2015/06/18 - 2015/06/18
185位(同エリア1437件中)
キートンさん
9日目もザルツブルクからの日帰り観光。
後編は、ザルツブルクの市内観光です。
「塩の城」という意味の名の通り、岩塩の取引で栄え、モーツァルトを生んだ音楽の都。
ミュージカル映画の名作「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台としても知られるこの街を散策します。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 3.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- 中国国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ヴェルフェンからSバーン(近郊列車)でザルツブルクに15:40頃戻って来た。
歩いて旧市街に向かう途中で、サウンド・オブ・ミュージックのウシ発見。
ツアーの集合場所となっているようだ。
それはいいとして、気になるのは今にも泣き出しそうな空模様。 -
とうとう空が泣きだした。
こんな時は建物内での見学に限る。
というわけで、「モーツァルトの生家」である。
入場料10ユーロ。
2軒くらい隣にプレイガイドがあったので27ユーロの「ザルツブルクカード」を購入して入場した。
ここは、1756年1月27日ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが生まれ、1773年まで住んでいた建物。
モーツァルトゆかりの品々が見られたが写真撮影は禁止。
あしからず。モーツァルトの生家 建造物
-
右の「馬洗い池」もサウンド・オブ・ミュージックで出てくるようだが、この時は眼中になく、その向こうの「祝祭劇場」にある「フェルゼンライトシューレ」を見学しようとしていた。
音楽会のシーンで会場となった場所だが、どうもメインの入口が閉まっていて、どこから入るかわからず見学を断念。 -
ドーム広場から見た、「ドーム」と呼ばれる大聖堂。
この大聖堂が創設されたのは774年のことだが、現在の大聖堂は1628年にバロック様式に建て直されたものだという。 -
大聖堂の内部は、1万人を収容できるほどの広さ。
大聖堂 寺院・教会
-
この大聖堂はヨーロッパ最大級のパイプオルガンが有名らしいが、そうとは知らず違うパイプオルガンを撮ったりしている。
-
翼廊と交差部の天井が非常に美しい。
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真下から見上げるドーム型の屋根が特に美しい。
-
イチオシ
あまりの美しさに真上ばかり撮っていると、めまいがして倒れそうになった。
-
大聖堂の南側にあるカピーテル広場に出てみると、丘の上に「ホーエンザルツブルク城」が現れる。
相変わらず小雨がぱらつき、謎の球体の下で雨宿りする人がいたかと思うと、球体の上にたたずむ人もいたり・・・???
どうやってそこに上ったんだ? -
カピーテル広場の片隅から「聖ペーター教会」に入ってみた。
聖ルベルトが696年に開いたベネディクト派の僧院で、もともとロマネスク様式の建築だったが、後期バロック様式に改築されている。ザンクト ペーター教会 寺院・教会
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聖ペーター教会の墓地の周りを囲むように、格子で仕切られた屋根付きの墓地がある。
「サウンド・オブ・ミュージック」の終盤でトラップ一家が身を潜めるシーンはセットでの撮影だが、そのセットはここをモデルとして組まれたといわれる。 -
岩壁にくっついた建物。
建物の中がどうなっているのか気になる。 -
墓地から見上げると、「ホーエンザルツブルク城」。
次はあそこを攻めてみよう。 -
この見取図でホーエンザルツブルク城の構造を頭に入れておこう。
右下のケーブルカーで上り、時計回りに見学して行く。
図中に1から14まで番号がふってあるが、結果的には14からほぼ降順に周ることになった。 -
ケーブルカーを降りて左手の塔の下の階段を上り、城内へと入る。
-
冴えない空模様だが、ザルツブルク旧市街を展望してみる。
左側手前に「聖ペーター教会」、その向こうに「フランツィスカーナ教会」、「ドーム広場」をはさんで右側に「大聖堂」(ドーム)。
「ザルツァッハ川」から向こうが新市街、手前が旧市街となる。 -
教会が建ち並び、広場を建物で取り囲むような市街が独特である。
公共の広場を建物で囲んでしまうという発想は、日本ではなかなかない。
建物の下に道路を通すことは、日本では法的に困難であるからだろう。 -
ザルツブルクの旧市街は、教会の塔やドームの屋根は緑、建物の屋根はグレー、建物の外壁は白か薄いクリーム色を基調としているようだ。
陽光のもとならもっと映える色彩になっていただろうが・・・ -
旧市街の左手には「メンヒスベルク」の丘が連なっている。
天気が良ければこの丘を散策するのも楽しそう。 -
ホーエンザルツブルク城は、ドイツ皇帝とローマ法王の叙任権闘争のさなかの1077年に、大司教ゲープハルトによって建設が始まって以来、拡張と城塞化が進められた。
ホーエンザルツブルク城塞 城・宮殿
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砲台やら荷車やら。
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城の内部は要塞博物館になっている。
城の建設工事の様子の模型。 -
中世の頃の武装。
要塞博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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中世の火縄銃。
種子島に伝わった火縄銃に比べるとかなり短い。 -
何やらおぞましげな品々。
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ほっとする展示物の部屋でひと休み。
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要塞博物館から見た中庭の風景。
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戦争映画で見るような軍服や機関銃。
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ホーエンザルツブルク城は、15世紀までは大司教の住居として使用された。
それ以後は兵舎または牢獄として利用されたが、外敵に占領されたことが一度もなく、ヨーロッパ中世のものとしては完璧に保存された数少ない城塞であるらしい。 -
「黄金の小部屋」は、大司教の居間だった部屋で、天井や壁に独特の装飾がされている。
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銀のロウソク立てやら食器類。
要塞博物館は城の中の博物館としては展示品が多く、なかなか見応えがあった。 -
城塞の中庭にある「聖ゲオルグ礼拝堂」は、1498年に建てられた後期ゴシック様式の教会。
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ホーエンザルツブルク城の中庭。
右側が聖ゲオルグ礼拝堂。 -
テラスから見たホーエンザルツブルク城。
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城塞内の南側の建物。
レストランが何軒かあったような・・・ -
ホーエンザルツブルク城を1時間20分くらい見学して、18:40になっていた。
見学している間に雨が止んでくれればという願いもむなしく、相変わらず降り続いている。
ザルツブルクの空は相当な泣き虫らしい。 -
ホーエンザルツブルク城の南側の風景。
まるで庭園のように美しい草原とその中の一軒家。
雨が霧のようにけむって幻想的と言えなくもない。 -
ホーエンザルツブルク城からケーブルカーで旧市街に下りて、「レジデンツ広場」に来た。
レジデンツ広場は大聖堂の北側の広場で、右側のドーム広場からの門は、「サウンド・オブ・ミュージック」でマリアがトラップ家へ向かう時、「自信を持って(I have confidence)」を歌うシーンで写る。 -
レジデンツ広場の馬の噴水と「グロッケンシュビール」の建物。
雨は止むどころかだんだん強くなりつつある。
空も私の心も号泣状態。 -
ザルツァッハ川に架かる「モーツァルト小橋」を渡る。
マリアとトラップ家の子供たちがピクニックに出かけるシーンでも有名。 -
ザルツァッハ川越しに見える旧市街とホーエンザルツブルク城。
19:00を過ぎ、まだ街歩きを続けたいところだが、この雨模様で心は折れかけていた。
せめて帰る途中にある「ミラベル庭園」だけは寄ってみようか。 -
ミラベル庭園の場所は地図でわかるものの、入口を探すのに苦労した。
この入口にたどり着いた頃には、かなり疲労困憊していた。
しかし、ミラベル庭園抜きで帰るわけにはいかない。
「ドレミの歌」のシーンを完結せねば。 -
ミラベル庭園には植物の花だけではなく、傘の花も咲いている。
もう、「ド」は土砂降りの「ド」って感じだね。 -
ミラベル庭園から見るホーエンザルツブルク城も雨にけむっている。
じゃあ、「レ」はレインの「レ」だな。
「ミ」は、ミラベル庭園でいいんじゃね?
「ファ」のファイトはすでにゼロ。 -
「ドレミの歌」のフィナーレのシーンの階段を探すも、なかなか見つからず。
「ドレミの歌」が完結できない・・・
もう、その階段だったってことにしとかない?
ちゃんと下調べしとけば良かったよ。 -
あきらめかけたその時、見覚えのある緑のトンネル発見!
これはあのシーンに出てきた場所に違いない。 -
おっと、これも見覚えのあるあるぞ!
写す方向が90°間違ってたけどね。 -
最後の最後で発見しました、この階段。
「ソ」は暗い空〜
「ラ」はラストだよ〜
「シ」で終了だ〜
さあ、帰りましょ〜
「ドレミの歌」ロケ地めぐり完結。
いやいや、途中めっちゃ抜けてたけどね。 -
ホテルに帰る途中で、例によって駅の「SPAR」で買い出し。
ザルツブルク滞在中は天候には恵まれなかったが、この「SPAR」と「チリ」のドネルケバブのおかげで経済的で充実した食事ができた。
どんだけ貧相な食生活なんだよ!スパー (ザツブルグ中央駅店) スーパー・コンビニ
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