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シャウエン－フェズを車で移動する時のお得情報です。

シャウエン－フェズ間にはオレンジ街道と呼ばれるエリアがあり、そのエリアでは地平線のその先までオレンジ農園が広がっています。
道路沿いにはオレンジや冬ミカンの青空市場がアチコチでお店を広げているので場所は見ればすぐに分かります。

このオレンジ街道のかんきつ類が激安で美味しい♪
オレンジとミカンを袋いっぱい詰めて5ｋｇで、20DH。
日本と比べたら1/5程度の価格でした。

この経路を車で移動するならば、是非立ち寄りオレンジを買いたい場所です。
オレンジさえあれば、いつでも新鮮なオレンジジュースで喉を潤せます。

シャウエンのハマム広場に面したレストラン・モリスコはイワシのタジン料理がお勧めのレストランです。
トマトベースで調理されたイワシ・タジンはちょっと味が濃い目なので、二人で一プレートをシェアするのが良いかもしれません。
レストラン・モリスコは1階から3階席までありますが、3階のテラス席の眺めが良く、かつ、落ちついた食事ができました
目の前にはカスバの城壁があり、ロケーションも抜群のレストランです。

シャウエンのオンサー門の更に西にあるラス・エル・マの滝はシャウエン女性が川でお洗濯をする光景が有名ですが、私が年末の12/30に訪れた時は少し様子が異なっていました。

12/30にラス・エル・マに居たのはアラビア風の衣装で着飾った女性達。
どうやら何か催し物かお祭りがあったようで、何も知らずにその中へ迷い込んだ私は完全に部外者だったのですが、アジア系の顔が珍しかったようで、一緒に写真を撮ろう♪の嵐に巻き込まれました。

毎年、同じに日に催しがあるのかは分かりませんが、もしかしたら年末にもラス・エル・マでは美しい女性たちで溢れる日がある可能性があります。

2018年の年末にシャウエンを旅した際の気候・気温・服装情報です。

気温：朝は10℃以下、日中は15℃以上（日本の関東地方の3月下旬程度）

気候：モロッコに9日間いましたが、その間のシャウエンの天気はずっと晴れ

服装：朝8：30頃（日の出直後）は、ダウンジャケットを着用してちょうど良い位
　　　11：00-18：00　町歩きをするならばフリース素材のジャケットがベスト
　　　日没後：ダウンは必要ないが、暖かめの上着が無いと冷える

治安：山間の小さな村なので治安は悪くはなく、女性の夜歩きも特に問題ない
　　　ただし、大麻が流通している地域なので、注意は必要

シャウエンのハマム広場にあるカスバ博物館はちょっと気になっていた場所だったのだが、大幅な入場料金値上げに入場を断念。
ガイドドブックにはカスバの入場料金10DHとあるが、外国人料金は60DHと6倍に跳ね上がっていた。
モロッコ人は10DHでそのままお値段据え置き。
幾らなんでも、外国人だけ6倍はひどいよね～。

シャウエンの村の中で食事をしようと思ったならば、南側にあるハマム広場かマクゼン広場のレストランのテラス席がお勧め。
テラス席だと正面のカスバの様子や、遠くのスペイン・モスクまでが良く見え、食事だけでなく、景観も楽しめる。
個人的なお勧めは、ハマム広場ならばRestaurant Moriscoで、マクゼン広場ならばレRestaurant Sindibad。
どちらのお店も英語・スペイン語が通じるのでフランス語が苦手でも問題なかった。

シャウエンのスペインモスク（フォートラでは丘の上のモスクで登録）はシャウエンの夕景を見るには最適な場所で、メディナの西端のオンサー門から徒歩15分ほどで行くことができます。
ガイドブック等には、きつい登り坂と記されていますが全然キツイ坂ではないです。
最後の5分だけちょっと急な坂道があるだけした。

スペインモスクのある丘の上からは夕景のシャウエンが美しく見えますが、注意したいのは時間。
日没の公的な情報よりも15分以上早い時間に太陽は山の影に入ってしまいます。
だから、青いシャウエンが赤く染まる景色を見たいならば日没時間の30分以上前にはスペインモスクの前に登りついていることが重要です。

参考までに12月末の夕焼けの時間帯は18時を少し過ぎた位でした。

SNSやインスタで映える!!として大人気の青い村-シャウエン。
青い村を訪れる人は年々増えているという事ですが、実はシャウエンは有名な割には非常に行きにくい場所にあり、モロッコの観光地であるフェズからは車で4～5時間かかるため、なかなか個人旅ではアクセスしにくいところです。

そうなると、フェズ発の既存の日帰りバスツアーの利用を安易に思いつくところですが、個人的には日帰りツアーはお勧めしません。
勧めない理由は日帰りツアーの場合は、シャウエン到着がお昼過ぎとなってしまい、長くても4時間程度しかシャウエンに滞在出来ないから。

滞在時間が短いこと以外にも、訪れるのが午後と言うのもマイナスポイント。
モロッコの陽射しは冬でも強い日差しで、午後の太陽光ではシャウエンの青い村の光景はコントラストが強すぎる景色となってしない、煙るような青いシャウエンの姿は午後からの観光では見ることができません。

スモーキーなシャウエンの青を見たいならば、お勧めは朝。
日の出から2時間迄の時間であれば、落ち着いた青いシャウエンを見ることができます。

朝のシャウエンを眺めるためにはシャウエンの旧市街地での1泊が必要となります。
その場合にお勧めなのはCTMバスでのアクセス。
フェズからのアクセスの場合は、フェズを朝に出発するバスはシャウエンに12時過ぎに到着し、翌日はシャウエンを14時過ぎに出たバスはフェズに夕方に到着します。

ただ、CTMのバスはモロッコ外からインターネットで予約しようとするとクレジットカードの種類によっては決済できない場合があるので注意が必要です
（また、年末はバスが減便されるので、年末シャウエンを計画する場合は必ずバックアップ・プランを考えておく方が賢明です）

2018年12月末にシャウエンを旅した際のレストランの口コミです。

シャウエンのレストランが集まるのは村の南側のハマム広場、マクゼン広場。
これらの広場の周辺に食事処がありますが、お勧めは2階席・3階席があるレストラン。
1階席でも悪くは無いけれど、埃っぽい地面の空気がそのまま流れてくる場所が多いです。

色々なレストランをチェックしたあとにセレクトしたのは、少しだけ高台に立つカフェ・シンドバッド。
このお店はテラス席があるので、テラス席に空きがあるならば眺めの良いテラス席がお勧め。
テラス席の真ん前はカスバで、遠くにはスペインモスクも良く見えます。

客席数も多く大人数のグループでも対応可能ですが、若干サービスのスピードが遅いのが難点かな。
私達もお料理が出てくるまで40分以上かかったので、時間に余裕のある方向けです。

肝心のお料理の味は、美味しいです（価格も高くないです）。
タジン鍋料理も、圧力鍋を用いた若干ニセモノっぽいものではなく、一からタジン鍋で料理をされたモノでした。
フリーWiFiの感度もスピードも悪くは無いので、料理待ちの時にネットでの作業をするには良い場所だと思います。

2018年の年末旅でモロッコを訪れ、シャウエンのダル・サババ（Dar Sababa）に一泊した際の口コミです。

シャウエンにはそこそこ観光客向けの宿があり、何処に宿泊するか悩むところですが、せっかく泊まるならば旧市街地の中にある青い宿がお勧めです。
そんな中でも、スーク門からほど近いDar Sababaは植木鉢の小道などのフォトスポットも近く、女性の一人旅でもお勧めできる宿でした。

【ロケーション】
・旧市街地入口のBab Soukから徒歩5分
・バルベル語の壁模様がある路地のすぐ裏に宿がある
・宿に事前連絡すれば、Bab Soukの外まで出迎えあり
・周囲に中華レストランはあるが、食事はハマム広場迄（下りは徒歩5分）行くのがお勧め
・夜20時頃では、観光客が周囲を歩いているので治安に問題なし
・屋上からは、青い村の風景が一望。
・夏ならば屋上テラスでの朝食もお勧め

【宿の設備・食事・スタッフ等】
・1階の部屋だったのでWiFiの感度・スピード等問題なし
・部屋に空調設備はあるが、冷房だけだが、12月末でもそんなに寒くは無い
・シャワーのお湯の温度は熱く、水圧も高い
・シャンプー等のアメニティは大ボトルがあるだけなので持参を勧める
・ドライヤーは無い
・電源コンセントは1部屋に6個以上あった
・朝食は量は十分だが、ジュースは加糖
・スタッフは昼・夜とも基本英語が堪能なので、英語ができれば問題ない

【宿泊料金】
旧市街の中のダルで、ツインルーム1部屋朝食付で37ユーロならばかなりお勧め

小湊鉄道は房総半島を横断する鉄道で、風光明媚な田園風景を眺めながらトコトコと田舎の雰囲気を味わうにはお勧めの電車です。
経路には養老渓谷も有り観光も楽しめますが、ちょっと面白いスポットも何カ所かあり、その一つが飯給（いたぶ）駅です。

飯給駅にあるのは世界一大きなトイレ。
大きいと言ってもトイレの便器のサイズが大きいのではなく、大きいのは敷地の方。

駅のトイレがあるのは200平方メートルの広大な敷地の中で、塀に覆われた敷地の中に、４面がガラスに囲まれたトイレがあります。
トイレの周囲は野原。
桜の木があり、春には１面のお花畑に囲まれたトイレになるとのことです。

このトイレは女性用で、そこを使用できるのは女性だけの特権。
春爛漫のお花畑の中での至福の一瞬を楽しむことができる場所ですが、コトに挑むにはなかなか勇気が必要かもしれませんね。

世界一大きいアートなお手洗いをデザインしたのは、建築家の藤本壮介氏。
飯給駅のトイレはギネス記録には認定されませんでしたが、世界一大きいトイレと云う事は事実らしいです。

世界一のガラス張りのトイレがある飯給駅は、今、話題の地球磁場逆転期地層のチバニアンから車で5分ほどの場所ですので一緒に訪れるのがお勧めです。

鋸山の展望台にある地獄覗きの岩は鋸山日本寺の境内にあり、有料道路代金が必要ない東口管理事務所駐車場からは30分程度の階段登りで辿り着くことができる。
展望台自体は鋸山の本当の山頂ではないが、そのエリアからは360度の眺望で、東京湾方向や九十九里の方向をグルリと見渡すことができる。

山頂エリアでのお楽しみは何と言っても石切り岩の上から眺める地獄の風景。
もともとが石きり山であった鋸山では、石を切り出した後の岩が宙に突き出す形で残されていて、日本寺の参拝者はその岩の先端から、遥か彼方の下方を見下ろすことができる（高所恐怖症の方にはお勧めしない）
突き出した岩の先端に立つと、まるで宙に浮いている岩に乗っかっている様で、なかなかの浮遊感。
地獄覗きの岩と呼ばれる岩の上からの風景は、日本ではなかなか見ることの出来ない光景で、面白かった。

この山頂の展望エリアは鋸山の登山道を上ってきても辿り着くが、お寺の拝観料600円は必須となる。

鋸山の麓にある磯料理山田屋さんは、海鮮定食を食べたいならばお勧めの食堂。
座席数は8卓（1卓4人掛）なので、4人までの少人数グループ旅に向けです。

ご夫婦お二人で運営している小さな食堂ですが、鋸山付近で海鮮を食したいのならばお勧めで、定食ならば浜焼き定食。
地魚のお刺身+テンプラorサザエのつぼ焼きor焼き魚がついて税込1850円。
私はサザエのつぼ焼きをセレクトしましたが、大振りのサザエが2個ついて、とても美味しかったです

小湊鉄道は房総半島を横断する鉄道で、風光明媚な田園風景を眺めながらトコトコと田舎の雰囲気を味わうにはお勧めの電車です。
経路には養老渓谷も有り観光も楽しめますが、途中の駅にはちょっと面白いスポットも何カ所かあり、その一つが上総大久保駅。

上総大久保駅の面白ポイントは二つで、トトロと線路を挟んで向かい側にある大銀杏。
駅ホームの待合室には地元の小学生が描いた映画：となりのトトロの一場面が描かれておて、その光景が周囲の田園風景と溶け込むように合い、とっても素敵な田舎の駅を演出しています。
駅ホームに上がってその絵を眺めるのも良いですが、お勧めは線路を挟んだ向かい側の土手から眺める風景がお勧め。
特に夕方はホームに夕陽が射しこんで、暖かな色合いとなっていました。

大銀杏は私が訪れた２月は葉っぱが無い状態で、若干見応えには欠けてしまいましたが、銀杏越しに眺めるトトロの描かれた駅の様子はホンワカで素敵な光景でした。

房総半島を横断する小湊鉄道は、季節ごとに四季折々の田舎風景が楽しめる路線と云う事で最近、人気が出てきている鉄道路線だ。
通しで乗るならばお勧めは、日フリー乗車券(当日限り有効）。
小湊鐵道全線が乗り降り自由で、料金, 大人1,800円 （子供 900円）。

せっかく乗り降り自由な切符を持っているならば立ち寄り駅としてお勧めの駅も有る。
養老渓谷の足湯は有名なので、此処での説明は省いて、ちょっとマイナー路線のお勧め駅の紹介で、お勧めしたいのは飯給（いたぶ）駅と上総大久保駅。

この二駅には、世界一デカイ硝子張りのトイレと、トトロが居る。
小湊鉄道でのんびり電車旅を楽しむならば、是非立ち寄って欲しい二駅だ。

石切り場に彫り込まれた百尺観音があるのは内房にある鋸山日本寺。
磨崖仏である百尺観音は遠目に見ると、のっぺりな感じでイマイチ感があったのだが、その足元まで行き拝見すると、立体感のある姿。
戦没死没者の慰霊観音であると同時に、陸・海・空の交通安全の守り神でもあるそうだ。

鋸山日本寺の参道には1500体の羅漢像が奉納されている。
羅漢像が作られたのは江戸時代の中ごろで、1500体もの羅漢像が並ぶ参道は他の場所には例がない。
羅漢像が立ち並ぶ光景はなかなか圧巻だが、残念ながら半数位の羅漢様は首から上が無い。
コレは明治維新時の廃仏毀釈の時に壊されてしまったためで、今なお修復がなされていない。

十州一覧台があるのは鋸山日本寺の境内。
西口井管理事務所から階段を5分ほど登った場所にある。
多分、空気が澄んでいた時代にはこの場所から静岡や東北の方まで十州の景観が眺められたのではないかと思う。
私が訪れた日も空気は比較的澄んでいる冬の日だったが、さすがに見えたのはせいぜい神奈川県くらいまでだった。

展望台には浅間神社も有るが、祠だけだ。
わざわざ急な階段道を登ってまで訪れる価値があるかは…微妙だと思う。

自家用車で鋸山日本寺に行く際に注意をしたいのは、どこのパーキングに車を停めるかということ。
駐車場を事前にしっかりとリサーチしておかないと余計な出費を伴う場合がある。

鋸山日本寺には3か所の駐車場があるが、お勧めはお寺の本堂側にある東口管理事務所パーキングで、この東口管理事務所駐車場ならば無料で車を停められる。
ロープウェー側にある2か所の駐車場も駐車料金は無料だが、辿り着くまでの経路に有料道路があり、別途に通行料の1000円が必要となる。

参考までに2月の日本寺の状況を。
2月の連休に訪れたが、参道の紅梅には紅の花が咲き、春を感じさせる風景だった。
山頂エリアまでは登り坂の階段道なので、階段を上り下りするだけで体はポカポカ。
汗だくになって歩く夏よりは天気の良い冬の日の方が観光には向いているかもしれない。

太田記念美術館は浮世絵に特化した美術館で、作品点数も多い。
しかし、浮世絵と言う色がされてしまいやすい絵画の特徴故に、所蔵作品が一堂に展示されることはなく、ローテーションを組んで展示したり、テーマのある企画展で展示されている。

初心者にはとっつきにくい浮世絵だが、企画展ならば初心者の方にもお勧め。
分かりやすい解説があり、予備知識がなくとも絵を楽しむことができる。

また、美術館で絵を鑑賞した後は、地階にある手ぬぐい屋さんへと立ち寄ることもお忘れなく。
浮世絵のデザインから興された手ぬぐいはどれも個性的で、他にはない品ばかり。
一枚1200円と安くは無いが、好きな柄が見つかると思う。