神崎神社:天下の副将軍・水戸光圀公ゆかりの「なんじゃもんじゃの木」を見る。
- 4.5
- 旅行時期:2024/06(約2年前)
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by jijidarumaさん(男性)
香取・佐原 クチコミ:13件
2024年6月17日小旅行
遠目に、「神崎森(こうざきもり)」と称する深い森が小高い丘の上に見えてきた。
それで、この日は神崎神社のなんじゃもんじゃの木(大クスノキ)を見学に訪れることにした。
【神崎森(こうざきもり)】
千葉県教育委員会HPの説明を引用すると、
*県指定天然記念物
*指定日:昭和10年(1935年)8月23日
*所在地(所有者):
香取郡神崎町神崎本宿1944(神崎神社)
*概要:
神崎(こうざき)は、利根川南岸に位置する河岸の物資集積地として発達してきた町であるが、利根川の堤防から神崎の街を眺めると、そこにはうっそうと木々が茂った森がひときわ目立つ。この森が神崎森(こうざきもり)である。
北総台地から離れて独立した台地にあり、神崎神社の社叢林(鎮守の森)として大切に守られてきた。
神崎森(こうざきもり)は全体として常緑広葉樹林が優占する。スダジイやアカガシが主体となるスダジイ林が大部分を占めているが、一部タブノキ林の要素も見られる。スダジイ林の林床には、ホソバカナワラビ、リョウメンシダなどが多く、湿ったスダジイ林の特徴がよくあらわれている。
タブノキ林はやや湿った斜面部で発達しており、高木層にはタブノキが優占し、シロダモが混在する。亜高木層では、スダジイ林にと共通するヒサカキ、スダジイなどが多く、低木層でもヤツデ、アオキとともにスダジイが多くみられる。また、北向き斜面では、巨大なムクノキ、ケヤキといった落葉広葉樹が多く見られ、北総台地の特徴をよくあらわしている。
なお、「神崎森にある神崎神社社殿右側には国指定天然記念物の「神崎の大クス」が位置している」。
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この森に囲まれた神崎神社は、この地方によく聞く、天下の副将軍・水戸光圀公ゆかりの大クスノキがあるのだ。
神崎町のシンボルでもある「大クスノキ」があって、<なんじゃもんじゃの木>と云う妙な別称でも知られている。
「大クスノキ」は1926年(大正15年)10月2日に既に国指定天然記念物に指定されたもので、昔から、世に知られて存在であったようだ。
私自身は各地にある巨木を好んでみる面があるが、利根川筋の小さな町にこれほどのものがあるとは、全く知らなかった。
<神崎の大クスと植物学者の牧野富太郎>
大正時代に植物学者の牧野富太郎によって、この木が植物学的にクスノキであることが確認され、1926年に国の天然記念物として指定された。
主幹は根回りが約13m、目通幹囲8.5mだが、1907年12月に社殿を焼いた火災により一部焼失しており、現在は高さ7mのところで切断されている。
一方で、その根元からは数本の支幹が主幹を中心として南北に並んで生育しており、そのうち5本は樹高20mを超えていて、高いものでは25mに達する。
(参考:Wiki抜粋、編集・追記)
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- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2025/01/27
いいね!:6票
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