2015/06/10 - 2015/06/10
303位(同エリア16396件中)
キートンさん
いつかはユーレイルグローバルパスで鉄道旅を・・・
しかしパスの有効期間は最短でも15日間。
そんな長旅いつまでできるかわからない。
じゃあいつやるか・・・・
というわけで、今年の海外旅行は4年ぶりのヨーロッパ。
この旅の計画は例年以上に時間をかけて練った。
そして7つのミッションを設けた。
①世界遺産:15箇所訪問
②美しい街:5箇所訪問
③ハイキング8回実施
④ヨーロッパ100名城:5箇所訪問
⑤映画のロケ地:10作品訪問
⑥高速列車5種と寝台列車に乗車(上海のリニアモーターカー「マグレブ」を含む)
⑦トーマスクック景勝ルート:12路線乗車
年間で最も日が長い季節。
達成できるかどうかは体力勝負。
過酷な?旅がいよいよ始まる。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- 中国国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
まずはこの旅の旅程。
立寄り(6/9):大阪→上海→
1日目(6/10):→パリ→ベルサイユ→パリ
2日目(6/11):パリ→エトルタ→パリ
3日目(6/12):パリ→サン・マロ→モン・サン・ミッシェル
4日目(6/13):モンサンミッシェル→パリ→ブリュッセル→ブルージュ
5日目(6/14):ブルージュ→ケルン→コブレンツ
6日目(6/15):コブレンツ→ライン川下り→フェルクリンゲン→コブレンツ
7日目(6/16):コブレンツ→ローテンブルグ→ザルツブルグ
8日目(6/17):ザルツブルグ→ハルシュタット→ゴーザウ湖→ザルツブルグ
9日目(6/18):ザルツブルグ→ヴェルフェン→ザルツブルグ
10日目(6/19):ザルツブルグ→チェスキー・クルムロフ
11日目(6/20):チェスキー・クルムロフ→プラハ→
12日目(6/21):→ルツェルン→ポントレジーナ
13日目(6/22):ポントレジーナ→ディアヴォレッツァ→ムルテル→ポントレジーナ
14日目(6/23):ポントレジーナ→ラーゴ・ビアンコ→アンデルマット
15日目(6/24):アンデルマット→フィーシュ
16日目(6/25):フィーシュ→ラヴォー→ローザンヌ→ジュネーブ→
17日目(6/26):→北京→大阪
全旅程で今まで最長の18日間となる。 -
上海発のCA833便は定刻の6:40より早くパリ・シャルル・ドゴール空港に到着したが、エールフランスバスが朝の渋滞に巻き込まれて、モンパルナスに到着したのは9:10頃になっていた。
-
モンパルナス駅から徒歩10分ちょっとで2泊するホテル・ラペルル・モンパルナスに到着。
パリは治安と交通の便が悪くない立地ではホテル代がかなり高いが、ここはなんとか1泊1万円ちょっとで取れた。 -
まだ、9:30頃なのにチェックインさせてくれた。
これはうれしい誤算だった。
ただ私の部屋は最上階の5階で、このホテルにはエレベーターがない。
そのことで後に苦労することとなる。
チェックイン後少しだけ休んで、早速パリ観光へと出かけた。 -
地下鉄メトロの10枚綴りの回数券「カルネ」を購入し、モンパルナス・ビヤンビニから4号線でサン・ミシェルに移動。
10:45頃、最初に訪れたのはここ。
今回のパリ観光の目的の半分は、映画のロケ地めぐり。
ここ「シェークスピア・アンド・カンパニー」という書店は、「ビフォア・サンセット」(2004年)で最初のシーンで登場する。
「ビフォア・サンセット」(2004年)
https://www.youtube.com/watch?v=HurI2rFB_mkシェイクスピア アンド カンパニー書店 専門店
-
「シェークスピア・アンド・カンパニー」で9年ぶりに再会を果たしたジェシー(イーサン・ホーク)とセリーヌ(ジュリー・デルビー)は書店を出て南側の道を西へ歩きながら、再会を誓った場所に行ったのかどうかをお互いに探りあう。
-
突きあたりの交差点で立ち話した後、左に折れて歩く道。
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サン・セヴラン教会。
「ビフォア・サンセット」で立ち話するシーンでちらっと見えかくれしている。
良い天気になってきた。
暑いくらいだ。サン セヴラン教会 寺院・教会
-
セーヌ川に出て、ノートルダム大聖堂へと渡る橋を渡らずに下へ下りたところ。
オードリー・ヘップバーン主演でパリを舞台にしている作品は、「昼下がりの情事」、「パリの恋人」、「パリで一緒に」、「シャレード」、「おしゃれ泥棒」、「華麗なる相続人」など結構多い。
今回は個人的にお気に入りの「シャレード」(1963年)のロケ地を巡る。
ここは、レジーナ(ヘップバーン)と偽名を名乗っている男(ケーリー・グラント)が犯人の推理をするシーンで出てくる。
ヘップバーンが「ローマの休日」でアイスクリームを食べるシーンは有名だが、ここでもアイスクリームを買って食べている。
「シャレード」(1963年)
https://www.youtube.com/watch?v=LEiCb8i3i2Y -
ただ、そのアイスがケーリー・グラントのスーツに付いてしまい、すぐに捨てられてしまう。
そしてノートルダム大聖堂を見上げたところで次のシーンに移っていく。 -
もう少し先へ進んで「アルシュヴェッシェ橋」を越えたところは、「ビフォア・サンセット」の後半で2人がボート(バトビュス)に乗りこむあたり。
今は乗り場が橋の下流側(西)に移動しているようだ。 -
アルシュヴェッシェ橋の上から、今歩いて来た方向。
-
逆方向(東側)には、「トゥルネル橋」が見える。
「ボーン・アイデンティティー」(2002年)で、ジェイソン・ボーン(マット・デイモン)とマリー(フランカ・ボテンテ)がパリに到着して最初に車を止めたのがトゥルネル橋のたもとあたり。(写真右側)
「ボーン・アイデンティティー」(2002年)
https://www.youtube.com/watch?v=wTqvcL2wnMU -
ノートルダム大聖堂の側面。
大聖堂の塔への入口からは長蛇の列になっていたので、塔に上るのはやめにした。
これは想定内。 -
ノートルダム大聖堂を正面から。
ノートルダム大聖堂はフランス・カトリックの総本山で、ゴシック建築の傑作とされる。
ちなみに「アメリ」(2001年)の中でアメリの母親はこの左側の塔から投身自殺した人に接触して巻き添え死したとされる。ノートルダム大聖堂 寺院・教会
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正面のファサードには「ポルタイユ」と呼ばれるアーチ型の入口が3つあり、聖書をモチーフにした彫刻で装飾されている。
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大聖堂の内部見学は無料。
内部は荘厳な空気が張りつめる。 -
大聖堂の内部は、全長130m、幅48m、高さ35mの空間が広がり、6500人を収容できるという。
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花びらが広がるような形から「バラ窓」と呼ばれるステンドグラス。
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ろうそくの灯。
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後陣のステンドグラス。
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ノートルダム大聖堂を出てシテ島を西に歩いて行くと、左手にサントシャペルが見える。
パリ・ミュージアム・パスを持っているのでサントシャペルには無料で入場できるのだが、本日の予定はてんこ盛りなのでここはパス。 -
右に折れて北方向に進んだ「シャンジュ橋」からはマリー・アントワネットが収容されたコンシェルジュリーが見渡せる。
-
イチオシ
「この橋からはエッフェル塔、オルセー美術館、ルーブル美術館、コンシェルジュリー、ノートルダム大聖堂が見渡せるパノラマポイントなんだ」と、やたらガイドをしたがる男がついてきたりする。
「今からメトロでエッフェル塔に行くんだ」と急いでいるオーラを出してなんとか振り切る。 -
前方に見えているのが「ポンヌフ橋」。
「ボーン・アイデンティティー」の後半で、ジェイソン・ボーンがCIAのコンクリンを呼び出した橋。
その下、セーヌ川右岸を走るのは、「ボーン・アイデンティティー」の中盤のカーチェイスで一方通行を逆走して逃走する道路。
しかし、これより下流の「グルネル橋」付近からこの道路に侵入して逆走しているのに、その後のシーンでこれより上流のサン・ルイ島に架かる「マリー橋」付近を逆走しているという不思議な現象が起こっている。
まあ、映画でこんなワープ現象は珍しいことではないが・・・ -
シャトレからメトロ1号線→9号線と乗り継いでトロカデロに12:15頃到着。
地上へ出るとシャイヨー宮があり、そこからはエッフェル塔が近くに見える。 -
イチオシ
エッフェル塔の足元、イエナ橋からシャン・ド・マルス公園、旧陸軍士官学校へと続いている。
-
エッフェル塔の下から。
塔に上るには4本の足を伝わって、エレベーターか階段で上るようだ。
今回は上らないけどね。エッフェル塔 建造物
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12:30過ぎ、シャン・ド・マルス公園で持参した食料を昼食代りに少し休憩。
エッフェル塔は、1889年のパリ万国博覧会のために建造され、当時の高さ312.3mは世界一高い建造物だった。東京タワーが完成する(1958年)69年も前である。
1930年ニューヨークのクライスラービルが完成するまで41年間世界一の高さを維持したことになる。
現在の高さは放送用アンテナが設置されているため324mとなっている。
今年でエッフェル塔は126歳、東京タワーは57歳、東京スカイツリーは3歳。
エッフェル塔がいかに偉大な長老であるかがわかる。 -
15分くらい休憩した後、エッフェル塔から西へと歩く。
-
セーヌ川に架かる「ビルアケム橋」を渡る。
この橋の構造が面白く、ダブルデッキの上をメトロが走る。
その下が歩道、両側が車道、そのまた両側の歩道という横断構成となっている。ビル アケム橋 建造物
-
イチオシ
ビルアケム橋から見たエッフェル塔。
エッフェル塔を眺めるポイントとしても良い場所だ。 -
中央の歩道から見た柱列の光景。
-
この橋も映画、ドラマのロケ地としてよく使われるという。
「死刑台のエレベーター」、「地下鉄のザジ」、「ラスト・タンゴ・イン・パリ」、「インセプション」、「のだめカンタービレ」などが有名。
今日も何かの撮影をしているようだ。 -
これからは「インセプション」(2010年)のロケ地を巡る。
「インセプション」の前半、斎藤(渡辺謙)の依頼を実行するためリーダーのコブ(ディカプリオ)が夢の世界を構築する設計士を探しレクチャーする場面でパリが舞台となる。
設計士として選んだ女子大生アリアドネにコブがインセプションの概念をレクチャーするシークエンスは、観客にこの映画の世界観をインプットさせる意味で重要な場面となっている。
この場所はちょうどアリアドネが合わせ鏡で無限の柱列を創造するところ。
ポイントは自転車の路面表示があること。
「インセプション」(2010年)
https://www.youtube.com/watch?v=WKhNqkCPF_A -
そこからメトロのパッシー駅に向かうとすぐに、アリアドネが創造する歩道橋とギリシャ風の円柱がある。
-
パッシーからメトロ6号線でセーブル・ルクルブまで移動し、プルトゥイユ広場近くの街区に来た。
アリアドネが物理的なルールを無視して創造する、街が持ち上って重なるシーンの場所。 -
この交差点のモニュメントが目印。
-
アリアドネが最初にコブからレクチャーを受けるカフェ。
テーブルや木箱や舗装の石などが飛び散る場所。
(飛び散る物はCGだろうが)
どうでもいいけど、実際は路上駐車多すぎ!
そこに駐車するか? -
アリアドネがコブからレクチャーを受けながら歩く道路。
映画では花屋や果物屋が並んでいたが現況では見当たらない。 -
セギュールから地下鉄10号線でジェヴェル・アンドレ・シトロエンに移動し、そこから高速郊外鉄道RERに乗り替える。
RERのジェヴェル駅からは延びる線路の向こうにエッフェル塔が見える。
「ボーン・アイデンティティー」のカーチェイス中、歩道を走るシーンで並走する白バイ越しに見えるのが右側にある建物。
前編はここで終了。
ここから中編のベルサイユ宮殿に一旦移動します。 -
ここから後編になります。
ベルサイユからRERでミュゼ・ドルセーに到着したのが17:50頃。
オルセー美術館は明日木曜日が21:45まで開館しているので明日に行くことにして、今日はルーブル美術館を見学する。 -
とか言いながら、相変わらずルーブル美術館に直行するのではなく、ロケ地めぐり再開。
「ロワイヤル橋」を渡って公園沿いの道は、「ボーン・アイデンティティー」でジェイソン・ボーンとマリーが歩く道。
撮影時は冬、今は木の葉が茂っているので雰囲気が違うが・・・ -
映画ではこの歩道にあった電話ボックスからジェイソンがマリーに指示を送ろうとしていた。
しかし、マリーは機転をきかして単独でうまく情報を入手する。
撮影当時(2001年?)電話ボックスがあったのかセットだったのか不明だが、現況としてはなくなっている。
今となっては残っている方がむしろ不思議だが・・・ -
マリーが情報を入手した「ホテル・レジーナ」。
ホテル レジーナ ルーブル ホテル
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ホテル・レジーナから東へしばらく歩くと「コメディ・フランセーズ」という劇場がある。
-
その北側の列柱を進むと・・・
-
ストライプのオブジェはが並ぶ「パレ・ロワイヤル」の中庭へと出る。
-
「シャレード」のクライマックスシーン、パレ・ロワイヤルに逃げてきたレジーナ(ヘップバーン)をめぐって、ケーリー・グラントとウォルター・マッソーが銃撃戦をする場所。
いったいどっちを信じればいいの〜状態だったのが、ここでようやく犯人のカーソン・ダイルが誰なのか判明する。 -
そして最後にコメディ・フランセーズの中に逃げ込み決着はここで付く。
サスペンスとコメディのバランス、絶妙なキャスティング、ヘンリー・マンシー二の音楽、どれもはまった「シャレード」は個人的には「ローマの休日」よりも好きな作品。
というわけでパリでのロケ地めぐりは、「ビフォア・サンセット」、「シャレード」、「ボーン・アイデンティティー」、「インセプション」の4作品が終了(したつもり)。 -
18:30頃になってようやくルーブル美術館に入場。
水曜日と金曜日は18:00以降も見学できるので今からでも大丈夫。 -
まずはリシュリュー翼から。
ここはマルリーの中庭。
めちゃすいてる。
すいてる時間をねらったつもりが、予想以上のすき具合。
右下にあるのが有名な「マルリーの馬」。 -
「クロトナのミロ」(1675〜82年)
木の幹を引き裂こうとして手が抜けなくなり、オオカミに食い殺される神話が原型だとか。
おしりにかぶりついてるのはオオカミだったのか・・・ -
「レースを編む女」(1669〜70年、フェルメール)
印象は、小さい絵やな〜
フェルメールはむしろ「天文学者」を見たかったのだが、おでかけ中のようだ。
てゆうか、6月16日〜9月27日京都市美術館に来てるやん!
これはリベンジせねば。 -
シュリー翼に移動。
「ダイヤのエースを持ついかさま師」(1635年頃、ラ・トゥール)
トリックアートでも見たことがある絵。
ラ・トゥールはむしろ「大工の聖ヨセフ」を見たかったのだが、こちらもおでかけ中のようだ。
どこに行ってるかは不明。 -
「La Lecture」(1841年、ルノワール)
ルーブル美術館でルノワールの作品が見れるとは思っていなかった。
明日オルセー美術館に行く予定なので、ルノワールは明日がメインだけどね。
などと思っていたこの時は、後に起こる事態を知る由もなかった・・・ -
「Paysage de Susten ,en Suisse」(1824年、Anne-Xavier LEPRINCE)
有名な作品ではないと思うが、個人的に目に留った作品。
タイトルからするとスイスのスーステン峠の光景を描いているようだ。
作者のルプランス?は27歳の若さで亡くなっているようだ。 -
「ミロのヴィーナス」(紀元前2世紀頃)
古代ギリシャの代表的な彫刻。
いくらすいているといっても、ここは人だかりができていてこの写真を撮るのは苦労した。 -
「タニスの大スフィンクス」(紀元前2600年頃)
第21-22王朝の首都であったタニスから発見された、エジプト国外で保存されているスフィンクスの中では最大級だという。
高さ1.83m、幅4.80m、奥行き1.54m。 -
シュリー翼の半地階では、中世のルーブル宮の要塞跡が見られる。
たまたま団体客で混雑している。 -
中世ルーブル宮の円形の塔があった跡のようだ。
ちょっと気分転換するのに良さそうなところ。 -
中世ルーブル宮の模型。
かなり高さのある城だったようである。
中世にはこの場所にこんなものが存在したんだと。 -
有名な作品が多く展示されるドゥノン翼に移動。
「アモルの接吻で蘇るプシュケ」(カノーヴァ)
これは素人目に見ても美しいと思える作品。 -
「民衆を導く自由の女神」(1830年、ドラクロワ)
1830年フランス7月革命におけるパリ市街戦を題材に描かれた。 -
「メデューズ号の筏」(1818〜19年、ジェリコー)
1816年7月にメデューズ号難破し、13日間筏で漂流し生還したた生存者の証言をもとに描かれた。
この絵のところでちょうど日本人ツアーのガイドが絵の説明をしていたので、それを盗み聴きしながらじっくり鑑賞できた。 -
「モナリザ」(1503〜06頃、ダ・ヴィンチ)
言わずと知れた世界で最も有名な絵画。
ここだけは少し離れて鑑賞するようになっている。
混んでいると正面から鑑賞するには相当時間がかかりそうな程の人気ぶりだ。
すいている時間帯でもこの撮影は苦労した。
子供の頃、田舎の祖母の家の部屋にこの絵がかけてあり、幼い子供心には暗くて怖い印象を持っていた記憶がある。 -
「カナの婚礼」(1562〜63年、ヴェロネーゼ)
ルーブル美術館の中で最大の絵画で、新約聖書の一場面。
個人的に見たいと思っていた作品で「サモトラケのニケ」が残っていたが、探すのがしんどくなってこの作品を最後にルーブル美術館を出た。 -
20:30頃、外に出てみるとサマータイム中でもありまだ明るい。
パレ・ロワイヤル・ミュゼ・デュ・ルーブルからメトロ1号線でフランクリン・デ・ルーズヴェルトに移動し、シャンゼリゼ通りを凱旋門に向かって歩いた。
途中、「モノプリ」というスーパーでパン・ミネラルウォーター・飲み物を購入した。
「モノプリ」の食料品売場は地下にあり、思ったよりこじんまりとしていて値も安くなかった。
やはりパリは物価が高い。 -
21:10頃、本日最後の目的地の凱旋門前に到着。
日もかなり傾いてきた。 -
地下道を通って凱旋門の下にきた。
下から見た凱旋門は迫力がある。凱旋門 建造物
-
彫刻もかなり大きなもの。
-
ミュージアム・パスで中に入場。
意外に大きな凱旋門のらせん階段は、疲れた体に非常に堪えた。 -
ようやくたどり着いた上部の部屋には凱旋門下を映したモニターがあった。
-
結構大きな空間に凱旋門の模型が置いてある。
凱旋門の内部にこれほどの空間があるのは意外である。 -
そしてもう一息階段を上って屋上へ。
-
西方向に「ラ・グランダルシュ(新凱旋門)」が見える。
「ボーン・アイデンティティー」でも登場する建築物だ。 -
東方向にはシャンゼリゼ通りが続いている。
ここからは夜景を見たいところだったが、やっと日が沈む頃でしばらくまだ明るい。 -
望遠で見ると、コンコルド広場、チュイルリー公園、ルーブル美術館へと続いているのがわかる。
-
車のライトが灯り始めたので、クロスフィルターで遊んでみた。
-
イチオシ
南方向にはエッフェル塔。
夜はエッフェル塔がライトアップされるというが、その時刻は知らない。
凱旋門は23:00までいられるが、余力がそれほど残ってないし明日以降のことを考えるともうホテルに帰るのが賢明だと思った。
今日の予定はほぼ完璧にこなせた。
もう十分だ。
21:45頃、屋上から下りることにした。 -
シャルル・ド・ゴール・エトワールからメトロ6号線でモンパルナス・ビヤンビニに向かう途中、ビラケム橋からライトアップされたエッフェル塔が見えた。
おそらくライトアップは22:00からだったのだろう。
22:30にはホテルに到着したが、ここでひと波乱あった。
部屋のカードキーが反応せず鍵が開かない。
1階の受付に下りてそのことを伝えて、結局カードではなく旧式の鍵で開けてもらった。
疲れて帰ってきたところに、2度も5階まで階段で上るのは疲れ倍増だった。 -
モンパルナス駅から徒歩10分ちょっとの立地でシャワー付きシングル、1泊1万円ちょっとでそこそこきれいな部屋だったので不満はない。
でもシャワー室が狭いのとエレベーターがないというところに安さの要因があるかもしれない。
お勧めのホテルではあるが、エレベーターがないことを考慮すると予約時に下層階を希望した方が良いだろう。
最上階でも眺望は得られないし・・・
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この旅行記へのコメント (5)
-
- さみだれさん 2015/08/17 23:06:01
- うらやますぃー!
- お久しぶりです!
お久しぶりにフォートラ見に来たら、
私も思いっきり行けた頃(仕事もなくダラダラしてた頃)に
私も思いっきり参加したいような旅を
またキートン先生がされておりました…!
ちょっと私落ち込みました
(その頃何やってたんだ何もやってない…的に)
まだとびとびにしか読めてないので
ゆっくりじっくり拝見しますが、
うらやましすぎてつらいほどです(笑)
わああああああん(泣)
- キートンさん からの返信 2015/08/18 21:51:42
- RE: うらやますぃー!
- こんばんは、さみだれさん。
お久しぶりです。
っていうか、何年ぶり?
お元気で過ごされてましたか?
今回の旅はユーレイルグローバルパスを使って、今まで行けてなかった人気観光地からちょっとマニアックなところまで駆けめぐった旅でした。
年で一番日が長い6月のヨーロッパで、早朝散歩やら夜景観賞やら、さみだれさんのドイツ・ベルギー旅行に負けないくらいの荒行?でしたよ。
> ちょっと私落ち込みました
> (その頃何やってたんだ何もやってない…的に)
>
> まだとびとびにしか読めてないので
> ゆっくりじっくり拝見しますが、
> うらやましすぎてつらいほどです(笑)
>
> わああああああん(泣)
ヨーロッパは逃げないので、また行ける機会がきっと来ますよ。
待ち焦がれるほど、行った時の感激が増すものだと思ってその日が来るのを楽しみにしてくださいね。
では、次いきま〜す。
キートン
- さみだれさん からの返信 2015/08/19 01:36:02
- RE: RE: うらやますぃー!
- こんばんは!
たくさん返信ありがとうございました。
ホントそういえば「何年ぶり」って感じですね。
でもキートン先生の旅達人ぶりは相変わらずですね。
その節は大変お世話になりました。
「ヨーロッパは6月が一番日が長い」っていいこと聞きました。
私やっぱりヨーロッパに行きたい欲が一番強いようなので
憧れ欲求不満を臨界点まで溜めに溜めて
いつかいけると…
いいなあ…(早くもしぼむ)。
> では、次いきま〜す。
え????
また?
もう??
次行くの???どこへ????
…と思ったですが、
「次のコメント返信」ってことかな?(笑)
ありがとうございましたー。
-
- 豚のしっぽさん 2015/07/09 09:34:29
- ロケ地めぐり♪
- キートンさん こんちわ(#^.^#)です
本日自宅でまったりdayのシッポ
気になっていた4年ぶりのヨーロッパ
じっくり拝見しようと来ましたぜ(笑)
家事を終え、コーヒー飲みながら。。。
今まで沢山の方の旅行記を観てきたので
写真でみるパリのワンカット、ワンカットは皆さまほぼ同じで
訪れた事が無いシッポでも、なぁ〜んとなく雰囲気だけは訪問した気分に
だけどだけど・・・
今回は違った!
ロケ地めぐり、そして映画のこぼれ話
興味津々で、見慣れた風景も新鮮に頭に入りましたよ〜
観てない映画もあり、これは観たい!という衝動に
マジ読みし
おかげでコーヒーがさめちゃったやん(^_^;)
次の旅行記は アイスコーヒーをお供に拝見します
あっ!チーズケーキでいいよ
デザートヨロシクね(笑)
それにしても15日も、よくお休みもらえましたね!
日本のサラリーマンだと羨ましいと思われる方が大半だろうな
主婦でも長期間は家を空けずらい?
私は、大丈夫だけどね(^_-)-☆
では、次に行かせていただきます
デザート♪宅配 忘れずにヨロシク!!
シッポ
- キートンさん からの返信 2015/07/09 18:39:04
- RE: ロケ地めぐり♪
- しっぽさん、こんばんは。
いっぱい書き込みありがとうございます。
今回のヨーロッパの旅も4年前よりパワーアップして、内容の濃い旅となりましたよ〜
個人的に大都会より自然や田舎の街を好むタイプなので、パリ観光は短時間でサラッと済ませました。
それでもノートルダム大聖堂、エッフェル塔、ルーブル美術館、凱旋門と定番を押さえつつ、こだわったのがロケ地巡り。
名優たちが実際にその場で演じ、映画のシーンで見た風景の場所を訪れるのは、人気スポットの観光とは一味違って感慨深いものですよ。
今回パリで実施した4作品(後にもう1作品追加)はどれもお気に入りの映画で、「これは観たい!」と直感したらぜひ見てみてくださいね。
映画鑑賞のお供にチーズケーキお届けしますので。
おっと、お届け先が不明だよ!
サラリーマンは7年前に卒業したので、今やお休みはもらうものではなく作るものという都合の良い立場なのです。
自由時間は増えたものの、やっぱり収入は激減、トホホ・・・です。
では、私も次に行かせていただきます。
キートン
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ホテル レジーナ ルーブル
3.47
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