RON3さんのクチコミ(53ページ)全4,330件

山内一豊が江戸時代に建造した天守閣、本丸御殿を含めて15の建造物が国の重要文化財に指定されています。
天守閣や本丸御殿など一連の建造物を「懐徳館」として内部の見学ができます。
日本国内で12城しかない江戸時代の天守閣が残る現存天守の一つで、とても見ごたえがあります。しっかり時間をかけて見学したいです。

1664年（寛文4年）に再建された大手門ですが、大きな石垣の上に重層入母屋造りの渡櫓をのせた櫓門で、非常に風格があって立派です。
門前は門と矢狭間塀で囲まれた枡形状になっていて、三方向から攻撃を加えることができます。
敵からの攻撃を防ぐ為の石落としもあって、上って来る敵に石を投げたり、お湯を流したり、槍で突いたりできる構造になっているとか。

寺田寅彦は物理学者であり随筆家でもあった人。
東京で生まれて、5歳から19歳までを父母の故郷、ここ高知で過ごしたそうです。
他に観光客は一人もいなくて、待ち構えていたボランティアガイドさんが、マンツーマンで、付きっきりで案内をしてくれました。
主屋、勉強部屋、茶室、そして庭があります。
多才、多芸だったようで、理系の物理学と、文系の随筆家の両面を持っていたことに興味が湧きました。

高知城の北西にある公園で、たくさんの桜の木も植えられていて、憩いの公園になっています。
一方、江の口川沿いに「日中不再戦の碑」や、革命詩人槇村浩の「間島パルチザンの歌」石碑とかもあります。日本政府にとっては公にしたくない事実でもこうやって石碑に残す高知の風土は、いつの時代でも決して政府が正しいとは限らないという、反骨精神が強いと感じました。
江の口川に架かる桜馬場橋を渡ったところにはかつて高知刑務所があったということで、この周辺には、自由民権運動や反政府運動をした人たちの記念碑等が見られるんですね。

国道33号線沿いを走る路面電車の上町一丁目停留所前に「龍馬誕生の地」の石碑があって、その裏通りに「龍馬の生まれたまち記念館」や「龍馬郵便局」があります。龍馬関連の史跡などを回ったら、ちょうど枡形停留所に出ました。
今停留所から始まる枡形商店街を北へ通り抜けて、城西公園、寺田虎彦記念館、高知城へと行くのにちょうど良い、便利な場所にありました。

国道33号線沿いを走る路面電車の上町一丁目停留所前に「龍馬誕生の地」の石碑があります。その裏通りに、龍馬の生まれたまち記念館や少し離れたところにこの郵便局があります。
郵便局の入り口横に坂本龍馬像が出迎えてくれます。
敷地にある郵便ポストは『龍馬ポスト』といって、1999年にふるさと切手『桂浜と坂本龍馬』の発売記念に設置されたそうです。
ポスト上部の記念モニュメントは、「坂本龍馬」に「桂浜の波」と「地球」を組み合わせ、坂本龍馬の偉大さを表現したものらしいです。

国道33号線沿いを走る路面電車の上町一丁目停留所前に、「龍馬誕生の地」石碑があります。ビルの狭間にあるんですが、かつてはこの石碑付近一帯が生家だったらしい。裏通りに「龍馬の生まれたまち記念館」があるので、そのあたりまで生家があったんだろうか。
1835年（天保6年）11月15日にこの地で誕生して、幕末の志士として「薩長同盟」や「船中八策」など歴史的偉業を成し遂げたわけですね。
調べて見たら、1867年11月15日、奇しくも自らの誕生日に京都近江屋で凶刃に倒れたとか。

なぜこんなところに出雲大社があるのかと思ったら、創建されたころ、1873年（明治6年）に出雲信仰を布教するために、全国各地に出雲大社分祠が建てられたようで、その中の一つでした。
ご祭神は大国主大神（おおくにぬしのおおかみ）で、縁結び、金運、五穀豊穣、商売繁盛などいくつもご利益があります。
出雲大社の参拝作法が書かれていました。「二拝、四拍手、一拝（通常の神社は、二拝、二拍手、一拝です）」

敷地内に「吉野朝廷（南北朝）時代古戦場跡」の石碑があったり、神社の並びには「坂本龍馬誕生の地」の石碑もあります。

山内神社が鏡川のほとりに建っていて、この川も細田守監督の映画『竜とそばかすの姫』の舞台にもなったと、境内の立て札に書かれていました。
また築屋敷跡付近では、かつて坂本龍馬が子どものころに鏡川で姉に泳ぎを教わったという話も残っています。
訪れた時、コサギらしき野鳥が訪れていました。

山内容堂公邸跡の背中合わせに建っています。
1871年に、土佐藩最後の16代藩主で、初代知藩事となった豊範が、ここに山内神社を創建して、3代忠豊から14代豊惇までの霊が祀られました。
その後、15代豊信、16代豊範を祀る神社も別の場所に新たに建立されたものの、戦火によって焼失。
社殿を再建する際に、初代藩主一豊と夫人の見性院（千代）、2代藩主忠義を祀った藤並神社と合わせてここに祀られました。

現在は、高知市内の高級老舗旅館三翠園と、入口隣の旧山内家下屋敷長屋や、道路を挟んだ向かいの鷹匠公園など、全てがかつて山内容堂公邸だった敷地のようです。
鷹匠公園の中は狭い広場とトイレくらいで、目立った施設はありませんが、公園の入り口に「山内容堂公邸跡」の石柱が立っています。
戦後になって敷地のほとんどがホテルとなって、一部だけ旧山内家下屋敷長屋とこの公園が残されているだけです。

高知市内の高級老舗旅館三翠園の正門と、旧山内家下屋敷長屋の前の道路を渡ると、向かいにある公園が鷹匠公園です。
公園の中は広場とトイレくらいで、目立った施設はありませんが、公園の入り口に「山内容堂公邸跡」の石柱が立っています。
幕末に山内容堂が現在の三翠園敷地を含めた一帯に下屋敷を建てて、明治時代の大政奉還になってこちらが山内家の本邸になりました。
戦後になって敷地のほとんどがホテルとなって、一部だけ旧山内家下屋敷長屋とこの公園が残されました。

高知城へ徒歩7分という近さで、天然温泉もある老舗高級旅館です。
このホテルの敷地は、江戸時代に山内家の下屋敷があったことから、館内の通路には、
たくさんの山内家に関する展示物があります。
また、ホテルの中庭にはかつて「物見亭」があって、1867年に薩摩藩主島津久光公の使者、西郷隆盛と山内容堂が会見した場所ということで、高知の歴史を感じながら滞在ができます。
また入口の門の横に、国指定重要文化財建造物の旧山内家下屋敷長屋があって、自由に見学ができます。

高知市内の高級旅館三翠園の門の横にあります。
元藩主、山内容堂が下屋敷とした一帯の一部で、16代藩主、山内豊範によって1665年に完成。残された長屋は下屋敷で警固番を勤めた足軽の詰所だったらしい。
近世の長屋建築でこれだけの規模を持つものは少なくて貴重なことから、国の重要文化財建造物に指定されています。
無料公開されていて、内部も自由に見学ができます。

高知市内の高級旅館三翠園入り口の門の右横にあります。下屋敷で警固番を勤めた足軽の詰所だったらしい。
元藩主、山内容堂が下屋敷としたものの一部で、16代藩主、山内豊範によって1665年（慶応元年）に完成。
近世の長屋建築でこれだけの規模を持つものは少なくて貴重なことから、国の重要文化財建造物に指定されています。

高野山真言宗で、四国三十三観音霊場の高野寺の門柱横にあります。やや奥まっているので、その前まで来ないと見えにくいです。
板垣退助誕生地の記念碑がまるでお寺に間借りしているみたいに見えますが、実は逆で、自由民権運動の指導者、板垣退助の生家があった場所に後から高野寺が建立されたそうです。

記念碑の左には「死生亦大矣」碑があります。
その出店は、王羲之筆『蘭亭序』「古人云、死生亦大矣、豈不痛哉。」
意味は「昔の人は言った。死ぬことも生きることも(人にとっては)実に重大なことである。(それならば)なんと悲痛なことだろうか」
また、荘子の「仲尼曰、死生亦大矣、而不得與之變」からとも言われるようです。

高野山真言宗で、四国三十三観音霊場になっています。
ご本尊は弘法大師（秘仏）で、板垣退助位牌もあります。お寺の門柱横に板垣退助誕生地 記念碑があって、実は自由民権運動の指導者、板垣退助の生家があった場所に後から高野寺が建立されたようです。
朱塗りの本堂と塔は、本家高野山の壇上伽藍を彷彿とさせます。弘法大師が密教思想に基づいて、『胎蔵曼荼羅』の世界を表していいたからです。

『よさこい節』に歌われた坊さんの純信とお馬の恋物語が伝わる橋で、一度は観光しますよね。
江戸時代、高知城下の堀川で隔てられていた豪商の播磨屋と櫃屋が、お互いに行き来するために私設の橋を架けたのが「はりまや橋」の由来だそうです。
そのはりまや橋の近くには、アンパンマンの石像もあるし、ペギー葉山の歌碑もあります。
はりまや橋に行くには路面電車で、そぐ前のはりまや橋停留所が便利です。

はりまや橋から東に全長約120ｍに約40軒のお店が並ぶ商店街です。
アーケードの屋根が、2階以上の高さがあるので、商店街がとても明るいです。その屋根が木造なのは、全国的にも珍しくて、温かみを感じます。
この商店街は、よさこい祭りの競演場の一つになっていて、雨でも大丈夫です。

はりまや橋自体は小さな橋で、昔、高知城下で堀で隔てられていた豪商の播磨屋と櫃屋がお互いの往来のために架けた橋です。
その橋が有名になったのは、『よさこい節』と『南国土佐を後にして』なんですね。
はりまや橋公園東側に歌碑があります。
1959年にペギー葉山が歌った曲の大ヒットで橋が一層有名になったんですね。
1時間おきに歌が流れて、鯨の親子が曲に合わせて潮を吹きます。