2002/09/24 - 2013/05/22
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yamada423さん
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ルーブル広場のガラスのピラミッド 2011.11.1 17:54
Cour Carrée et Pyramide du Louvre
4トラの質問の「パリ市内の夜景を自力で周りたい」に回答したところ、たくさんの評価と関心が寄せられたので旅行記として投稿することにしました。
クチコミの予定でしたが、写真の枚数と説明文の文字数に制限があるためです。
この夜景特集は数回のパリ滞在で撮影した夕方から夜にかけての写真を観光スポットごとにまとめて編集したものです。デジカメ写真は頻繁に撮影時刻を入れました。
後半におまけとしてノルマンディー地方の港町オンフルールとブルターニュ地方のモンサンミッシェルの夜景を付しました。
■パリの雰囲気が感じられる夜景は夜の暗闇で撮るよりも、日没から1時間後辺りまでの時間帯がお奨めです。暮色(ぼしょく)の街並みに明りが灯った風景の美しさに魅了されて、行くたびにこの時間帯に街へ繰り出せるように時間調整します。夜景というよりも夕景色です。
ノートルダム寺院、エッフェル塔、ルーブル広場などもいいですが、サンジェルマンのカフェや裏通りのブティックなどのショーウィンドウの美しさは格別です。
またライトアップされたポンヌフやセーヌ河畔を散策しながら水面(みなも)に映る揺れる光を眺めるのは最高の贅沢です。
■夕景色の撮影には日没時刻を知っておくことが必要で、クチコミでその方法を紹介済みです。
http://4travel.jp/overseas/area/europe/france/mont_st_michael/tips/10177076/
http://www.sunrisesunset.com/predefined.asp
(検索サイト)
■移動はメトロが分りやすいので案内はメトロを基本にします。
バスに慣れていて路線図が頭に入っている方はこの旅行記は不要ですね。
パリのメトロの治安は、NYとは異なり昼と夜の違いはほとんどないと思います。スリ少女グループの勤務時間はおもに昼間なので、夜が不安と感じるのは乗客が極端に少ない路線・時間帯と思います。なるべく乗客が多い車両に乗り、ドア付近に立ちどまらず奥の席に着くのが安全です。
レストランなどの賑わう時間帯は21〜23時で、メトロもほぼ連動しているので夜間乗車を心配し過ぎなくてよいと思います。
■3時間夜景個人ツアーの一例(エッフェル塔、ルーブル広場、ノートルダム寺院)
ルートはホテル最寄りのカデCadet19:45→Chausee d'Antinで9号線に乗り換えTrocadero20:15→シャイヨー宮広場からエッフェル塔見学・撮影20:45→9号線で戻り、Franklin D.Rooseveltで1号線Palais Royal 21:15→ルーブル中庭の夜景21:30→ポンデザールを渡りセーヌ左岸を歩いてポンヌフの夜景を見ながらノートルダム寺院へ22:00→ノートルダム寺院夜景22:20→シテCiteから4号線で東駅Gare de l"Est乗り換え(又はシャトレChatletから7号線で7駅目の)カデCkdet22:45
昼間同じコースを歩いてみると地理感がつかめ、太陽がない夜間でも方角がつかめて安全かつスムーズに撮影できます。
■メトロの所要時間は1駅2分、乗り換え10分ですが、パリの2大迷路駅のシャトレとモンパルナスでの乗り換えは避けるのが賢明です。駅名が同じでも実質は異なる複数の路線があり、外国人には慣れるのが大変です。都内でたとえれば赤坂見附・永田町駅や大手町駅です。
■メトロは乗車時にホームへの通路にある路線図(駅名表示板)で目指す駅名を確認することが必須です。
それを怠って方向を間違うと容易には戻れません。パリには同じホームの左右に異なる方向の電車が止まる駅は基本的に無いので連絡通路で移動しますが、連絡通路が無い駅もあります。その場合は一旦ホーム又は駅の外に出なければなりません。
ホームへ入線してきた電車に表示された終点駅名を見て間違いに気づいた場合は、改札内側の赤いボタンを押して駅員を呼び出し、間違いを告げて改札を一旦出てから、新しい切符を駅員からもらって入り直します。
素直に対応してくれる男性駅員に出会ったら「ラッキー!」と心の中だけでつぶやきましょう。
ここまでできればメトロ検定合格です(笑い)
メトロ駅の構内・出口などの写真が載ったサイトを紹介します。
パリのメトロの駅の案内サイト(路線、駅構内写真など)
http://www.metro2003.com/station/ligne-12/1208.shtml/
とても詳しいサイトで、駅を選んで(探して)「この駅のページを見る」を開くと写真が見られます。またスピーカーのマークにカーソルを当てると駅名のフランス語の音声が聞こえます。
メトロの乗車券は10枚セット(カルネcarnet)http://www.ratp.fr/fr/ratp/c_21158/ticket-t/
、1日券(パリヴィジット)http://paris-travel.amary-amary.com/c_trafic/parisvisite.php/
が便利です。
■風景人物写真※の構図は、先ず背景の構図(フレーミング)を決め、人物は中央ではない位置に3〜5mの距離に、斜め前を向いて、人物の前側の空間が少し広くなるように立つのが自然です。(私のサイト写真参照)
広角レンズは遠近感が強くなるので、近めに立つのがお奨めです。
背景の被写体(例えば記念碑など)に近づこうとバックするのはお奨めしませんが、証拠写真ならよいでしょう。
背景の構図を決めて固定するには三脚が必要で、他人に依頼して気に入った写真を期待するのはしょせん無理です。
一眼レフで依頼するには、できれば同じメーカーの一眼レフの所有者が適しています。コンデジのユーザーはファインダーを覗いたことはないので撮り方が分らない人がほとんどです。
※フランスの印象派画家の後援者のカイユボットは風景人物画の画家としても知られており、2013年末にブリジストン美術館で特別展「カイユボット展ー都市の印象派」が開催された。
■人物を入れた夜景撮影でモードがオート(AUTO,Pなど)の場合、ストロボは人物しか当たらないので背景は暗くなってしまうため、背景がある程度明るい日没前後の時間帯が適しています。エッフェル塔を最初にしたのはそのためです。
マニュアル(M)の場合は1/30〜1/125sec程度がよいと思いますがカメラによって異なるので十分試し撮りするとよいでしょう。
最近のデジカメは高いISO感度を設定できるので応用が利きます。
三脚を使用しない手持ち撮影ではISO 800〜1600程度がよいです。
人物は入れずに夜の風景のみの場合はPモードで露出補正量を試しながら撮る場合と、マニュアルで撮る場合がありますが、カメラの各種設定(感度、絞り、S速度、WBなど)を行うのに首から紐で下げたLEDライトが便利(必需品)です。
■ムーラン・ルージュMoulin Rougeの赤い風車はパリの夜景を象徴する風景なのでお奨めです。昼間は価値が半減以下?
最寄りのメトロ駅は2号線ブランシュBlancheですが、2・12号線のピガール又は2・13号線のプラス・ド・クリシーの中間です(各500m)
■夜のピガール周辺を男が1人で歩くと、「シャチョーサン イイコイルヨ ○○シタイ?」などと声がかかりますが、昔のことで現在はどうかわかりません。どのように対応するかは自己責任で決めればよいですが、余分な現金とクレジットカードは持参しないことが肝要です(パリ警視庁)。
■タクシーは基本的にタクシー乗り場で乗りますが、その際ホテルならホテル名と住所をサインペンで書いたメモを渡して、「イッシ シルブプレ」(ここへ行ってください)が安心でお奨めです。乗るときの挨拶「ボンジュー(昼間)、ボンスワ(夜)」、支払ったときの「メルシー」も大切です。
■編集後記
この旅行記は個人旅行のためのガイド「パリの街歩き 未来旅行記1,2」の付録として書きました。
夜の安全で楽しい街歩きの参考になれば幸いです。
内容は随時見直し、追加改訂します。
パリは1965年に学生フランス工業視察団http://4travel.jp/travelogue/10753546/
の一員として訪仏時に長期滞在して以来何度も訪れていますが、気に入ったエリアは大体決まっていて毎回行くことにしています。「パリの青山」と勝手に呼ぶサンジェルマンで、この夜景特集にも載せました。
■撮影
CANON EOS40D EF-S17/85(2008以降)
CONTAX RX Vario-SonnarT* 35-70mm F3.4 (2002)
Nikon Coolpix5400(2006)
夜景の参考旅行記
http://4travel.jp/travelogue/10522902 2010ルーブル
http://4travel.jp/travelogue/10489821 2008ルーブル
http://4travel.jp/travelogue/10485630 2008サンジェルマン
http://4travel.jp/travelogue/10645066 2011エッフェル塔・ルーブル
http://4travel.jp/travelogue/10468332 2008モンサンミッシェル
http://4travel.jp/travelogue/10540734 2002モンパルナス
「スリの被害に遭わないための予防策」
http://4travel.jp/overseas/area/europe/france-ile_de_france/paris/tips/10176840/
「パリの街歩き 未来旅行記1,2」
http://4travel.jp/travelogue/10592998
http://4travel.jp/travelogue/10596907
yamada423 2014.8.26
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イチオシ
2008.10.16 19:13 (日没19:01 夏時間)
最初の夜景(夕景色)はルーブル美術館の中庭(私は勝手にLouvre squareと呼ぶ)です。
正式名はCour Carrée et Pyramide du Louvre(意味:ルーブルの四角の中庭とピラミッド)
雨上がりの中庭に映る街灯や方形置灯籠の光が得も言われぬ美しさを醸す。
この写真は私をルーブルの夜景の虜(とりこ)にした犯人です。
撮影データ
EOS40D EF-S17/85(17mm) f/4 1/6sec ISO-400
この日の写真は下記の旅行記に掲載されています。
ノルマンディー・ブルターニュの旅2008⑨パリ その4 モネの睡蓮とルーブルの夜景
http://4travel.jp/travelogue/10489821
画像をクリックすると約2倍に拡大できます。 -
パリでは有名なカフェ・マルリーLe Cafe Marly 19:09
ルーブル美術館のリシュリー翼の1階中央部の広場に面しています。
たそがれ時の暖かい光に包まれ、心が温まります。
残念なことに、見るだけでした。
http://www.gnavi.co.jp/world/europe/paris/w335043/(日本語)
http://sutekiwld.exblog.jp/15232624/(日本語) -
ルーブル宮殿の中庭Cour Carrée et Pyramide du Louvre
-
ルーブル宮殿の広場とはここでお別れです。19:15
パリの最後の日の締めくくりと思うと、名残惜しさで後ろ髪を引かれる思いでした。
「別れの言葉は無しだよ、また来るからね!」
この気持ちは捨てがたく、その後2010,2011,2013にもパリを訪れ、今年も10月に今年4月に来日したフランス人の友人達3夫妻と再会するために5区のご自宅に泊ります。50年前からのパリは私にとっては第2の故郷のような懐かしいところです。
ここからシュリー門を通って方形中庭Couréeの南門を抜けてセーヌ川に出ます。
そこに架かる歩行者専用のポン・デ・ザール(芸術橋)のフェンスに掛けられたおびただしい数の鍵の重さでフェンスが破損してしまったそうです。
愛の鍵は心の内にかけましょうね。 -
ポン・デ・ザールからカルーゼル橋越しにエッフェル塔が見られます。19:23
見やすいようにPCで1/2段階明るく補正しました。 -
ポン・ヌフの右岸側の全景 19:24
右端はシテ島先端のヴェール・ギャラン広場
右の遠方1Km先にサントシャペルの尖塔とライトアップされたノートルダム寺院が見えますので、写真をクリックして拡大してご覧ください。
セーヌ河畔をゆっくり歩いても30分もかかりません。
メトロに乗っては折角の風景を見られないので歩きましょう。 -
サンジェルマンのホテルMillésime Hôtelへの道すがら、思わず足を止めてしまった陶磁器作品のギャラリー
http://www.etiye.com/
美術館の一室に入った感覚を覚えます。
サンジェルマンのセーヌ川に近いエリアにはたくさんのギャラリーがありますが、近くに国立美術学校(ボザール École des Beaux-Arts)があるためでしょう。
ルーブル美術館に渡る橋の名前も芸術橋Pont de Arts。
朝のサンジェルマンの風景にもギャラリーがあります。
http://4travel.jp/travelogue/10488056 -
イチオシ
2010:11:1 17:54(日没17:32 冬時間)
ルーブル美術館に戻るとすでに街灯に灯がともり、なかなか良い雰囲気です。
こちらはドノン翼です(セーヌ川側)
1階 古代ギリシャ・エルトニア・古代ローマ
2階 絵画(フランスかいがの大作・イタリア絵画)モナリザなど
この日の写真は下記の旅行記に掲載されています。
ロンドン・パリ旅行2010パリ ルーブル美術館とノートルダム寺院
http://4travel.jp/travelogue/10522902 -
内部の明かりが灯ったガラスのピラミッドPyramide du Louvre。17:54 表紙写真
ガラスのピラミッドは高さ21m,底辺33mの大きさです。
ガラスを透かしてライトアップされたカルーゼル凱旋門が右下に見えます。
撮影データ
EOS40D 17/85(41mm) f/4.5 1/6sec ISO-800
逆さピラミッドはこれの3分の1の大きさです。
夜景でなないのでここには掲載しませんが下記にあります。
http://4travel.jp/travelogue/10489821
http://4travel.jp/travelogue/10502548
http://4travel.jp/travelogue/10645066 -
こちらはリシュリー翼です(リヴォリ通り側)17:55
半地階 フランス彫刻
1階 フランス彫刻
2階 工芸品部
3階 フランス絵画 -
シュリー翼の入り口の建物でPAVILLON SULLYの文字が見えます。17:56
-
池に映ったリシュリー翼の街灯。1階はカフェ・マルリー。17:58
ゆったりとした雰囲気で食事を楽しむにはお奨めのカフェです。
http://www.bestrestaurantsparis.com/en/restaurant-paris/cafe-marly.html
http://www.gnavi.co.jp/world/europe/paris/w335043/(日本語)
http://sutekiwld.exblog.jp/15232624/(日本語) -
イチオシ
カルーゼル広場には大勢の人が集まっていますが騒々しさはありません。
私自身がそうであったように夜景の美しさにうっとりしている感じです。
ピントがよく合っていませんが、混雑する夕方のカルーゼル凱旋門の雰囲気は出せました。
この日は寒くなく、人々は皆、あたたかい気持ちでこの雰囲気を楽しんでいました。
あとになってマニュアルフォーカスにすればよかったと気付きましたが後の祭です。
◆帰国後にCANON EF-S 17/85 レンズの故障が主原因と判明しました。
旅行の最終日でよかったです。海外旅行には予備のレンズが必要と痛感しました。
今回はサブカメラのNikon COOLPIX5400を持参しました。 -
ドノン翼とガラスのピラミッドPyramide du Louvre 17:59
-
同じドノン翼とガラスのピラミッドPyramide du Louvreですが、見る角度が違うとこんなに雰囲気が異なります。18:00
たくさんの人々が集まっていますが、この美しい光景に感動してか、声も発せず、異様なほど静かな雰囲気です。
一度味わってしまうと病み付きになってしまう不思議な魅力を備えているのがルーブルの夜景です。 -
カルーゼル広場からエッフェル塔のライトアップが見られます。18:01
焦点が合いませんが雰囲気だけご覧ください。
人々はここに居るだけで幸せを感じ、何をするでもなく時を過ごしている雰囲気です。時間が止まったかのような錯覚に陥りそうです。
マニュアル・フォーカスにして∞に合わせればよかったと、あとで気が付きました。
何事も経験ですね。 -
ストロボ照明のエッフェル塔 18:02
日没17:32からちょうど30分後です。 -
イチオシ
レンズの電子式フォーカス機構(EMD unit)の故障でピントが合いませんが、かえってストロボライトがぼけて大きく見え、華やかさを演出してくれました。
撮影データ
EOS40D 17/85(85mm) f/5.6 1/10sec ISO-800 -1ステップ補正
私がクリスマスイルミネーションの撮影時に用いる「ピントをずらして華やかに撮る方法」が期せずして実現しました。
表参道のイルミネーション撮影法
http://4travel.jp/domestic/area/kanto/tokyo/shibuya/omotesando/tips/10215844/
東京都心のクリスマス・年末の風景(表参道・丸の内・日比谷・銀座)
http://4travel.jp/travelogue/10522181 -
ライトアップされたオペラ・ガルニエ(旧オペラ座)19:44(日没後2:12)
この画像は次の原画にPCで明るさ補正したもので、見た目に近いものです。 -
CANONの一眼レフでPモードで露出補正なしで撮りましたが、ヘッドライトを感知してしまい露出不足となりました。
同行者がいるため細かい補正をしての撮影は出来ないので、あとから補正します。
オペラ地区の和風レストランで食事後にリヴォリ通りのホテルへ帰る途中で、この時間にはすっかり夜景です。
ライトアップされた建物以外の街並みの様子は全く分らず、パリの雰囲気は感じられません。 -
2011.10.25 18:56(日没18:44 夏時間)
カルーゼル広場の夕暮れ
この日の写真は下記の旅行記に掲載されています。
鉄道の旅終着 夕暮れのパリ2011
http://4travel.jp/travelogue/10645066 -
19:00になるとストロボ照明が点灯しますが、短時間だけです。19:02
-
不連続線が空の色・明るさをくっきりと分けています。19:05
-
カルーゼル凱旋門の裏側からルーブル美術館を見ています。19:08
-
カルーゼル商店街Le Carrousel du Louvre入り口です。 19:10
「ルーブルの代表絵画モナリザへの近道を紹介します」に記載のカルーゼル入り口です。
http://4travel.jp/overseas/area/europe/france-ile_de_france/paris/tips/10177225/ -
206.10.25 18:25 (日没18:44 夏時間)
出口地階のガラスのピラミッドの下まで来るとガラス越しに夕日に染まった建物が見えた。何かを予感させる光景で期待に心が躍る。
この日の写真は下記の旅行記に掲載されています。
フランスの旅2006パリ その1 サン・ジェルマン、ポン・ヌフ、シテ界隈
http://4travel.jp/travelogue/10502246
撮影はNikon Coolpix5400
夕方になって雲が色づいてきたので好きな夕刻の写真を撮ろうと出かけた。セーヌ川に向かいフランス学士院の立派な建物の前の橋ポンデザールを渡ってルーブル美術館へ。
見学のつもりはないが、地下のカフェテリア式のレストランはおいしいものが手軽に食べられるので一人の時にはお勧め。サラダとサーモンにワインがついたセットで11.9ユーロ。
このレストラン街は私はワールド・キッチンと呼んでいますが、正式にはレストラン・デュ・モンドRestaurants du mondeです。 -
地上に出るとなんと夕焼けで、ピンクがかった 紫色の光があたり一面を染め、幻想的な光景を作り出していた。 18:32
-
建物のガラス窓に反射する光があたかも部屋の明かりと見紛うばかりで、その景色の中を西側のチュィルリー公園へ。この時刻にはまだ街灯は点灯していないので夕焼け空の色がいっそう引き立つ。18:35
-
カルーゼルの凱旋門とエッフェル塔
-
夕空に佇むエッフェル塔 18:36
-
右はリシュリー翼西端の装飾芸術博物館へ続く建物 18:39
そこにいた人々は皆ゆっくりした足取りで、それぞれに雰囲気を楽しんでいる様子だった。吉田美和のbeauty and harmonyの最後の一節「♪この世界の 美しさを ずっとあなたと見られますように」を思い出しながら。 -
イチオシ
チュイルリー公園の池の端で憩う人々のシルエット 18:51
日没18:44の直後です。 -
コンコルド広場とエッフェル塔 18:57
エッフェル塔の上からの夜景を撮るには上のレストラン行きがお奨めです。
夜景の時刻に合わせて長時間並ぶなんて不可能です。予約をして天気を気にしないで食べに行き、運がよければ素晴らしい景色が見られ、運が悪くてもみやげ話ができますね。
エッフェル塔レストラン予約 『58 TOUR EIFFEL』
http://paris-kanko.com/restaurant/index.php
エッフェル塔のミシュラン1つ星レストラン Le Jules Verne
http://jams-parisfrance.com/info/lejulesverne/
私はパリに10回以上行っていますがエッフェル塔に上ったのは1965、1997の2回だけです。東京スカイツリーhttp://4travel.jp/travelogue/10838254も同様ですが、エッフェル塔は遠くから眺めたり、下から見上げるのがいいです。 -
コンコルド広場のオベリスク 18:57
-
アレクサンダー3世橋とエッフェル塔 19:04
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極端な露出不足のエッフェル塔 19:05
狙って撮ったのではなく失敗作ですが、不思議な効果が生まれました。 -
2002年9月25日(水)
フィルムには撮影時刻の記録はありません。
ソルボンヌ地区のRue des Ecolesにある宿泊したホテルSULLY SAINT GERMAIN
5階の部屋から通りの向かいの果物屋が見えたので撮りました。秋の味覚がいっぱいです。
この日の写真は下記の旅行記に掲載されています。
パリの休日 2002 その4 ブルゴーニュとシャンゼリゼ、イタリア広場、エッフェル塔、サンジェルマン
http://4travel.jp/travelogue/10545891 -
パリ第4大学付近のジベール・ジョゼフ(Gibert Joseph)は フランスの最大手書店。 日本で言うところの丸善か紀伊国屋。 パリの学生街サン・ミッシェル界隈には ジベールがたくさんあり 書籍・古本・CD/DVD・文房具などを扱う。
-
骨格模型のショーウィンドウを見ると、やはり医学部か。
-
これはメガネやのショーウィンドウ
私が写しているのはショーウィンドウの展示物ではなく暖かい雰囲気の光です。あとでよく見たらメガネが飾ってありました。 -
サンジェルマンのドゥー・マゴと共に文豪が集ったことで有名なカフェ・ドゥ・フロールCAFE DE FLOREの売店Boutique
この店の前に高級車を乗り付けるのがステイタスのようです。これが許されるのがパリの伝統文化なのでしょう。
東京だったらすぐに駐車禁止の札が貼られてしまいます。 -
2002年9月22日(日)
モンパルナス・タワーからの夕日と飛行機雲
夕方日没の時間に合わせてモンパルナス・タワーの屋上へ上がり、パリの街の彼方に沈む太陽、夕焼け空、さらには満月のパリの夜景を撮って充実した3日目を終えた。
この日の写真は下記の旅行記に掲載されています。
パリの休日 2002 その3 ノートルダム寺院とソルボンヌ、モンパルナスの夕日
http://4travel.jp/travelogue/10540734
撮影はCONTAX RX Vario-SonnarT* 35-70mm F3.4 -
モンパルナス・タワーからの夕日
このあとLe Ciel de Parisで食事をしました。予約無しで最初断られたが「ここで写真を撮り食事するために日本から来た」とか「席がないなら仕方ないがどうなのか」などと交渉しOKでした。「何事もあきらめず目的を達成する」性格が役立ちました。
ロブスター・スープ、フィレ・ステーキに赤ワイン、デザートにはヘーゼルナッツ入りアイスクリームとホットチョコレート(76ユーロ)。
西向きで正面にエッフェル塔、左前方に夕日が見える素敵な席でした。一人で食事するのがもったいない思いでした。 -
エッフェル塔とアンヴァリッドの夜景
さすが有名観光スポットはライトアップされています。 -
満月のパリの夜景 中央のドームはパンテオン
こんな光景は二度と見ることはないと思いましたが2008年の11月にはサン・ジェルマン・デ・プレ教会の横に満月を見ることができました。パリで二度も満月を見る機会に恵まれた私はシアワセモノです。
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/10485630/ -
2008.10.8 19:28
北駅から10分ほどのオペラ地区にあるホテル(Opera St. Geoge)近くの果物屋の店先は秋の味覚であふれていました。手前左にKAKIとあります
値札はどれもKgあたりの値段です。
細部に関心がありましたら(KAKIの文字など)元画像に拡大して御覧ください。はっきり見ることができます。拡大は無料です(笑)
この日の写真は下記の旅行記に掲載されています。
ルーアンの大聖堂・大時計・ジャンヌダルク(ノルマンディー・ブルターニュの旅2008
http://4travel.jp/travelogue/10474796 -
薬屋PHARMACIE 緑(ミドリ十字)は世界共通の色のようです。 19:37
-
メガネやの店内にはキティちゃんのキャラクター商品のポスターが貼ってあります
-
サンドイッチの店 19:43
パリの街はどの店も個性的な照明や店内の商品展示が見られ、見て歩くだけでも楽しくなります。 -
小雨降る裏通りの夜景です。19:44
路上駐車は昔からパリの風物詩のようなものです。
路上駐車イコール違法駐車の日本とは異なり、有料路上駐車もあります。その区域の道路にはPAYANT(有料)と書かれています。 -
このような店(カフェ・バー)でビールを飲みながら、道往く人々を眺めていました。19:47
12時間あまりのフライトの疲れを取るには、パリのこのような雰囲気に浸るのが最適です。 -
2008.10.14 18:47
サンジェルマンの夜景
ショーウィンドウ照明が目立ち始めるこの時刻が、私が撮影をしたくなる時間帯の始まりです。
私にはブランドの知識はありませんがショーウィンドは「生きた芸術」「息づく芸術」と思っているので興味は尽きません。
この日の写真は下記の旅行記に掲載されています。
ノルマンディー・ブルターニュの旅2008⑥パリ その1 サンジェルマンの夜と朝のルーブル周辺
http://4travel.jp/travelogue/10485630 -
一幅の絵画のような女性ファッションの店SCOOTER 18:49
黒いフチに書いてありますがよく見ないと気づきません。 -
「サンジェルマンの庭」LES JARDANS DE St.GERMAINというレストラン 18:52
-
居酒屋サンジェルマンLA TAVERNE St.GERMAIN 18:58
居酒屋TAVERNEをローマ字読みすると「食べるね」(笑) -
カフェ・ド・フロールのこの時間帯に見る照明が好きです。19:02
パリに来るたびにここの写真を撮ってきました。 -
二大カフェのもう一つのドゥー・マゴ 19:04
この前に高級車で乗りつけるのがステータスのようです。 -
サン・ジェルマン・デプレ広場の出店 20:19
看板にはクレープ、ポップ・コーン、ゴーフル -
サン・ジェルマン・デ・プレ教会と満月 20:27
-
サンジェルマン・デ・プレ広場に面したカフェLe Bonaparte 20:28
-
サン・ジェルマンの馴染みの路地裏 20:36
-
ポンデザール橋上から見たポン・ヌフの全景と雲間の満月 20:46
中央の島はシテ島先端のヴェール・ギャラン広場 -
イチオシ
係留された住宅船 20:48
-
フランス学士院 20:52
ポンデザール(歩行者専用橋)にはたくさんの人が思い思いに時を過ごしています。 -
サンジェルマンのブティックのショーウィンドー 21:18
CELINE -
KENZO
-
GAP 21:25
-
2008.10.14 20:11
ノートルダム寺院
この日の写真は下記の旅行記に掲載されています。
ノルマンディー・ブルターニュの旅2008⑦パリ その2 オルセー美術館とサン・ミッシェル界隈
http://4travel.jp/travelogue/10485828
昨日サンジェルマン・デ・プレ広場でポスターを見つけたコンサートがサント・チャペルで7時に始まるのでサン・ジェルマン通りからサン・ミッシェル通りを歩いて行った。本屋などを覗きながら30分ほどで着いた。
サント・チャペルはシテ島にある裁判所の中庭にあり、75mもある尖塔が目印になる。
パリ弦楽オーケストラの主な演目はビバルディの四季で、動作が派手な割には音がせかせかしていて、いつも聴いているあのイムジチ合奏団で1960年代に活躍した名ヴァイオリニスト フェリックス・アーヨとはえらい違いだ。
しかしそれは別にして、パリ最古で最高傑作とされるステンドグラスに覆われた礼拝堂で聴く「四季」には感慨深いものがあった。 -
サンミッシェルの賑わい 20:15
帰りがけにサン・ミッシェル橋の袂のカフェで夕食をとった。
チーズ・オニオンスープと小鴨のコンフィ+赤ワイン。フランスで食べる鴨はなぜこんなに美味しいの?
帰りはサン・ジェルマンのホテルまで歩いたが、学生街カルチェ・ラタンの北西の一画にあるサン・ミッシェル界隈の夜は、多くの食べ物屋があり賑わっていた。さしずめ神田・お茶の水の雰囲気でしょうか。 -
イチオシ
この旅行記はパリの夜景が主題ですが、おまけに2か所の夜景を付けることにしました。
おまけ その1
2008年10月10日(金)
ノルマンディーの港町オンフルールの旧ドックの夜景
サント・カトリーヌ岸の建物も夜になると昼間とは全く異なる姿に変身し、ドックに映る明かりとともに、えもいわれぬ美しさを醸しだします 19:46
この日の写真は下記の旅行記に掲載されています。
オンフルール(ノルマンディー・ブルターニュの旅2008③
http://4travel.jp/travelogue/10490475 -
昼間の喧騒が嘘のような静かなサント・カトリーヌ岸
<上記旅行記の抜粋>
ホテルに戻って明日のモン・サン・ミッシェル行きのタクシーの手配の相談をした。フロントの青年はタクシーは高いのでと、列車の時刻をSNCF(フランス国鉄)のサイトでいろいろ調べてくれたが都合のよいのがないので、結局60Km先のカーンまでタクシーを使うことにして料金(140ユーロ)を聞いて予約した。青年の親切には頭が下がる思いだった。翌朝の出発時は早すぎてフロントは無人で、礼を言う機会がなかったのが心残りだ。
頃を見計らってドックの夜景を撮りに出かけた。昼間とはまったく違うひっそりとした通りの建物の光が水面に長い光跡を映し、ヨットも静かに眠っているようだ。昼食と同じ通りのレストランですずきのグリルと白ワインの夕食。(25ユーロ)9時半ごろホテルへ戻った。 -
薄闇の空を背景にサント・カトリーヌ岸の夜景が水面に映った。
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サン・テチエンヌ岸先端にある市庁舎HOTEL de VILLE 19:53を指した時計
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海面に映ったホテルが溶け始めました(笑)19:56
地震でも、カメラが泥酔したのでもありません。
ただ海面がわずかにうねっているだけです。 -
静かにたたずむヨット 20:13
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おまけ その2
2008年10月11日 19:20
モンサンミッシェルの入日
この日の写真は下記の旅行記に掲載されています。
モン・サン・ミッシェルの光の風景(永久保存版)
http://4travel.jp/travelogue/10468332
<旅行記抜粋>
7時ごろ三脚とカメラだけを持って夜景の撮影に出かけた。ちょうど沈む太陽の撮影にギリギリ間に合った。日没後の空の色の変化はいつ体験してもその美しさに感動させられる。私にとっての写真とは「光と感動の記録」を実践する「とき」だ。 -
19:47
輝くオレンジから赤、赤から赤紫、やがて赤みが薄れてトキ色、さらに赤みが消えて青灰色、薄闇の青、群青の濃闇へと一時間もかからない。昼間の帰りに目星をつけておいた、水面に島全体が映る場所に三脚を据え撮影準備を整えた。 -
19:50
待つことしばらく。やがて少しずつライト・アップが始まった。西の空の残照とライトとの割合の変化で微妙に変わってゆく夕景色を撮っていると、今自分がそこにいて、何の制約もなくそれが出来ることに感謝し、そのこと以外何も考えていない。貴重な心の真空地帯。 -
イチオシ
20:06
撮影はすべてマニュアルモードにしてモニターでチェックしながら満足いくまでトライした。
ひとつ失敗したのは懐中電灯を持参しなかったことで、暗がりでの撮影条件の設定に苦労した。
懐中電灯は夜道の家畜(羊)の糞対策でも有効です。
帰りがけに隣のレストランLe Bergerieで夕食をとった。前菜のスモークサーモンとメイン・ディッシュには特産である羊のロースト(超美味)、赤ワイン、紅茶(35ユーロ)。
心の中で羊に手を合わせる。「羊さん ありがとう」
モンサンミッシェルで仔羊のロースト
http://4travel.jp/overseas/area/europe/france/mont_st_michael/restaurant/10405877/tips/10176773/
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この旅行記へのコメント (2)
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- スターさん 2014/09/03 10:27:56
- ありがとうございます
- 早速ありがとうございます。
素敵な写真がたくさんありますね。パリの夜景楽しみです。
- yamada423さん からの返信 2014/09/03 10:49:40
- パリの夜景特集
- おはようございます。
> 早速ありがとうございます。
> 素敵な写真がたくさんありますね。パリの夜景楽しみです。
旅行記として説明付きの写真をたくさん掲載したところ、多くの皆様からアクセスをいただきました。投稿して1週間で229回です。
参考にされてパリの夜景を楽しんでください。
yamada423
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