はまちゃんさんのクチコミ(67ページ)全8,702件

「屋敷川取水ダム」は洪水調節、流水の正常な機能の維持、水道用水を目的とした、堤高16ｍ、堤頂長49.5ｍの重力式コンクリート式ダムです。“取水”とわざわざダムの名称が付いているので、観てみたところ下流にある道平川ダムへ地下導水路を経て送水するダムであることが判りました。川も小さなものでダム湖と言う様なものではなく、ごく小さな池の様です。堤頂部は人の通行が可能ですが、非常に小さな砂防ダムの様なもので、迫力を語るようなものではありません。ダムを見学した後、このダムを管理する、道平川ダム管理事務所に立ち寄ってダムカードを頂くことができました。
ダム周辺には公園や観光施設も無いので一般の観光客が行くようなところではありませんが、ダムマニアは道平川ダム見学の前に立ち寄って、そのあと、管理事務所でダムカードを入手されると良いでしょう。

岩村ダムを見学した帰り、国道３６３号線を走っていて偶然「農村景観日本一展望所」と書かれた表示板を見つけて立ち寄りました。
道路沿いにある表示板のすぐ傍に急な階段があって、登っていくと立派な展望台があり、岩村盆地の中に農家や土蔵が点在するのどかな農村風景を観ることができました。
“農村景観日本一”は誰がどのような基準で付けたのか展望台に上る際に気になっていましたが、展望台にあった説明板（詳細は添付写真参照）には、『農村景観日本一の称号は、平成元年に全国の環境問題を専門に研究している、京都教育大学・木村教授から頂き、マスコミが一斉に報道し一躍脚光を浴びたものです。』とありました。
また、展望台には“金の儲かる鐘！？”という鐘があったので、お金が儲かるよう願いを込めて鐘を鳴らしておきました。

「岩村ダム」は洪水調節、流水の正常な機能の維持、水道用水を目的とした、堤高35.8ｍ、堤頂長144ｍの重力式コンクリート式ダムです。
ダムの高さは35.8ｍ、「三森山湖」と立派な名前が付けられたダム湖も周囲1kmに満たない小さな池のような、こじんまりとしたダムで、湖の周りは紅葉し始めていましたが、静かで暗い雰囲気のダムでした。ダムの天端は、歩行者のみ通行が可能です。
ダム見学後、ダムサイト右岸にある管理所に立ち寄ってダムカードを頂くことができました。

「阿木川湖」は、阿木川ダムによって造られた人造湖で、ダム湖100選にも選ばれています。阿木川ダム見学に訪れた際に湖を車で一周してみました。湖はダム湖の上流の阿木川、岩村川が流れ込むところは道路が一部湖から離れているため、湖の岸辺から離れることがありますが、ゆっくり走って１時間足らずで一周することができました。
国道257線が通る阿木川大橋付近には、プランクトン発生を抑制し水質保全のための湖上の大噴水があり、訪れたときには数10メートルにふき上がる噴水を観ることができました。
阿木川ダムサイト右岸にはダム管理所があり、ダムカードを頂くことができますので、湖を訪れたら記念にダムカードを頂くことをおすすめします。
また、管理所から300ｍあまり湖沿いに南に行ったところに阿木川ダム防災資料館（無料）があります。防災やダムの役割・構造・仕組み、周辺の自然などについて学べますので、湖に行かれたら是非、立ち寄って見てください。特に、小学生ぐらいの子供さんにはオススメです。

「阿木川ダム」は洪水調節、流量の正常な機能の維持、水道・工業用水を目的とした、堤高101.5ｍ、堤頂長362ｍのロックフィル式ダムです。
ダム軸が曲線を描くロックフィル式ダムで右岸に洪水吐があります。ロックフィル式ダムなので堤体がなだらかで下流側を観ても迫力はありませんが、石積みの堤体と紅葉し始めた山々と水辺の景色がとても良かった。堤の上は歩いて散策できるのでダムマニアでない人も自然を楽しむことができると思います。堤上からは遠く恵那市の町並み観ることができました。
ダムを見て回った後、ダムサイト右岸にある管理所に立ち寄ってダムカードを頂くことができました。
なお、管理所から300ｍあまり湖沿いに南に行ったところに阿木川ダム防災資料館があります。防災資料館は地震等の災害時には一時避難場所等の多目的施設として利用し、普段は防災関連情報の提供やダムとダム周辺地域に関する情報をわかりやすく紹介しています。無料で入館できますので、ダムを見学されるときは、あわせて資料館も見学されることをおすすめします。特に、小学生ぐらいの子供さんにはオススメです。

阿木川ダムのダムサイト右岸にある管理所から300ｍあまり湖沿いに南に行ったところに
阿木川ダム防災資料館があります。防災資料館は地震等の災害時には一時避難場所等の多目的施設として利用し、普段は防災関連情報の提供やダムとダム周辺地域に関する情報をわかりやすく紹介しています。
館内では、ダム紹介のビデオ放映やダムの模型を使って目的や役割、仕組みなどを紹介したり、ダム建設に伴う遺跡の出土品の展示、ダム湖に生息する魚の展示、ダムの四季の写真の展示などがあります。この種の施設としてはとても立派なもので、無料で入館できますので、ダムを見学されるときは、あわせて資料館も見学されることをおすすめします。特に、小学生ぐらいの子供さんにはオススメです。

中津川市坂下にある道の駅ですが、国道256号から100ｍほど奥まったところにあるため、若干わかりにくく、この道の駅に寄るという意識が無いとスルーしそうなところです。
道の駅としてはこじんまりまとまっていて、産直品売り場やお土産品売り場、情報コーナー、レストランなど一通りそろっているが、休息所が無いのがちょっと残念。
道の駅に隣接して、ショッピングセンターがあるので、ドライブ途中の買い物にも便利です。

中山道（国道19号）沿い、長野県と岐阜県の県境にある道の駅です。木曽路の入り口にあたることから、建物は宿場町風な造りになっていて雰囲気のいいところでした。道の駅定番の産直品売り場や、木曽路の観光情報や道路情報コーナー、休息所、お土産売り場など一通りそろっていて、訪れたのが１０月と言うこともあって、焼き栗や栗きんとんなど栗がたくさん売られていました。EV充電施設もありました。
敷地内には、日本画の巨匠・東山魁夷画伯が青春時代を過ごした地と言う縁から、「東山魁夷心の旅路館」という美術館がありました。館内は東山画伯を紹介するコーナーと、版画を展示するコーナーからなっていて、淡い彩色の風景画はとても心落ち着くもので良かったです。美術館は道の駅の建物の奥にあり、訪れる人も少ないようでゆっくりと鑑賞できました。東山魁夷が好きな人にお勧めです。なお、館内の写真撮影は禁止されていますので注意が必要です。

塩尻と中津川の中間あたり、国道１９号線沿いにある道の駅です。結構大きな道の駅で、伊勢神宮をモチーフにしたという館内には、休憩所や特産物直売所、焼たてパンの店などがあります。情報コーナーも道路情報や付近の観光パンフも置いてあって、休息所でゆっくり旅程を確認することができました。訪れたのが１０月中旬で季節限定だという生の新蕎麦を購入しました。EV充電施設もありました。

県道461号鳥居本町線（国道19号の旧道）の上町交差点の傍に福島関所駐車場があります。この駐車場の奥から急な階段があり、高瀬家藤村資料館に続く道が「初恋の小径」です。高瀬家は文豪・島崎藤村の姉（園）が嫁いだ先で、その縁から名付けられたようです。駐車場の階段入口には島崎藤村の初恋の石碑があり、途中の階段の手すりには木曽福島俳句大会の入選作品が掲示されています。福島の町や木曽川を見下ろす小径を通って、高瀬家藤村資料館や福島関所跡を観て回るのに良い散歩道だと思いました。

福島関所のまわりを散策していて見つけました。現地にある表示板（詳細は添付写真を参照ください）によると、高瀬家は福島関所の関守・山村代官に代々仕えた家柄で、また、文豪・島崎藤村の姉（園）が嫁いだ先で、藤村の小説「家」のモデルとか。
高瀬家の屋敷をそのまま資料館として利用していて、当時使用されていた鎧や鉄砲、薬の製造に使われた薬研、藤村ゆかりの写真や手紙などが展示されています。木曽川を見下ろす高台にある高瀬家藤村資料館から藤村の詩にちなんで「初恋の小路」と名付けられた急な階段を下りた先に福島関所駐車場があります。

江戸時代、中山道の守りとして重要な役割を果たした福島関所跡に建てられた資料館です。建物は復元されたもので、番所や座敷が再現され、通行手形や証文などの関所関係記録や関所絵図類、鉄砲や刀剣などの武器や武具など往時の姿を物語る用具類が展示されています。およそ270年間、中山道の要衝として入鉄砲、出女等を厳しく取り締まった関所は木曾川を見下ろす高台にあり、対岸が深い山になっていて、ここを通らないと先に行けない関所に適した地形であることが分かります。当時、旅人はどんな気持ちでこの関所を通ったのか思いを巡らすことができました。歴史好きの方には、関所跡とあわせて見ることをおすすめします。

江戸時代、中山道の重要な守りとして碓氷、箱根、新居と並んで当時四大関所として称されていた重要な役割を果たした関所があったところです。
当時の関所の建物は残っていなくて、柵に囲まれた広場に東門跡や西門跡、築地塀跡や井戸などを示す石碑があり、現地にある復元図を見ながら当時の関所を想像することができました。関所は木曾川を見下ろす高台にあり、対岸が深い山になっていて、ここを通らないと先に行けない関所に適した地形であることが分かります。歴史好きの方には、傍にある福島関所資料館とあわせて見ることをおすすめします。

木曽谷最古の洋風建築で、木曽町指定有形文化財に指定されています。現地にある説明板（詳細は添付写真参照）によると、旧館は1903年（明治36年）に創建されたが、1927年（昭和2年）5月の福島大火により焼失、半年後の同年12月に旧館を模した現在の庁舎が再建されたとか。
本館の屋根は鉄板葺、寄棟造りで三方にアーチを持つ玄関の車寄せ、屋根にある八角形の塔屋が特徴のアールデコ調の建物で、町指定の有形文化財となっています。
１階は主に町民が利用するための部屋となっており、２階が木曽谷の自然や帝室林野局の歴史などについての展示にあてられている。
創建当時から使用されていたとされるスチーム暖房用ラジエーターや天井の装飾、シャンデリアや重厚な机、応接用家具など館内の随所に昭和初期のモダンな造形を見ることができました。無料で入館できるので、傍にある興禅寺を観光されるときに合わせて観て回ればよいと思います。

「相沢川取水ダム 」は洪水調節、流水の正常な機能の維持、水道用水を目的とした、堤高16.5ｍ、堤頂長64.5ｍの重力式コンクリート式ダムです。“取水”とわざわざダムの名称が付いているので、観てみたところ下流にある道平川ダムへ地下導水路を経て送水するダムであることが判りました。そのため、常時、大量の水をためる必要が無いのでダム湖もなく、非常に小さな小さなダムです。川そのものも小さいし、堤の上から見ても迫力はなく、堰の様なものですが、非常用洪水吐等もありました。ダムを見学した後、このダムを管理する、道平川ダム管理事務所に立ち寄ってダムカードを頂くことができました。
ダム周辺には公園や観光施設も無いので一般の観光客が行くようなところではありませんが、ダムマニアには道平川ダム見学の前に立ち寄って、そのあと、管理事務所でダムカードを入手されると良いでしょう。

近くの“自由旅クラブ　木曽三河家”に宿泊した時、早朝散歩に出かけ参拝しました。
現地にあった由緒書き（添付写真参照ください）によると、臨済宗妙心寺派に属し、木曽義仲公並びに木曽家代々、福島関所代官山村家代々の菩提所で、木曽三大寺の一つ。木曽家12代信道が木曽義仲の追善供養のため、荒廃していた旧寺を永享六年（1434）に再建したものとか。
このお寺には“看雲庭”と呼ばれる枯山水としては東洋一の広さの庭があるそうですが、参拝したのが早朝だったため拝観することができず、境内を散策するのみに終わりました。手入れが行き届い境内には、木曽義仲のお墓や木曽踊り発祥の地の記念碑などもあり、訪れたのが１０月中旬と言うこともあって、紅葉が素晴らしかったです。

近くの“自由旅クラブ　木曽三河家”に宿泊した時、早朝散歩に出かけ参拝しました。
現地にあった説明板によると、長福寺は飛鳥時代の大宝２年（７０２）に創建された臨済宗の寺院です。ヤマボウシの咲くお寺して人気があるそうですが、訪れた時は１０月中旬でヤマボウシの紅葉を観ることができました。チャンスがあれば、白い花を咲かせる新緑の時期にまた来たいと思いました。

宿泊した部屋は広縁付き１２畳和室でバストイレ付き。部屋は綺麗に管理されていて、木曽川を眺めながら、気持ちよく滞在することができました。ソフトドリンクが無料で用意されている。大浴場は温泉で湯船１つですが、値段を考えると十分なものでした。
食事は豪華なものではなかったが、宿泊費（7300円／人）から考えたら十分なものでした。コストパフォーマンスは抜群なので、近くに行くことがあったらまた利用したいと思いました。

上の段の町並みを散策して木曽町の福島支所から木曽川に架かる大手橋を渡った先に「山村代官屋敷」がありました。
江戸時代木曽谷の徳川直轄地支配を任された木曽代官で、福島関所の関守を兼ねていた山村家の屋敷跡です。現存しているのは下屋敷の一部と庭園だけと聞いて、当時の屋敷がどれほど広かったのかと驚きました。
建物内には山村家が所有していた、刀や槍、鎧、書画、陶磁器などの調度品が展示されています。お客をおもてなしする料理のレプリカなどもあって当時の生活の一部の様子が判りなかなか興味深かったです。面白かったのは、邸内にあるキツネを祀る山村稲荷神社の祠で、御神体として納められている、キツネのミイラを参拝することができました。庭園も手入れが行く届いていてとても美しく、気持ちが良かったです。福島宿観光では絶対に外せないところです。

ＪＲ木曽福島駅から歩いて15分ほど、代官屋敷前交差点から南に大手橋を渡った先にあります。１階に観光案内所があり、本陣跡などについて説明を求めるとスタッフの女性が丁寧に説明してくれました。館内には木曽福島はじめ近隣の観光施設やホテルなどのパンフレットがたくさんあって、スタッフの方も常駐しているので木曽福島を散策する際に訪ねることをおすすめします。