すぶたさんのクチコミ(37ページ)全3,773件

藥医門のすぐ左には、小さな社があります。
こちらには、大力金剛さまがいらっしゃいます。
スポーツや勝負事には特に霊験あらたかな勝利開運・善因善果の仏様です。

愛染堂の大力金剛さまは、清王朝時代のものです。
大正時代に活躍した大阪市天王寺区出身の第26大横綱の大錦が、
満州巡業の折に自身の守護神として気に入って中国から持ち帰りました。
初めは大阪国技館に奉安されていましたが、昭和25年に愛染堂に移されました。
（そのころには大阪国技館もありました）
なお、盗難・火災等の災難除けとしても篤く信仰されています。

他にも境内には様々な御利益がある末社などがあるので、
ゆっくり参拝しましょう。
コンパクトで平坦な境内はお年寄りにも参拝しやすいと思います。

絶えず流れ出る愛染めの霊水は絶えず流れ出ているそうです。
この霊水を飲めば、愛敬を授かる上に開運、夫婦和合、
良縁成就・安産、出世、商売繁盛と、
思いのままという功徳があるとされており大人気なんだそうですよ！

また、昔から「愛染めの霊水」で染め物をすると色よく染まるといわれています。
「藍青商（染物屋）」の間では信仰が篤く
「賑わしや愛染詣での紺屋づれ」と詩に詠われるほどであったそうです。

他にも御利益がある施設が境内にたくさんあるので、
大阪に来たらぜひ訪問してください。
近くには歴史の授業で習った聖徳太子が建てた四天王寺もあります。
一緒に訪問するとよいでしょう。

七福神は室町時代に民間信仰として成立した神様です。
七人それぞれの神に七通りに分けたご利益がある事から、
まさにお目出たい神様の福袋という存在です。
恵比寿：商売繁盛
大黒天：福徳、家内安全
毘沙門天：出世、融通招福
弁財天：芸能、智恵、金銀財宝
福禄寿：人望、子孫繁栄
寿老人：延命長寿
布袋尊：笑門来福、富貴繁栄

小さな末社になっており、とても可愛い七福神様でした。
愛染堂は恋愛成就など様々な御利益があるので、ぜひお参りしてください。
なお、松屋町筋から行くと、愛染坂を登らなければなりません。
谷町筋から行った方がいいと思います。

薬医門をくぐって右手奥に、樹齢数百年といわれる巨大な桂の木に、
ノウゼンカズラのツルが巻きついています。
桂とカズラが一体となったその姿はまるでカップルのように見えます。
そこから、「恋愛成就・夫婦和合の霊木」として何百年も大阪では親しまれています。
昭和になると、10年ごとに映画になり、
田中絹代と上原謙（加山雄三のお父さん）や、
京マチ子と鶴田浩二、岡田茉莉子と吉田輝男などの美男美女が演じました。

私が訪問したのは、３月だったので葉が付いておらず、寂しい雰囲気でした。
夏になると桂の木も青々と茂り、ノウセンカズラもオレンジ色の花を咲かせます。
ぜひ、カップルでお参りしてご利益を受けてくださいね。
また、近くの愛染坂は夕陽が綺麗に見えますし、
聖徳太子が建てた四天王寺や、真田幸村最期の地の安居神社も近いです。
一緒に観光するとよいでしょう。

境内の中央に位置している朱塗りの金堂です。
推古天皇元年（593年）に聖徳太子によって創建されました。
残念ながら、織田信長の大阪石山寺攻めの際に焼失してしまいました。
しかし、徳川幕府二代目将軍・徳川秀忠の手によって再建されました。
内部の構造は、江戸時代の様式を伝えており、大阪府の指定文化財に選ばれています。

金堂の壁に掛けられた献灯（けんとう）は、
江戸時代の近松門左衛門『冥途の飛脚』や、
井原西鶴の『男色大鑑』にも描かれている由緒ある風物です。

堂々とした立派な造りなので驚いてしまいました。
なお、金堂だけ見て買えるのではなく、
「愛染かつら」などほかにも見所がいっぱいのお寺です。
ゆっくり境内を散策しましょう。

聖徳太子によって日本最初の社会福祉施設、施薬院として建立されました。
あらゆる薬草を植え、病に応じてあまねく人々に与えられるようにと、
現在の愛染堂の場所に建立されました。
その後、聖徳太子が勝鬘経というお経を人々に講ぜられていたため、
「勝鬘院」と呼ばれるようになりました。
正式名称は「勝鬘院」ですが、
愛染明王をお祀りしていることから「愛染堂」とも呼ばれていて、
関西では神社仏閣を親しみをもって「〇〇さん」と呼ぶことから、
「愛染さん」と呼ばれています。
境内は平坦で、金堂を囲むように様々な御利益がある末社などがあります。
また、近くには愛染堂に因んで「愛染坂」もあります。
この辺りは夕陽が美しいので、お天気の良い午後に訪問して、
ぜひ夕陽も見て観光してください。

愛染堂は聖徳太子が創建され、この場所は聖徳太子が仏教の慈悲の思想に基づき、
その地に薬草を栽培し、怪我や病気で苦しむ人を救うために、
四天王寺内に作ったと言われる施設です。
また、本柱2本の後方に控柱2本を建てた門のことを世間一般に藥医門と呼びます。
聖徳太子が愛染堂を創建された当初、
この場所が施薬院だったこともあり、まさに正真正銘の薬医門であるといえます。
赤々とした門をくぐると、聖徳太子がおられた時代が偲ばれました。
境内には様々な御利益があるといわれている施設があります。
また、愛染坂も近いので一緒に散策してみましょう。

外国人と大阪市民が相互に理解しあって生活するための施設です。
こんな施設があるなんて知りませんでした。
近年では国際結婚も増えており、
日本に住む外国人も増えているのでこのような施設があるのでしょう。
私たち日本人も海外の雑誌や新聞などを無料で読めるので、
海外旅行の情報収集に役立ちそうです。
なお、最寄り駅から徒歩10分ほど歩きますが、
周辺は住宅街なので少しわかりにくかったです。
また、開館時間が9：00～21：00と長いので、
便利だと思いました。

藤原家隆（ふじわら・いえたか）は、鎌倉時代初期の公卿、歌人です。
『新古今和歌集』の撰者の一人であり、
小倉百人一首では、従二位家隆の表記で下記の短歌が選ばれています。
「風そよぐ 楢の小川の 夕暮は　御禊ぞ夏の しるしなりける」
当時としては長生きで79歳で出家して、
摂津国（現在の大阪）に夕陽庵（せきようあん）を構えました。
夕陽丘より見える「ちぬの海（大阪湾）」に沈む夕日を好み、
その彼方にある極楽（西方浄土）へいくことを望みました。
それで、この辺りは「夕陽丘」という地名になり、
東側が高く、西側（大阪湾）が低い坂からは、美しい夕陽が今でも見えます。
ここを見学した後は、ぜひ夕陽を見てから帰ってください。
なお、聖徳太子が建てた四天王寺も近くにあるので、午後一番に参拝しましょう。
近くには「四天王寺夕陽丘」という地下鉄の駅もありますよ。

以前はほとんど地元民だけだった天王寺ですが、最近は観光客も増えています。
天王寺公園の北側に茶臼山という小山があります。
近寄ると六つの円のついた赤い幡や案内板があります。
実はここは徳川陣と豊臣陣が戦った「大阪冬の陣」と、
「大阪夏の陣」で冬は徳川家康が、夏は真田幸村が陣営を張った場所です。

ＮＨＫの大河ドラマ「真田丸」放送前後から観光客が増えています。
また、近くには真田幸村最期の地、
「安居神社」や「真田の抜け穴」がある三光神社もあります。
安居神社はすぐ近くですし、三光神社も地下鉄やＪＲに乗れば10分で行けます。
なお、16：00には参拝時間が終わる神社も多いので、時間には注意しましょう。

いつもと違った大阪旅行をするのも良いですよ。

最近、日本一高いビルのアベノハルカスや、
奇跡のニワトリの「まさひろ」がいる天王寺動物園がある天王寺公園の北側に、
河底池と和気橋という朱塗りの橋があります。
朱塗りの橋には真田家の家紋である「六文銭」の幡が両側にはためいています。
橋を渡ったところに小高い山があります。
ここは茶臼山といい、大阪冬の陣では徳川家康が、
大阪夏の陣では真田幸村が陣営を置いた場所です。
NHKの大河ドラマ「真田丸」の放送があってから、
「六文銭」の赤い幡や大阪冬の陣、夏の陣を紹介する案内板が出来ました。
土曜日の昼間に訪問したので、老若男女を問わず人が来ていました。
なお、夜は人がいない場所なので、行かないほうがいいと思います。
また、夕日が美しい天王寺七坂や、四天王寺など観光スポットも近いです。
歩きやすい靴で訪問するとよいと思います。

真田幸村公最期の地で有名な安居神社の社務所横の狭い通路の奥に、
安居の清水：別名「かんしずめの井」があります。
この水を飲めば癇の虫(かんのむし)が治まる御利益があるそうですが、
残念ながら枯れてしまった上に、現在は上から見るだけになっています。
いうことを聞かない子供さんがいる人は、
ここに連れて行って上から拝むのも良いと思います。
なお、安居神社は7：00～16：00しか拝観できません。
真田幸村公の像と記念撮影する人も多いので、
速い目の時間に訪問しましょう。

ＮＨＫ大河ドラマ「真田丸」で人気が出た真田幸村。
大阪夏の陣で負けますが、最期の地が安居神社でした。
境内には真田幸村公の像がありますが、参考神社の像とは違い、
腰を下ろしています。
真田幸村の最期は、傷ついて安居神社で休憩していたところを、
越前松平家鉄砲組頭の西尾宗次に発見されてしまい、
「儂の首を手柄にされよ」との最後の言葉を残して討ち取られたと伝わっています。
そのため、腰かけている像になっているのでしょう。

土日祝は像と一緒に写真を撮る人で５人ほど並んでいました。
境内への入場は7：00～16：00なので、時間に注意しましょう。
また、社務所横の狭い通路の奥には安居の清水：別名「かんしずめの井」があります。
この水を飲めば癇の虫(かんのむし)が治まる御利益があるそうですが、
残念ながら現在は上から見るだけになっています。

林芙美子は小説「放浪記」「浮雲」などが人気の大正から昭和を生きた作家です。
ＪＲ西日本のＣＭで、仲間由紀恵が「放浪記」を
読んでいたシーンを思い出す人も多いでしょう。
その林芙美子は小説「めし」の舞台は大阪で、
北浜やジャンジャン横丁、新世界が舞台です。
そこで天王寺公園に文学碑が建てられました。
大阪市立美術館の南側の植え込みに文学碑がありました。
この美術館は何回も来ていますが、今まで知りませんでした。
この石碑を見てから通天閣に昇ったり、
ジャンジャン横丁に行って串カツを食べたりするといいと思いますよ。

天王寺駅近くにある天王寺公園が一部、「てんしば」になってリニューアルしました。
その谷町筋に近いゲート近くにあるタリーズコーヒーです。
場所は最高に良くて、天王寺動物園や茶臼山、
大阪市立美術館に立ち寄る前後にも良いと思います。
もちろん、テイクアウトして「てんしば」でコーヒーを飲むのも良いですね。
営業時間は8：00－21：00と、ほかのタリーズのお店より短いですが、
ちょっと休憩にはいいと思います。
なお、ランチメニューもあるので、しっかりとした食事もできますよ。

慶沢園のある天王寺公園は以前は有料で、
大阪市立美術館に行く人はチケットを見せると無料で入場できて、
慶沢園も無料で見学出来ました。

しかし、現在は天王寺公園は無料で入場できるようになりました。
なお、大阪市立美術館は入場料がかかります。
また、慶沢園も入場料がかかるように変更されました。
大人150円と格安ですが、
桜と紅葉の季節以外はわざわざ見るほどではないと思います。
訪問するなら、戦国ファンなら近くに茶臼山古戦場もありますよ。
コンビニや飲食店はてんしば周辺にあります。

飛行機に乗った時に通天閣を機内から見ると、
大阪に帰ってきたんだなと思います。

大阪と言えばなぜか通天閣とジャンジャン横丁の写真がでます。
今から15年くらい前までは、あまり観光客もいなかったんですが、
最近は外国人観光客も増えているようです。
特に、通天閣は昇る人も増えています。
大阪の年末の風物詩「干支の引継ぎ式」もこちらで行われます。
2016年の干支の申（さる）と、2017年の干支の酉（とり）ということで、
天王寺動物園の奇跡のニワトリのまさひろも出席しました。
年末に行くなら干支の引継ぎ式の日がお勧めです。

やはり、夕方から夜の訪問がお勧めです。
ライトアップした通天閣はレトロな雰囲気で、
スカした東京のタワーとは違った雰囲気ですよ。
なお、周辺は串カツのお店が多く、
「土手焼き」という味噌の煮込みも美味しいので食べましょう。
どちらもお酒に良く会いますよ♪

大阪市内には動物園はここにしかありません。
そのため、動物園に行くとなれば天王寺動物園になります。
近年、園長が変わってから改革されてナイトズーなどいろいろ努力しています。
大人でも500円と安くて半日遊べるスポットです。

高い動物だけでなく、奇跡のニワトリ「まさひろ」など特色も増えています。
ホームページの「どうぶつのごはんタイム、おやつタイム」を、
チェックしてから訪問するとよいと思います。
http://www.jazga.or.jp/tennoji/esa/index.html

天王寺公園内にある池で、中央に和気橋という赤い橋が架かっています。
和気橋を渡ると茶臼山へ行けて、ＮＨＫの大河ドラマ「真田丸」放送後は、
観光客の訪問が増えたように感じます。
湖面に降りられるようにはなっていませんが、
水鳥が泳ぐのをのんびりと見れたりと和めました。
なお、河底池の周辺には売店やトイレなどはありません。
「てんしば」近くに行くと売店やレストランなどがあります。
夜は人があまりいないので、近づかないほうがいいと思います。

大阪市は八百八橋と言われるくらい橋が多いです。
また、橋にちなんだ地名も多いです。
しかし、天王寺区にではこの和気橋が唯一の水の上に架かる橋なんだそうです。
なお、天王寺区はお寺がものすごく多いです。
天王寺七坂周辺はお寺や神社だらけです。
天王寺公園側からこの橋を渡ると茶臼山古戦場へと行けます。

以前は素気のない橋でしたが、赤く塗り替えられていました。
NHKの大河ドラマで「真田丸」が放送された後から、
この地を訪問する人が増えたようで、六文銭の幡がかかっていました。
橋自体は平坦なので渡るのも楽ですよ。
また、橋が架かっている河底池には、可愛い水鳥もいて和みました。
夜は近くに特殊なホテルがあるので、行かないほうがいいと思います。