mikanさんのクチコミ(38ページ)全1,524件

眠り猫のある門をくぐったら石段があります。長い石段で207段あります。一枚岩が整然と並んでいます。左右は背の高い杉の木が並んでいます。
上り切ったところには、拝殿の門があるのですが、見学コースは門を入らず、墓所を一周するようになっていました。銅製の重々しい家康のお墓は威厳がありました。

日光東照宮の下に位置するお寺です。歴史はとても古く、奈良時代に勝道上人が日光山を開き、四本龍寺を建てたのが始まりで、平安時代には空海など高僧も来山し、関東の一大霊場として栄えた古刹。
三仏堂には巨大な三体の仏像が祀られています。
日光東照宮と同時に参拝できます、近いので。

鬼怒川沿いに建つ旅館です。駐車場からは二階建てに見えるのですが、川岸に建っていて、地下の部分は見えず、大きな旅館でした。
接客も丁寧で、とても気持ちよく過ごせました。
お料理も地元食材が使われお刺身がイワナと言うのも珍しくいただきました。
女将さんが食事の際ご挨拶に廻ってくださっていて、近場の情報もいただけました。
露天風呂が木鬼怒川沿いに面していて、とても開放感がありました。

那珂川の緑の麓にある美術館です。隈研吾さんの設計で、グレーの色調のスタイリッシュな美術館には町に寄贈された青木コレクションの広重が展示されています。
コレクションの中の広重の東海道五十三次の庄野　白雨をイメージされた建物だそうです。
特別展も催されていました。歌舞伎の小道具などを観ることができました。

栃木那珂川の小高い山の雑木林の中にあります。
絵本の人気シリーズの１４匹のねずみたちが暮らしている雑木林、そのままの雰囲気です。
ただ、美術館への道が細いのが難点でしたが、美術館の周囲は自然しかなく、人工的なものは見当たりません。
今もいわむらかずおさんご自身の読み聞かせも行われているそうです。
いわむらさんの絵本に馴染んでいる方は感動します。
こころが洗われるような美術館でした。カフェのスコーンもとても美味しく、木漏れ日の中いただきました。時間がゆっくり流れています。

益子の小高い丘の上の陶芸メッセの一角にあります。
美術館では企画展も催されていました。
益子焼を世に知らしめた人間国宝の濱田庄司さんの作品を多数展示していました。
美術館の側には濱田邸、登り窯もあります。
美術館の二階は益子焼の歴史、製法などを知ることができました。

日光は他に見所が多すぎるからか、知名度が低いように思いますが、素晴らしい記念公園です。広大な敷地は高い塀と木々に囲まれ、敷地内は整然と整えられ静かです。
大正天皇の静養地として建てられたもので、和風建築でありながら、和洋折衷の見事な建物でした。すべてが整っていて、複数の襖絵なども素晴らしく、芸術的にも素晴らしい展示がされていました。

金谷ホテル歴史館の近くにあります。
北関東に現存する最古の礼拝堂です。1916年大正５年に建設されました。
重厚な造りで、外壁は大谷石が使われています。
色の薄いステンドグラスが一面の窓に施され落ち着く教会でした。
行事がない時は公開されています。

日光金谷ホテル創業の地です。もとは侍屋敷だったものを1800年ごろ金谷家が拝領し、一般外国人の国内旅行が許可された後、1873年に金谷善一郎が金谷カッテジイン、として21歳で始めました。
その後、外国人の間で評判となり、増築もされています。
サムライハウスとも呼ばれ、開業後も洋風なものは一切取り入れず、武家屋敷の特徴を伝える建物としても貴重です。見ごたえがありました、いろいろな仕掛けを知ると。

日光物産商会からすぐ東照宮の麓の中禅寺湖、華厳の滝から流れ下る大谷川にかかる赤い橋です。日光山の玄関口にあり特別感があり、とても目立っています。日光三大奇橋となっています。現在のような朱塗りの橋は1636年東照宮造営の際に造られ、明治時代に洪水で流され再建されました。

日光金谷ホテルの入り口の坂の下にある歴史ある建物です。有形文化財です。
明治38年1905年、日光金谷ホテルのお土産屋さんとして開業し、今も健在です。
金谷ホテルのベーカリーも入っています。
二階はレトロな洋食屋さんです。
建物の前にはレトロな電話ボックスがあって、タイムスリップしたようです。

ＪＲ日光駅の駅舎は昔のまま、歴史ある佇まいで建っていました。現在は少しピンクがかった外観です。1912年大正元年に建てられました。
木がふんだんに使われていて、落ち着いた雰囲気です。駅百選にも選ばれています。

全長37㎞にも及ぶ杉並木は一万本以上もの杉がそびえたっています。世界一の長さの杉並木という事でギネスブックに認定されています。
古いものは380年を超えるものもあるそうです。その間を車でも通れるので、車で通ってみると、歴史のある巨木ぶりを肌で感じることができます。

宇都宮郊外にある大谷石の採石跡が資料館になっています。駐車場から資料館への道からも、むき出しになった採掘跡が見られ、異次元の世界のようです。
資料館の中は、階段を降りていくと、ひんやりとしていて、真っ暗なのを所々ライトで照らされています。巨大地下空間の様相です。大きな舞台もあり、いろいろなパフォーマンスも催されるようです。

那須の大自然の中に建つ影絵作家の藤城清治さんの美術館はとても素敵でした。
古い長屋門が入り口にあり趣がありました。そこを一歩入ると藤城ワールドが広がります。
四季折々自然も楽しめる劇場型美術館です。生きる喜び・希望の光を送る、と書かれていましたが、まさにその通り。
入り口近くの藤城さんこだわりの手割りレンガのチャペルもステンドグラスに囲まれ素敵です。その奥に美術館があります。撮影禁止ですので、集中して館内を観覧できました。大作が圧巻で、夢の中にいるような気分になります。

那須ＩＣから車で10分ほどなだらかな坂を上ったところにありました。
イギリスコッツウッズに残る貴族の館ををモチーフに建てられています。石造り二階建ての建物の中は日本を忘れそうな空間でした。ステンドグラスも素敵ですが、ティファニー工法の流れをくむランプが沢山展示されていてとても華やかでした。

東照宮御本社の前に建つ唐門は重厚で彫刻も素晴らしい門です。門の柱には上り龍と下り龍が施され、本社を守っています。
陽明門よりコンパクトなもんですが、611体もの彫刻がなされ、中央の彫刻は一本のケヤキから造られていて、見事で見入ってしまいます。

別名日が暮れるのも忘れるほどの美しさから、日暮らしの門とも言われています。
平成の大改修では彫刻をひとつずつ丁寧に外し、漆を塗り、彩色し直し、眩いばかりに輝いています。
5000体以上の彫刻が施されていて、その緻密さにも驚くばかりでした。

三猿で有名な神厩舎は、神の使いの馬を置く小屋です。東照宮の建物の中で唯一素木造りになっています。
建物に施された三猿は、端から子供の頃から成人になるまでをひとつずつ彫刻で表しています。見ざる・言わざる・聞かざる　だけでなく観ていくと、人生とは・・と人生観を感じます。

下層４層が和洋で最上階が唐様の建物で、十二支の躍動的な彫刻が施されています。
スカイツリーに応用された耐震台風構造で、棟の中心には心柱が吊り下げられています、外からは観ることはできませんが。若狭小浜藩主酒井氏が奉納したものです。