やしろさんさんのクチコミ(121ページ)全2,678件

　ギリシャ風の建物は、１８７６年、アメリカ合衆国百周年記念に建設された、メモリアルホール。　　　　　　翌年の１８７７年から、美術館として公開されました。

　セザンヌ「大水浴」　ゴッホ「ひまわり」　は、誰でも知っている作品ですね。

　とても広いので、見たい所を先に見るか、見たい絵を決めてあとは、さっと決めて回るほうが、良いです。　　　　　　あまり混んでいないので、じっくり見られました。

　高台にあるので、玄関からの眺めも良かったです。

１７８７年、「アメリカ合衆国憲法」が制定された議事堂の時計台に掛かっていた鐘。　　　　　　　　　　　　　「自由の鐘」として、アメリカの自由の象徴、南北戦争における奴隷制度廃止のシンボルです。

　アメリカで重要な鐘ですから、とても多くの人が並んでいました。

　遠足か、修学旅行か、（アメリカにそんな行事があるのかわかりませんが）　子供達の団体が、小学校低学年位の団体から、高校生くらいの団体まで、どんどん並びます。

　入場はあきらめました。　　　ガラス張りの中のベルは、外からでも良く見えました。

　１６８２年、イギリスから、「ウイリアム・ベン」がクエーカー教徒を連れて上陸したのが、フィラデルフィアです。

　１８世紀、北米最大の都市になり、独立戦争で大陸会議が行われ、「独立宣言」が署名された場所です。

　少し並んだだけで、入場できました。　　　部屋の中には、書類などが展示されています。　　　　　　　　　もう少し勉強して行くべきだったと思いました。

　何の書類か、あまりわかりませんでした。　　建物の前には、ジョージ・ワシントンの像が建っています。　　　

　北米３大美術館の一つで、所蔵品は、５０万点を数えます。　岡倉点心が在職していた事があるからか、日本美術の所蔵が多い事は、有名です。

　地元の有志によって設立、１８７６年開館。　　民間の組織として、運営されている美術館です。　　　　王族やお金持ちのコレクションを元にしたヨーロッパの美術館とは、ちがいますね。　　　　
　
　日本語の案内書があるので、それを見ながら回ると、わかりやすかったです。

　ニューヨーク等と比べると人が少ないので、ゆっくり見る事ができました。
　

　　１６３６年創立、アメリカ最古の名門大学、世界一という認識ですよね。

　多くのノーベル賞受賞者を出した事でも知られていますし、オバマ大統領の母校です。

　さすが、見学者が多いです。　　観光名所になっています。　　　キャンバスは、緑が多く、敷地も広く、全体に余裕がある造りです。　

　５月で、卒業の時期だったので、学部毎の旗が立っていたりしました。

　生協には、オリジナルグッズが色々あり、お土産に最適です。

もとの教会は別の場所にあり、ボストン大火で焼失。　　

　１８７７年、バックベイのコフリー広場に献堂。　　リチャードソンロマネスク様式の原型となり、その後、合衆国の多くの公共建築物に採用されたそうです。

　とても重厚感があり、アメリカにあって、ヨーロッパ的な雰囲気。

　隣の近代的なビル、ジョンハンコックタワーにうつる姿は印象的でした。

　ボストンにある、歴史ある高級住宅地域です。

　石畳の通り。　レンガ造りの家々。　　クラシカルな雰囲気に満ちています。

　「オルコット」の住宅もありました。　　　ただ、すべての家は、人が住んでいますので、大きな声で話したり、家の中を覗き込んだりするのは良くありません。　　

　路上駐車の車が多かったのが、いまひとつでした。

全世界のローマ・カトリック教会で、４番目の大きさの大聖堂です。

　スペインにおける、カトリックの最高峰とか。

　今回、残念ながら、入場する事は、できませんでした。　　それで、教会の回りを散策しました。　　　　建物の外観にも、繊細な装飾がほどこされ、すばらしいです。

　さすが、格式の高い教会です。

トレドに住んだ、エル・グレコの最高傑作、「オルガス伯爵の埋葬」がある事で有名な教会です。　　　　　

　この教会の再建に貢献した、オルガス伯爵の逸話を題材にした、作品です。

　教会の前に多くの人。　　皆、この絵が目的でしょう。　　入場制限をしていて、順に入りました。

　でも皆、長居はしないので、順番に前のほうに行って見る事が出来ました。

　礼拝堂は、奥にありました。

「もし、１日しかスペインに居られないのなら、迷わずトレドへ行け」　有名な言葉です。　　スペインの古都です。

　１６世紀半ばまで、スペインの首都でした。　　イスラム教と戦った歴代キリスト教王国。　　

　街全体が、歴史保存地区。中世そのままの姿です。　　狭い通り、曲がりくねった坂道、その中に、異文化が混在した雰囲気を感じました。

　ただ、道は迷路のよう。　ガイドさんでも、全部の道はわからない、と言っていました。

ツアーでマドリッドに泊まり、フリータイムのオプショナルツアーの、「トレド観光」に参加しました。

　最初に、この展望台に来ました。　　　ここからの眺めを見ただけで、「来て良かった」と思いました。

　タオ川のむこうに見えるトレドの街。　　美しくて、これから見る街を思うと、ワクワクしました。

マドリード、プラド美術館の横にある教会です。

　美術館を出て、綺麗なタイル？の外壁の教会があったので、入ってみました。

　ガイドブックにも載っていなかったのですが、美しい祭壇画、美術品もあって、良い雰囲気でした。

　調べたところ、マドリッドに残る唯一のゴシック様式の教会で、１５０１年創造。

　スペイン王の戴冠式が行われた教会だそうです。

王宮東側のオリエンテ広場すぐ、にあります。

　１８５０年にオープン、興行不振で１９２５年閉鎖。　　　１９６６年、改修オープン、１９７７年、オペラ座としてリニューアルオープン。

　現在は、劇場付属のオーケストラもあります。　　　　　オペラ始めバレエ、コンサートなど行われています。

　今回、外観だけでしたが、次回は、ぜひ鑑賞したいと思いました。

　

　スペインの王宮ですが、国王や王族は郊外に住み、ここは、公式行事に使われるそうです。

　もとは、９世紀にイスラム教徒が建てた要塞です。　　それを利用して、王宮として代々、改築しながら使っていたのが、焼失。
　１７３８年から１７５５年に再建されたそうです。　

　再建をした、カルロス５世は、フランス、ブルボン朝出身でした。

　それで、この王宮もフランス的な、優雅な雰囲気がするのですね。　　白亜の王宮です。

　マドリードの中心、緑におおわれたエリアです。

　中央には、「ドン・キホーテ」の作者、セルバンテスの彫像があり、それを守るように、ドン・キホーテとサンチョパンサの銅像が立っています。

　回りは高層ビル、モニュメントの後ろは、スペインビル、左にはマドリッドタワーがあります。

　ここが本当のスペイン広場。　　世界中の観光客が多くいました。

世界３大美術館の一つといわれるプラド美術館。　　ただし、この３大は、いろんな説がありますが。　　　　　　

　スペイン王家の豪華絢爛なコレクションを、１８１９年、国王フェルナンド７世の命により「王立美術館」として公開したのが、始まりです。

　何といっても、ベラスケス、ゴヤ、エルグレコの作品ですね。

　ベラスケスの「女官たち」は見る方向から違った要素がわかり、興味深かったです。

　ゴヤの「黒い絵」シリーズの「我が子喰らうサトゥルノ」は、衝撃的でした。

　館内は、撮影禁止でした。

　コルトバの街を流れるグアダルキビール川、にかかる橋です。　　　紀元前１世紀のローマ時代に築かれ、戦争や暴動で壊され、改修をくりかえしてきました。

　橋のたもとにある塔は、「カラオーラの塔」イスラムの要塞でしたが、今は歴史博物館です。　　　　　こちら側でバスを止めて、歩きました。　メスキータが良く見えました。

　メスキータ全体を見るには、おすすめスポットです。

８世紀頃、後ウマイヤ朝の時代に、コルトバは、首都として栄えました。

　キリスト教の聖堂のあった場所に、当初、イスラム寺院として建てられました。

　後年キリスト教徒の手に渡り、内部に礼拝堂や大聖堂が造られました。

　ここの「円柱の森」を見たい、と思っていました。　　思っていたより広く、多くのアーチがあり、その中にキリストの礼拝堂があったり、イスラムのミフラブがあったりしました。　　　アーチの数は、約８５０本だそうです。

　二つの宗教建築が存在し、不思議な魅力でした。

メスキータから近く、美しい白壁の家が並ぶ地域。

　８世紀頃、ユダヤ人によって作られ、入り組んだ細い道にある家の中庭には、パティオと呼ばれる、中庭があります。

　中庭には、きれいな花を咲かせ、５月のパティオ祭りには、各家のパティオを開放するそうです。

　ここにあるレストランで、食事をしました。　　パティオに透明の屋根をつけて、鉢植えに囲まれて、雰囲気がよかったです。

　散策をしたかったのですが、大雨が降ってきて、嵐のようで、とても歩けません。　　　　２、３件の土産物屋を見ただけで、終わりました。

　少し、残念でした。

スペインのパンフレットには、良く出てくる場所、　コルトバの案内となれば、必ず見かける写真の場所です。

　でも、行ってみてびっくりしました。　　　　幅は、1メートル少し。長さも、家、数軒分ないくらい。　　　　まさに、日本の長屋の間の狭い路地道です。　　　

　そこの白い壁に、ブルーの鉢に赤い花、絵になります。

　こんな狭い所ですが、日本人ツアーだけでなく、外人さんのツアーも来て、ラッシュ状態。　　　　写真を撮るのに、時間がかかりました。