インコマンさんのクチコミ(4ページ)全1,088件

　日本語に翻訳すると、イルクーツク聖イノセント教会でしょうか。ハバロフスクの三大正教会の中でも一番歴史あるものです。100年以上の歴史ある建築で、ソビエト政府に破壊された箇所もあるものの、原形を取り戻すよう近年修復されたとのことです。内部の美しさも含めて、ハバロフスクの正教会で一番かと思います。

　ハバロフスク駅の美しさにも感嘆しましたが、このウラジオストク駅も負けていません。駅舎は宮殿のように美しいものです。シベリア鉄道の始点としても知られ、観光名所となっています。駅舎内に入るには、毎回セキュリティチェックを受けなければなりません。
　プラットフォームには蒸気機関車が展示されています。

　ウラジオストクの駅の前は広場となっており、レーニン像も立っています。駅舎は宮殿のように美しいものです。シベリア鉄道の始点としても知られ、観光名所となっています。ハバロフスクの駅舎もそうですがロシアの駅舎には歴史ある見事なものが多く、ロシアが文化遺産を大切にしていることがわかります。
　僕は元々国立市民ですが、あの美しかった国立駅も撤去されてしまい、現在復元中というのは日本には珍しい英断かと思いますが、もはや駅としては機能しないとのことで。歴史ある建築を保存し使用し続けるロシアの姿勢を羨ましく思います。

　ウラジオストクのメインストリートですね。通り沿いに並ぶ建築が美しいです。サンクトペテルブルクにあるようなパステルカラーの建築がここでも見られます。水色のプリモーリエ銀行が特に印象に残りました。ソビエト時代から続くグム百貨店も通り沿いにあります。

　現地に着いてから、こんな観光地があることを知りました。駅前からタクシーで乗り付けます。タクシーの運転手は中古車の買い付けで何度も日本に行ったことのある方で、異様に日本びいき。おかげで道中も楽しかったです。
　灯台は満潮に差し掛かったところのようで、灯台への道は海に沈んでいましたが、根性で渡っている方もいました。自分は灯台まで行きたいというより撮影目的だったので、行けるところまでいって引き返しました。Tバックの水着で友人に写真を撮ってもらっている美女がいて、どうやって撮っても丸見えのお尻が一緒に写ってしまったのですが（汗）。

　スポーツ湾から近い場所にある水族館です。どうしようか迷ったのですが、入場料が安いので入りました。館内は薄暗く古臭くて、悪い夢の中で見るような雰囲気です。チョウザメが無表情に水槽の中で泳いでいます。ワニもいたりしました。
　市内からバスで一時間ほどのプリモルスキーにはここよりもずっと現代的な水族館があるようです。

　ニコライ二世凱旋門と潜水艦の間にあるとても小さな教会です。ピンク色の外観がかわいいです。あまりに小さいので中に入るのを躊躇ってしまい、外から覗いただけでしたが、正教会らしくイコン画が飾られていて、良い感じでした。この周辺は観光スポットが多いので、旅行者なら大抵訪れる場所だと思います。

　ソビエト政府によって爆破された後、2003年に再建されたロシア正教会です。ウラジオストク中心部からてくてく歩いていきました。外観は輝くたまねぎ屋根がカッコいいのですが、再建されて日が新しいので、内部はモスクワやサンクトペテルブルクにある正教会のような神秘性は感じませんでした。

　かつて戦争に使われた兵器が展示されている博物館です。水族館の向かって左側にある階段を上がっていった先にあります。入場料を払うと、そこから先は戦闘車やミサイルが無造作に陳列されています。触ることもできますが、怪我には気をつけて。男の子なら（場合によっては女の子も）とても楽しい場所です。

　小さな砂浜のある湾です。辺りにはレストランや遊園地、水族館、要塞博物館などが集まっており、人出も多い。賑やかな雰囲気です。ウラジオストクの家族連れが週末に遊びに来る場所のようで、遊興的な雰囲気が漂っています。旅行者ものんびりしたい時に是非。

　グム百貨店近くの公園に建つ凱旋門です。当時の皇太子ニコライ2世のウラジオストク訪問を記念して建てられました。ロシア革命で破壊されましたが、現在の門は2003年に復元されたものです。カラフルでかわいらしく見える外観です。
　この場所も次々に韓国人のインスタ女子が訪れ、記念写真を撮っています。

　ウラジオストクで一番の観光地でしょうか。金角湾を一望できます。高所ながらロープウェイで簡単に上がれるのですが、それを知らず、頑張って登る羽目となりました。降りる時にようやくロープウェイの存在に気づき、料金も安いので使ったわけですが。あえて歩いて登りたい人以外はこれに乗った方がずっと楽です。

　中央広場からも近く、遊覧船乗り場の前に巨大な潜水艦がどーんと置かれています。外見だけでもインパクト充分でしたが、中を見ることもできます。撃沈された艦もあったでしょうに、この中で死ぬのは嫌だなあと怖くなりました。
　前にシカゴの産業科学館でドイツのＵボートを見て、内部に入るチケットもあったのに時間がなかったのです。その時の無念を少し回復しました（笑）。

　最初に通った時はがらんと広いだけで何もない場所だなと思ったのですが。翌日通ると、市が立っていました。ガチョウの卵売りは隣に生きたガチョウ達がいて、製品を生産中でした（笑）。
　隣接した敷地に巨大な正教会を建設中です。出来上がったら、それも観光名所になりそうですね。

　スポーツ湾沿いにある小さな遊園地です。入場無料なので中を覗いていきました。ヨーロッパの移動遊園地ほどの規模で、見るべきものは何もないかなと思ったのですが。いやいや、他では見たことのない素晴らしいアトラクションがありました。パワーショベルです！ 重機は男の子の永遠の夢。自分で瓦礫を掬ったりできるようで、たくさんの男の子が夢中になったに違いありません。
　観覧車などもあります。

　ハバロフスクとウラジオストクを観光しました。活気のあるウラジオストクに対し、ハバロフスクは落ち着いた街という印象。大きな公園が多く緑豊かで、起伏も多いです。歴史ある建築の立ち並ぶムラヴィヨフ・アムールスキー通りやアムール川、３つの教会が見どころです。レストランのレベルも高く、グルメが楽しめます。

　ムラヴィヨフ アムールスキー通りの突き当りを右側に折れると、広大なアムール川を見下ろす公園となっています。ニコライ・ニコラエヴィチ・ムラヴィヨフ＝アムールスキー伯爵のブロンズ像も立っています。
　この日は風が強くアムール川は荒れていて、ちょっと怖いようでした。

　スパソプレオブラジェンスキー大聖堂の近くにある第二次大戦犠牲者慰霊碑。その中央で常に燃えている永遠の炎。大戦の犠牲者を弔う炎であり、ロシアの都市にはたいていこのような鎮魂の場所があります。花が手向けられいることも多く、ソ連が先の大戦で膨大な戦死者を出したことを思い出させます。

　フォートラベル経由でグローバルwifiを借りていきました。選択したのは３G大容量プラン（600MB）。いつでもどこでもネットが使えてありがたかったです。googleマップは知らない街を歩くのに欠かせないですし、ネットで調べ物もできる。swarmなども楽しめます。
　結果的には300MBで充分でした。ホテルやレストランの中ではそこのwifiに切り替えるなど気をつけていれば、なかなか300MBを超えることはないです。３G回線は思ったほど遅くなかったです。

　17世紀にアムール川流域を調査したロシアの探検家エロフェイ・パヴロヴィチ・ハバロフの像がハバロフスクの駅前に立っています。この街の名前の由来となった人物で、彼の功績なくしてはロシアがこれほど広大になることもなかったかもしれません。北方を向いているので、たいてい逆光になり、撮影がやや難しいかも。