masa8982さんのクチコミ(23ページ)全1,142件

豊橋鉄道渥美線の柳生橋駅の目の前にあるうどん屋さんです。柳生橋駅のホームから出て、線路を跨いで東に行った所にあります。歩いて2分掛かりませんので、非常に交通の便は良いです。
店内はテーブル席と座敷があり、昔ながらの食堂の雰囲気です。メニューもうどん、そば、丼物、定食と、奇を衒わない安心感のあるラインアップです。ランチタイムにはうどん／そばとご飯物のセットを提供しているところも好感触です。材料にも拘っていて、そば粉は国産を使っています。
こちらには豊橋カレーうどんを食べに伺いました。豊橋カレーうどんは2009年頃、B級グルメによる町おこしブームに乗って作られたもので、昔から食べられているものではありません。ただ、豊橋カレーうどんは底にとろろご飯を敷き、その上にカレーうどんを載せる、というものなので、面白そうなので食べてみたいと思っていました。トッピングは店舗によってまちまちで、こちらは鶏の炙り焼とウズラ玉子のフライが載っていました。こちらの豊橋カレーうどんはカレーの粘性が強く、結構スパイシーでした。うどんは中細で食べやすく、トッピングとの相性も抜群でした。うどんを食べた後に底のとろろご飯が食べられるので、結構ボリュームもあります。カレーととろろの組み合わせも違和感無かったです。観光で訪れるなら、是非豊橋カレーうどんを食べてみて下さい。

豊橋駅の近くにある喫茶店兼パン屋さんです。モーニングサービスを目当てに訪問しました。タイトルどおり、在来線と新幹線の線路に挟まれた場所にあります。豊橋駅の西口を出て、線路沿いに南に向かい、最初の線路の下を潜っている路地を線路方向に曲がってください。線路を潜って出たところにあります。ちょっと見はただの民家で喫茶店には見えません。一緒に投稿した写真を参考にしてください。
店内は入口部分にシフォンケーキとサンドイッチが並ぶショーケースと、パンの販売スペースが設置されています。奥にはテーブルが置かれ、そちらがカフェスペースになっています。こちらのモーニングは結構豪華で、無料のものでもパンとサラダ、味付け玉子がついて来ます。有料になりますが、フレンチトースト、ホットビスケット、ホットサンドのモーニングセットもあります。
今回はホットビスケットのセットを頼みました。なお、ビスケットはプレーンのものが1つと、チーズかレーズンのものが1つ出てきます。ビスケットの他にサラダと自家製らしいヨーグルトがついて来るので、ボリューム満点です。パン屋さんがその場で焼いているビスケットですから味は最高で、大変満足できました。立地が判り難いですが、豊橋訪問の際は是非訪ねてみてください。きっと満足できます。

大館市内にある秋田犬保存会の本部ビルです。1階が保存会の事務局、3階が展示室となっています。保存会の方が飼われている秋田犬も居て、私が訪問した時には檻の中に入れられていました。ちょうどGW期間で小さいお子さんも多く訪れていたので、お互いの安全の為に入れられていたようです。フワフワした愛らしい犬だったので直接触れ合いたかったですが、仕方ないですね。1階の事務局では秋田犬のグッズも購入できるようです。
駅からは離れているので、自家用車かバスで行くことをお勧めします。ただ、距離的には2.5km程度なので、歩いて行けないこともありません。たっぷり時間のある方は散歩がてら歩いてみても良いかもしれません。駅から東に行き、国道7号に出たら真っ直ぐ南下すればOKです。バスの場合は大館市役所前で降り、桂城公園を通り抜けて行くと良いでしょう。
展示室は小ぢんまりしていますが、マタギと秋田犬に関するものが多く、一部ヘレン・ケラーと秋田犬の関わりとか、プーチン大統領に送られたゆめに関する展示があります。こちらの展示を見ると、秋田犬が古くから人間と密接に係わっていたこと、賢さ、忠誠心の強さが良く判ります。犬好きの人なら行って損は無いと思います。

大館市内にある公園で、大館城の跡地に作られています。桜の名所という訳ではないですが、園内には沢山の桜が植えられている為、大館桜まつりの会場となっています。桜祭りの時期は沢山の屋台が並び、屋外ステージで色々な催しが開かれるなど、賑やかな雰囲気です。逆に、桜以外の見所があるわけではないので、他の季節は静かな公園だと思います。
城跡ではありますが遺構は残っておらず、南側の土塁がわずかに城があった痕跡を留めている程度です。大館城は横手城と並ぶ戊辰戦争の激戦地なので、何か城っぽい形の資料館でも作れば観光資源になるのでは、と思ってしまいます。赤い太鼓橋で秋田犬会館と結ばれているので、必用無いのかも知れませんが。
駅からは結構離れているので、自家用車かタクシーかバスで行ってください。バスを使う場合、大館駅前からバスに乗って大館市役所前バス停で降り、目の前の裁判所の裏に回ればそこが桂城公園です。大館市役所前で停まるバスは観光案内所で教えてくれます。

大館駅から歩いて4～5分程度の場所にある定食屋さんです。ボリュームが多く、小鉢がたっぷりついてくる、という評判を聞いて行ってみました。大館駅を出たら正面の道ではなく、一本左側（花善さんの脇、観光協会ビルの目の前）の路地を斜め方向に進んでください。真っ直ぐ進むと高田屋さんがあります。
1時過ぎに伺ったので空いていました。店内は昔ながらの大衆食堂で、メニューも定食から麺類まで揃っています。ホルモン定食を頼みましたが、評判通り量も多く、沢山の小鉢がついてきて大満足でした。ホルモンは豚ホルモンの煮込みで、臭みも無く柔らかく煮込まれていて大変美味しかったです。小鉢の惣菜も箸休めにちょうど良く、全般的に大満足の食事が出来ました。価格も\1,000しませんでしたから、非常にリーズナブルです。
最近は何処に行っても居酒屋さんが多く、昔ながらの食堂が減っており、旅先で食事に困ることが多いです。地元の名物が食べられるわけではありませんが、気取らずに純粋に食事が出来るこういったお店は旅先では非常に重宝します。これからも是非続けていって欲しいお店です。

忠犬ハチ公の銅像です。渋谷のものが有名ですが、ここ大館はハチ公生誕の町でもあり、大館駅前にこちらの銅像が置かれています。なお、大館駅はハチ公押しで、駅構内にはハチ公神社がありますし、待合所の観光案内所前にハチ公のマスコットが置かれています。元々は戦前からあったようで、その当時は渋谷駅のものと同じものが飾られていたそうです。ただ、戦時中に金属供出で撤去されてしまい、現在のものは戦後暫く経ってから作られたものになります。デザインも渋谷のものとは異なり、渋谷のものは晩年のハチ公ですが、こちらは若々しいハチ公となっています。

秋田の角館から鷹ノ巣までを結ぶローカル私鉄です。厳密に言うと第3セクターで、国鉄時代の阿仁合線と角館線を引き継いた形で発足しています。現在は両線を接続し、角館から鷹ノ巣までの94kmを結んでいます。
風情のあるローカル線で、のんびりと東北を旅するにはうってつけです。車窓からは田園風景や渓谷、遠くに連なる山々など、日本の美しい風景をずっと見ることが出来、飽きさせません。実際、カメラを構えて車窓風景を撮っている方が沢山いました。秋の収穫の時期になると田んぼアートが楽しめるようで、その時期には速度を落として運行してくれるようです。また、急行列車にはアテンダントさんが同乗し、沿線の風景や生活などの解説をしてくれます。急行には車内販売もあり、バター餅なども購入できます。私も急行列車に乗りましたが、秋田犬をモチーフにした車両になっていて、観光に力を入れている印象でした。なお、いつも秋田犬車両が走っているかは判りません。あと、こちらの前田南駅がアニメ映画『君の名は。』に出てくる駅舎のモデルと言われていて、その点をアピールしていました。実際、駅を訪れている方も増えているそうです。
このように観光に力を入れて頑張ってはいますが、東北地方の他の私鉄と同様、経営は厳しいようです。秋田内陸部の山がちな部分を走っていることもあり、沿線住民も少ないことから乗客は少ないようです。実際、普段は急行も普通列車と同じ車両で、しかも1両編成とのことです。県議会では毎年のように廃止という話も出ているようです。ただ、秋田は鉄道の便が良くなく、内陸部から青森方面に出ようと思うと、内陸線を使わない場合は秋田に一旦出てから日本海沿いを奥羽本線で北上するか、盛岡まで出て新幹線を使う必要があります。どちらもかなり大回りです。利便性の点から言っても是非残して欲しいと思いますし、観光客の方にもっと利用して欲しいと思います。

角館駅近くにある八百屋さんです。角館駅正面の道を真っ直ぐ、300mほど進むと左手側にあります。外見に華やかさは無いので、一般的な華やかでお洒落なフルーツパーラーを想像して探すと確実に見落とすと思います。八百屋さんを探してください。
フルーツパーラーとなっていますが、実態は八百屋さんが自店舗で扱っているフルーツを使ってパフェを提供している、という形です。店頭を見るとフルーツもありますが、ほとんどは地場の野菜と山菜で、いぶりがっこなんかも並んでいます。パフェのイメージとは程遠い品揃えです。店内の一部にカウンターとテーブルが用意されていて、そちらでパフェを頂ける様になっています。
ボリュームたっぷりのパフェが安く頂ける、という口コミが広がった所為もあってか、私が訪ねた午前11時の段階で最低30分待ちと言われました。桜の時期で観光客も多かったので、余計に混んでいたのかも知れませんが。で、諦めてバナナソフトを食べました。味は可も無く不可も無く、といった所でした。次回はパフェを食べてみたいです。因みに、お土産に山菜を買って帰り、天ぷらにして食べました。非常に美味しかったですよ。

角館にある寺院で、武家屋敷街の東側に位置しています。武家屋敷街から県道250号線を東に進んだ所にあります。本堂は昭和になってからのものですが、山門は江戸時代に建てられたものが残っています。また、境内には染井吉野や枝垂桜が植えられており、春は目を楽しませてくれます。
こちらは佐竹氏の秋田支配後に入部した芦名家の菩提寺です。芦名家は鎌倉から続く会津の名門ですが、戦国末期には佐竹氏から入った養子が当主になっており、角館入封の際に菩提寺として建てられています。会津にも本寺の天寧寺が残っていますが、そちらは近藤勇の墓で有名ですね。江戸時代初期には秋田三ヵ寺の1つと称された名刹だったようですが、芦名氏断絶後は庇護も無くなったようで、その後は住民が護ってきたようです。
芦名氏の菩提寺ではありますが、芦名家断絶の原因となった寺でもあります。最後の当主がこちらに参拝した後に踏み石から転落し、死去しています。こちらの境内には青銅製の大仏がありますが、その土台には因縁となった踏み石が使われています。また、墓地の奥には芦名家の墓所があり、角館芦名氏の歴代当主、奥方や家来の墓石が並んでいます。角館の歴史に興味のある方は訪ねてみてください。

角館の外町地域に建てられている寺院です。場所は成就院薬師堂の南側に位置しているので、薬師堂から南に少し歩けば直ぐに着きます。成就院同様、県道250号線のセブンイレブンを目印にすると分かり易いでしょう。セブンイレブンの西側路地を南に、成就院を通り過ぎたところにあります。ただ、山門が道から奥まっているので見落とすかも知れません。実際に私は見落としました。大きな石が並ぶ参道の奥に小さな山門がありますので、西側を見ながら歩くと良いでしょう。
こちらは佐竹北家の菩提寺として室町期に常陸に建てられた後、佐竹氏の秋田転封に伴い移ってきたようで、現在の本堂も江戸期に建てられたもののようです。また、墓地には佐竹北家の墓もあるようです。歴史のある寺院ですが、こちらは戊辰戦争の史跡でもあります。佐竹氏は戊辰戦争で新政府側に付いたのですが、その為に東北諸藩に攻められ、角館も戦場になっています。その際、平戸藩や薩摩藩、大村藩などから援軍が来ており、それらの藩の戦死者がこちらに葬られています。墓地を見渡すと冠木門が見えると思いますが、そちらが墓所となっています。
戊辰戦争というと上野や会津、函館のイメージが強いと思いますが、秋田も激戦地になっています。そういった歴史を改めて教えてくれる場所です。

角館の外町と呼ばれるエリアにある寺院です。武家屋敷街の南側の県道350号線に面してセブンイレブンがありますが、セブンイレブンの西側の路地を南に行ったところにあります。
薬師様を祀っているのですから寺院の筈ですが、何故か山門ではなく鳥居が建っています。どうも、古くからの神仏習合の名残のようです。あと、寺院といってもお堂が建っているだけで、建築にも特徴はありません。これだけだと普通に道端に建っているお堂と何が違うのか、という話になりますが、こちらは古くは戸沢氏、江戸時代になってからは佐竹氏と、角館の支配者からの崇敬を受け、手厚く庇護されてきた歴史があります。成就院の『成就』という言葉も戸沢氏当主の眼病を治したり、願掛けしたことが必ず成就したことから付けられたそうで、ご利益があるということで領民からも篤く崇敬されたようです。観光地としての見所はありませんが、ご利益を信じて御参りしてみては如何でしょう。

角館の武家屋敷街の南側にあるケーキ屋さん兼喫茶店です。横町橋の袂にあるので、武家屋敷街の散策中に立ち寄るには少々外れています。ただ、武家屋敷街の休憩所や食事処はシーズンになると大混雑しますが、こちらはそれほど混雑しませんので、気軽に立ち寄れます。穴場的な存在です。1階がケーキと焼き菓子の販売、2階がカフェになっています。なお、2階のカフェではオムライスなども食べられるようです。
こちらのウリは西明寺栗を使ったケーキやパイです。西明寺栗は仙北市で栽培されている日本一大きな栗だそうですが、収穫量が少ない為に地元にしか出回らないそうで、希少価値の高い農産物です。こちらでは西明寺栗を使ったモンブランや、大きなパイを楽しめます。2階のカフェでもモンブランを食べられます。
こちらでは西明寺栗のパイをお土産に購入しました。価格は栗の大きさによって変わり、1つ￥700～￥900くらいでした。パイ1つと考えると物凄く高価な商品ですが、味も価格に見合っていて、物凄く食べ応えがあり美味しかったです。家族にも大好評でした。次回訪問する機会があれば、モンブランを食べてみたいですね。

角館武家屋敷街の北側にある山城の跡です。武家屋敷街を通り抜けて国道341号線に出たら、そのまま東に向かって坂を上っていってください。結婚式場を通り過ぎると山の中へ入っていく道があります。そちらが古城山への道になります。
戦国時代に角館一帯を支配した戸沢氏の居城があった場所ですが、山頂の城跡には石碑が建てられているだけで、建物の痕跡は残っていません。ただ、そこかしこに土塁跡が見られるので、城跡だったことが良く判ります。山頂への道は登山道と、車も通れる幅の道の2つがありますが、どちらも結構キツいです。登山道は山道に慣れていない方だと歩き難いでしょう。といって、幅広の道も結構傾斜がキツいので楽ではありません。個人的には幅広の道を進むことをお勧めします。こちらの道には桜が植えられているので、時期さえ合えば桜を楽しみながら上ることが出来ます。また、途中途中に眺めの良い場所があるので、そこから角館の町並みと桧木内川の眺望を楽しめます。お勧めは山頂の一段下の広場で、そちらからの眺望が一番良いと思います。登山道の方を上っていくと東屋があるのですが、展望はあまり良くありません。
角館の町を一望できる場所ではありますが、体力の無い方や足腰の弱い方にはお勧めしません。ご自分の年齢や体調と相談して行ってください。

旧角館町にある武家屋敷街です。武家屋敷は日本全国に残っているのでそれほど珍しいものでは無いですが、現役で利用されているものが大量に残っているのはここ位ではないでしょうか。春は桜、秋は紅葉、冬は雪景色が美しく、みちのくの小京都と称されています。特に、春の枝垂桜は見事で、日本さくら100選に選ばれています。それほど広い範囲ではないので、1日あればゆっくり観光できます。角館駅からは少々距離がありますが、のんびり歩いても15分程度で着けます。案内板がそこら中にありますので、迷うことは無いでしょう。
今回は桜を狙って訪問しました。枝垂桜は武家屋敷通り沿いに多く植えられているので、まずはそちらを歩いてみると良いでしょう。黒い板塀と枝垂桜のピンク、新緑の緑が美しいコントラストを作り出していて、見事な景色を楽しめます。まさに『みちのくの小京都』という言葉に相応しい景色です。こちらを楽しんだら、武家屋敷通りの1本西側（桧木内川側）の通りを歩いてみて下さい。こちらにも枝垂桜は多く植えられています。こちらの通りには武家屋敷は少ないのでコンクリート塀が目立ちますが、桜は十分に楽しめます。人通りも少ないのでゆっくりと散策できます。
素晴らしい景色を楽しめる場所ですが、残念ながら地元の方にとっては生活の場の一部でしかなく、頻繁に車が往来します。仕方が無いのですが、この点だけは残念です。あと、桜の期間はGWにぶつかることが多いので、人出も物凄いです。駐車場は満杯になりますし、駅のロッカーも争奪戦になります。駅前にある観光案内所へ荷物を預けるにしても、大行列に並ばなくてはなりません。この辺りに留意して、なるべく朝早く着くようにした方が良いでしょう。

角館武家屋敷の西側を流れる桧木内川の土手に整備されている桜並木です。桜の名所としても知られていて、日本さくら100選にも選ばれています。角館と言えば武家屋敷と桧木内川の桜、という方も多いのではないでしょうか。武家屋敷側の土手に多く桜が植えられており、春には土手が桜色に染まります。
遊歩道のメイン部分は北側の古城橋から南の内川橋までで、距離は2km程度あります。途中途中に土手から下りる階段も設置されているので、川の近くまで行くことも出来ます。なお、階段以外の場所から降りるのは結構危ないので止めた方が良いでしょう。ベンチも用意されているので、散策の途中に休むことも出来ます。道自体は舗装されていないので、歩きやすい靴で行くことをお勧めします。
行き方は簡単で、角館駅を出たら案内板が立っています。案内板に従って行けば迷うことなく辿り着けます。距離は1.5km程度あるので、面倒な方はタクシーを利用すると良いでしょう。バスもありますが、あまり頻繁には走っていません。もしバスを利用するなら、横町十文字バス停で降りると良いでしょう。個人的なお勧めは、南側の内川橋から北の古城橋に向かって歩くコースです。横町橋の赤い欄干と桜のピンクが並び、美しい眺めが楽しめます。
私が訪問した際は散り始めでしたがまだ見ごろでした。やはり桜があると映えますね。2013年にも訪問したのですが、その時は寒くて薄暗くて桜が咲いておらず、かなり残念な眺めでした。角館は紅葉や雪景色も綺麗ですが、そちらは武家屋敷の話で、桧木内川はやはり桜だと思います。なかなか難しいとは思いますが、是非桜が満開の快晴の時期を狙って行ってみて下さい。

秋田県の公共の施設です。名前の通り、あくまでも青少年向けの研修センターであり、体育館や会議室を利用することが目的の施設なのですが、泊り掛けの研修も出来るよう、宿泊施設が併設されています。そちらに一般の観光客も宿泊できるようになっています。施設の意義からすれば当然ですが、中心からは外れており、交通の便はかなり悪いです。秋田駅からは5～6km程度離れており、近くに食事が出来る場所もありません。コンビニが1件ある程度です。公共交通機関で行く場合はバスになります。秋田駅西口から120/121/122/131/132/133/134系統に乗って青少年交流センター前で降りるか、145/146系統に乗って青少年交流センター入口で降り、そこから歩くことになります。
ただ、立地はかなり悪いですが、施設自体は良いです。シングルルームに泊まりましたが、部屋は広く、Wi-Fiも飛んでおり、設備もビジネスホテルと変わらないので快適に過ごせます。大浴場もありますし、ランドリーも無料で使用可能です。自動販売機も多く、飲み物なら直ぐに調達できます。唯一ホテルと違うところは節電が徹底されていることで、夜はそこら中の電気が消されています。ただ、部屋で過ごす分には無関係なので、そこまで気になりませんでした。価格もリーズナブルですし、立地の悪さに目を瞑れるなら良い宿泊施設だと思います。

秋田市内の旭川沿いに建つホテルです。秋田駅からも程近く、西口を出て道を真っ直ぐ西（千秋公園）方向に進み、1kmほど歩くと旭川にぶつかると思います。旭川に掛かる歩行者用の橋を渡ると、目の前がイーホテルです。廃墟のような入口が見えて不安になるかも知れませんが、ホテル入口は建物の反対側にあるので安心してください。
因みにこの廃墟ですが、元々はホテルに併設されていたショッピングモールだそうです。7～8年に閉鎖されてから利用されていないのか、廃墟感が漂っています。実際、最初見たときはホテルが営業しているのか不安になりました。ただ、ホテル自体は綺麗なので、宿泊には何の問題もありません。
ホテルの施設には大変満足しました。部屋も平均的な広さでしたし、アメニティも揃っていました。大浴場もあるので風呂の支度をする必要もありません。立地は素晴らしく、千秋公園まで歩いて直ぐですし、千秋公園付近の美術館にも行き易いです。ショッピングが出来る場所も千秋公園付近には沢山ありますし、駅まで足を延ばしても大した距離ではありません。少し南に行けば繁華街の川反通りですから、食事にも困りません。価格もリーズナブルでしたし、名前の通り大変良いホテルでした。

秋田市内にあるそば処吉野の店舗です。秋田駅からは大分離れた場所に建っており、住宅や郊外型店舗が立ち並ぶ一角にあるので、観光客はまず近寄らないでしょう。私の場合は例外中の例外で、宿泊したホテルから駅に向かう道すがらに偶々見つけたので、朝食を採る為に入りました。まぁ、観光目的で秋田に来て、意図してこの店に入ることは無いと思いますが、どうしても行きたければ秋田駅西口から110/111/112/113/115/118/119系統のバスに乗り、マツダ前バス停で降りてください。南東方向（秋田駅方向）に向かって歩いて行けば看板が出ています。
弘前のそば処吉野で温かいそばを注文したところボソボソだったので、こちらでは盛りそばを頼みました。温かいそばと違ってボソボソした感じも無く、美味しかったです。ミニ牛丼も頼みましたが、安心の味でした。
観光がてら行く事は無いと思いますが、仕事などで近所に来た際、手軽に安心して食事を取るには便利でしょう。

千秋公園から北西に行ったところにあるそば屋さんです。秋田大学付属小・中・養護学校の近所にあります。周りは住宅街で、観光の中心となる千秋公園からは大分離れていますから、お客さんは地元の方が多いようです。実際、観光客は私くらいで、跡は地元の家族連れや常連さんのようでした。
こちらへ訪問した理由は、ボリュームが凄いという話を聞いていたのと、宿泊するホテルへ向かう道の途中にあった為です。ちょうど良いや、と思って入りました。中は結構広く、座敷とテーブル、カウンターまであります。そば屋さんなのでそばのメニューが多いですが、丼物も多かったです。この辺は気取ったそば屋ではなく、町のそば屋さんという感じで好感が持てます。ちょうど訪問した日はサービスメニューが海鮮丼と小そば、天ぷらのセットだったので迷わず頼みました。ご飯大盛りをお願いしましたが、価格は\1,000しませんでした。リーズナブルです。出て来た料理は噂に違わずボリュームたっぷりで、しかも美味しかったです。地元の方が沢山来られるのも良く判ります。観光客が訪問するのは難しい場所にありますが、興味を持たれたら行ってみて下さい。
もし行かれるのなら、バスを利用すると便利でしょう。秋田駅西口から201/202/203/204/206/207系統のバスに乗り、保戸野八丁バス停で降りてください。バス停北側の交差点にあるので、直ぐに判ると思います。

藩政期に秋田の中心だった久保田城の城跡です。現在は土塁などが残っている程度で、江戸期の建物は御物頭御番所しか残っていません。表門と御隅櫓がありますが、両方とも復元されたものです。御隅櫓は資料館兼展望台になっています。あと、御物頭御番所は内部に入ることが出来ます。
城郭として見た場合、石垣は殆ど無く、土塁と濠のみで防衛機構を作っています。天守も無く、城としては結構質素な作りだったようです。このようにした理由は財政上の問題や幕府への遠慮など、色々あったようです。100名城には選ばれていますが、現代人の目で見ると、城郭としての面白みはありません。
こちらの価値は市民に憩いの場を提供していることだと思います。久保田城跡を整備した千秋公園は桜の名所として知られていて、桜の時期は住民や観光客でごった返します。また、三の丸跡には県民会館や図書館、学校が建てられており、住民が集まる場を提供しています。城としての機能は失いましたが、街の中心としての機能は依然として保ち続けているのだな、と感じました。