ユーレイルパス６カ国鉄道旅2015 / ８日目(6/17)後編

2015/06/17 - 2015/06/17

８日目はザルツブルクからのハルシュタットとゴーザウ湖へ日帰り観光。

「世界で一番美しい湖畔の街」ハルシュタットを訪れた後、後編は「ザルツマンマーグートの秘境」ゴーザウ湖のハイキング。

この旅でオーストリアでの唯一のハイキングの場として選んだ、ひそかに期待の湖です。

エリア ザルツカンマーグート周辺(オーストリア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 2.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: 中国国際航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ゴーザウミューレ14：09発のバスで14：35頃にゴーザウ湖に到着。

バス代はハルシュタットからここまで通しで5ユーロ。

バス停前に、ロープウェイ「ゴーザウカムバーン」があり、山頂駅から「ツヴィーゼルアルム」のハイキングコースがあるが、時間的＆経済的理由により割愛する。

地図でこれから歩くコースを確認。

まず、中央左寄りのゴーザウ湖を一周するハイキングをする。
ここのバス停の最終は16：35発と早いので、ここから約3km下ったゴーザウ・シュミード（地図でヒンタータルの近く）まで歩き18：05発のバスに乗って鉄道駅まで行く。

予定では1本早いバスで来て、ゴーザウ湖の奥にある奥ゴーザウ湖（地図右下）まで往復したいと考えていたが、今からでは時間が足りないし空模様が気になるので予定変更した。

バス停から歩いてすぐ、目の前にゴーザウ湖が現れる。

右手にゴーザウ湖の南西側に連なるゴーザウカム連峰。

鏡のような湖面のゴーザウ湖。

晴れていれば中央に、ザルツカンマーグートの最高峰ダッハシュタイン（2995m）と氷河が見れるはずだが、残念ながら今日は雲の隠れて見ることができない。

湖畔には子供が喜びそうな、水の循環の展示物。

早速、ゴーザウ湖の湖岸を時計回りにハイキング開始。

ゴーザウカム連峰の山頂付近も雲に隠れているものの、荒々しい山容は迫力がある。

ハイキング道沿いには、ビューポイントにベンチがある。

湖岸のイージーコースをのんびり歩く。

ハイキング道というより、散歩道といった感じ。

湖はフィヨルドのように急角度の山に挟まれている。

ハイキング道の上の最もオーバーハングしているあたりで、数人が崖にへばり付いている。

「ヴィアフェラータ」とかいうやつか？
でも、なぜにこんな場所で？
ここはビギナーの練習用コースなのかもしれないな。

オーバーハングの下のハイキング道を行く。

湖の対岸のゴーザウカム連峰の山頂が雲隠れしているが、かえって凄いんだろうなという想像をかきたてる。

ゴーザウカム連峰は左の方にいくほど高い峰が多いようで、最高峰はグロースヴァント（2415m）だという。

快適な湖畔のハイキング道をどんどん進む。

小さい子供や犬を連れたハイカーが通る。

ホントにお散歩コースと言ってもいいくらい。

途中湖畔に下りれそうなところで下りてみたり・・・

森を彷徨ってみたり・・・

別れ道。

まっすぐ行けば奥ゴーザウ湖へ。

今日は右に折れて、無理せずゴーザウ湖一周コース。

時間に余裕があるので湖畔で一休み。

このあたりは黄色い花が咲き乱れている。

ここは細長い前ゴーザウ湖の最奥。

湖の一番向こうがハイキングのスタート地点。

この紫色の花は・・・今のところ不明。

ただ今調査中。

この青紫色の花は、たぶんキキョウ科のフィテウマ・ヘミスファエリクム。

この薄いピンクの花は・・・今のところ不明。

ただ今調査中。

ミツバチならともかく、ハエは追っ払ってから撮ろうよ。

15分ほど写真を撮りつつ休憩した後、ハイキング再開。

グリーンの湖を見ながら歩く。

ゴーザウ湖に流れ込む川の近くにあった泉。

ゴーザウ湖に流れ込む川。

湖畔にベンチ。

休憩するのに絶好の場所。

このオレンジの花は、キク科のヒエラキウム・アウランティアクムではなかろか。

この白い花は・・・今のところ不明。

ただ今調査中。

ネットで調べても判明しない植物多し。

この黄色い花は、キンポウゲ科のラナンキュラス・モンタヌスってことにしとこか。

かなりいい加減。

湖畔に岩がある風景。

山が急峻なだけに、流れも急である。

鏡のような湖面。

晴れてたら良かったのにね。

スタート地点が近付いてきた。

山の天気は変わりやすいと言うけど、今日の天気は変わらないらしい。

雨も降らないから、そこはいいんだけどね。

今日の主役は山より花の方かも・・・

ダッハシュタインも氷河も今日は姿を見せてくれそうにないな。

たぶんその上に氷河が横たわってるんだろうな。

約2時間でゴーザウ湖を一周した後、ゴーザウ・シュミードに向けてハイキングを続行。

車道に沿って下って行く。

ゴーザウ湖から40分弱だらだら下ると、小さな湖が現れる。

相変わらず冴えない天気だ。

でも目指すゴーザウ・シュミード付近のまきばには、いい感じに陽が差している。

ゴーザウ湖から流れ出した川が、ゴーザウ・シュミードの街中を流れる。

ゴーザウ・シュミードの街から見たゴーザウカム連峰。

雲の切れ間に青空も見えるんだけどね。

しばらく滞在してみたいくらい、のどかな街だな。

牛ものんびり。

まきばの緑のグラデーションがお気に入り。

バスの時間まで余裕があったので、さらに2つ先のバス停まで歩いて来た。

ゴーザウカム連峰の山頂がもう少しで見えそうな感じだった。

空模様はいまいちだったが、ゴーザウ湖まで足を延ばして良かった。

18：10頃のバスで鉄道駅のあるシュティーク・ゴーザウに向かう。

バスは右手にハルシュタット湖を見ながら走る。

シュティーク・ゴーザウの駅。

なんとか雨は降らずにもってくれた。

あとは18：39発の列車で帰途に向かう。

アットナンク・ブッハイムへと走る列車からはトラウン湖とトラウンシュタイン（1691m）がよく見える。

ザルツブルクに21：00前に到着し、スーパーの「SPAR」で買い物も済ませた。

ザルツブルク駅からホテルへ帰る途中、「チリ」というファーストフード店を見つけた。

そういえば「ヨーロッパ横断ブログ旅」の「インパクト大賞・もう一度食べたいグルメ部門」で、早希ちゃんが第3位に選んだのが「チリ」のケバブの料理だったはず。
今日の夕食はここで買おう。

「ヨーロッパ横断ブログ旅・1時間SP」（グルメ部門は最後の方）
https://www.youtube.com/watch?v=A8lvO3wA9lE

早希ちゃんが食べたのは「テレール」という料理だったが、そこまでは覚えていなかったので、最もオーソドックスっぽい「ドネルケバブ」を選んで、ホテルにお持ち帰りした。

ドネルケバブは4.3ユーロ。
大きさがわかりにくいが、巻き寿司1本より一回り大きいくらい。
見た目美味しそうには見えないが、ケバブと野菜がたっぷりで、見た目で想像できない美味しさ。
中身が詰まっているのでボリュームも夕食に十分。
少し残そうかと思うくらいだったが、全部食べた。

ケバブはもともとトルコ料理だが、ヨーロッパではドイツから普及し、今ではオーストリアやスイスでもポピュラーなファーストフードとして親しまれている。
ドイツのカリーヴルストも個人的にはクリーンヒットだったが、ドネルケバブはスリーベースヒットくらいかも。