エロシさんのクチコミ(33ページ)全6,830件

知覧の飛行場があった知覧平和公園の一角に「特攻の母」鳥濱トメの流れをくむ食堂があります。それが特攻おばさんの店 知覧茶屋です。店内の座敷席には特攻機の風防や、当時の写真が展示されています。頂いたのは天ぷら付きの他蕎麦とうどん。知覧の名産の茶を使った茶そばは茶の香が良いかと思いましたが、食べてみると普通の蕎麦とはあまり変わらずちょっと残念。時間が掛かるので麺にしましたが、釜めしにしておけばよかったかなと思いました。

高岡關野神社を北上し山町筋を越えた先に左手に佐野家住宅があります。筏井家住宅と同じ明治33年の高岡大火後に再建された建物です。2階の黒漆喰塗の壁面と、銅板張の防火戸が特徴的な土蔵造りの建物です。現在はレストランとして利用しており、食事をすれば内部も見られます。こんな町屋で食事も良いですね。

高岡市の重要伝統的建造物群保存地区である山町筋に残る土蔵造りの建物です。高岡大火の後の明治36年に再建された重厚感のある建物です。
この住宅は菅野家のように重要文化財には指定されていませんが、それに劣らぬ程立派な住宅です。内部は公開されていないのは残念ですが、山町筋に行った際には是非見てもらいたい住宅です。

高岡駅から南に600m程行った所に瑞龍寺があります。加賀前田家二代の前田利長公の菩提寺として知られる曹洞宗の寺院で、山門、仏殿、法堂は国宝、他にも総門、禅堂、廻廊は重要文化財に指定される高岡随一の観光ポイントです。
山門を潜って伽藍の中に入ると、別世界に入ったように感じる程、圧巻です。高岡に行ったなら見逃せません。

高岡駅から新湊の越ノ潟を結ぶ路面電車の万葉線にドラえもんをイメージしたラッピング車両が1編成だけあります。それがドラえもんトラムです。車両にはドラえもんのおなじみのキャラクターが描かれ、とても可愛い車両です。
ドラえもんトラムを観たいと思ってもなかなか出会えません。高岡駅の構内にある時刻表にはドラえもんトラムの発車時刻が明記されているので、それを見れば確実に出会えます。

高岡駅の南側約500mの所にある瑞龍寺の参道が八丁道です。加賀藩2代目藩主前田利長公墓所と、その菩提寺である瑞龍寺を東西に結ぶ参道で、長さが約870m（八丁）あることから八丁道と呼ばれています。
八丁道は真ん中の歩道、その両側には松や燈籠が並び、鎌倉の段葛の様に思えました。

高岡駅から北東に約600m程行った所に高岡古城公園があります。二代目藩主であった前田利家が高山右近に命じて築城した高山城の城址を公園にしたものです。公園内には水濠に囲まれた本丸、二の丸などの跡が残り、動物園もあります。
訪れた5月は木々の新緑が綺麗で、爽やかでした。

高岡市美術館にある藤子 F 不二雄ふるさとギャラリーに行ったついでに美術館で開催されていた「ウィリアム・モリス　 英国の風景とともにめぐる デザインの軌跡」も観てきました。3つの展示室ではモリスを説明する映像や、モリスのデザインした壁紙、染織品、英国での写真等が展示されていました。ミュージアムショップではモリスのデザインがあしらわれたグッズが多数販売され、なかなか良かったです。

千本格子の家並みが残る金屋町から少し北に入った金屋本町に旧南部鋳造所のキューポラと煙突があります。高岡の鋳物業の近代化の為に多くの煉瓦造煙突が作られましたが、近年では姿を消し、唯一残るのが大正13年に作られた旧南部鋳造所のキューポラと煙突です。
細い道を行った所にある広場にポツンとキューポラと煙突があり、ちょっと異様な感じもしましたが、貴重な日本遺産です。

高岡の産業として有名な高岡銅器の鋳物産業の発祥地が金屋町(千本格子の家並み) です。金屋町と呼ばれる所以も鋳物によるものです。金屋町では今でも千本格子造りの家並みが残されており、重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
昔の街並みの風情が残る貴重な場所です。

高岡の市内を散策していると、あちらこちらに数多くの銅像、彫刻が設置されています。それらが、まちなかアート高岡の銅像・彫刻です。童謡の様な銅像、笑ってしまうような銅像等、多種多様な作品があり、行く先々にある作品を観て廻るのも面白いです。

高岡の金屋町に高岡市鋳物資料館があります。400年以上の歴史を持つ高岡の伝統産業である鋳物に関する古文書、金型、鋳造道具などの貴重な資料が展示されています。決して大きな資料館ではありませんが、どの様にして銅器が作られていたのかは機械科の人にも役立ちます。

高岡の山町筋と並んで、重要伝統的建造物群保存地区に指定されている金屋町があります。その金屋町の通りが金屋町通りです。山町筋より通りは狭く、通り沿いには千本格子の家並みと石畳が歴史を感じさせてくれます。周辺には高岡の特産物である銅器の鋳物店が多く並びます。

高岡市内を流れる千保川の上に架けられた橋は 鳳鳴橋です。橋の上には昭和通りが通る。
橋の西側は高岡鋳物発祥の地である金屋町があり、この橋の両側歩道部テラスには雌雄の鳳凰像が設置され、他にも橋柱や歩道には鋳物に関わるプレートが埋め込まれており、高岡鋳物を象徴する橋となっています。

高岡駅から北西に300m程行った所に高岡関野神社があります。訪れた日は高岡御車山祭の当日で、行ってみると高岡関野神社の境内や参道は大賑わいでした。それもそのはずで、高岡関野神社の大例祭が御車山祭でした。幟が立ち、沢山の屋台が所狭しと並び、高岡の人の盛り上がっている姿が観られ面白かったです。

高岡の山町筋にある高岡郵便局の交差点を北西に行った先に高峰公園があります。アドレナリンを発見し、タカヂアスターゼを開発、化学肥料も製造した薬学化学の偉人である高峰譲吉が産まれた生家跡が高峰公園として整備されています。その公園の木の下に高峰譲吉の功績碑があります。
見応えのある公園ではありませんが、幼稚園児の遊び場にも使われていて、いわゆる街にある公園となっています。

高岡の山町筋の赤レンガの銀行の前に高岡御車山会館があります。訪れた日は高岡御車山祭の日当日で入館料は無料でした。そのため、この会館の目玉である御車山は館外にだされており、もぬけの殻で、御車山のない珍しい展示がみられました。それ以外は、館内では御車山に施された工芸品などが観られました。

高岡の山町筋を歩いていると、高岡御車山会館の対面に一際目立つ赤レンガの洋風建築があります。それが赤レンガの銀行（旧富山銀行本店）です。大正4年に高岡共立銀行本店として建てられた物で、4年前まで利用されていました。現在はシャッターが下ろされ外観しか見られません。左右対称で、高い窓、正面中央の入口が特徴的な大正レトロ建築です。
内部を観たがったですが、公開していません。

高岡の山町筋の中程にある土蔵造りの商家です。明治35年に建てられた住宅は重要文化財に指定されており、黒漆喰塗りの外観、2階の観音開きの土戸など伝統的な町屋の特徴を残す建物です。現在も居住されていますが、1階の一部は公開されており、仏壇が見事でした。

毎年5月1日に開催されていた高岡御車山祭が4年ぶりに開催されました。たまたま、その前日に高岡に宿泊し、この祭りがあることを聞き、「そりゃ行かな」と思い山町筋に行くと、既にいくつかの御車山が設置され、町内の人が御車山を曳き練り歩く姿が観られました。晴れに日に開催されるのも久しぶりだったそうです。
その姿は京都の祇園祭に似ていますが、こちらの方がローカル色が強く、心惹かれるものがありました。