きゅういとせろりさんのクチコミ(57ページ)全6,077件

仙石原のすすき野原は有名ですが、７５号線をはさんだ湿原の方はあまり有名ではないです。まっ平なアシやササの茂った一帯ですが、すすきほどの派手さはないためと展望台や遊歩道がないから、でしょうか。すすき野原のあたりから緑の原っぱの向こうに金時山を望む眺めはなかなかいいのですが。
大昔、ここに湖があったのが湿原になっているとのこと。そのため仙石原は平らな地域で初期に開発が進んだせいか、湿地として残った範囲は狭く、大昔、ここに湖があったのを想像してみると、雄大なながめだったろうなあ、と思います。
復元には取り組んでいるようですが、ごく一部のようです。

台が岳の裾野の一面のススキ野原。斜面なので本当に一面すすきが見えて黄金の原できれい。鑑賞用に１本道が通じてます。徒歩専用で一方的な登り坂。終点は行き止まり。地図によってはその先に遊歩道があるようになってますが、行ってみると本当にそこで終点でした。
途中の景観が素晴らしいのでとくに「全部いかなければ気が済まない」場合以外は適当なところで折り返した方がいいでしょう。なにせ一面のススキが味わえればそれでいいのですから。
なお、無料駐車場はけっこう遠く、歩いて１０分近くかかります。
簡単にすますなら、７５号線をバスや車で走り抜けるだけでもいいでしょう山側に座った方限定ですが。

大涌谷・湖尻自然探索路の中間、姥子から桃源台の間のハイキングコースです。姥子バス停の近くから船見岩を通って姥子駅までを歩いてみました。道はしっかりしていて、一瞬、大涌谷の噴煙の見える場所がありました。
その先はちょっと戻って箱根スタイルというホテルの前から林間を抜けて姥子温泉の端からビジターセンターを通って湖尻に抜けるルートと思われます。
ただ、名称はひとつ曖昧で、「箱根ナビ」のHPでは「湖尻自然探索歩道」という名称ですし、神奈川県箱根出張所のHPでは「大涌谷湖尻自然探勝歩道」の一部として扱われていて、名称は一定ではないみたいです。

シンプルなサービスで豪華な施設のリゾートホテル。安価に豪華な雰囲気を楽しめるのがとても気分がいいです。
宿泊費はダイナミックプライシングといって平日は３０００円台が繁忙期は２万円台まで行ってしまいますので、最初の趣旨は平日に限られます。
ガラスの森美術館のすぐ裏手なので、バスの便もいいです。新宿からの高速バスもたまにガラスの森に寄りますし。
バス停から歩いて５分くらい。登り坂もそれほどではないです。
建物は宿泊棟と管理棟に別れていて通路で結ばれた形。それぞれに大浴場と温泉露天風呂があるので気分も変えられて楽しめます。ただ温泉は２人に制限されているので閑散期の今回宿泊はいつでも誰もいませんでしたが、繁忙期はタイミングを見るのが難しいかも。
部屋からの景色は名前のとおり森だけ。なので大きな館内、いろいろ歩き回ってリゾートの雰囲気を楽しみましょう。
広いラウンジでぼーっとするのも気持ちがいいものです。

箱根関所の参道ともいえる道にある天然石のお店。和風で全体的に黒でシックに決めた外観からは想像つかない店内のきらびやかさの対比が楽しいです。宝石を手軽にお土産として楽しめるのはいいと思います。
お玉ヶ池の名称の由来でもある、箱根では有名な関所破りの処刑された「お玉さん」という人名と、天然石や宝石の別名でもある「玉」をかけたお店の名前がしゃれているなあ、と思います。

不忍池の南側にあったドンレミーアウトレットが京成上野駅の出口のすぐ前に移転してきました。横断歩道を渡るだけ。ほぼ直結です。店内も広くなり、コロナ下での入場制限も必要なくなっていました。品揃えは旧来同様ですが混雑がなくなったので商品を選ぶのも楽になりました。保冷剤は有料なので、上野の散歩のときは保冷バッグと保冷剤を持参するといいでしょう。

さすが空港からのスカイライナーの終着駅の案内所。改札の目の前の目立つ場所にあります。どちらかというと海外客向けの様相。英語表記も目立ってます。ただコロナ下で海外客が少ないためか、台東区のパンフコーナーが充実していました。

小田原駅ビルです。１階には和洋菓子やお惣菜のお店以外に小田原のお土産物屋さんも揃ってますので、旅の最後の買い物にも便利。そして駅への階段を挟んで反対側にはスーパーもあり、野菜やお寿司・おべんとうなども入手できます。改札、とくに新幹線や小田急の改札まで案外遠いので時間に注意が必要です。

箱根湯本駅の中のお土産物屋さんで、箱根の土産が揃っていてロマンスカー乗車前の最後の買い物場所ということもあって賑わってました。コンコースに面して細長く、コンコースに面しても商品展示があるので混雑していても見やすいです。それに最後にちょっとだけ買いたい用に安めの品物もあったりしてとても便利。箱根だけでなく静岡の土産も少しあってこれも便利でした。

駅前通り店という名称であり駅前店という名称でないことからわかるように、箱根湯本駅からは少し離れていて、バス停１個分、温泉場入り口の山方面行きバス停からすぐです。店構えは立派です。品揃えは他店とあまりかわりませんが本店のような風格はあります。週末限定品や、日にち限定品の販売もあうのでHPでチェックしてから訪問。ただ限定品は午前中で売り切れたようで、早めの時間の訪問が肝要かなと。
あと、交通量の多い道路で、対面に渡るには苦労します。このお店に訪問時は箱根湯本駅前から道路を渡っておく方がいいでしょう。

恩賜公園の西側の小田急系の海賊船乗り場です。西武系の遊覧船の乗り場とは少し離れています。恩賜公園の東側の元箱根の２社の港より距離があります。なので、こちら側は箱根町港と箱根関所跡港というように名称が違えてあります。
狭い桟橋の両側に海賊船が並ぶ光景が見られるのは芦ノ湖の３つの港のうちここだけでした。海賊船の並びの写真を狙うならぜひともこの港へ。船の到着した瞬間と出港の直前が写真タイムです。

西武系の箱根遊覧船の乗り場で、海賊船の箱根町港からは少し離れています。まさに関所への参道の入り口にあり、観光に便利です。また西武系のバスの乗り継ぎももう一つの港の元箱根港より便利。建物のすぐ前にバスが止まります。
港の建物は２階建で、陸から見ると平家で乗り場は地下になります。一瞬とまどいます。建物奥の階段をUターンする形でおります。

西武系の観光船のりばのターミナル建物内のお土産物屋さんといった感じです。観光船乗り場は地下になり、入り口入ったときは一見わかりにくいです。お土産屋さんとしては大きい方で乗船待ちとバス待ちのお客さんで賑わってました。右手には食事処もあり、道の駅のような施設で、バスの始発でもあり、使いやすいと思います。

箱根関所跡港からすぐ。背後に丘があって狭い平地エリアにあります。両側に門があって建物がその中に数軒。裏の丘に登る階段があるので登ってみると全景がわかります。
入鉄砲に出女の女性の取り調べの像はブロンズのような無彩色。不気味さと不安感が伝わってきます。
このエリアの先に資料館があるので合わせて見てみましょう。

元箱根港から杉並木を抜けて恩賜公園の脇から入る道と、箱根関所港から売店街と関所跡復元街を抜けて入るのと２通りの道がありますが、やはり元箱根側から入る方が東海道を通ってきた、という感覚で雰囲気がいいです。
入館料は箱根のフリーパス類を持っていると割引価格です。
資料館自体はそう大きくはないですが、関所破りの資料がとくに興味深いものでした。お玉ヶ池の名の元になった「おたまちゃん」が案内する形式で展示されてますが、獄門になったと聞くとちょっと悲しい気持ちにもなります。江戸時代で関所破りは６人しかいなかったというのも意外でした。そしてだいたいは見なかったことにしてもらったりして捕まることはなかったというのも意外でした。

元箱根と箱根町の間、国道に沿って旧東海道の杉並木が残っています。箱根に旧東海道を歩ける区間は数カ所ありますが、ここが一番お手軽です。なお、箱根の他の旧街道は石畳ですが、ここは土の道です。
ただ、横が国道だけあってあまり静かではなく、昔っぽい雰囲気は今ひとつです。
それよりも昼なお暗い杉の巨木をの中を歩く不思議な雰囲気を味わいましょう。
元箱根方面からだと、途中、二百階段経由で恩賜公園に抜けるところがあるので、そこを通って関所に向かうのもいいでしょう。

元箱根港の近くにお寺の墓地のような空間が。江戸時代までは箱根、とくにこの場所周辺には大量に仏像や仏塔があったそうで、明治になってほとんどが取り壊されたのですが残った石仏や石塔をここに集めて残してあるのだそう。石塔ひとつひとつは平凡な形ですがこれだけ集まると迫力のようなものが感じられます。ほとんどの人は見ることもなく通り過ぎますが、昔の仏教に対する心がなんとなくわかり、興味深いエリアでした。

芦ノ湖の船は小田急系の海賊船と、西武系のクルーザータイプの２社があり、芦ノ湖の元箱根、湖尻、関所、と３箇所とも別々の桟橋と別々の建物。ただ、この元箱根港だけが同名称。ほかの２箇所は港の名前が一応別名称になっています。
なので元箱根港でも乗る船によって建物が違います。西武系の方がやや箱根神社寄りです。なお、バスに乗り継ぐ際、熱海行きなどはちょっと離れたバス乗り場になるのでバスと船の乗り継ぎの際は注意が必要です。
西武系の船のターミナルビルは平家で簡素、小田急系の海賊船のターミナルビルは一部２階建で傾斜屋根でこちらの方がやや立派にみえます。なお、芦ノ湖の南岸の船のターミナルとしては箱根関所跡港・箱根町港の方が立派なので、箱根神社に行く場合以外は、とくに小田急系の場合はバスの始発にもなっている箱根町港の方が便利でしょう。

小田急系の海賊船に比べて地味な印象もある西武系のこの「遊覧船」ですが、一番高い展望台のところも普通に特別料金なしに乗ることができ、晴れた日は動く展望台のようで気分がいいです。静かにゆったり旅を楽しむなら海賊船よりここちらが適していると思います。
この「遊覧船」という名称ですが、小田急系と同じように湖尻からはバスで大涌谷や小田原へ抜けられます。それに少し歩いた桃源台からは小田急系ですが、仙石原方面、さらには御殿場や新宿への高速バスのルートもあります。このように普通に交通機関としての利用ももちろん可能です。
芦ノ湖の真ん中くらいにある箱根園は「海賊船」は通過、この「遊覧船」のみが止まります。なお、各港に下の港に戻ってくる「遊覧ルート」の掲示があったのでそのような利用もまた多いのかもしれません。

箱根園へのメインアクセス。箱根観光船の港です。小田急系の海賊船は素通りします。だいたい１時間おき。訪問日はコロナのせいか湖尻と箱根園は折り返し運行になっていて、元箱根方面からは乗り換えになっていました。コロナの一番多かったときは運休していたそうです。やはり北半分は乗客が少ないのでしょう。
桟橋からロープウェイは雨でも屋根の下を通れるとのことでしたが、水族館の別館への通路に充てられていて、南側の屋根のない普通の通路になっていました。
なお、変わり種として水陸両用観光船が発着します。豪快な発進シーンは見ものです。