南朝の歴史に深く関わった寺院
- 4.5
- 旅行時期:2015/04(約11年前)
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by masa8982さん(男性)
吉野 クチコミ:14件
吉水神社、金峯山寺とは谷一つ挟んだところに建つ寺院です。創建は平安時代だそうですが、後醍醐天皇の勅願寺だったり、門に楠木正行(楠木正成の長男)の辞世の句が刻まれていたりと、何かと南朝と縁のある寺院です。
こちらは他の吉野の寺院と違って簡単に車で行けるのですが、桜の時期でしたら是非歩いて行ってみて下さい。勝手神社の分かれ道を竹林院とは別方向へ進むと、五郎平茶屋への看板が出ていると思います。そちらの案内に従って進むと五郎平茶屋に出られますが、その辺りは丁度中千本の真ん中に位置しているので、桜に囲まれた絶景を堪能できます。また、谷底の辺りも桜が沢山咲いてしますし、如意輪寺への道も桜が多く咲いているので、散策が楽しめます。足が丈夫でないなら仕方ないですが、健康な方は是非歩きで行くことをお勧めします。
お寺自体は普通のお寺なのですが、宝物殿に南朝縁のものが多く展示されていて、重要文化財クラスのものがおいてあります。楠正行が矢尻で辞世を刻んだ門があったりと、寺の外見からは考えられないようなものが置いてあります。宝物館はそれほど大きくありませんが、是非行ってみてください。後、後醍醐天皇の御陵がありますので、太平記が好きな方なら行って損は無いと思います。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2016/07/08
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