ちゃんさんのクチコミ(37ページ)全1,022件

　東京駅を始め各地に近代建築を残した辰野金吾博士が、故郷に遺した作品です。外観はレンガ積み、内部は大工と左官の仕事が光る洋風建築です。
　いつの間にやら地下にレストランがオープンして、活用が進んでいたのは嬉しいことです。2016年の夏は、唐津が「おそ松さん」フィーバーで沸いていた頃。およそ建築には興味がなさそう（？）な「おそ松女子」も、しばしたたずんでいました。

　佐賀県７離島の一つ。海は透き通るほど美しいものの、泳げるような海岸が見当たらないのは残念です。観光資源といえば釣りで、福岡都市圏にも近いことから釣り人が多く見られます。
　港から歩いて３０分ほどのところにあるのが、馬渡島教会へ。小さな島にある、木造の立派な教会堂です。教会前の墓地に並ぶお墓も、日本式の墓石の上に十字架を載せた形。佐賀県にはなりますが馬渡島もまた、隠れキリシタンの島です。

　池をとりまく都心の公園といったら、福岡県人にとっては大濠公園。規模は大濠の方が大きいし、スワンボートも大濠で乗ったことあるし、わざわざ上京してまで緑いっぱいのところに行くのも…との思いがあり、なかなか行く機会のなかった井の頭公園。
　実際に行ってみれば、
・パフォーマーやマーケットがたくさん
・吉祥寺の街の雰囲気との密接な関係性
・園内を貫通する井の頭線
　などなど、ぐっとくる絵になる景色がたくさん。行って良かったと思いました。

ソウル駅前ではないものの、歩いて10分ほどの場所にあるホテル。車通りこそ多いですがガヤガヤした雰囲気ではなく、街並みもきれいな一角なので、タクシー利用で観光するならばいい拠点になると思います。
部屋は広々。靴を脱いでくつろげます。清掃も行き届いていて、気持ちよく過ごせました。

久留米大学病院内のドトールコーヒーショップ。病院らしく、カフェインレスメニューも揃えています。
直接外部につながる入口もあるので、病院利用者でなくても利用可能。休診の週末も、普通に入れます。
篠山城周辺にカフェはないので、城跡散策でつかれた時の休憩スポットとして最適。目の前の大学病院バス停からは、市内各方面へのバスも発着しているので、休憩が終わった後のアクセスも良好です。

　最盛期には20万を越える人口を誇った大牟田市も、石炭産業の衰退とともに現在は12万人。加えて２大ショッピングモールの進出で、中心市街地の空洞化がかなり深刻な街の一つです。
　空き店舗も、考えようによっては資産！ということで、古い店舗をリノベーションして活用しようという動きが芽生えつつあり、しかも一般市民が参加しての作業が行われているのがユニーク。笑龍はその２例目です。
　おしゃれな店内は、手作りとは思えない雰囲気。やさしい店主とお母さんからは、昔ながらの中華料理の空気も感じられます。少し酸味を感じる担々麺、うまかったです！

　イオンモールと並ぶ、大牟田の２大ショッピングセンターの一つ。中心市街地に近く、交通の便も良い分、人気の軍配はこちらに上がるようです。テナントも充実しています。
　旅行者としての見どころではありませんが、隣接する三井化学の工場や、裏手を走る専用鉄道に、石炭科学産業の最先端だった大牟田の名残りを今も感じられます。食事ついでに、まわりをブラブラしてみるのがオススメです。

　三池炭鉱・宮浦坑の跡。宮原坑や三川坑と違ってきれいに整備され過ぎていて、炭鉱当時の臨場感には乏しいです。
　しかし坑道へ下っていく人車に、実際に乗れるのはここだけ。坑道で活躍した機械も保存されていて、展示内容としては思いのほか充実していました。
　公園なので見学時間の制限もなく、早朝や夕方でも見学できるのもいい点です。

　大牟田の石炭産業史を学べる資料館。万田坑の半券を持っていると、入場料が300円に割引になります。
　有明海の海底深くに張り巡らされていた、海底はるか深くの坑道へ降りていく「疑似体験」ができる体験坑道は、本当に地下へ下ってしまったのかのような感覚が味わえて、楽しかったです。
　大牟田駅西口から、帝京大学行きバスに乗れば終点からすぐですが、週末の運行はありません。30分に１本のイオンモール大牟田行きバスに乗り、イオンモールの中を通って行くのが現実的なアクセスです。

　石炭産業科学館に隣接する、大牟田の２大ショッピングモールの一つ。大牟田駅西口からは、路線バスが30分毎に走ります。
　人口10万人台の街にモールが２つでは過当競争気味なのか、土曜日でも混み合うわけでもなく、空き店舗もチラホラ。ベンチ探しに苦労することはなく、買い物をする側にとっては快適です。
　株主用のイオンラウンジも広くて快適。フードコートは天井が高くゆったりしていて、世界遺産巡りの間の休憩スポットとしても重宝します。

見学拠点施設の万田坑ステーションから、道を挟んだ向かい側にある多目的施設。地域の公民館的な役割がメインのように見受けられました。
資料室はコンパクト。炭鉱の隆盛と、大牟田・荒尾の発展をリンクさせて学ぶことができます。ホールの巨大な航空写真はユニークで、土地勘のある方にとっては特に面白いのでは？

世界遺産候補の一つでもあり、重要文化財、史跡にも指定されている炭鉱跡です。煉瓦造の建物も巻き上げ機も重厚で、明治の最先端を感じることができます。
大牟田市内の宮原坑や三川坑と違い、入場料は有料、ボランティアのガイドは毎時00分発の時間指定です。実際に勤められていた方のガイドなので、詳細で臨場感があります。ぜひ定時ガイドに参加されることをおすすめします。00分以外でも、人数が集まれば随時実施されれていました。
公共交通機関でのアクセスは、JR荒尾駅からの産交バスの他、土日限定で大牟田駅からの西鉄バスもあります。いずれも本数が限られるため、事前のチェックはお忘れなく。

2015年、山陽本線との乗換駅「新白島」が開設。JRと直接乗り継げるようになり、よりスムーズな移動ができるようになりました。宇宙船のような、アストラムラインの新白島駅舎そのものも、旅人には見どころの一つといえます。
ただ後から開設された駅だけに、乗り継ぎ距離はちょっと長め。時間には余裕を持って利用したいところです。

福岡県人としては、東京に行く時の夜間移動に重宝している列車です。岡山で新幹線に乗り継げば、スムーズに移動できます。
上りならば博多発20時頃の新幹線で間に合うし、下りも博多には8時半頃には到着できます。おかげで仕事終わりに東京へ向かったり、横浜でのコンサートを終えてから九州に戻ったりと、かなり実用的に利用しています。
もちろん、寝台がオール個室という快適さがあってこその実用性。最後の寝台特急になってしまいましたが、末永く走ってほしいものです。

すっかりビアガーデンの少なくなった久留米にあって、夏季限定、室内空間でビールを楽しめるのがニュープラザです。けっこう冷房を効かせてあるので快適だけど、たくさん飲みたければ長袖で行った方がいいかも。
特に「久留米らしさ」を感じられるものはありませんが、出張の際などにはぜひお立ち寄りを。

参鶏湯の人気店。いつ行っても行列ができている印象です。回転はいいので見た目ほどは待たないけど、少なくとも30分待ちは覚悟すべきかな？
店内は広々とした、中庭のある韓屋スタイル。明るくて、雰囲気もいいです。こってり味の参鶏湯も美味。行列覚悟で、また訪れたくなります。

ソウルの都心部にあるとは思えない、緑豊かな南山。手ごろな散策路としても人気で、頂上のソウルタワーまで歩いて登る人も見られます。夕暮れ時、次第に移り変わる都会の風景を眺めながらのウォーキングは気持ちよかったです。
夏の夜なら歩く人も多く、夕涼みウォーキングを楽しめます。

非武装地帯を目前にした、戦時下の朝鮮半島を象徴する場所。「最後の北からの列車」として有名な、砲弾で穴だらけになった蒸気機関車が展示してあります。
南北分断の悲しみと、平和な統一を願う…には、なかなか賑やか。遊園地の「平和ランド」があり、楽しいレジャー施設という雰囲気を感じられます。そんな２面性も、見どころの一つかも。

ソウル市内から展望台に至る道こそ、鉄条網や兵士の姿が連なり緊張感が高まりますが、展望台そのものはのどかな雰囲気。臨津川の流れはゆうゆうとしていて、川向うに見える北朝鮮も一見すればのどかな農村です。
しかし南北分断がなければ、ソウルに近く、一大ニュータウンとして開発され尽くされたはずの場所です。ソウルからわずかな距離で見られるのどかな風景が実は不自然だと思い至った時、この地を訪れた価値があると思います。

熊本市民の憩いの場。動物園も隣接しており、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
散歩道を歩いていると、ざあざあと水が沸きだす音。自噴する井戸が、公園内にも何ヶ所かあります。残念ながら飲むことはできないですが、熊本の豊かな水資源を感じられる場所です。