きゅういとせろりさんのクチコミ(59ページ)全6,077件

港の見える丘公園はけっこう中でも起伏があり、展望台のエリアから先の大佛次郎記念館の方へ行くにはちょっとした谷を渡ります。そこにかかっているレンガ造り風のアーチ橋です。なお橋の下は川はなく単なる駐車スペースです。そう古いものではなくおそらくコンクリート造りで表見をレンガ調にしてあるだけですので、橋自体はそう鑑賞するものではないです。名前の霧笛、は、映画かと思ったら、大佛次郎の作品にあるのだそうです。

横浜市所有の西洋館のうちの１館。無料で入れます。通り側から見ると２階建のこじんまりとした建物に見えますが、斜面に建っているので表に回ると地階が大きなテラスになっていてその上にそびえる大きな建物。雰囲気ががらりと変わります。側に植っている椰子の木が南国ムードを醸し出しています。
入ってすぐの吹き抜けのホールが印象的です。全体的に暗めの木なので重厚に感じます。
２階からの眺めも良好。港の見える丘公園では奥の方になりますが、是非、入ってみましょう。

フランス山の奥、港の見える丘公園には２つの横浜市の西洋館があり、なんといっても港を見下ろす展望広場。ただ、客船の発着する大桟橋からかなり離れているので、正面はコンテナの埠頭であまりロマンチックな雰囲気にはならないかも。
１０年くらい前のジブリの映画でここ、横浜が舞台になったので、その記念として映画ででてきたUW旗が立っています。原作の漫画では単なるイギリス国旗でしたが、こちらの方が絵になりますし。
他にもローズガーデンがあったり、公園の中の方がロマンチックな雰囲気がいっぱい。展望台だけでなく奥の方にも行ってみましょう。

港の見える丘公園から山手本通りを少し入った、外国人墓地の向かい側に洋館が並んでいてエキゾチックな一帯。
その中でも華奢でパステル調の若草色で可愛い外観のこの建物は目立っています。とくに２階の屋根の妻面の繊細な装飾は見ものです。明治期の和洋併設型として貴重とのことですが、外観上は洋館の趣がほとんどです。
この橋に昔からあるのではなく、移築されてきたものです。横浜の西洋館のうち９館は横浜市の所有で無料開放されていますが、ここはその対象外で資料館で入館料が必要です。

山手本通りの港の見える丘公園の近く、北西側の丘斜面一帯が緑深い墓地です。十字架や銘板のような墓石が日本のそれとは違ってそう暗い雰囲気にならないあたりが不思議です。エドモンド・モレルや生麦事件の死者も埋葬されている墓地で、資料館もあります。ただ、あまり熱心に見る場所ではないとは思いますのでさらっと居留地感を感じる程度でいいかもしれません。

港の見える丘公園と外国人墓地の間にある小高い丘を利用した小さな公園。花いっぱいです。とくにセージ類がきれい。
夏の終わりの９月でしたがボックセージとラベンダーセージが盛り。水色と紫色が夏空に爽やかでした。
もう少し季節が進んだらパンパスグラスがきれいになるころと思います。
山手西洋館の散歩の途中、ベンチもありますのでちょっと寄って休んでみましょう。

元町公園の向かい側にある昔の西洋アパート。４つの家がシンメトリーに１階と２階にあります。歴史展示があり、ベランダは昔はなかったそうです。なんか正面の列柱があまり全体の雰囲気とあってないなあ、と思ったのは間違いではなかったのですが、でもベランダはあったほうが生活はしやすい気がします。
西洋館の中ではアパートということもあって設備は簡素。そして４つのドアが並んだ入り口がリズミカルだったり、風呂窓の面した吹き抜けなど共同住宅の設備が現在にも通じていて興味深かったです。

山手本通りの西洋館巡りです。横浜市所有の無料公開している９館以外にはも西洋館はあって、このえの木てい、は一番有名な西洋館です。あまり大きな西洋館ではなく１階はカフェですが席は少なそう。そのためかテラス席もあり、カップルが食事している風景が目に入ってきます。２階がショップになっていて、細い階段を登ります。譲り合って上下しなければなりません。食事をしなくても西洋館に入れるのはいいですね。

元町公園と外国人墓地の間を通る階段の坂道です。どちらも緑深い区画なので時間帯によってはちょっと暗い雰囲気になるかもしれません。坂の名称の由来は貝塚があったからなのだと思います。下っていくと元町商店街のいちばん端に出る便利な抜け道でもあります。

山手本通りの西洋館巡りでは西洋館以外にも教会が多いことにも気がつきます。イタリア山方面からくると４つ目です。最初にあった山手カトリック教会よりも大きく荘厳に見えます。白い石造りの外観は山手カトリック教会のコンクリートよりも重厚に見えるのと、やはり窓の上部のちょっとした装飾など飾り気が多いからではないかと思います。元町公園の周辺は西洋館が５軒ほどある上にこの教会、それと緑いっぱいで西洋館巡りのクライマックス。元町中華街から港の見える丘公園まで来たらからすぐ先ですので、ここまでは足を伸ばしてみたほうがいいでしょう。

山手本通りの西洋館の散策。西洋館は公園内にあり、この元町公園の中にも２館、エリスマン邸とベーリック・ホールがあります。それ以外にも弓道場やプールもあるのですが山手本通りからでは階段を降りた先でかなり標高差のある公園です。山手本通りに面した公園は少なく、緑いっぱいのこの元町公園を見るとほっとします。近くには昔の電話ボックスを模した公衆電話ボックスもあり、山手本通りの西洋館巡りでは、西洋風の情景を一番感じるあたりでもあります。

横浜市所有の無料公開９館のうちの１館です。ほぼ同じ場所にあるベーリックホールが暖かな明るい印象なのに対し、このエリスマン邸は白を基調に窓枠というか雨戸が緑で爽やかな印象です。
内部はけっこう素っ気無い感じでいかにも個人の家という感じ。サンルームも窓が大きい割に窓枠が日本風というか暗い配色で落ち着いてはいるけど、明るい感じがせず、白と緑の外観と雰囲気が全く違って面白く感じました。

山手西洋館の中でも大きな建物で、そして一番明るい雰囲気の建物です。イギリス人の貿易商の邸宅なのですがスペイン風の意匠で建てられたのだそう。やはり横浜に明るい南欧の雰囲気を感じたのでしょうか。
どの部屋も広く、ホールは大きくてパーティーも開けそう。サンルームも気持ちよさそう。アイアンの手すりなども芸術的。アーチのついた窓辺も素敵。山手西洋館の中では一番気に入った建物になりました。

山手本通りの西洋館巡りの途中、教会がいくつもあります。このユニオン教会は西のイタリア山からくると３つ目の教会で、そのすっきりした外観からわかるようにプロテスタントの教会です。教会というより学校のようにいろんな行事の掲示があり、柵にも教会の歴史の掲示がいっぱいあり、日本で２台目のパイプオルガンを設置したという興味深いことも知ることができました。昔から街に馴染んで溶け込んできたような感じの教会でした。

元町の商店街から丘の上の山手本通りに登る細い坂道。急坂なので滑り止めのエンボスがあるくらい。しかも細いので歩道も狭く、すれ違う時は車道にでなければならないくらい。坂上はフェリス女学院で街灯もおしゃれでちょっと文教的な香りのする雰囲気でした。

山手本通りの西洋館巡りの途中には教会がいくつも現れます。イタリア山方面から来るとカトリック山手教会の次に、細く高い尖塔が目立つレンガ装飾の教会が現れます。均整のとれた形と窓辺がきれい。通りに面して記念碑がありますがいわれなどではなく顕彰碑のよう。いわゆるモルモン教の教会なのですが、ひっそりとした感じでした。

山手本通りは丘の上の道。そこに麓から登る坂道が何本か。この代官坂は頂上部分への交差点が狭かったためか頂上部分はトンネルで通過。北から登ってくる道はトンネル上で接続してますが、南から登ってくる道は大きく西に迂回して山手本通りに接続しています。なので麓から西洋館巡りの山手本通りに行く時はトンネルの横の細道に入ることを忘れないように注意が必要です。坂道自体はふつうの生活道路の感じで観光的な装飾はありませんでした。

もともとは山手公園のあたりまで寺領だったくらい１０００年以上続くこのあたりの大きな寺だった妙香寺。高台に続く長い階段がその大きさを物語ます。
ここの一番の見所は「君が代発祥の地」の石碑です。この寺で薩摩藩がイギリス軍の軍楽隊からマーチを習い、国歌となる曲を演奏した、ということです。なので、歌詞は鹿児島県の入来に発祥の地があり、ここは曲の発祥の地です。残念ながら、当時の曲は変わっているそうです。
なお、石碑は境内にもあるのですが、坂下にもあります。長い石段を登らずとも君が代発祥の碑だけは見ることはできます。

横浜市所有の９つの西洋館のひとつ。
その中でも異色。資料館に特化しています。
内部は大きなホールになっていて区切っていろんな資料が展示してありますが、中でも昔のテニスのラケットや衣装にはびっくり。こんな格好で動き回れたのか、とか玉がまともに打てたのか、など。
１人だけだったので係員の方に説明していただきながら見ることができたのでいろいろわかって楽しく勉強になりました。

丘の上の山手本通りからやや降りたところにある公園。日本最初の洋式公園。なんでも外国人に貸与された土地に外国人の手で公園にしたのだそうです。１０年たたないうちにテニスコートが設けられ、それが日本テニス発祥の地にもなったようです。その発祥の地の記念碑もあります。現在もテニスコートがあって、テニス発祥記念館と山手６８番館という西洋館があって内部を無料で見ることができます。後者は管理事務所になっていて、トイレも使用できました。