIFI
客室内でストレスなく利用可能であった。
8.宿内自動販売機
たばこの自動販売機がないため、最寄中山平駅まで買いに行く必要がある。

1.訪問の経緯
欧米人向け日本観光案内書で紹介されている鳴子温泉駅近くの温泉とこけし販売店に行くために車で鳴子温泉駅を訪問した。
2.無料駐車場
鳴子温泉駅周辺の共同浴場又はお土産店へ行くには、まずここに車を駐車してから徒歩で行くことを推奨する。
料金は30分まで無料。以降60分毎に100円。駅周辺飲食店又はお土産店では駐車無料券を配っていることがあるので確認する。
3.足湯
無料
4.観光案内所
英文、和文の地図と観光案内書を無料で配っている。地図は和文の方が詳しいが、観光案内書は英文には温泉内部の写真が充実している。和文の地図と英文の観光案内書をもらうことを推奨する。
5.鳴子の名称の由来と義経伝説、奥の細道
観光案内所の入口に掲示してある。
6.鳴子温泉のゆるキャラ
あえるかも知れない。

1.訪問の経緯
車で中山平温泉駅近くの温泉宿に宿泊した。
2.2011年11月26・27日に東日本大震災からの復興SL運行
蒸気機関車C11形325号機牽引による、「SL湯けむり復興号」を運転しており、ここの周辺の宿、レストラン等ではこの時の写真が多く展示されている。
3.陸羽東線（りくうとうせん）
宮城県小牛田駅から山形県新庄駅までを結び「奥の細道湯けむりライン」の愛称が付けられている。中山平温泉駅から小牛田駅へ行くためには次の鳴子温泉駅で乗換えが必要である。小牛田駅と新庄駅にはSLの転車台が使用可能であるため、復興SL運行が運行可能になったのである。
4.C58356の展示
展示に至る経緯、C58356の性能説明などはない。方々にサビが出ており、せめて再塗装してあげればと思った。

1.訪問の経緯
外国人向け英文旅行案内書をもって、車で鳴子駅前駐車場に駐車して、駅構内の案内所で地図をもらい訪問した。
2.店の紹介
外国人向け英文旅行案内書で紹介されている唯一のこけし販売店。案内書では「こけしの大沼」と記載されている。店の人の話では度々欧米人が来るとのことである。
ここでは「ねまりこ」という名称で独自の形状のこけしを販売している。
3.孫への土産
孫はこけしに関心がありそうもないので、1セット2枚200円のこけし折り紙を購入した。折りかたが記載されている紙が付いているので、大人で5-15分、幼児で10-15分で折ることができる。

私は、封人の家に2時間滞在し
（芭蕉は2日間滞在）
封人の家の前のそば屋で蕎麦きりを食べて
（芭蕉に同行した河合曾良の記録によれば、この旅で蕎麦きりを食べたとのことである）
封人の家の管理人に道を教えてもらい
（芭蕉は封人の家の主人に道案内の究竟の若ものをつけてもらった。）
国道47号線から赤倉温泉方向に左折し、県道28号線に入り、最初のトンネル山刀伐の左側に山刀伐峠の表示があるので左折する。
道は急峻な斜面を通称27曲がりと呼ばれる曲がりくねった道を進む。道幅は一車線ですれ違い不能。幸いにして車一台、人っ子一人とも合わなかった。木々がうっそうとして下界は見えず、崖に落ちないまでも脱輪したら助けに来る人もいない。
（芭蕉は「高山森々として一鳥声きかず木の下闇、茂りあひて、夜行くがごとしごとし」と記している。）
峠の頂上には駐車場があり、トイレと休憩所がある。この峠の頂上付近は最上町尾花沢市の境界である。さらに山道を登ると芭蕉の顕彰碑があるようだが、そこまで行く勇気はなかった。今でも山賊が出てきそうな程、静かである。
この頂上駐車場から尾花沢市へ下る。この下り道は上って来た道よりも平坦ですれ違い可能な道である。単に頂上駐車場に行きたいのであれば、尾花沢市側から上り、駐車場でユーターンして尾花沢市側へ戻ることを推奨する。
途中、芭蕉がたどった道は遊歩道として整備されているが、草が生い茂り、うっそうとした木々に覆われとても分け入る勇気はなかった。
尾花沢市側の山刀伐峠上り口（県道28号線）で、車の行き交う姿を見てようやく人里に戻った感がした。